地域: 東京都
福島第一、護岸エリア地下水観測孔で過去最大のセシウム濃度を検出~東電定例会見 2015.1.5
2015年1月5日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発2-3号機間の地盤改良を行った護岸エリアにある地下水観測孔から、過去最大のセシウム濃度を検出。ウェルポイントからの地下水汲み上げが影響している可能性があるという。
【越年越冬】渋谷野宿者炊き出しグループが区役所へ怒りの獅子舞 2015.1.1
2015年1月1日、東京都渋谷区の宮下公園で、野宿者炊き出しグループが、2014年末の渋谷区役所による宮下公園の行政実施によって路上生活者が受けた仕打ちへの抗議の声を上げ、ブルーシートで作られた獅子舞が怒りの舞を披露した。
【饗宴アフター企画】「人生に意味はないが、価値はある。生きているだけで充分に幸せだ」 ~ 岩上安身によるインタビュー 第497回 ゲスト 上村静氏 後編 2014.12.22
特集 中東
「アメリカの覇権主義者たちは終末思想を望んでいるから、人類消滅は本当にあり得る話です」──。
2014年12月22日に行われた、岩上安身による、尚絅(しょうけい)学院大学准教授の上村静氏インタビューの後半。前半で、ユダヤ教やキリスト教の成り立ち、キリスト教を真似て天皇国家を仕立て上げた明治の日本、その似非宗教国家としての構造などを語った上村氏。後半では、アメリカ帝国主義と世界の富の1%を占める新自由主義者たちの根底に流れるマモン(富魔)を、ユダヤ教とキリスト教の視点から解き明かしていった。
【饗宴アフター企画】「上から目線(ヘイト)は、16世紀に渡来したキリスト教宣教師が日本に伝えた」 ~ 岩上安身によるインタビュー 第497回 ゲスト 上村静氏 前編 2014.12.22
特集 中東
「紀元1世紀頃のキリスト教は新興宗教。うさん臭かった。ゆえに善行に力を入れて、信用を求めた」──。
中東・イスラエルでの絶えない紛争、アメリカ帝国主義、格差を助長する新自由主義の実態。現在の世界が抱えるこれらの問題の根幹を、ユダヤ教とキリスト教に探るべく、岩上安身がユダヤ学と聖書学の研究者である上村静氏に話を聞いた。
【越年越冬】渋谷野宿者炊き出し行動初日 ~「のじれん」スタッフインタビュー 2014.12.29
2014年12月29日、東京都渋谷区の宮下公園新階段下にて、渋谷の野宿者支援グループ「のじれん」による越年越冬炊き出し行動が行われた。IWJでは、現場の模様や、「のじれん」のスタッフのインタビューなどを中継した。
岩上安身とWeb班からの大事なお知らせです。検索がしやすくなりました! 2015.1.2
岩上安身とWeb班からの大事なお知らせです。検索がしやすくなりました!
会員の皆様からのご要望の多い、Webのトップページの表示及び検索システムの改善は、2012年時点からの継続課題でした。
2年近くの間、我々は、この課題を放置していたわけではなく、途中、財政難から改良プロジェクトに回す資金がショートしたり、発注先のシステム開発業者が音を上げて投げ出すなど、様々な困難に直面してきました。それでも、諦めず、IWJとして粘り続けてきました。
よりよい開発業者を探し、さらにIWJ内部のスタッフも自ら開発が行えるようにプログラミングを勉強するなど努力を重ねてきました。
「世界初のフルMOX」大間原発の建設差し止め裁判で進展、市民らが第3回口頭弁論報告集会を開催 2014.12.25
※12月29日テキストを追加しました。
建設中の原発でありながら新規制基準適合性審査を申請し、年明け早々にも審査が始まる予定の「世界初フルMOX」の大間原発差し止めを求めた訴訟の第3回口頭弁論が、2014年12月25日(木)、東京地裁で行われ、同日16時から、「大間原発反対関東の会」らによる報告集会が参議院議員会館講堂で開かれた。
電源開発や国は、本題の議論に入ること自体を忌避し、「門前払い」することを望んでいた中、代議士をはじめ、多くの傍聴者も、この訴訟に関心を持っており、本題の議論に入ることが決まった。次回の裁判は3月19日(木)、東京地裁103号大法廷を予定している。
「成長という名の魔力」から自由になった経済活動とは? ――原発とエネルギーを学ぶ朝の教室で浜矩子・同志社大学大学院教授が講演 2014.12.27
「恐れるべきものを恐れる、怒るべきものを怒ることが、大切なのではないでしょうか」
「原発のない地球的経済」と題し、第54回を数える「原発とエネルギーを学ぶ朝の教室」が12月27日午前9時より、クレヨンハウス東京店地下一階レストラン「広場」にて行われた。
脱原発、自然エネルギーへのシフトを実現していくために、メディアの情報をただ受信するだけでなく、自ら主体的に学ぼうとする市民を応援することをコンセプトにしている連続講座「原発とエネルギーを学ぶ朝の教室」。今回はエコノミストで同志社大学大学院教授の浜矩子氏が講演した。会場に詰めかけた参加者たちは、浜氏の漫談調の語り口に聞き入り、時に大きな笑い声が上がる一幕も見られ、歓声のあふれる講演会となった。
政府事故調査委員会ヒアリング記録が追加公開~原子力規制庁 定例ブリーフィング 2014.12.26
2014年12月26日(金)14時30分から、原子力規制庁で米谷仁総務課長による定例ブリーフィングが行われた。12月25日に政府事故調査委員会ヒアリング記録が追加公開された。当時、原子力安全保安院の原子力発電安全審査課耐震安全審査室長のヒアリング記録が公開されている。
ブリーフィング担当が審議官から現在の総務課長に交代した際、審議官がブリーフィングを担当することを検討してほしいと記者が要望しており、その後に検討したのかどうか質問した。米谷課長は、「二ヶ月やってきたが、交代するは必要ないと思っている。交代する予定はない」と回答した。
再任の宮沢経産相が就任会見、民主党政権下での電源別発電コストの試算を再検証する考え 2014.12.24
※ 12月29日テキスト追加しました!
12月14日に行われた衆議院総選挙を受けた特別国会が24日に召集され、第97代首相に選出された安倍晋三首相は、第3次安倍内閣の組閣を行い、宮沢洋一氏が経済産業大臣に再任した。それに伴い、宮沢経産大臣は同日、経産省会見室で就任会見を行った。
宮沢大臣は、福島の復興と福島第一原発の廃炉・汚染水対策、成長戦略の実現による経済の好循環の実現、責任あるエネルギー政策の実現を、安倍総理から直接指示されたと報告した。
南相馬市の住民らが政府に訴え「解除の撤回を!」法的手段も辞さない姿勢 ~特定避難勧奨地点解除に抗議する緊急院内集会 2014.12.26
「法的手段も辞さない。ここで諦めてはいけない」――。
今月12月28日、政府は南相馬市内152世帯の避難勧奨地点を解除する。反対の声が大きい中での強行な姿勢に対し、住民らは法的な手段も辞さない構えを見せている。
解除が2日後に迫る12月26日、解除の撤回を求め、南相馬市の住民8人が上京。会場は立ち見が出るほどの人で溢れ、政府担当者との交渉では議論が白熱。解除を決定した政府の説明に、納得する者は一人もいなかった。
「辺野古移転が普天間問題を解決する唯一の手段」――中谷元・新防衛相が就任会見、次期通常国会で新安保法制の整備へ 2014.12.24
※12月26日テキストを追加しました。
「辺野古へ移転するということが、私は、普天間問題を解決する唯一の手段だと確信しています」
新たに防衛大臣に就任した自民党の中谷元衆院議員が12月24日(水)午後11時半より、防衛省会見室にて就任会見を行った。同日の第三次安倍内閣の発足に先立ち、政治とカネをめぐる問題で野党からの批判を受けていた江渡聡徳・前防衛相は、安倍晋三首相に辞意を表明していた。その後任として、集団的自衛権行使容認をめぐる与党協議に参加した一人として、元防衛庁長官である中谷氏が就任することとなった。
再稼働反対! 首相官邸前抗議 2014.12.26
12月26日(金)18時より、東京・永田町の首相官邸前と国会正門前にて、首都圏反原発連合主催による「再稼働反対! 首相官邸前抗議」が行われた。
川内原発再稼働反対! 1224九州電力東京支社前抗議 2014.12.24
12月24日(水)、東京都千代田区の有楽町電気ビルヂング正面玄関前にて、首都圏反原発連合の主催による「川内原発再稼働反対! 1224九州電力東京支社前抗議」が行われた。
ALPS処理水、タンクに溜め続けるのが「今のスタンス」~「中長期ロードマップの進捗状況」に関する会見 2014.12.25
2014年12月25日18時から、東京電力で「中長期ロードマップの進捗状況」に関する会見が開かれた。増田尚宏・福島第一廃炉推進カンパニー・プレジデントは2014年を振り返り、事故発生直後に「野戦病院のような状態」と言っていた発電所の状況が、3日先、3か月先の仕事の流れが読めるようになり、安全安心して仕事のできる作業環境が整ってきたと総括した。
第117回原電いばらき抗議アクション 2014.12.26
12月26日(金)18時より、2014年最後の「原電いばらき抗議アクション」が茨城県水戸市の日本原電茨城総合事務所前で行われた。
民主党 岡田克也・代表代行 記者会見 2014.12.25
12月25日(木)、民主党本部にて、岡田克也・代表代行が記者会見を行い、民主党代表選への出馬を表明した。
「非国民と呼ばれる覚悟を、ジャーナリストだけでなく市民も持たなければならない時代」――日隅一雄・情報流通促進基金が設立2周年シンポを開催 2014.12.8
「ジャーナリズムは、個性を持った記者同士がぶつかりあいながらやっていく、もっと人間臭いものであったはず」
「日隅一雄・情報流通促進基金」の設立2周年を記念するシンポジウム「朝日新聞バッシングと戦争への道 ―開戦記念日に考える」が12月8日(月)午後6時45分より、日比谷コンベンションホールで行われた。
今年2014年8月の従軍慰安婦報道をめぐる朝日新聞へのバッシングが記憶に新しい昨今、「戦争できる国」づくりを進める安倍政権による、自由な言論活動への悪影響が懸念されている。こうしたなか、特定秘密保護法の施行を2日後に控え、国民の知る権利を制限し続ける安倍政権に疑義を抱く弁護士、報道関係者が思いを述べた。
福島第一原発の中期的リスク低減目標マップ案を提示 ~2014年度 第47回原子力規制委員会 2014.12.24
2014年12月24日(水)10時30分から、2014年度第47回原子力規制委員会が開催された。東京電力福島第一原子力発電所の廃止措置の進展について、中期的リスク低減目標マップが示され、時間軸、優先度を考慮した課題と、進捗をわかり易く示していく方針が決定した。