高森氏は、「皇室典範をめぐる対立は、『男系か、女系か』『愛子天皇か、悠仁天皇か』ではなく、その本質は、『皇室がこれまで大事にしてこられた「国民と苦楽を共にする」という精神の継承を重んじるのか、それともそれを軽視または否定するか』という対立」だとの見方を示した。
高森氏は、「多くの国民は、無意識的にでも、その本質を直覚し、『伝統的な精神の継承』を願っている」と述べ、それが、愛子さまへの共感と期待が高まっている理由だと分析している。
高森氏は、「天皇皇后両陛下に対して、国民が敬愛の気持ちを持っているのであれば、その敬愛に値する精神を体現しておられる両陛下のお気持ちを、誰よりもまっすぐに受け継いでおられるのは、敬宮殿下(愛子さま)なので、その敬宮殿下に期待や共感が集まり、広がっていくのは、まさに世襲制が持つ必然だ」と強調し、「これを軽んじたり、否定するということは、世襲制というものが理解できていないということ」だと断じた。
ネットなどで見られる、天皇家と秋篠宮家が対立しているかのような言説について、高森氏は「秋篠宮殿下のこれまでのご言動を丁寧に拝見すれば、誤解の余地がない」と、以下のように断言した。
「秋篠宮殿下は、皇位は直系によって受け継がれるべき、とお考えで、ご自分は、傍系の宮家としての自己存在というものを大切にしたいと思っていらっしゃる。
しかも、ジェンダー平等ということを尊重されている秋篠宮殿下は、天皇のお子様である愛子さまが、女性だからといって皇位継承のラインから外れるようなルールを、無条件で受け入れるわけにはいかないとお考えになっている。
天皇家と秋篠宮家が、何か皇位を巡って対立している、というような物語は、まったくあり得ない」。
■【2】エッセンス版




































