旧宮家養子案の推進論者らは、「最低でも4人」の養子を考えていると、高森氏は以下のように解説した。
「天皇ご一家以外に、4つか5つの宮家があれば、側室がなくても確率論的には、男系男子が維持できるというような議論があって、要するにこの人達のイメージ、スケール感というのは、4あるいは5なんです。
養子が4人入ってくると、当然結婚されて、8人になる。それぞれにお子さんが生まれると、1人ずつでも12人になる。男子が生まれる確率は50%なので、2人子供が生まれるとすると、養子とその奥さんと子供が2人で4人。養子宮家が4つ並ぶと、16人。
現在の皇室の総人数は、16人なんです。ですから、現在の皇室の方々と同じぐらいの養子の宮家ができるような、そういうスケール感で、このプランというのは、実は提案されたものなんです」。
高森氏は、「1月2日の皇居一般参賀で、長和殿のベランダに皇室の方々が並ぶ中に、養子の方もずらっと並んで、向こうで手を振っている」「内親王・女王が結婚しても、その夫やお子さんは国民なので、こちら側(屋外)で国旗を振っている」という「逆転現象」になりうることを指摘し、「それで、皇室の今の一体感というものが、果たして保てるのか?」と訴えた。
続いて高森氏は、旧11宮家のうち、現在、養子となる可能性がある、賀陽(かや)家、久邇(くに)家、東久邇(ひがしくに)家、竹田家のそれぞれについて、考えられる問題点を指摘した。
さらに、養子を迎える側の皇族についても、常陸宮家、三笠宮寬仁親王妃家、三笠宮家、高円宮家のそれぞれについて、養親となる可能性について、詳しく検証した。
その上で高森氏は、「天皇陛下、上皇陛下、秋篠宮殿下も、養子案には否定的」だという根拠を示し、「令和の皇室のメインストリームが養子縁組に対して否定的であれば、皇族の方々が、養親として、『じゃあ私が受け入れましょう』というのは、かなり難しいはず」だと指摘した。
■【4】エッセンス版




































