【第688号】岩上安身のIWJ特報!米CDC元所長が上院で証言「新型コロナワクチンはビッグミステークだった」! 全身の細胞が取り込んだナノ粒子の毒性で急増した癌! 跳ね上がった死亡率!! 後遺症の症状に、岩上安身もあてはまる! 福島雅典氏 岩上安身によるインタビュー第1185回ゲスト 京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事 福島雅典氏、外務省元国際情報局長 孫崎享氏 2025.7.1

記事公開日:2025.7.1 テキスト独自
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(文・IWJ編集部)

 2021年6月から全額公費負担で始まった新型コロナウイルスのワクチン接種は、2023年5月、新型コロナ感染症が感染症法上の「2類」から「5類」に変更され、行動制限なども行われなくなったことから、2024年3月末にいったん終了した。

 しかし、「パンデミックによる緊急事態」を理由に、安全性について十分な確認のないまま、拙速に進められた新型コロナワクチン接種により、後遺症と見られる多種多様な健康被害が報告されている。ワクチン接種が原因とされる死亡者は、厚生労働省が把握しているだけで2000人以上にのぼる。

 京都大学名誉教授でワクチン問題研究会代表理事の福島雅典氏は、世界的に知られる医学事典『MSDマニュアル』日本版総監修を行うなど、薬剤疫学の専門家である。その福島氏は、新型コロナウイルスワクチンは「ワクチン」ではなく「mRNA脂質ナノ粒子製剤」だと指摘し、危険性や被害者救済を訴えて続けている。

 2025年2月26日、スペシャル対談企画として、「岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事 福島雅典氏、外務省元国際情報局長 孫崎享氏インタビュー」が実現した。

▲福島雅典氏(2025年2月26日、IWJ撮影)https://bit.ly/3FuLcHx

 冒頭で孫崎氏は、「コロナの問題を話すということは、今の日本の社会のおかしさを指摘すること」だとし、福島氏の話は非常に重要な内容なので、自分もできるだけ聞きたいと述べた。

 インタビューの前半は、新型コロナワクチン問題について、福島氏が最新情報を交えて解説し、その後、孫崎氏や岩上安身の質問に答えていただいた。

 福島氏は、2018年から2021年まで米国CDC(疾病予防管理センター)の所長としてmRNAワクチンの普及に努めたロバート・レッドフィールド氏が、2024年7月の米上院委員会の公聴会で、「あのワクチンはビッグミステークであった」と証言したことを紹介し、次のように語った。

 「一番重要な情報は、ワクチンを打つと、それが全身に、あっという間に回るということ。

 『全身に回る』というデータが、どこから出てきたかというと、我が日本が、(mRNAワクチンメーカーの)ファイザーに要求して出てきたんですよ。そのデータは論文にも出ているし、アメリカの議員が、元CDCのレッドフィールドに聞いているところにも証言として出てくる」。

※Mandating COVID Shots ‘One of the Greatest Mistakes,’ Former CDC Chief Says(The Defender Children’s Health Defense News & Views、2024年7月12日)https://bit.ly/3SYsriG

 福島氏は、日本政府がコロナ禍で、mRNAワクチンを特例承認したことについて、政治家が勝手にやったのではなく、ワクチンをどう審査するかという法律のガイドラインがあり、それにもとづいて審査、承認されて世に出ていると前置きした上で、「このガイドラインに瑕疵があるんじゃないか。この法律が、このワクチンを素通りさせたというところに、根本的な欠陥がある」と指摘した。

 従来のワクチンはタンパク質なので、打った体の部位から他のところへは行かなかったが、mRNAワクチンはナノ粒子なので、打った途端に血流に乗って頭の先から足のつま先まで、身体中に届くという。「そこらじゅうの細胞に取り込まれ、そこで抗原を作り出す」と福島氏は説明した。

 この抗原スパイクタンパクは極めて毒性が強く、血小板凝集済により血栓を形成すること、血液脳関門を通過して、神経特性を発現すること、様々な免疫異常を誘発すること、自然免疫系の抑制や過剰な炎症反応を起こすこと等、事前にわかっていたのに、行政は特例承認に「突っ走った」のだという。

 その理由について、福島氏は次のように語る。

 「mRNAワクチンの審査は、法律のガイドラインに沿って、ワクチンの審査としてやるわけです。ワクチンのガイドラインでは、これが体のどの組織に有効か、という審査は要求されていない。遺伝子への毒性の審査も要求されていない。普通の薬の承認審査では要求されることが、何も要求されていない。

 (政府は)mRNAワクチンを『ワクチン』として使いたいから、『ワクチン』という言葉を使っているけれど、正しくは『mRNA脂質ナノ粒子製剤』。これは遺伝子製剤なんですよ。『ワクチン』として、これを議論しちゃだめなんです」。

 さらに福島氏は、世界でトップだった日本の平均寿命が、2021年に急に下がったこと、脳卒中や、白血病、卵巣ガンなどの死亡率にも同じ傾向がみられることなどを説明し、「ワクチンの接種3回目以降になって、死亡率が高くなっている」と指摘。その理由として、「このワクチンが卵巣に行くから、骨髄に行くから、リンパ節に行くからですよ。だから、こういうガンが増えるんだ」と解説した。

 その上で、国が旗を振って進めたワクチン接種事業について、「利益がリスクを上回る、というデタラメを、国民に言って、だました。誰のリスクなの? 誰の利益なの? ワクチンにどんな利益があったのか実証してよ。どんなデータがあるのか。何もありゃせん」と語気を強めた。

※【第627号-第629号】 岩上安身のIWJ特報!「ワクチン」と称するmRNA脂質ナノ粒子製剤接種による死亡・健康被害の実態!!その根底にあるものと対策、民主主義・科学と医学の危機など「5つの危機」岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビュー(その1) 2024.2.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521337

※新型コロナウイルスが上陸し、医療崩壊が叫ばれた2020年に我が国の平均寿命は、過去最高を記録し、ワクチン接種がほとんどの国民に行き渡った2021年には逆に平均寿命は短縮に転じた!!~1.16 mRNA 脂質ナノ粒子製剤をはじめとした遺伝子製剤全般の研究開発からワクチン承認審査等にかかる法制度上の欠陥の是正を求める記者会見 2025.1.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526228

※今こそ「リスクよりも便益が勝る」と進められたメッセンジャーRNAワクチン接種の検証を! レプリコンワクチン・パンデミック条約の危険性とは?【新型コロナウイルスとmRNAワクチン編】 2023.12.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520618

※リスクよりも利益が勝る』と厚労省はずっと言ってきた。じゃあ、その『利益』とは何なのか」レプリコンワクチンの接種が迫る中、私たち日本人がなすべきことは?~9.7「一般社団法人ワクチン問題研究会」設立に関する記者会見 ―内容:会の設立とその経緯 2023.9.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518359

記事目次

新型コロナワクチンをめぐる自主的な「検閲」が存在した! 被害を心配する人に「反ワク」とレッテルを貼る行為こそ、反科学的だ!

岩上安身(以下、岩上)「皆さん、こんばんは。ジャーナリストの岩上安身です。本日は、大変豪華なゲストをお二人お招きして、スペシャル対談企画として、お届けさせていただきたいと思います。

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 分野の近いゲストの方々と対談をしていただくというのは、これまでにもあったんですけど、まったくの分野違い。しかし、溢れ出る知性が、他の分野にも関心を持たざるを得ないと言いますかね、そういう旺盛な知性と、それからエネルギーを持った、お二方の邂逅であるということで、私が仲立ちできるのは大変光栄に思っております。

 ということで、まず、孫崎先生、皆さん、よくご存じの通り、元外務省の国際情報局長の孫崎享先生です。よろしくお願いいたします」

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