「ウクライナ戦争ではドイツとロシアを分断し、台湾有事では日本・中国、台湾と中国を対立させることで、兄弟殺しの状況をつくっていこうとしています!」~9.29 日中国交正常化50年 とめよう「台湾有事」!自主外交を求める緊急集会 2022.9.29

記事公開日:2022.10.6取材地: テキスト動画
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(取材、文・前田啓)

 2022年9月29日(木)午後6時30分から、東京都千代田区の教育会館にて、日中国交正常化50年 とめよう「台湾有事」!自主外交を求める緊急集会実行委員会が主催する、「日中国交正常化50年 とめよう『台湾有事』!自主外交を求める緊急集会」が開かれた。

 元内閣総理大臣の鳩山由紀夫氏は、集会冒頭のビデオメッセージで、「トゥキディデスの罠でございます。急速に台頭する新興大国に対し、既存の支配的な大国が焦りを感じ、その地位を守るために現状維持を望み、その立場を巡って摩擦が起き、互いに望まない直接的な抗争に発展する様子を指し、歴史的にもそのような事実が多々あります。今、アメリカと中国との間が、まさにそんな状況であります」と述べた。

 青山学院大学名誉教授の羽場久美子氏は、「兄弟殺しの状況」に警鐘を鳴らし、沖縄を中心として平和のための会議を推進するという、未来への提言を語った。

 「(米国は)ウクライナ戦争ではドイツとロシアを分断し、台湾有事では日本・中国、台湾と中国を対立させることで、兄弟殺しの状況をつくっていこうとしています。(中略)

 沖縄という、歴史的に中国や韓国や台湾や、あるいは今、アメリカとの関係を独自につくっていくことができるような場を中心にしながら、沖縄を基地の島ではなく、平和と安全保障の島にしていく。(中略)

 ヨーロッパでは、CSCEという欧州安全保障協力会議(Conference on Security and Co-operation in Europe)が、1975年、冷戦の真っただ中のときに、東と西の全加盟国を集めた形で、平和のための会議が開かれました。

 それは欧州で核戦争をしてはいけないという非常に緊迫した状況の中で、ロシアも東欧もバチカンまで参加しながら、開かれた会議です。それが延々と続き、冷戦終焉後は組織になりました」

 その他にも、沖縄の風・高良鉄美参議院議員、鈴木宣弘東京大学大学院教授、国際交流NGOピースボートの畠山澄子氏、Fridays for Future Shigaの高須海地氏、全日本建設運輸連帯労組近畿地方関西生コン支部副委員長の坂田冬樹氏、村山談話を継承し発展させる会理事長の藤田高景氏、河内ひとみ荒川区議会議員、社会民主党全国連合組織団体事務局次長の内海洋一氏、日本労働党中央委員会総政治部責任者の大嶋和広氏らが、壇上から訴えた。

■全編動画

  • 日時 2022年9月29日(木)18:30〜
  • 場所 喜山倶楽部(日本教育会館9F)(東京都千代田区)
  • 主催 日中国交正常化50年 とめよう「台湾有事」!自主外交を求める緊急集会実行委員会(詳細

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