2022年初頭、ロシア軍がウクライナ侵攻!? ロシアと米・NATO間で緊張高まる! バイデンvsプーチン会談も平行線! 東の「台湾有事」、西の「ウクライナ有事」、いずれも第3次世界大戦直結の可能性! 2022.1.10

記事公開日:2022.1.10 テキスト
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(文・尾内達也 文責・岩上安身)

 ロシア軍がウクライナ国境周辺に17万5000人を集結させ、2022年初めに大規模な軍事行動を計画と、2021年12月3日『ワシントンポスト』紙が報じた。

 繰り返し行われた米ロ首脳の交渉も平行線のまま、2022年1月6日現在、緊張は高まったままだ。

 プーチン大統領は、ロシアの安全保障の「レッドライン」として、「ウクライナのNATO加盟」「ウクライナへの欧米による(対ロシア用の)攻撃兵器配備」「東欧への米核兵器の配備」をいずれも取りやめることを要求しているが、逆に米国はそれらの国への軍事支援強化を示唆した。

 さらに米国は、欧州のロシア産天然ガス依存を妨害するため、パイプライン「ノルドストリーム2」の稼働中止をドイツに求めたり、ロシアのサイバー攻撃に備えて専門家チームをウクライナに派遣するなど、緊張緩和とまるで逆の、緊張を高める動きを加速させている。

 平行線のまま、「ウクライナ有事」の危険が高まれば、東の「台湾有事」とあわせて、中露vs米欧日の戦争勃発の可能性は否定できず、それは第3次世界大戦という悪夢が現実になることを意味する。

 詳しくは、記事本文を御覧いただきたい。

▲参考:ロシア軍の歩兵戦闘車BMP-2(2008年南オセチア紛争時)(Wikipedia)

記事目次

  • ウクライナ国境周辺にロシア軍17万5000人集結! 2022年初めに大規模な軍事行動!? バイデンとプーチンの話し合いは平行線のまま!
  • プーチンの要求は「ウクライナのNATO加盟停止」や「欧米のウクライナや東欧への兵器配備中止」だが、逆に米国は軍事支援強化を示唆!
  • 米国はパイプライン「ノルドストリーム2」によるドイツ・欧州のロシア産天然ガスへの依存を妨害!
  • 米英がロシアのサイバー攻撃に備え、専門家チームをウクライナ派遣! 「ウクライナ有事」と「台湾有事」で第3次世界大戦の危険!

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