テレビ朝日が2022年3月27日、「 #アゾフ連隊 」司令官と名乗る男性のインタビューで、#アゾフ連隊はネオナチでないという誤った内容の放送を流した。この司令官は #アゾフはネオナチではない、祖国を守っていると主張。テレ朝はこの主張にそのまま乗り、アゾフ連隊は愛国心あふれる闘士で、ネオナチではないと印象づける報道をした。
しかし司令官は、胸に堂々と、ナチス親衛隊の紋章「ヴォルフスアンゲル」を使用したアゾフ連隊の隊章をつけていたのである。
岩上安身は、「とうとうテレ朝は、ウクライナのネオナチをロンダリングして、祖国を守る英雄に仕立てあげる番組を流してしまった」「昔はネオナチだったが今は極右だがネオナチではないと。では、この司令官の胸のマークは何だ?」と、厳しい批判ツイートを連投した。
さらに岩上安身は「公安調査庁の公開資料くらいチェックしてから番組をオンエアしろ」と指摘。アゾフ連隊(大隊)がネオナチであることは、日本の公安調査庁がウェブサイトで明記していたのである。しかし、後日、公安調査庁はその記述を削除した。
岩上安身は、アゾフ連隊が「同じウクライナ国民であるはずの、非武装のロシア語話者を無差別に暴行し、虐殺してきた」と指摘。テレ朝の番組コメント欄がアゾフ絶賛の嵐となったことに、「大衆を、嘘で固めた番組で洗脳してテレ朝は恥ずかしくないのか」と強く批判した。
また、岩上安身に寄せられた情報には、日本の大手報道機関から「アゾフの美人で子持ちの女性活動家を、もし市民を虐殺していても伏せて、被害者として描きたい」との相談があったとのツイートがある。相談された方は「日本は狂ったか」と切り捨てた。
これに対して岩上安身は「今、全ての大手テレビ局、全ての大新聞が、米政府の意向に沿ったラインでプロパガンダを垂れ流しています」と指摘。「すでにして我々日本人は動員されつつある」と断じたのである。
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