2021年3月22日、東京都千代田区の東京電力臨時会見場で、東京電力による定例の記者会見が行われた。
会見でIWJは、「米中の高官会談で、両国の対立が危機的な段階にまで近づいている一方で、日米豪印は中国包囲網を形成し、年内には尖閣(諸島)中心に、日米で対中国を意識した陸海空の大演習を行う状況では、対中国との武力紛争がないとは言えない。その争いに日本が巻き込まれる可能性も否定できない状況になってきた」と指摘した。
その上で「戦争は全力で避けるべきものですが、相手のいることですから、テロを含めて、武力衝突の可能性は否定できません。万に一つでもそんな危険性があるならば、即刻、致命的な急所となる原発は撤去すべきだと思う」と質問した。
これに対して東京電力の広報担当は「文字起こしをしながら回答はどんなことができるのか考えてみたい」と述べ、回答を回避した。