日刊IWJガイド・非会員版「欧州と中国が急接近! 欧州と米国に亀裂! 中仏声明『一つの中国の遵守』『ウクライナの平和を回復』に、米国は『停戦はありえない』と反発!」2023.4.9号~No.3860号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~日本の主要メディアが伝えない! 急速に進む欧州と中国の接近! 欧州と米国の亀裂! 中国とフランスが共同声明!「一つの中国の遵守」「国連を世界の中核とする多国間国際システム」「ウクライナの平和を回復」などが盛り込まれ、国交樹立60周年を記念して幅広い両国の関係強化を明記! ブリンケン国務長官は「ロシア・ウクライナ間の停戦交渉の可能性はない」と反発、中露、中欧が関係を強化し、ウクライナ紛争の持続に固執する米国が孤立へ!? バフムートではロシア軍が前進、制圧間近か?

■IWJは創業以来、最大の経済的危機に直面しています! 3月の最終日までのご寄付額が確定しました! 3月のご寄付件数は132件、175万5400円でした! 月間目標額390万円の45%に相当します! 毎月、累積赤字が増え続けている状況ですが、4月こそは少なくとも月間目標額390万円を達成できますよう、また累積の不足分を少しでも減らせますよう、緊急のご支援・ご寄付・カンパのほど、どうぞよろしくお願いします!

■【中継番組表】

■<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その48)>第三部 権力のはらわた「第九章 ロシアは独裁者を待っている―― 一九九二年三月 ――」(part3)

■背後に「暴力団」が関与し、凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」が後押し! ルフィ事件と、高齢者に「集団自決」を求めた成田悠輔氏の発言は同根の大問題! ~3月発行の「岩上安身のIWJ特報!」は、3月7日収録の「岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! ぜひ「まぐまぐ」からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員に登録を!!

■IWJ書店新刊入荷! ジャーナリスト田崎基氏の直筆サイン入り!!『ルポ 特殊詐欺』を10冊限定で、IWJ書店から販売いたします!

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■<今週の新記事振り返り>

■<今週の日刊IWJガイド振り返り>
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■はじめに~日本の主要メディアが伝えない! 急速に進む欧州と中国の接近! 欧州と米国の亀裂! 中国とフランスが共同声明!「一つの中国の遵守」「国連を世界の中核とする多国間国際システム」「ウクライナの平和を回復」などが盛り込まれ、国交樹立60周年を記念して幅広い両国の関係強化を明記! ブリンケン国務長官は「ロシア・ウクライナ間の停戦交渉の可能性はない」と反発、中露、中欧が関係を強化し、ウクライナ紛争の持続に固執する米国が孤立へ!? バフムートではロシア軍が前進、制圧間近か?

 おはようございます。IWJ編集部です。

 フランスのマクロン大統領が2023年4月5日から7日まで、中国を公式訪問し、6日、中国の習近平国家主席との会談が行われました。中国外交部は7日「中華人民共和国とフランス共和国の共同声明(全文)」を公開しました。

 共同声明の冒頭には「フランスと中国の両国の国交樹立60周年にあたって、両首脳は中仏関係の強固な基盤と両国人民の友情を再確認し、両国関係について深い意見交換を行った」とあります。

 共同声明は全5節、51項目にわたるものです。

 第1節「1.政治対話の強化と政治的相互信頼の促進」、項目6には「6.フランスは、一つの中国政策の遵守を重ねて堅持する」とあります。

 第2節「2.世界の安全と安定を共同で促進する」、項目7には、「国連を世界の中核とする多国間国際システムを強化」することが盛り込まれました。

 「7.中国とフランスは国連安全保障理事会の常任理事国として、国際の安全と安定に対する挑戦と脅威に対し、国際法に基づいて建設的な解決策を模索することを約束し、国連を世界の中核とする多国間国際システムを強化する」

 同節項目8、9に「核戦争の防止と軍拡競争の回避に関する共同声明」への支持がうたわれ、「核軍縮、核不拡散、核エネルギーの平和的利用という核兵器不拡散条約の3つの柱をバランスのとれた方法で促進」することが約束されています。

 同節項目10に「双方は、国際法と国連憲章の目的と原則に基づいて、ウクライナの平和を回復するためのあらゆる努力を支持する」とあります。

 第3節「3.経済交流の促進」、第4節「4.人的・文化交流の再開」は両国の協力関係の深化が具体的な項目にわたって明記されています。

 第5節「5.グローバルな課題への対処」では、食糧危機、エネルギー問題、気候変動、発展途上国の脆弱性など幅広い課題について、両国が協力して取り組むことが明記されています。

※(中華人民共和国とフランス共和国の共同声明)(中国外交部、2023年4月7日)
https://www.fmprc.gov.cn/zyxw/202304/t20230407_11056239.shtml

 『環球時報』は、6日の習近平主席、マクロン大統領、フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長による3者会談に続く、7日、マクロン大統領と習主席が、最終日に広州で友好的でリラックスした非公式会談を行ったと報じました。フォン・デア・ライエン委員長は6日の会談後、帰国しています。

 『環球時報』は、「一連の驚くべき成果が達成された」とし、「特筆すべきは、中国、フランス、ヨーロッパがウクライナ問題で多くのコンセンサスに達しており、中国とヨーロッパが全面的なパートナーになり得ることを示している」と総括しています。

※ここから先は【会員版中略】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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 ウクライナ紛争の「停戦」を求める声は、世界中で高まってきています。停戦は、とにかくまず銃を置き、交渉の席に着くことを意味します。停戦時の前線の位置は、暫定的とはいえ、カービー氏が言うように「領土の確定」につながる可能性があります。米国がウクライナに反撃させて、前線の位置を押し戻したいと考えるのは理解できますが、米国が戦闘の継続に固執すればするほど、米国は「同盟国」の支持を失う可能性もあります。

 中露に加えて、中欧の結びつきが強まれば、すでに中国との関係を深めている中東や南米、ロシアとソ連時代からの強い結びつきがあり中国との経済関係も強いアフリカ、「脱ドル」を表明したASEAN諸国など、むしろ、米国が(そして日本が?)孤立していく可能性すらあります。

 4月5日に衆院第一議員会館 第2会議室で、「広島G7サミットに集まる各国首脳へ向けて『今こそ停戦を』」と訴える、伊勢崎賢治氏(元アフガン武装解除日本政府特別代表)、田原総一朗氏(ジャーナリスト)、和田春樹(東京大学名誉教授)、羽場久美子(青山学院大学名誉教授)、岡本厚氏(前岩波書店社長)らによる記者会見を、IWJも取材しました。

 記者会見では、伊勢崎氏が「停戦」の具体的な展開(緩衝地帯の設置)と国連軍の配備の可能性、羽場久美子教授からは、当事国ではないアジア諸国が平和維持軍を出してはどうかという提案などが出され、大変興味深い内容となっています。こちらもぜひ御覧ください。

※4月5日14時から広島G7サミットに集まる各国首脳へ向けて。「今こそ停戦を」記者会見。ぜひご取材ください。(株式会社サステナ)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000021001.html

※230405 広島G7サミットに集まる各国首脳へ向けて「今こそ停戦を」記者会見 ―登壇:伊勢崎賢治氏(元アフガン武装解除日本政府特別代表)、岡本厚氏(前岩波書店社長)(Movie IWJ、2023年4月5日)
https://www.youtube.com/watch?v=V75oDexMfQE&t=870s

※「羽場久美子」関連のIWJコンテンツは以下です。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%be%bd%e5%a0%b4%e4%b9%85%e7%be%8e%e5%ad%90

※「伊勢崎賢治」関連のIWJコンテンツは以下です。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e4%bc%8a%e5%8b%a2%e5%b4%8e%e8%b3%a2%e6%b2%bb

■IWJは創業以来、最大の経済的危機に直面しています! 3月の最終日までのご寄付額が確定しました! 3月のご寄付件数は132件、175万5400円でした! 月間目標額390万円の45%に相当します! 毎月、累積赤字が増え続けている状況ですが、4月こそは少なくとも月間目標額390万円を達成できますよう、また累積の不足分を少しでも減らせますよう、緊急のご支援・ご寄付・カンパのほど、どうぞよろしくお願いします!

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 3月の最終日までのご寄付額が、確定しました!

 3月のご寄付件数は132件、175万5400円でした。月間目標額390万円の45%に相当します。

 厳しい経済状況の中、ご寄付をお寄せくださった皆さま、誠にありがとうございました! しかし、3月は月間目標額の65%、214万4600円が不足となりました。

 ぜひ、皆さま、今月4月こそは、まずは月間目標額を達成できますよう、どうぞ緊急のご支援をお願いいたします!

 4月は、1日から6日までの6日間でいただいたご寄付は、20件、84万4000円です。これは月間目標額の22%にあたります。

 累積の不足額を少しでも削れるように、引き続き、どうぞご支援をお願いします!

 IWJの内部留保も底を尽き、キャッシュフローが不足したため、私、岩上安身が、個人的な私財から、IWJにつなぎ融資をいたしました。

 私がこれまでにIWJに貸し付けて、まだ未返済の残高は約600万円。これにつなぎ融資1000万円と合計すると、IWJへの私の貸し付け残高は約1600万円にのぼります。

 私の貯えなどたかがしれていますから、この先も同様の危機が続けば、私個人の貯えが尽きた時、その時点でIWJは倒れてしまいます。

 皆さまにおかれましても、コロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価上昇に悩まされていることとお察しいたします。

 しかし、ご寄付が急減してしまうと、たちまちIWJは活動していけなくなってしまいます。IWJの運営は会員の方々の会費(最近の流行語ではサブスク)とご寄付・カンパ(最近の用語でいえばドネーション)の両輪によって成り立っていますが、それが成り立たなくなってしまいます。

 2023年、「新たな戦争前夜」を迎えて、私、岩上安身とIWJは、少しでも正確な情報を皆さまにお届けできるように、その結果として、日本が戦争突入という悲劇に見舞われないように、無謀な戦争を断固阻止するために全力で頑張ってゆきたいと思います。

 先月、2月における、最も特筆すべきエポックメイキングな出来事は、ピューリッツァー賞を受賞した経歴をもつ、米国屈指の独立調査報道ジャーナリストであるシーモア・ハーシュ氏が、米国が、ノルウェーと協力し、ドイツとロシアを直接つなぐ天然ガスパイプライン・ノルドストリームを爆破したという驚愕のスクープを出したことでしょう。日本の新聞・テレビなどのメインストリーム・メディアは、一切このスクープを報じませんでした。

 IWJは、全文の仮訳を進め、全4回を号外でお送りしました。

※【IWJ号外】ドイツとロシアを結ぶ天然ガスパイプライン・ノルドストリームを爆破したのは、米国だった! ピューリッツァー賞を受賞した米国の最も著名な独立調査報道ジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏が大スクープ!(その1~4)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e3%82%b7%e3%83%bc%e3%83%a2%e3%82%a2%e3%83%bb%e3%83%8f%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a5

 私は、ロシア軍がウクライナに侵攻して1年となる2月24日の岸田総理会見で、ハーシュ氏のスクープについて岸田総理に直接、質問しました。

 私が「日本政府は、このノルドストリーム爆破疑惑について、独自に検証や調査を行なっているのでしょうか?」と質問したのに対し、岸田総理は、「米政府は完全なるフィクションであるという評価をしております」「ノルウェー外務省もナンセンスと言っています」「多くの国においてこうした記事に関しては、否定的な評価がされている」とはぐらかし、日本政府・日本国総理としての独自の判断を示しませんでした。

※【IWJ代表:岩上安身質問】ノルドストリーム爆破疑惑について、日本は独自に検証や調査を行なっているのか?岸田内閣総理大臣記者会見-令和5年2月24日(Movie IWJ)
https://www.youtube.com/watch?v=9uUrTxr_Mss

※はじめに~岩上安身が岸田総理に対して会見で質問!~(日刊IWJガイド、2023年2月25日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51926#idx-1
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230225#idx-1

 このウクライナ紛争は、米国主導の戦争です。

 ハーシュ氏のスクープが事実であれば、米国は、同盟国のドイツも多額の出資をしたノルドストリーム・パイプラインを爆破し、ドイツとロシアの仲を引き裂き、ウクライナを戦場にして、欧州とロシアの友好的な関係を完全に破壊し、欧州に天然ガスと石油を高値で売りつけて市場を奪い取ったということになります。

 つまり、米国は「敵国」のロシアだけでなく、米国の重要な同盟国であるはずのドイツにも大損害を与えた疑いがあるのです。これが真実であるならば、同盟国への重大な背信であり、裏切りです。

 IWJでは、独自のIWJ検証レポートで、ノルドストリームの建設を米国政府・議会が何度も妨害してきた経緯から、完成したもののウクライナ紛争の勃発と制裁によって使用できなくなり、さらに爆破に至るまで、断続的に連載してお伝えしています。

 この経緯を知ると、ウクライナ紛争以前から、米国はノルドストリームの完成と開通を何としても阻みたいと思っていたという事実が明らかになります。

 岸田文雄総理は、1月早々に昨年末閣議決定した「改定版安保3文書」を携えて訪米、バイデン大統領と会談し、日本の軍拡をバイデン大統領から賞賛されて鼻高々でした。

 国会での議論と承認がなされなくても、「安保3文書」を閣議決定し、米国からの承認があれば軍拡のアクセルを踏んでしまう岸田政権は、日本の主権を米国に丸投げしたも同然です。米国を守るために日本が代わりに犠牲となり、日本は米中の「代理戦争」の戦場とされてしまいます。

 上記の24日の岸田総理会見で、私は、「米国は誠実な同盟国なのかどうか、疑いの出ている中、日本の安全保障を米国に丸ごと委ねていていいのか」、「有事の際の自衛隊の指揮権まで米国に渡してしまっていいのか」と問いました。

 岸田総理は「自衛隊及び米軍は、各々独自の独立した指揮系統に従って行動をする、これはいうまでもないこと」などと、自衛隊の指揮権はあたかも米軍から独立して存在しているかのように述べました。

 しかし、この総理の発言は、事実と異なります。従来の幕僚長を事実上廃止し、新たに米軍との「統合司令部」を設置する「安保3文書」の改定は、自衛隊を米軍の司令下におく「2軍」にしてしまうものです。

 自衛隊が米軍と司令部を統合してしまい、自身で状況判断するための目と耳(情報衛星他)をもたず、独自に判断する頭(内閣に直結し、米国から独立した司令部)をもたない、そんな日本が、安全保障において、米軍から独立した主権をもつ、といくら岸田総理が口先だけで言っても、自衛隊のおかれたリアルな現実を国民に説明していることにはなりません。

 3月28日、「安保3文書」の改定を踏まえ、防衛費を大幅増額した2023年度予算案は、政府案どおり成立しました。

※令和5年度予算(財務省)
https://www.mof.go.jp/policy/budget/budger_workflow/budget/fy2023/fy2023.html

 日本は、このまま米国追従を続け、米国の単独一極覇権を支えるために、日本自らは世界最悪の財政危機に直面しているというのに、米国の要請に従って、軍拡という重い財政支出を重ねてゆくのはあまりに愚かではないでしょうか!?

 そもそも日本が依存している米国は、誠実な、信頼に値する同盟国といえるのでしょうか!?

 日本は、米国への依存から脱却をはかり、独立した主権国家として立つべきです。同時に、エネルギーと食料の自給ができず、資源をもつ他の国々からの海上輸送に頼らなければならない「島国」であるという「宿命」を決して忘れず、国外にそもそも「敵」を作らない、多極的な外交姿勢をめざすべきではないでしょうか?

 皆さまにはぜひ、マスメディアが真実を伝えない、こうした問題について、IWJが追及を続けてゆくために、どうか、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

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支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

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 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

 岩上安身


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◆中継番組表◆

**2023.4.9 Sun.**

調整中

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◆中継番組表◆

**2023.4.10 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】15:00~「岩上安身による 元外務省国際情報局長 孫崎享氏インタビュー」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 岩上安身による孫崎享氏インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた田崎基氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/magosakiukeru

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■<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その48)>第三部 権力のはらわた「第九章 ロシアは独裁者を待っている―― 一九九二年三月 ――」(part3)

 岩上安身は、1989年から1994年まで、29歳から35歳まで、足かけ6年かけて、崩壊前夜のソ連から、ソ連崩壊後の「民主ロシア」誕生の裏面まで、現地で取材しました。

 現地取材をまとめた著書『あらかじめ裏切られた革命』(1996年、講談社、講談社ノンフィクション賞受賞作)は、当時のソ連・ロシアの実態を記録した貴重な資料ですが、残念ながら絶版となっており、入手困難な状況となっております。

 ウクライナ紛争の長期化、そして西欧諸国が世界を支配してきた構造、米国による一極支配構造に揺らぎが見え始めた今こそ、改めて1991年のソ連崩壊前後に戻って、歴史を振り返る必要があると思われます。日刊IWJガイドで、『あらかじめ裏切られた革命』の復刻連載を進めていきます。ぜひお読みください。

 下記URLから、初回の復刻連載(その1)をお読みいただけます。

※<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その1)>序文「ゴーリキーパークの世界精神」(日刊IWJガイド、2022年11月20日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51557#idx-4
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20221120#idx-4

 直近の復刻連載は、下記URLからお読みいただけます。

※<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その46)>第三部 権力のはらわた「第九章 ロシアは独裁者を待っている―― 一九九二年三月 ――」(part1)(日刊IWJガイド、2023年4月7日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52098#idx-7
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230407#idx-7

※<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その47)>第三部 権力のはらわた「第九章 ロシアは独裁者を待っている―― 一九九二年三月 ――」(日刊IWJガイド、2023年4月8日)(part2)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52102#idx-7
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230408#idx-7

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*連載第47回「◆ヤコブレフ――素人の革命が始まる」の後半となります。
 「ペレストロイカの設計者兼プロデューサー」と呼ばれたゴルバチョフの片腕、アレクサンドル・ニコラエヴィチ・ヤコブレフ氏に岩上安身がインタビューをした時のレポートです。
 ヤコブレフ氏は、「連邦権力を強引に解体し、CISを発足させた意義」について「各共和国が独自の道を歩む時代になった」と述べました。
 また、「ショック療法」とも言われた経済改革(自由化)について、「方向性は基本的に正しい」と弁明しつつ、「手段や方法」は必ずしも正しくはなかったこと、「国民の生活レベルはおそろしく下がって」しまったことを率直に認めました。
 汚職の瀰漫(びまん)が「民主主義そのものへの不信を招いている」という岩上の指摘に対し、ヤコブレフ氏は「あなたの言われるとおり」と認めました。
 そして、反体制派による、政権を脅かすようなスローガンは「憲法違反であり、許される言論の自由の枠外にある」と憤り、そのような事例として、保守派の発行している新聞『ジェーニ』の反ユダヤ主義的スローガンをあげました。さらに、とヤコブレフ氏は続けて「もうひとつの例」をあげるところから、以下で続きをお読みください。

―――――――

(ヤコブレフ)「もうひとつの例をあげましょう。先日、タタールスタン共和国の新聞に、同共和国の最高会議代議員の書いた記事が載りました。それによれば、ロシアはタタール人にヴォルガ河沿いの土地を全部返すべきだ。そこは昔、タタール人のものだったのだから、というのです。そしてもしロシアが土地を返さない場合、タタール人は武器を手にとって立ち上がり、力ずくで奪還するべきだ、とアジテーションしているのです。

 どうでしょう。法律によればこのような暴力挑発のプロパガンダが行なわれた場合、裁判にかけることもできるのですよ。しかし、政府は何のリアクションもおこさない。何の対抗策もとろうとしない。なぜでしょうか?」

――民族主義的な挑発が野放しにされているのは、不自然だとおっしゃりたいのですか。つまり、エリツィン政権を転覆させようという勢力は、外部にばかりでなく、当の政権内部や治安機関、司法当局内部にも潜んでいる、と。

 「プラウダ(真理)! その通り。権力を握るために、自分の本当の顔を『民主主義』のマスクで覆い隠している人間が大勢いる。現政権内部にも、たくさんいます。とはいえ、そういうエセ民主主義者を完全に排除しようという試みには私は賛成できませんし、また現実的ではありません。官僚逹一人ひとりを調べて、かつてアパラチキ(党活動家)だったか、党歴はどうか、調べあげてパージするようなやり方は、非民主的であり、私は反対です。それにもし仮にパージを実行したら、現政権から有能な実務家がいなくなってしまうでしょう。経験豊富な実務家は、ことごとく元の党官僚なのですから。

 人間の集団の中にはさまざまな人々がいる。その中にエセ民主主義者のような人間が混じってくることは避けられないことなのです。もし、イデオロギーヘの忠誠を徹底させようとしたら、それこそボリシェヴィキの犯した過ちを繰り返すことになるでしょう。

 私自身は今も固く民主主義の立場に立っています。しかし、残念ながら、現在の民主政権の権威はすっかり地に落ちてしまいました。今や我々の社会には、不穏な革命的意識が充満しています。その意識に基礎を与えているのは、いうまでもなく、経済の破綻です。そして、経済危機がたやすく克服できそうもない以上、おぞましい暴力革命の可能性も打ち消せないでしょう。

 急進的な民主主義的改革をスローガンに掲げたエリツィン政権のあとにやってくるのは、右翼であり、反動であるということは、政治を知る者ならば誰でも理解していることです。エリツィン政権の公然たる敵も、エセ民主主義者もそのことを理解しているでしょうし、そのために、次の権力を狙うための政治ゲームがすでに始められているのです」

――エリツィン政権の公然たる敵とは?

 「たとえば自由民主党党首のジリノフスキーや、マカショフ将軍のような人物です。その他にも大勢いますが、彼らは政治的立場はバラバラであるにもかかわらず、反エリツィンという点で結束して精力的に集会を開き、あるいは先に言った『ジェーニ』のような反動的メディアを通じてプロパガンダを展開しています。彼らは侮りがたいが、しかしその論理は非常にお粗末でもある。革命的意識が充満していると私は言いましたが、それは職業革命家による革命ではなく、素人による革命となるでしょう(笑)」

――あなたは先ほど、暴力を挑発する危険な言論が野放しになっていると警告されましたが、しかしその一方で、グラスノスチをめぐる逆の懸念も存在します。九一年八月以降、グラスノスチの窓が少しずつ閉じられてきているという懸念です。汚職事件など、現政権に都合の悪い記事の発表には、圧力がかけられることがしばしばで、言論統制が復活しつつあると、私の知人のジャーナリスト達の多くは不安を抱いています。実際、現政権の汚職に関する記事は、あなたが批判する保守派のメディアが独占的に掲載しているようなあり様です。グラスノスチの産みの親であるあなたは、こうした傾向をどう受けとめていますか。

 「部分的には、あなたの言われることに同感です。たしかに圧力がかけられるという事実はある。しかし、それはかつての検閲の復活という類いのものではなく、経済的な手段を用いた間接的な圧迫です。先ほども言ったように、共産党が消えても経済的独占構造は変わっていませんから、新聞社も出版社も、印刷や輸送手段、紙やインクを確保するためには、市場を通じてではなく、政府当局を通じてしか入手の道がありません。あからさまな検閲や、記事内容への権力の介入はなくても、現政権に対して批判的な態度をとれば、物質的な面で冷遇されるという現実があり、批判を手控えるという傾向にある。それは事実です。

 しかしそれは反面、マスコミ自身の責任でもあります。組織も、個々のジャーナリストも、経済的利害をジャーナリズムの大義に優先させてしまっている。誰しも生活があるから一方的に責められないにしても、それは彼らの責任です。かつて言論の自由が存在しなかったとき、それは政治権力に責任がありました。しかし今はそうとばかりも言えない。それが新しい現実の難しいところです。

 むろん、グラスノスチは守られなければなりません。私達はペレストロイカの時代に、数多くの政策的失敗も重ねてきましたが、最も成功を収めたのは、このグラスノスチであると胸を張って言うことができます」

――グラスノスチに関してもうひとつ質問があるのですが、九○年に発行された『ソ連共産党中央委員会会報』誌に、レーニンが残酷な手段で教会の財産没収を呼びかけた秘密書筒が掲載されました。これはあなたの命令によって実現したことなのですか。

 「ひとつひとつのケースについて、きちんと記憶しているわけではありません。私はイデオロギー問題の責任者として、情報公開を許可する数えきれないほどの書類にサインしてきましたし、そのために党の中で激しく批判されてきました。しかしその結果、共産党とソ連の歴史に関する神話やお伽話がくつがえされ、真実が暴露され、人々の意識、ステロタイプの思考が一新されました。このことの重要性はいくら強調しても、足りることはないと思います。ソ連を変え、世界を変えたのは、何よりまず、グラスノスチによって人々の頭の中身が変わったことによるのです」

――ペレストロイカの決算をひと言で語るのは難しいでしょうが、あなたの盟友であるゴルバチョフ元大統領に対し、昨年八月のクーデター事件に関与していたのではないかという疑いが持ち上がっています。事実とすれば、ペレストロイカの歴史的評価をも左右することになりかねませんが。

 「ゴルバチョフに対して、多くの人がいろいろなクレームを突きつけています。彼は、すべての国民一人一人のために、いいことばかりしてきたとは言えないかもしれません。しかし、現在の世論は、彼に対する評価を間違えている。私は自信をもって断言します。このことを考えていただきたい。彼は自ら、自分の手にあった権力を手放していったのです。

 彼は、ソ連共産党書記長という、事実上無制限の、地球上で最大の独裁的政治権力を手にしていたのですよ。その権力の維持と行使に際して、抵抗するものは当時存在しませんでした。しかし、彼は民主的社会の実現のために、あえて自らそれを放棄したのです。民主的社会における権力の関係は、共産主義社会とは違うことを国民に理解させるのに、彼は自らの権力を犠牲にして実行してみせたのでした。

 ゴルバチョフだけが、全世界の人々を世界大戦の恐怖から救い出すことができたのです。こんなことは、歴史上はじめてのことです。理性的で平和的な手段によって、恐怖から人々を解放した人物は他にいません。内政面でみれば彼は悲劇の政治家かもしれません。実際、彼の政策上のミスによって多くの人々に苦しみと困難をもたらし、自らも権力の座から失脚してしまいました。しかし、世界史的なスケールでみれば、彼はやはり偉大な人物です。私の彼に対する評価は、今でもまったく変わりません」

(次回に続く)

■背後に「暴力団」が関与し、凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」が後押し! ルフィ事件と、高齢者に「集団自決」を求めた成田悠輔氏の発言は同根の大問題! ~3月発行の「岩上安身のIWJ特報!」は、3月7日収録の「岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! ぜひ「まぐまぐ」からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員に登録を!!

 IWJではメルマガサイト「まぐまぐ」で、「岩上安身によるインタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて「岩上安身のIWJ特報!」として、毎月発行しています。

 3月は、3月7日に収録した「岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて、第594号から第596号まで3本の記事を発行しました!

 以下、3月発行の、IWJ特報のタイトルと目次です。IWJ会員ではない方も、ぜひご購読ください。

(第594号の目次)
◆今や「老人殺し産業」と化した特殊詐欺!「高齢者集団自決」を煽る経済学者の出現と「ルフィ事件」に共通する不穏な空気!
◆海外から犯罪指令、メッセージは自動消去! スパイ映画の世界が現実となり「ルフィ」の特定すら困難に!?

(第595号の目次)
◆物証が乏しく「突き上げ捜査」も行き詰まる! 捕まるのは末端の人間だけ。組織とのつながりは辿れない!
◆「日当100万円」をうたう闇バイト! 借金を抱えた自衛官、警察官が応募して犯罪に関与した事例も!
◆「UD募集」は「受け子」・「出し子」を集める隠語! 連絡すると「必ず稼げますよ」と優しく誘導される!
◆振り込め詐欺の歴史は20年。集団で電話をかける時代は終わり、足のつかない仕組みが着々と作られていた!

(第596号の目次)
◆「ネットで仕事探し」が一般化、自分の個人情報を添えて応募する。非合法な「闇バイト」と気づいた時には、個人情報を握られ、抜けられない!
◆最初はコインロッカーから別のコインロッカーへ中身を移動させるだけの「運び」のバイトから。エスカレートして『もう辞めたい』と言うと見知らぬ男から、いきなり後ろから殴りつけられ、すぐに電話がかかってきて「どこにいても見張っているぞ、どこにも逃げられないぞ!」と脅される!
◆役割細分化の効果! 犯罪の故意の分断で罪悪感を希薄化!! 加担する人間が増えることで組織は肥大化へ!
◆暴力団の関与には、民事で使用者責任を追及、最高幹部に損害賠償請求! 一方、詐欺組織はピラミッド構造ではなく円環構造! 暴力団の関与はケースバイケース!?

 田崎氏には3月13日と4月6日に、続編となる第2弾、第3弾のインタビューを行いました。

※「今の特殊詐欺グループは、自転車の車輪がいくつも存在していて、そのハブのスポークが、また別の車輪のハブになっているみたいな円環構造」~岩上安身によるインタビュー第1111回 ゲスト 神奈川新聞報道部デスク・田崎基氏 2023.3.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514596

※背後に「暴力団」が関与し凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」が後押し! ルフィ事件と、高齢者に「集団自決」を求めた成田悠輔氏の発言は同根の大問題! 岩上安身によるインタビュー第1112回 ゲスト『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏 第2回 2023.3.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514705

※【4/6 15時頃~ライブ配信】岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク 田崎基氏インタビュー第3弾
https://www.youtube.com/watch?v=T1yqCboyuXQ

 「岩上安身のIWJ特報!」は、まぐまぐ大賞2022のジャーナリズム部門で1位になりました!

 まぐまぐ大賞2022は、2022年にもっとも輝いたメルマガを読者投票とまぐまぐ審査で選出するものです。

 「岩上安身のIWJ特報!」は、2021年の「まぐまぐ大賞2021」のジャーナリズム部門でも第2位に選ばれており、昨年ついに1位を獲得しました。

※まぐまぐ大賞2022部門別賞
https://www.mag2.com/events/mag2year/2022/list.html?cid=journalism&aid=77

※「岩上安身のIWJ特報!」ご購読はこちらから(月額税込880円、初月無料)
https://www.mag2.com/m/0001334810

 IWJのサイトでは、サポート会員の方に「岩上安身のIWJ特報!」のバックナンバーを公開しています。サポート会員に登録すると岩上安身インタビューなどすべての記事を無制限で御覧いただけます。

※シリーズ:IWJ特報
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/series/iwj-dispatch

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

■IWJ書店新刊入荷! ジャーナリスト田崎基氏の直筆サイン入り!!『ルポ 特殊詐欺』を10冊限定で、IWJ書店から販売いたします!

 世間を震撼させている連続広域強盗事件(「ルフィ」事件)発覚の3ヶ月も前に上梓された『ルポ 特殊詐欺』(ちくま新書、2022年11月10日)は、新聞社の報道部に身を置く著者の田崎氏が、綿密な取材にもとづいて書かれたルポルタージュです。

 こちらは、会員限定の商品になります!

『ルポ 特殊詐欺』(田崎基氏直筆サイン入り)
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=471

 この機会に、会員でない方は、ぜひとも、会員登録していただいて、ご購入ください!

 下記のURLから会員登録いただけます。

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 岩上安身は4月6日、田崎氏に3回目のインタビューを行いました。これまでの岩上安身による田崎氏へのインタビューは、下記から閲覧・ご視聴いただけます!

※「今の特殊詐欺グループは、自転車の車輪がいくつも存在していて、そのハブのスポークが、また別の車輪のハブになっているみたいな円環構造」~岩上安身によるインタビュー第1111回 ゲスト 神奈川新聞報道部デスク・田崎基氏 2023.3.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514596

※背後に「暴力団」が関与し凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」が後押し! 岩上安身によるインタビュー第1112回 ゲスト『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏 第2回 2023.3.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514705

※【4/6 15時頃~ライブ配信】岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク 田崎基氏インタビュー第3弾
https://www.youtube.com/watch?v=T1yqCboyuXQ

■【インターン(短期の方は無給実働なし研修見学のみ・中長期希望の方は実働、報酬あり)募集】IWJでは、テキスト班・パワポ作成担当班・動画班・WEB班など各部署で、ご本人の希望と適性を見た上での部署で、春休み期間中に研修したり、働いていただいたりするインターンを募集しています。

 短期間(1日~3日間)の純然たるインターン(見学・研修)は無給です! 実働が発生する場合は、従業員と同様、有給となります。

 過去にも数々の大学生等が、インターンをつとめ、そのままIWJに就職した人もいますし、他のメディア(新聞社、通信社、出版社、etc)に就職試験を突破して合格したケースもあります。マスコミ志望であれば、受験指導もします。どうぞご応募ください。

 春休み後も継続的にアルバイトしたい人も歓迎します。

 入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jpまでお送りください。

※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform

■<今週の新記事振り返り>

【第590号-第591号】岩上安身のIWJ特報!急速な円安は「アベノミクス」の経済的帰結!?世界最悪の財政危機に見舞われ、岸田政権のもと増税による軍拡に走る日本はこれからどうなるのか?岩上安身によるエコノミスト田代秀敏氏インタビュー(その4)2023.4.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514927

「政治がシステムを変えなかったら、貧困から抜け出すことができない。それを変えていきたい」~4.1 大阪府議選 社民党 長崎由美子候補 茨木街宣 ―応援弁士:社民党 福島瑞穂党首 2023.4.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515081

「人口が減り社会保障は厳しくなる。そのためにIR、万博などの成長戦略をやらせて欲しい!」横山候補~4.1 大阪府知事選・大阪市長選 大阪維新の会 吉村洋文候補・横山ひでゆき候補 街頭演説(ヨドバシカメラ梅田店南側)―応援弁士:松井一郎顧問 2023.4.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515086

「(大阪カジノは)最長65年契約と言うが、そんなに長く契約するものを、何もわからんまま このまま進めてええんかということ」~4.2「女性パワーでカジノストップ」大演説会 ―弁士:谷口真由美大阪府知事候補、北野妙子大阪市長候補 2023.4.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515093

森達也氏「邦男さんって絶対に『マウント』取らない人。人を論破しない人なんです」。雨宮処凛氏「暴走する正義の恐ろしさ、修羅場をすごい知ってたからこその寛容さだとも思ってました」~4.2 鈴木邦男さんを偲び語る会 2023.4.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515090

「大阪市ではカジノの予定地である夢洲に34億円かけて警察署を新設し、一方で10年かけて交番を削減する計画を実行中。おかしくないか?」大阪府議選 立憲民主党 野々上愛候補 街頭演説 ―応援弁士:蓮舫参院議員、辻元清美参院議員 2023.4.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515118

自民・泉田裕彦衆議員も「弱いところ(個人事業主)にしわが寄ってしまう」とインボイス制度を問題視!~3.30 インボイス制度の中止を求める税理士の会「国会決起集会」およびフリーランス当事者のオープンマイク街宣 2023.3.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515065

「食」を軽視し、米国・多国籍企業の「奴隷」となった「セルフ兵糧攻め」の日本を「飢餓」が襲う!~岩上安身によるインタビュー第1116回 ゲスト 東京大学大学院農学生命科学研究科・鈴木宣弘教授 2023.4.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515121

中露を敵国視して化学肥料が輸入停止に!「セルフ兵糧攻め」とのIWJ記者の質問に「モロッコからの輸入と国内肥料の備蓄で備える」と野村大臣が表明!~4.4野村哲郎 農林水産大臣記者会見 2023.4.4
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515148

「家族を守るための大切な生命保険なのに、毎月の保険料が払えなくなり、泣く泣く解約する方が増えていた。ならば今のこの政治を変えるしかないと思い、立ち上がった」~4.3 京都市議会議員選挙 れいわ新選組 安持成美候補 街頭演説 ―応援弁士:山本太郎代表 2023.4.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515130

3月の地裁判決が示した、採種農家の権利や「食料への権利」への一定の理解を突破口に、控訴審へ!~4.6 種子法廃止違憲訴訟・控訴にあたっての記者会見 2023.4.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515229

「奈良県の国・県道の道路整備率は全国46位。知事に文句を言えない放漫体制が県民の暮らしを無視している」山下真氏~4.4 奈良県知事選挙 日本維新の会 山下真候補 奈良県議選 関本真樹候補 街頭演説 ―応援弁士:音喜多駿参院議員 2023.4.4
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515151

「奈良県のことはしっかり奈良県で決めていかなくてはいけない。高速道路や規制緩和をしっかりやらなければならない」~4.4 奈良県知事選 無所属 平木省候補 演説会 2023.4.4
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515197

IWJ記者の「有事の国民の飢餓リスク」の質問に対し「備蓄・増産、友好国からの輸入も考えるが、海上封鎖が起こらないよう世界の平和を願って外交的な交渉をやっていく」と野村大臣!!~4.7 野村哲郎 農林水産大臣記者会見 2023.4.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515258

ご寄付者様からメッセージをいただきました! ここに感謝を込めて紹介させていただきます!
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/50402

■<今週の日刊IWJガイド振り返り>

日刊IWJガイド「『ブチャの虐殺』から1年、犠牲者追悼式典が開催され、動画で岸田総理がブチャ視察をする姿も公開される!『ブチャの虐殺』の真相究明を!」2023.4.2号~No.3853号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52075
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230402

日刊IWJガイド「警告!『セルフ兵糧攻め』の日本を飢餓が襲う! 本日午後2時から岩上安身による東京大学大学院の鈴木宣弘教授インタビューを生配信!」2023.4.3号~No.3854号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52082
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230403

日刊IWJガイド「『食料はお金で買える』時代は終わり!? 岩上安身による東京大学大学院農学生命科学研究科・鈴木宣弘教授インタビュー!!」2023.4.4号~No.3855号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52089
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230404

日刊IWJガイド「金融破綻したシリコンバレー銀行は、5年連続で『アメリカのベストバンク』だった!? 米国のエコノミスト、マイケル・ハドソン氏が徹底分析!」2023.4.5号~No.3856号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52092
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230405

日刊IWJガイド「衝撃の急展開! フランスと米国が中国に停戦を要請!! 中国がロシアとウクライナの仲裁に関与してくることも望んでいなかった米国が豹変!?」2023.4.6号~No.3857号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52096
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230406

日刊IWJガイド「『ウォール・ストリート・ジャーナル』がロシア産石油の対露制裁・上限価格超えで日本が購入している点を批判! 岸田政権は抗議すべきでは!?」2023.4.7号~No.3858号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52098
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230407

日刊IWJガイド・「仏マクロン大統領、EUのフォン・デア・ライエン欧州委員長が訪中! 李強総理は、中国と欧州で手を結ぼうと大胆な提案!」2023.4.8号~No.3859号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52102
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230408

それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230409

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、前田啓)

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