日刊IWJガイド・非会員版「『ブチャの虐殺』から1年、犠牲者追悼式典が開催され、動画で岸田総理がブチャ視察をする姿も公開される!『ブチャの虐殺』の真相究明を!」2023.4.2号~No.3853号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~「ブチャの虐殺」からもうすぐ1年、ウクライナで犠牲者追悼式典が開催される。モルドバ、スロバキア、スロベニア、クロアチアの4カ国の首脳が式典に出席、動画で、ブチャを視察した要人の一人として岸田総理がブチャ視察をする姿も公開される!「ブチャの虐殺」の調査はまだ継続中、真相究明を!

■IWJは創業以来、最大の経済的危機です! 3月29日までの29日間でいただいた3月のご寄付は、138万7400円と月間目標の36%でした! ご寄付をお寄せいただいた皆さまありがとうございました! 3月の最終日までのご寄付額は週明けにならないと判明しませんが、月間目標までには到達するのは難しかったと思われます。毎月、累積赤字が増え続けている状況ですが、4月こそは少なくとも月間目標額390万円を達成できますよう、また累積の不足分を少しでも減らせますよう、緊急のご支援・ご寄付・カンパのほど、どうぞよろしくお願いします!

■【中継番組表】

■第3次世界大戦勃発の際には、アフリカ大陸諸国はロシア側で参戦!? アフリカ・ウガンダのムセベニ大統領の息子のカイネルガバ将軍が「モスクワが帝国主義勢力に脅かされることがあれば、ウガンダは防衛のために援軍を送る!」と表明! ムセベニ大統領は昨年、ラブロフ外相に「この100年間、我々と一緒にやってきた。ロシアと貿易をしたい」と述べ、西側諸国の制裁に参加しないと断言! 第2回「ロシア・アフリカサミット」では、アフリカ代表が「私たちは常にプーチン大統領とロシア国民の味方」だと主張し、西欧による植民地主義を耐え忍んだ信頼関係を強調! これに対し、米国は550億ドルのアフリカ投資を表明、イエレン財務長官、ブリンケン国務長官に続き、アフリカ系・インド系のカマラ・ハリス副大統領がアフリカ訪問、「奴隷の城」で「歴史を学ばなければならない」とスピーチ! 付け焼き刃の投資で、米国はアフリカ諸国の信頼を勝ち取れるか?

■<今週の新記事振り返り>

■<今週の日刊IWJガイド振り返り>
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■はじめに~「ブチャの虐殺」からもうすぐ1年、ウクライナで犠牲者追悼式典が開催される。モルドバ、スロバキア、スロベニア、クロアチアの4カ国の首脳が式典に出席、動画で、ブチャを視察した要人の一人として岸田総理がブチャ視察をする姿も公開される!「ブチャの虐殺」の調査はまだ継続中、真相究明を!

 2022年4月3日、ロシア軍が撤退したキエフ郊外のブチャから、民間人とみられる多数の遺体が路上に放置されている衝撃的な映像が世界に流れました。「ブチャの虐殺」です。

 3月31日、ブチャの聖アンドリー教会の近くで、犠牲者を追悼する式典が開かれました。31日付『ウクルインフォルム』などが報じました。31日はロシア軍が撤退した記念日です。

 ゼレンスキー大統領は、サンドゥ・モルドバ大統領、ヘゲル・スロバキア首相、ゴロブ・スロベニア首相、ブレンコビッチ・クロアチア首相の4カ国の首脳と共に式典に出席しました。その他、ウクライナ政権関係者が出席したとのことです。世界中を震撼させた事件の式典にしては、反ロシア陣営の西欧と米国の首脳らがまったく出席していないのは、意外に感じられます。

※写真・動画ブチャ解放から1年 ゼレンシキー宇大統領と4国首脳、犠牲者追悼式に出席(ウクルインフォルム、2023年3月31日)
https://www.ukrinform.jp/rubric-ato/3689949-bucha-jie-fangkaranianzerenshiki-yu-da-tong-lingtoguo-shou-nao-xi-sheng-zhe-zhui-dao-shini-chu-xi.html

 ウクライナ大統領府広報室も、聖アンドリー教会をバックに記念碑の十字架の前に首を垂れるゼレンスキー大統領の姿や、ゼレンスキー大統領と4カ国の首脳が赤い蝋燭を手に歩いている姿などを公開しています。

 式典では、教会近くの集団墓地に埋葬された77人の身元が特定された人物と、ブチャのために戦死した11人の兵士の名前が発表されたということです。

※ウクライナ大統領府(2023年3月31日)
https://www.president.gov.ua/news/prezident-i-glavi-inozemnih-derzhav-ta-uryadiv-ushanuvali-pa-81969

 ゼレンスキー大統領は、自らのフェイスブックに、昨年の33日間に及んだブチャ占領中のロシア軍の蛮行を喚起する動画を公開しています。

 動画は、追悼式典でのゼレンスキー大統領の姿のほか、ブチャの瓦礫が散乱する街、ブチャを視察するゼレンスキー大統領、ブチャの視察に訪れたフォンデアライエン欧州委員会委員長、ショルツ独首相、マクロン仏大統領、トルドー加首相、フィンランドのマリン首相、スウェーデンのアンデション首相、グテーレス国連事務総長、ボリス・ジョンソン氏(英首相当時と思われる)、先日21日にウクライナを訪問しブチャの視察を行った岸田総理大臣の姿も伝えています。

 ウクライナの最大の支援者であるバイデン大統領の姿はありませんでした。バイデン大統領は、先日、キエフを電撃訪問しましたが、ブチャには立ち寄っていません。

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■IWJは創業以来、最大の経済的危機です! 3月29日までの29日間でいただいた3月のご寄付は、138万7400円と月間目標の36%でした! ご寄付をお寄せいただいた皆さまありがとうございました! 3月の最終日までのご寄付額は週明けにならないと判明しませんが、月間目標までには到達するのは難しかったと思われます。毎月、累積赤字が増え続けている状況ですが、4月こそは少なくとも月間目標額390万円を達成できますよう、また累積の不足分を少しでも減らせますよう、緊急のご支援・ご寄付・カンパのほど、どうぞよろしくお願いします!

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 IWJの第13期も半期の折り返しを過ぎ、この4月で9ヶ月目に入りました。

 3月の1日から29日までの29日間でいただいたご寄付は、116件、138万7400円となっています。これは月間目標額390万円の36%にあたります。ご寄付をお寄せいただいた皆さま、まことにありがとうございます。

 しかし、3月の最終日までのご寄付額は、週明けにならないと判明しませんが、月間目標額達成は難しかったと思われます。毎月のように月間目標額を割り込む月が続き、3月当初の時点では、月間目標額を含め、第13期の累積不足額は1655万4500円となっております! ぜひ、皆さま、今月4月こそは、まずは月間目標額を達成できますよう、どうぞ緊急のご支援をお願いいたします!

 その上でさらに、累積の不足額を少しでも削れるように、引き続き、どうぞご支援をお願いします!

 IWJの内部留保も底を尽き、キャッシュフローが不足したため、私、岩上安身が、個人的な私財から、IWJにつなぎ融資をいたしました。

 私がこれまでにIWJに貸し付けてまだ未返済の残高は約600万円。これにつなぎ融資1000万円と合計すると、IWJへの私の貸し付け残高は約1600万円にのぼります。

 私の貯えなどたかがしれていますから、この先も同様の危機が続けば、私個人の貯えが尽きた時、その時点でIWJは倒れてしまいます。

 皆さまにおかれましても、コロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価上昇に悩まされていることとお察しいたします。

 しかし、ご寄付が急減してしまうと、たちまちIWJは活動していけなくなってしまいます。IWJの運営は会員の方々の会費(最近の流行語ではサブスク)とご寄付・カンパ(最近の用語でいえばドネーション)の両輪によって成り立っていますが、それが成り立たなくなってしまいます。

 2023年、「新たな戦争前夜」を迎えて、私、岩上安身とIWJは、少しでも正確な情報を皆さまにお届けできるように、その結果として、日本が戦争突入という悲劇に見舞われないように、無謀な戦争を断固阻止するために全力で頑張ってゆきたいと思います。

 先月、2月における、最も特筆すべきエポックメイキングな出来事は、ピューリッツァー賞を受賞した経歴をもつ、米国屈指の独立調査報道ジャーナリストであるシーモア・ハーシュ氏が、米国が、ノルウェーと協力し、ドイツとロシアを直接つなぐ天然ガスパイプライン・ノルドストリームを爆破したという驚愕のスクープを出したことでしょう。日本の新聞・テレビなどのメインストリームメディアは、一切このスクープを報じませんでした。

 IWJは、全文の仮訳を進め、全4回を号外でお送りしました。

※【IWJ号外】ドイツとロシアを結ぶ天然ガスパイプライン・ノルドストリームを爆破したのは、米国だった! ピューリッツァー賞を受賞した米国の最も著名な独立調査報道ジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏が大スクープ!(その1~4)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e3%82%b7%e3%83%bc%e3%83%a2%e3%82%a2%e3%83%bb%e3%83%8f%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a5

 私は、ロシア軍がウクライナに侵攻して1年となる2月24日の岸田総理会見で、ハーシュ氏のスクープについて岸田総理に直接、質問しました。

 私が「日本政府は、このノルドストリーム爆破疑惑について、独自に検証や調査を行なっているのでしょうか?」と質問したのに対し、岸田総理は、「米政府は完全なるフィクションであるという評価をしております」「ノルウェー外務省もナンセンスと言っています」「多くの国においてこうした記事に関しては、否定的な評価がされている」とはぐらかし、日本政府・日本国総理としての判断を示しませんでした。

※【IWJ代表:岩上安身質問】ノルドストリーム爆破疑惑について、日本は独自に検証や調査を行なっているのか?岸田内閣総理大臣記者会見-令和5年2月24日(Movie IWJ)
https://www.youtube.com/watch?v=9uUrTxr_Mss

※はじめに~岩上安身が岸田総理に対して会見で質問!~(日刊IWJガイド、2023年2月25日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51926#idx-1

 このウクライナ紛争は、米国主導の戦争です。

 ハーシュ氏のスクープが事実であれば、米国は、同盟国のドイツも多額の出資をしたノルドストリーム・パイプラインを爆破し、ドイツとロシアの仲を引き裂き、ウクライナを戦場にして、欧州とロシアの友好的な関係を完全に破壊し、欧州に天然ガスと石油を高値で売りつけて市場を奪い取ったということになります。

 つまり、米国は「敵国」のロシアだけでなく、米国の重要な同盟国であるはずのドイツにも大損害を与えた疑いがあるのです。これは同盟国への重大な背信であり、裏切りです。

 IWJでは、独自のIWJ検証レポートで、ノルドストリームの建設の経緯から、完成したもののウクライナ紛争の勃発と制裁によって使用できなくなり、さらに爆破に至るまで、断続的に連載してお伝えしています。この経緯を知ると、ウクライナ紛争以前から、米国はノルドストリームの完成と開通を何としても阻みたいと思っていたという事実が明らかになります。

 岸田文雄総理は、1月早々に昨年末閣議決定した「改定版安保3文書」を携えて訪米、バイデン大統領と会談し、日本の軍拡をバイデン大統領から賞賛されて岸田総理は鼻高々でした。

 しかし国会での議論と承認がなされなくても、閣議決定し、米国からの承認があれば軍拡のアクセルを踏んでしまう岸田政権は、日本の主権を米国に丸投げしたも同然です。米国を守るために日本が代わりに犠牲となり、日本は米中の「代理戦争」の戦場とされてしまいます。

 上記の24日の岸田総理会見で、私は、「米国は誠実な同盟国なのかどうか、疑いの出ている中、日本の安全保障を米国に丸ごと委ねていていいのか」、「有事の際の自衛隊の指揮権まで米国に渡してしまっていいのか」と問いました。

 岸田総理は「自衛隊及び米軍は、各々独自の独立した指揮系統に従って行動をする、これはいうまでもないこと」などと、自衛隊の指揮権はあたかも米軍から独立して存在しているかのように述べました。

 しかし、この総理の発言は、事実と異なります。従来の幕僚長を事実上廃止し、新たに米軍との「統合司令部」を設置する「安保3文書」の改定は、自衛隊を米軍の司令下におく「2軍」にしてしまうものです。

 自衛隊が米軍と司令部を統合してしまい、自身で状況判断するための目と耳(情報衛星他)をもたず、独自に判断する頭(内閣に直結し、米国から独立した司令部)をもたない、そんな日本が、安全保障において、米軍から独立した主権をもつ、といくら岸田総理が口先だけで言っても、自衛隊のおかれたリアルな現実を国民に説明していることにはなりません。

 2月28日、衆議院本会議は与党の賛成多数で、「安保3文書」の改定を踏まえ、防衛費を大幅増額した2023年度予算案を可決しました。過去最大の114兆3812億円に上る2023年予算案は、参議院が仮に可決せずとも、3月中に自動成立してしまいます。

 日本は、このまま米国追従を続け、米国の単独一極覇権を支えるために、日本自らは世界最悪の財政危機に直面しているというのに、米国の要請に従って、軍拡という重い財政支出を重ねてゆくのはあまりに愚かではないでしょうか!?

 そもそも日本が依存している米国は、誠実な、信頼に値する同盟国といえるのでしょうか!?

 日本は、米国への依存から脱却をはかり、独立した主権国家として、そもそも「敵」を作らない、多極的な外交姿勢をめざすべきではないでしょうか?

 皆さまにはぜひ、マスメディアが真実を伝えない、こうした問題について、IWJが追及を続けてゆくために、どうか、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

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みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

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 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

 岩上安身


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◆中継番組表◆

**2023.4.2 Sun.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh1・大阪】17:00~「『女性パワーでカジノストップ』大演説会 ―弁士:谷口真由美大阪府知事候補、北野妙子大阪市長候補」
視聴URL:https://twitcasting.tv/iwj_areach1

アップデートおおさかによる演説会を中継します。これまでIWJが報じてきたカジノ法案関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/casino-bill

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◆中継番組表◆

**2023.4.3 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】14:00~「岩上安身による東京大学大学院 農学生命科学研究科 鈴木宣弘教授インタビュー」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 岩上安身による鈴木宣弘氏インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた鈴木宣弘氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E9%88%B4%E6%9C%A8%E5%AE%A3%E5%BC%98

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■第3次世界大戦勃発の際には、アフリカ大陸諸国はロシア側で参戦!? アフリカ・ウガンダのムセベニ大統領の息子のカイネルガバ将軍が「モスクワが帝国主義勢力に脅かされることがあれば、ウガンダは防衛のために援軍を送る!」と表明! ムセベニ大統領は昨年、ラブロフ外相に「この100年間、我々と一緒にやってきた。ロシアと貿易をしたい」と述べ、西側諸国の制裁に参加しないと断言! 第2回「ロシア・アフリカサミット」では、アフリカ代表が「私たちは常にプーチン大統領とロシア国民の味方」だと主張し、西欧による植民地主義を耐え忍んだ信頼関係を強調! これに対し、米国は550億ドルのアフリカ投資を表明、イエレン財務長官、ブリンケン国務長官に続き、アフリカ系・インド系のカマラ・ハリス副大統領がアフリカ訪問、「奴隷の城」で「歴史を学ばなければならない」とスピーチ! 付け焼き刃の投資で、米国はアフリカ諸国の信頼を勝ち取れるか?

 ウガンダのヨウェリ・ムセベニ大統領の息子である、ムホージ・カイネルガバ将軍が30日、ロシアの首都モスクワが「帝国主義勢力」に脅かされることがあれば、防衛のために援軍を送ると表明したことを31日付『AFP』が報じました。

※モスクワ脅かされれば「援軍派遣」ウガンダ大統領息子(AFP、2023年3月31日)
https://www.afpbb.com/articles/-/3458015

 『AFP』によれば、カイネルガバ将軍は、1986年以来ウガンダを統治してきた78歳になるムセベニ大統領の後継者と目されており、3月に、2026年のウガンダ大統領選に出馬する意向を表明しています。カイネルガバ将軍は現役の軍人であるため、政治的な内容のツイートは禁じられていますが、「あらゆる問題について自由奔放なツイートをすることで知られている」(AFP)人物です。

 『AFP』が報じた一連のツイートの原文をご紹介します。

 「ロシア指導部の了解を得て、スターリングラードの戦場を巡ろう!(With the acceptance of the Russian leadership, we shall tour the battlefield of Stalingrad!)」

※Muhoozi Kainerugaba@mkainerugaba(午前0:01・2023年3月31日)
https://twitter.com/mkainerugaba/status/1641455596443684866

 「アフリカ人は、東欧に関してはプーチン大統領を信じるだけだ。西側諸国は無益な親ウクライナプロパガンダで時間を浪費している。ロシア、中国、アフリカ、インド、南米はウクライナで勝利するだろう。人類の75%は15%に勝つだろう
(In Africa, we only believe in President Putin when it comes to Eastern Europe. The West is wasting its time with its useless pro-Ukraine propaganda. Russia, China, Africa, India, South America shall win in Ukraine. 75% of humanity shall win against 15%.)」

※Muhoozi Kainerugaba@mkainerugaba(午前0:57・2023年3月31日)
https://twitter.com/mkainerugaba/status/1641469825217183744

 このカイネルガバ将軍のツイートには、批判的なコメントも多く寄せられていますが、共感を示すツイートも少なからずあります。

 「我々は偉大な同盟国プーチンとともに立つ。西側の覇権は崩れつつある。アフリカ諸国はBRICSに参加すべきだ」

※SS Sebunya@SSssebunya 返信先: @mkainerugaba(午前0:57・2023年3月31日)
https://twitter.com/SSssebunya/status/1641470889404375040

 「お望みなら私をプーチン主義者と呼べばいい、我々ウガンダは、モスクワが帝国主義者に脅かされることがあれば、モスクワを守るために兵士を派遣するべきだ!(Call me a ‘Putinist’ if you will, but we, Uganda shall send soldiers to defend Moscow if it’s ever threatened by the Imperialists!)」

※Muhoozi Kainerugaba@mkainerugaba(午前1:08・2023年3月31日)
https://twitter.com/mkainerugaba/status/1641472485315969026

 31日付『アフリカ・ニュース』によれば、48歳のカイネルガバ将軍は、30日に自身のイニシャル「MK」を冠したテレビとラジオのチャンネルを作ることを発表しました。

 『アフリカ・ニュース』は、ロシアがウクライナから軍隊を撤退させるよう求めたロシアのウクライナ侵攻の1周年を記念した2月の投票に至るまで、ウガンダは、ウクライナの紛争に関する国連の一連の投票を棄権している、と指摘しています。

 昨年7月、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相がアフリカを歴訪した際、カイネルガバ将軍の父であるムセベニ大統領はロシアについて、「私たちを傷つけたことのない人にどうして敵対できるのか?」と述べた、と『アフリカ・ニュース』は報じています。

 「ロシアは伝統的にアフリカと強い結びつきを持ってきたが、これは当時(旧ソ連時代)、植民地支配に苦しんでいたアフリカ大陸での独立運動を支援していたためである」と『アフリカ・ニュース』は付け加えました。

※Uganda will send soldiers to Moscow to defend Putin if need be – President’s son(africa news、2023年3月31日)
https://www.africanews.com/2023/03/31/uganda-will-send-soldiers-to-moscow-to-defend-putin-if-need-be-presidents-son/

 昨年2022年7月26日、ラブロフ外相はウガンダの首都カンパラを訪問し、ヨウェリ・ムセベニ大統領と会談しています。

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■<今週の新記事振り返り>

日・ウクライナ共同声明と中ロ共同声明で明確になった日中両国の考えの違いが日中外交へのもたらす影響について「昨年11月の日中首脳会談で得られた前向きなモメンタムを維持しつつ、主張すべきは主張し、責任ある行動を強く求めていく」と林大臣~3.24林芳正 外務大臣 定例会見 2023.3.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514916

「中村哲氏が作った用水路一帯だけが潤っている。開拓された16500haに及ぶ農業用地はさらに拡大し、現在24000haに達している」~3.21 映画「荒野に希望の灯をともす」上映会後トーク「中村さんを偲んで」2023.3.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514846

「ウクライナは、自分が持ってるアセットをうまく使えば、ロシアと渡り合えたはず」~岩上安身によるインタビュー第1114回 ゲスト 独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構 調査課長 原田大輔氏 第4回 2023.3.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514875

<シリーズ特集! 福島第一原発事故から12年、進む事故への危機感と恐怖の記憶の風化! 他方、急激に高まる原発への武力攻撃リスク!>「低効果、遅すぎ、原発回帰、不透明」と「四拍子揃った」問題法案!~3.24 オンライン緊急記者会見:問題だらけの「GX推進法案」は廃案にすべき 2023.3.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514939

【IWJ号外】シーモア・ハーシュ氏の続報!「隠蔽」を仮訳! 副題は「ノルドストリーム・パイプライン破壊の責任を隠し続けるバイデン政権」! ワシントンとベルリンによれば爆破の真実が明らかになるには長い時間がかかる!? その間、真相の追求は捜査当局に任せて報道陣と市民は質問するな!? 2023.3.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515020

山口広弁護士「正義の歯車はゆっくりだが回り始めた。止めることがあってはならない」と、統一教会解散へ向け監視を訴え!~3.18 全国弁連東京集会―内容:二世問題、政治と統一教会の癒着、特に地方政治についてなど 2023.3.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514784

【IWJ号外】シーモア・ハーシュ氏の続報の第2弾! 題名「隠蔽」を仮訳! 副題は「ノルドストリーム・パイプライン破壊の責任を隠し続けるバイデン政権」! 2023.3.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515047

ウクライナ戦争と安倍晋三銃撃事件の間にある「つながり」とは?そして、そもそもなぜウクライナ戦争は勃発したのか?~3.28たんぽぽ舎・新ちょぼゼミシリーズ「オルタナティブな日本を目指して」~台湾有事と日米軍事同盟―登壇:孫崎享氏(元外務省国際情報局長)2023.3.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515007

「海外にエネルギー資源を依存している日本は『絶対に戦争のできない国』」~岩上安身によるインタビュー第1115回 ゲスト 現役経産官僚・経済産業研究所コンサルティングフェロー 藤和彦氏 2023.3.31
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515038

■<今週の日刊IWJガイド振り返り>

日刊IWJガイド「デンマークがロシア企業をノルドストリーム爆破事件の調査に招待! ロシアを調査から排除してきた方針に変化?」2023.3.26号~No.3846号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52048
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230326

日刊IWJガイド「シーモア・ハーシュ氏『バイデンは、キエフに武器を与えなかったショルツ独首相を罰するためにノルドストリームを爆破した可能性がある』」2023.3.27号~No.3847号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52052
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230327

日刊IWJガイド「ガーシー氏を刑事告訴した川上量生氏、対談で立花孝志・前NHK党党首に『権力側・既得権側の代表』と徹底批判され話題に!」2023.3.28号~No.3848号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52058
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230328

日刊IWJガイド「本日午後3時半から、岩上安身による経済産業研究所コンサルティングフェロー・藤和彦氏インタビューをフルオープンで生配信します!」2023.3.29号~No.3849号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52061
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230329

日刊IWJガイド「海外にエネルギー資源を依存している日本は『絶対に戦争のできない国』! 岩上安身による現役経産官僚・藤和彦氏インタビュー」2023.3.30号~No.3850号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52063
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230330

日刊IWJガイド「忘れてはいけない、統一教会の『正体』! 自民党と統一教会との癒着報道が下火になる中、統一地方選が始まる!」2023.3.31号~No.3851号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52065
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230331

日刊IWJガイド「サウジとイランの歴史的和解の仲介役を果たした中国が、UAEとの間での液化天然ガス(LNG)の取引で、ドルに代わって初めて人民元で決済!」2023.4.1号~No.3852号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52070
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230401

それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
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IWJ編集部(岩上安身、尾内達也、六反田千恵、前田啓)

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