日刊IWJガイド・非会員版「シーモア・ハーシュ氏『バイデンは、キエフに武器を与えなかったショルツ独首相を罰するためにノルドストリームを爆破した可能性がある』」2023.3.27号~No.3847号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~シーモア・ハーシュ氏「バイデンは、キエフに武器を与えなかった(ドイツ首相の)ショルツを罰するためにノルドストリームを爆破した可能性がある」、「私は米国政府の愚かさには慣れているのでそれほど驚かなかった」! ~『TASS』が『チャイナ・デイリー』によるインタビューを紹介

■<岩上安身によるインタビューが決定!>明後日3月29日、岩上安身による現役経産官僚・経済産業研究所コンサルティングフェロー藤和彦氏インタビューが決定しました! 4月3日の東京大学農学部 鈴木宣弘教授、4月6日の『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク 田崎基氏へのインタビューに続き、4月10日には元外務省国際情報局長 孫崎享氏へのインタビューも決定しました!

■IWJは創業以来、最大の経済的危機です! 3月24日までの24日間でいただいた3月のご寄付は、121万6400円と月間目標の31%でした! ご寄付をお寄せいただいた皆さまありがとうございました! しかし、3月の月間目標までには残り5日で残り69%、268万円以上が必要です! 毎月、累積赤字が増え続けている状況で、第13期の7ヶ月間の累積の不足分は1655万4500円となりました! 3月こそは少なくとも月間目標額390万円を達成できますよう、また累積の不足分を少しでも減らせますよう、緊急のご支援・ご寄付・カンパのほど、どうぞよろしくお願いします!

■「どこにも忖度しない真の報道機関を守るため」、「市民のための大切な報道機関」、「日本で数少ない有益な情報を発信してくれるメディア」ご寄付者様からメッセージをいただきました! ここに感謝を込めて紹介させていただきます!

■【中継番組表】

■中東で、米中の影響力が逆転! 北京でサウジアラビアとイランが7年ぶりに和解に向けて動き出したのに続き、今度はロシアの仲介でサウジアラビアとシリアが関係正常化へ! シリアの米軍基地では、米軍と親イラン派による報復の応酬!

■米軍の退役軍人がウクライナ軍最高司令官にかわって「反撃宣言」! ウクライナ軍最高司令官の軍事顧問である米退役軍人のダン・ライス氏が「ウクライナ軍は、今後数週間でロシア軍に対して大規模な攻撃を開始する準備ができており、これは国際社会を驚かせるだろう」と発言! ウクライナ紛争の実態は、もはや米国NATO対ロシアの戦い!?

■IWJ書店新刊入荷! ジャーナリスト田崎基氏の直筆サイン入り!!『ルポ 特殊詐欺』を10冊限定で、IWJ書店から販売いたします!
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■はじめに~シーモア・ハーシュ氏「バイデンは、キエフに武器を与えなかった(ドイツ首相の)ショルツを罰するためにノルドストリームを爆破した可能性がある」、「私は米国政府の愚かさには慣れているのでそれほど驚かなかった」! ~『TASS』が『チャイナ・デイリー』によるインタビューを紹介

 おはようございます。IWJ編集部です。

 ロシアメディア『TASS』(25日)は、『チャイナ・デイリー』によるシーモア・ハーシュ氏へのインタビューでのハーシュ氏の発言を紹介しました。ハーシュ氏は「バイデンは、キエフに武器を与えなかったショルツを罰するためにノルドストリームを爆破した可能性がある」と述べています。

※Biden may have blown up Nord Stream to punish Scholz for not giving Kiev weapons – Hersh(TASS、2023年3月25日)
https://tass.com/world/1594129

 『チャイナ・デイリー』は24日、ハーシュ氏へのインタビューを一部(5分ほど)を以下で紹介しています。ポイントは以下です。

・ノルドストリームパイプラインがジョー・バイデン米国大統領の命令で爆破されたというニュースを初めて情報筋から確認したとき、米国政府(私の国の政府)の愚かさについては、これまでに(50年以上)充分慣れていたので、驚くことはなかった。

・バイデンがノルドストリームに終止符を打ちたかったことは秘密ではなかったが、欧米のメディアはそれに目をつぶってきた。

※Seymour Hersh: I am very used to the stupidity of my government(China Daily、2023年3月24日)
https://www.chinadaily.com.cn/a/202303/24/WS641d025aa31057c47ebb6512.html

 インタビュー内容については、上記『TASS』の方が詳細に紹介しています。ポイントは以下です。

・「大統領(ジョー・バイデン)は9月下旬に地雷を発動することを決定した。ウクライナでは戦争がうまくいっていなかった。バイデン大統領が熱心に支持していた米国の戦争は、晩秋にはうまくいっておらず、せいぜい膠着状態、両者がただ立っている状態だった」

・「その時点で、私が推測し、関係者も同じ考えを持っていた唯一の事柄は、(バイデン)大統領は、(ドイツの)ショルツ首相がもうこれ以上、銃や武器を(ウクライナに)送りたがらないかもしれない、と恐れていたことだ。怒りなのか罰なのかわからないが、実際のところ、西ヨーロッパを通る主要な動力源を断ち切ることができた」

・「(米国CIAの)情報機関の関係者がノルウェー人とこの作戦を行った目的は、私が書いたように、(バイデン)大統領が、プーチンに『戦争になれば、パイプラインを破壊する』、『充填されているのはロシアのガスだ』と言うオプションを与えることだった」

・「欧州は今、危機に瀕している。だから、この夏から秋にかけては、バイデンにとって非常に困難な状況になるだろう。彼は自分のしたことに対して、多くの批判を受けることになるだろう。それは確かだ」

・「私はベトナムのソンミ村大虐殺の記事を書いた人間だ。私は、(米国)政府の負債(負の要素、liabilities)には慣れている。彼らは常に非常に愚かなこと(very stupid things)をする可能性があり、おそらく非常に賢いことをするのと同じくらい、頻繁にする可能性がある」

 ハーシュ氏は、バイデン大統領が、「西ヨーロッパを通る主要な動力源(ノルドストリーム)を断ち切」った動機として、ドイツがウクライナ支援に消極的になる可能性を懸念したから」と指摘しています。

 すなわち、同盟国であるはずのドイツへの脅しです。米国は敵対国相手だけでなく、同盟国に対しても、自分の思い通りにならなければ、あってはならない非道な手段でダメージを与え、自分の思い通りにさせる、ということでしょう。

 ハーシュ氏のスクープが事実で、ノルドストリームを爆破したのが米国とノルウェーであるとするならば、たしかにバイデン大統領の行いは非常に「愚かな」行為であり、同時に同盟国として信用ならない「外道」の行動だと言わざるを得ません。日本は、この米国を同盟国として信用して、何もかも任せていていいのか、真剣に考え直すべきです。

■<岩上安身によるインタビューが決定!>明後日3月29日、岩上安身による現役経産官僚・経済産業研究所コンサルティングフェロー藤和彦氏インタビューが決定しました! 4月3日の東京大学農学部 鈴木宣弘教授、4月6日の『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク 田崎基氏へのインタビューに続き、4月10日には元外務省国際情報局長 孫崎享氏へのインタビューも決定しました!

 岩上安身は明後日3月29日、現役経産官僚で、経済産業研究所コンサルティングフェローの藤和彦氏へのインタビューを行います。

 藤氏は、1960年生まれ。1984年に通商産業省に入省後、JETRO研修生として1991年からドイツに留学、1998年には石油公団へ出向されました。石油公団での経験を通して、エネルギー資源の問題に精通されています。

 また、2003年には内閣官房へ出向、内閣情報調査室内閣参事官、内閣情報分析官をされました。外交・安全保障分野への知識と見識は、この頃に培われたものと思われます。

 前回、2022年7月21日に行われたインタビューでは、ウクライナ紛争をめぐるウクライナの原発へのミサイル攻撃から、日本の原発政策への批判、ロシアから欧州と日本への天然ガス供給に関する見通し、米国の「代理戦争」としてのウクライナ紛争と、対米追従一辺倒の日本の危険性、ウクライナ政府の腐敗の実態などについておうかがいしました。

※「米国によるウクライナでの『代理戦争』モデルの失敗はアジアに有利」~岩上安身によるインタビュー 第1082回 ゲスト 現役経産官僚、経済産業研究所コンサルティングフェロー 藤和彦氏 2022.7.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/508888

 前回のインタビューの後に、パイプライン「ノルドストリーム」の爆破事件が起こり、しかもその犯人は米国とノルウェーである、と暴露するシーモア・ハーシュ氏のスクープが世に出ました。

※How America Took Out The Nord Stream Pipeline(Seymour Hersh、2023年2月8日)
https://seymourhersh.substack.com/p/how-america-took-out-the-nord-stream

 藤和彦氏は、大きな衝撃を受けて、この問題についてメルマガで寄稿しています。それを踏まえて、ノルドストリームを爆破したのは誰か、ウクライナ紛争が起きて以来、最大の問題をはらむ出来事と藤氏が重大視するこの事件についての真相に迫り、ドイツときわめて似た立場に立たされている日本は、「他山の石」として、この事件をどう考えるべきか、お話をうかがいたいと思います。

 また、4月3日には、岩上安身による東京大学農学部鈴木宣弘教授インタビューを予定しています。鈴木教授には、深刻になる一方の、食料安全保障問題についておうかがいする予定です。有事となり、戦争が拡大すれば、最悪の場合、日本国民はほぼ全員、餓死してしまいます。その問題を正面から凝視し、声をあげる、希少な知識人が鈴木信宣弘教授です!

 IWJが警鐘を鳴らした以下の記事も、ぜひあわせて御覧ください。

※米ラトガース大が学術誌『Nature Food』に発表した論文で、米露全面核戦争の「核の冬」で2年以内に世界の50億人が飢餓に直面と分析! 最も影響を受けるのは北半球の高緯度地域、かつ食料を輸入に依存する国、つまり日本!! 東京大学大学院の鈴木宣弘教授は「日本は台湾有事で中国と戦争をする前に飢える」と、食料自給率の低さを放置したまま軍備増強に向かう政治を批判!!(前編)(日刊IWJガイド、2023年1月30日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51815#idx-5

※はじめに~米ラトガース大が学術誌『Nature Food』に掲載した研究発表で、米露全面核戦争が起きた場合の「核の冬」で地球全体が寒冷化し2年以内に世界の50億人が飢餓に直面と分析! 日本では1億2000万人以上、ほぼすべての人口が餓死!! IWJはこの研究発表「核戦争の煤煙噴出による気候変動で、作物、海洋漁業、家畜の生産が減少し、世界の食糧難と飢饉が発生する」を全文仮訳!!(中編)(日刊IWJガイド、2023年1月31日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51818#idx-1

※米ラトガース大が学術誌『Nature Food』に掲載した研究発表で、米露全面核戦争の「核の冬」で2年以内に世界の50億人が飢餓に直面と分析! 日本では1億2000万人以上、ほぼすべての人口が餓死!! IWJはこの研究発表「核戦争の煤煙噴出による気候変動で、作物、海洋漁業、家畜の生産が減少し、世界の食糧難と飢饉が発生する」を全文仮訳!!(その3)(日刊IWJガイド、2023年2月1日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51821#idx-4

※米ラトガース大が学術誌『Nature Food』に掲載した研究発表で、米露全面核戦争の「核の冬」で2年以内に世界の50億人が飢餓に直面と分析! 日本では1億2000万人以上、ほぼすべての人口が餓死!! IWJはこの研究発表「核戦争の煤煙噴出による気候変動で、作物、海洋漁業、家畜の生産が減少し、世界の食糧難と飢饉が発生する」を全文仮訳!!(その4)(日刊IWJガイド、2023年2月3日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51836#idx-4

※米ラトガース大が学術誌『Nature Food』に掲載した研究発表で、米露全面核戦争の「核の冬」で2年以内に世界の50億人が飢餓に直面と分析! 日本では1億2000万人以上、ほぼすべての人口が餓死!! IWJはこの研究発表「核戦争の煤煙噴出による気候変動で、作物、海洋漁業、家畜の生産が減少し、世界の食糧難と飢饉が発生する」を全文仮訳!!(その5・最終回)(日刊IWJガイド、2023年2月4日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51839#idx-5

 4月6日には、岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク 田崎基氏インタビュー第3回を予定しています。

 現代の日本は、まさに高齢者を主たる標的とした詐欺の時代だといっても過言ではありません。

 何十億という巨大な特殊詐欺事件から、毎日、誰かが騙されているオレオレ詐欺や還付金詐欺、そして、さらには高齢者に対する、ストレートな暴力による老後資金の強奪へとエスカレートし、中高年から高齢者にとっては、いつ自分が被害にあうか、誰にもわからない、ロシアンルーレットのような日常を生きているような状態です。

 「老人を殺し、奪う」ことを、「正義」であるとする「思想」すら、広がりつつあるのではないか、とすら思われます。弱者を切り捨てる思想は、まさにナチスの思想につながります。ぜひ4回目のインタビューを御覧になってください!

 田崎氏へのこれまで2回のインタビューは、こちらから御覧ください。

※「今の特殊詐欺グループは、自転車の車輪がいくつも存在していて、そのハブのスポークが、また別の車輪のハブになっているみたいな円環構造」~岩上安身によるインタビュー第1111回 ゲスト 神奈川新聞報道部デスク・田崎基氏 2023.3.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514596

※背後に「暴力団」が関与し凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」が後押し! ルフィ事件と、高齢者に「集団自決」を求めた成田悠輔氏の発言は同根の大問題! 岩上安身によるインタビュー第1112回 ゲスト『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏 第2回 2023.3.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514705

 そして、4月10日には、元外務省国際情報局長 孫崎享氏へのインタビューも決定しました!

 前回、昨年12月15日に行われた、岩上安身による孫崎氏へのインタビューは、ぜひ以下のURLから御覧ください。

※「ウクライナと同じで、戦場になってガチャガチャになるのは日本だけ」~12.15 岩上安身によるインタビュー第1107回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏インタビュー 2022.12.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/512936

■IWJは創業以来、最大の経済的危機です! 3月24日までの24日間でいただいた3月のご寄付は、121万6400円と月間目標の31%でした! ご寄付をお寄せいただいた皆さまありがとうございました! しかし、3月の月間目標までには残り5日で残り69%、268万円以上が必要です! 毎月、累積赤字が増え続けている状況で、第13期の7ヶ月間の累積の不足分は1655万4500円となりました! 3月こそは少なくとも月間目標額390万円を達成できますよう、また累積の不足分を少しでも減らせますよう、緊急のご支援・ご寄付・カンパのほど、どうぞよろしくお願いします!

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 IWJの第13期も半期の折り返しを過ぎ、この3月で8ヶ月目に入りました。

 3月の1日から24日までの24日間でいただいたご寄付は、91件、121万6400円となっています。これは月間目標額390万円の31%にあたります。ご寄付をお寄せいただいた皆さま、まことにありがとうございます。

 しかし、3月の月間目標額達成まで、あと69%、268万3600円が必要です! 毎月のように月間目標額を割り込む月が続き、3月の時点では、月間目標額を含め、第13期の累積不足額は1615万4500円となっております! ぜひ、皆さま、今月こそは、まずは月間目標額を達成できますよう、あと268万3600円のご寄付を、どうぞ緊急のご支援をお願いいたします!

 その上でさらに、累積の不足額を少しでも削れるように、引き続き、どうぞご支援をお願いします!

 IWJの内部留保も底を尽き、キャッシュフローが不足したため、私、岩上安身が、個人的な私財から、500万円かつ2回にわたってIWJにつなぎ融資しました。

 私がこれまでにIWJに貸し付けてまだ未返済の残高は約600万円。これにつなぎ融資1000万円と合計すると、IWJへの私の貸し付け残高は約1600万円にのぼります。

 私の貯えなどたかがしれていますから、この先も同様の危機が続けば、私個人の貯えが尽きた時、その時点でIWJは倒れてしまいます。

 皆さまにおかれましても、コロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価上昇に悩まされていることとお察しいたします。

 しかし、ご寄付が急減してしまうと、たちまちIWJは活動していけなくなってしまいます。IWJの運営は会員の方々の会費(最近の流行語ではサブスク)とご寄付・カンパ(最近の用語でいえばドネーション)の両輪によって成り立っていますが、それが成り立たなくなってしまいます。

 2023年、「新たな戦争前夜」を迎えて、私、岩上安身とIWJは、少しでも正確な情報を皆さまにお届けできるように、その結果として、日本が戦争突入という悲劇に見舞われないように、無謀な戦争を断固阻止するために全力で頑張ってゆきたいと思います。

 先月、2月における、最も特筆すべきエポックメイキングな出来事は、ピューリッツァー賞を受賞した経歴をもつ、米国屈指の独立調査報道ジャーナリストであるシーモア・ハーシュ氏が、米国が、ノルウェーと協力し、ドイツとロシアを直接つなぐ天然ガスパイプライン・ノルドストリームを爆破したという驚愕のスクープを出したことでしょう。日本の新聞・テレビなどのメインストリームメディアは、一切このスクープを報じませんでした。

 IWJは、全文の仮訳を進め、全4回を号外でお送りしました。

※【IWJ号外】ドイツとロシアを結ぶ天然ガスパイプライン・ノルドストリームを爆破したのは、米国だった! ピューリッツァー賞を受賞した米国の最も著名な独立調査報道ジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏が大スクープ!(その1~4)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e3%82%b7%e3%83%bc%e3%83%a2%e3%82%a2%e3%83%bb%e3%83%8f%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a5

 私は、ロシア軍がウクライナに侵攻して1年となる2月24日の岸田総理会見で、ハーシュ氏のスクープについて岸田総理に直接、質問しました。

 私が「日本政府は、このノルドストリーム爆破疑惑について、独自に検証や調査を行なっているのでしょうか?」と質問したのに対し、岸田総理は、「米政府は完全なるフィクションであるという評価をしております」「ノルウェー外務省もナンセンスと言っています」「多くの国においてこうした記事に関しては、否定的な評価がされている」とはぐらかし、日本政府・日本国総理としての判断を示しませんでした。

※【IWJ代表:岩上安身質問】ノルドストリーム爆破疑惑について、日本は独自に検証や調査を行なっているのか?岸田内閣総理大臣記者会見-令和5年2月24日(Movie IWJ)
https://www.youtube.com/watch?v=9uUrTxr_Mss

※はじめに~岩上安身が岸田総理に対して会見で質問!~(日刊IWJガイド、2023年2月25日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51926#idx-1

 このウクライナ紛争は、米国主導の戦争です。

 ハーシュ氏のスクープが事実であれば、米国は、同盟国のドイツも多額の出資をしたノルドストリーム・パイプラインを爆破し、ドイツとロシアの仲を引き裂き、ウクライナを戦場にして、欧州とロシアの友好的な関係を完全に破壊し、欧州に天然ガスと石油を高値で売りつけて市場を奪い取ったということになります。

 つまり、米国は「敵国」のロシアだけでなく、米国の重要な同盟国であるはずのドイツにも大損害を与えた疑いがあるのです。これは同盟国への重大な背信であり、裏切りです。

 IWJでは、独自のIWJ検証レポートで、ノルドストリームの建設の経緯から、完成したもののウクライナ紛争の勃発と制裁によって使用できなくなり、さらに爆破に至るまで、断続的に連載してお伝えしています。この経緯を知ると、ウクライナ紛争以前から、米国はノルドストリームの完成と開通を何としても阻みたいと思っていたという事実が明らかになります。

 岸田文雄総理は、1月早々に昨年末閣議決定した「改定版安保3文書」を携えて訪米、バイデン大統領と会談し、日本の軍拡をバイデン大統領から賞賛されて岸田総理は鼻高々でした。

 しかし国会での議論と承認がなされなくても、閣議決定し、米国からの承認があれば軍拡のアクセルを踏んでしまう岸田政権は、日本の主権を米国に丸投げしたも同然です。米国を守るために日本が代わりに犠牲となり、日本は米中の「代理戦争」の戦場とされてしまいます。

 上記の24日の岸田総理会見で、私は、「米国は誠実な同盟国なのかどうか、疑いの出ている中、日本の安全保障を米国に丸ごと委ねていていいのか」、「有事の際の自衛隊の指揮権まで米国に渡してしまっていいのか」と問いました。

 岸田総理は「自衛隊及び米軍は、各々独自の独立した指揮系統に従って行動をする、これはいうまでもないこと」などと、自衛隊の指揮権はあたかも米軍から独立して存在しているかのように述べました。

 しかし、この総理の発言は、事実と異なります。従来の幕僚長を事実上廃止し、新たに米軍との「統合司令部」を設置する「安保3文書」の改定は、自衛隊を米軍の司令下におく「2軍」にしてしまうものです。

 自衛隊が米軍と司令部を統合してしまい、自身で状況判断するための目と耳(情報衛星他)をもたず、独自に判断する頭(内閣に直結し、米国から独立した司令部)をもたない、そんな日本が、安全保障において、米軍から独立した主権をもつ、といくら岸田総理が口先だけで言っても、自衛隊のおかれたリアルな現実を国民に説明していることにはなりません。

 2月28日、衆議院本会議は与党の賛成多数で、「安保3文書」の改定を踏まえ、防衛費を大幅増額した2023年度予算案を可決しました。過去最大の114兆3812億円に上る2023年予算案は、参議院が仮に可決せずとも、3月中に自動成立してしまいます。

 日本は、このまま米国追従を続け、米国の単独一極覇権を支えるために、日本自らは世界最悪の財政危機に直面しているというのに、米国の要請に従って、軍拡という重い財政支出を重ねてゆくのはあまりに愚かではないでしょうか!?

 そもそも日本が依存している米国は、誠実な、信頼に値する同盟国といえるのでしょうか!?

 日本は、米国への依存から脱却をはかり、独立した主権国家として、そもそも「敵」を作らない、多極的な外交姿勢をめざすべきではないでしょうか?

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 岩上安身

■「どこにも忖度しない真の報道機関を守るため」、「市民のための大切な報道機関」、「日本で数少ない有益な情報を発信してくれるメディア」ご寄付者様からメッセージをいただきました! ここに感謝を込めて紹介させていただきます!

 ご寄付者様からメッセージをいただきました。

 メッセージひとつひとつに、岩上安身が返信を書かせていただきます! ぜひ嬉しい励ましのメッセージ、あるいは、ご質問やご提案などにもお答えしますので、お寄せください! ただし、会員の方で、ご寄付者様からのメッセージのみとさせていただきます!

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 政府や団体等のどこにも忖度しない真の報道機関を守るため。

(アオキ カナメ 様)

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 アオキ カナメ 様

 ご寄付、ありがとうございます!

 忖度すること、特に上位の権力者へ忖度することができることが、日本社会の中で、つつがなく生きる、あるいは要領よく出世するための必要条件でした。今も、それは変わっていない、もしかするとより悪化しているように思います。

 しかし、「真実を追求」することが使命で、その過程で「筋を通す」ために、あえて「角を立てる」こともいとわないのがジャーナリズムのあるべき姿だとしたら、何ものかにいちいち忖度していたら、使命を果たすことはできません。

 IWJはこれからも、権力に忖度しない姿勢を貫きます。

 今後とも、ご支援をよろしくお願いいたします。

 岩上安身

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 IWJは市民のための大切な報道機関であると考えるためです。大変な状況とは思いますが、頑張ってください。

(kamutan 様)

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 ありがとうございます!

 IWJは、今後とも、真実を追求し、同時に、それが我々日本人がサバイバルすることに資するように、頑張りたいと存じます。

 厳しい経済状況が続きますが、今後とも、ご支援のほど、よろしくお願いします。

 岩上安身

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 日本で数少ない有益な情報を発信してくれるメディアだからです。微力ながら協力します

(日野 啓介 様)

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 日野 啓介 様

 ありがとうございます!

 私は、常に少数者でありたい、とは願ってるわけではなくて、できれば、自分たちの発する報道や情報に共感してくれる方々が、何万、何十万、何百万、何千万にも増えてくださって、全然、構わないのですが、なぜかなかなかそうはなりません(苦笑)。

 会員数も、何を遠慮なさっているのか、なかなか増えませんが、皆さま、遠慮をせずに、ぜひぜひ、どんどん会員になっていただき、ご寄付・カンパのご支援の方も、どしどしとお寄せいただければと思います。

 3月も残りわずかとなりました。今月のドネーションの月額目標は、まだまだ目標額に達していません。

 東京の桜は全国で最も早く開花し、満開だというのに、この週末は雨が続いて、花見はまったくできませんでした。二重の涙雨です。

 3月27日月曜日から始まる3月最終週は、ご寄付も集まり、雨もやんで桜咲く、ということになるでしょうか。

 どうか、市民の皆さまのお力で、IWJを盛り立てていただけますよう、よろしくお願いします。

 岩上安身


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◆中継番組表◆

**2023.3.27Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】16:00~「春の市民大集会『STOP ESATJ!どうなってるの?東京都の教育行政』」―登壇:羽藤由美京都工芸繊維大学名誉教授、大内裕和武蔵大学人文学部教授ほか
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

これまでIWJが報じてきた羽藤由美教授関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%be%bd%e8%97%a4%e7%94%b1%e7%be%8e

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◆中継番組表◆

**2023.3.28Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】19:00~「『オルタナティブな日本を目指して』~台湾有事と日米軍事同盟」―登壇:孫崎享氏(元外務省国際情報局長)
[配信ページURL] https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

これまでIWJが報じてきた孫崎享氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/magosakiukeru

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

日・ウクライナ共同声明と中ロ共同声明で明確になった日中両国の考えの違いが日中外交へのもたらす影響について「昨年11月の日中首脳会談で得られた前向きなモメンタムを維持しつつ、主張すべきは主張し、責任ある行動を強く求めていく」と林大臣~3.24林芳正 外務大臣 定例会見 2023.3.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514916

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■中東で、米中の影響力が逆転! 北京でサウジアラビアとイランが7年ぶりに和解に向けて動き出したのに続き、今度はロシアの仲介でサウジアラビアとシリアが関係正常化へ! シリアの米軍基地では、米軍と親イラン派による報復の応酬!

 3月10日、習近平国家主席の3選にあわせて、北京でサウジアラビアとイランが7年ぶりに外交関係正常化で合意したのに続き、23日、サウジアラビアとシリアが、ロシアの仲介により外交関係を正常化することで合意へむけて動き出した、というニュースが飛び込んできました。

 仮にサウジアラビアとシリアの和解が、米国の関与しないところで、ロシアの仲介によって進めば、中東アラブ諸国を支配下に置いてきた米国の、中東における影響力の減退がさらに加速します。

 24日付『ウォール・ストリート・ジャーナル』は、サウジとシリアの当局者が明らかにした情報として、「合意に向けた協議がここ数週間、モスクワとリヤド(サウジアラビア政府)で行われてきたという」と報じました。

※サウジとシリア、関係正常化で合意に近づく ロシアが仲介(ウォール・ストリート・ジャーナル、2023年3月24日)
https://jp.wsj.com/articles/saudi-arabia-syria-close-to-resuming-ties-in-russia-brokered-talks-e402249a

 2011年に「アラブの春」がチュニジアに起きてシリアにも飛び火しました。シリア政府軍とシリアの反体制派に、外国諸勢力が介入し、現在(2023年)まで内戦状態が続いています。アサド政権打倒をめざすシリア国内の反体制派を欧米諸国やサウジアラビアなどが支援、イランやロシアがアサド政権を支援、ここにISILやクルド系武装勢力が加わりました。

 敵対的な関係にあったサウジアラビアとの関係正常化で、10年以上続いてきたシリア内戦、そしてシリアの内政への米国やISなどの外国から介入が撤退し、シリア内部での誰が誰の敵だかわからないような戦争に終止符を打つことになるのでしょうか。

 24日付『RT』は、サウジアラビアとシリアの両国は、4月にそれぞれの大使館を再開する準備をしている、と報じました。

 米国は、シリアに対し、一方的に厳しい制裁を科しています。米国務省の高官は、『アルジャジーラ』の取材に対し、24日、サウジアラビアとシリアの関係正常化に対するワシントンの反対は「変わらない」と述べた、と『RT』は報じています。

 米国は中東に平和がもたらされることを望まない、分断と殺し合い、そして理由にならない理由をつけて、米国がシリアを制裁して苦しめ、米軍が勝手にシリア国内に駐留し、シリアの石油をあからさまに米国が盗み続けている、この現状を継続したい模様です。

※Saudi Arabia and Syria to restore ties – media(サウジアラビアとシリアが関係を回復)(RT、2023年3月24日)
https://www.rt.com/news/573542-saudi-syria-diplomatic-relations/

 一方、中国はサウジアラビアとシリアの関係正常化を歓迎し、アラブ諸国の協調と戦略的独立の強化に対する確固たる支持を表明しました。

 24日付『グローバル・タイムズ』は、「(中国の対応は)中東における地域和解を阻止しようとする米国の試みとはまったく対照的である」とする専門家の声を紹介しています。

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■米軍の退役軍人がウクライナ軍最高司令官にかわって「反撃宣言」! ウクライナ軍最高司令官の軍事顧問である米退役軍人のダン・ライス氏が「ウクライナ軍は、今後数週間でロシア軍に対して大規模な攻撃を開始する準備ができており、これは国際社会を驚かせるだろう」と発言! ウクライナ紛争の実態は、もはや米国NATO対ロシアの戦い!?

 ロシアメディア『RT』は24日、ウクライナ軍の最高司令官ヴァレリー・ザルジニー氏の顧問、ダン・ライス氏が「ウクライナ軍は、今後数週間でロシア軍に対して大規模な攻撃を開始する準備ができており、これは国際社会を驚かせるだろう」と予告したことを報じました。

 ウクライナのドネツク州北部のバフムートでは、ロシアが優勢で、「包囲されていない道は1本だけ」「市域の7割はロシア側が占拠」と報じられてきました。しかし、その後戦局が大きく動いたという情報はありません。攻め続けてきたロシア軍の息切れか、という見方があちこちで語られています。

※Ukrainian counter-offensive ‘will shock the world’ – US adviser(ウクライナの反撃は「世界に衝撃を与えるだろう」- 米国顧問)(RT、2023年3月24日)
https://www.rt.com/russia/573513-ukraine-counteroffensive-shock-world/

 ダン・ライス(Dan Rice)氏は米国人、イラク戦争の退役軍人で、アメリカン大学キエフ校の学長でもあります。

 米国の退役軍人が、ウクライナで高等教育・軍事に深く関わっていることはもはや驚くべきことではないかもしれませんが、現場の兵士に訓練を施すレベルではなく、ウクライナ軍の頂点に立つ最高司令官の顧問に、イラク戦争で米国の侵略戦争を手がけた人物が就いていて、黒子に徹するのではなく、ウクライナ軍の猛反撃を予告するなど、自らがウクライナ軍の総大将であるかのような発言をしていることには驚かされます。

 ウクライナ紛争が「米国による代理戦争」というより、ウクライナ軍という皮をかぶった米軍とNATOによる対ロシア戦争ともいうべきレベルに差しかかっていることを示すエピソードです。

 『リンクド・イン』のライス氏のページで紹介されている経歴のポイントは、以下です。

・ケロッグ・ノースウェスタン、メディル、ペンシルベニア大学で、ビジネス、マーケティング、ラーニングの3つの修士号を取得した。ペンシルベニア大学ではリーダーシップの博士課程授業をすべて終了し、ウクライナに専念するために論文を休学している。

・ウクライナで初めてアメリカの認可を受けた大学であるアメリカン大学キエフ校の学長である。

・作家として4つの文学賞を受賞し、オンエア・ジャーナリストとして出版や講演を定期的に行っている。

・ロイド・オースティン長官、ジャック・リード上院議員、エリック・クリラ将軍、コーチ・Kなど、ウェストポイントの偉大な卒業生たちの伝記を執筆。

・2004年、歩兵大尉として陸軍に再入隊、イラクのスンニ・トライアングルで1年間勤務。空挺バッジ、レンジャー・タブ、コンバット・アクション・バッジ、パープルハートなどの勲章を持つ。

・2022年4月、ウクライナ軍総司令官ヴァレリー・ザルジニー将軍の無給特別顧問として、自らウクライナに渡航。キエフとワシントンDCを定期的に往復し、ザルジニー将軍の目的を支援するために記事を出版したり、テレビ出演をしたりしている。

・退役軍人会(終身会員)、米国議会の「国家安全保障改革プロジェクト(PNSR)」に参加。

※Dan Rice(LinkedIn、2023年3月26日閲覧)
https://www.linkedin.com/in/danricewestpoint

 上記『RT』は「ウクライナの日刊紙『ニュー・ヴォイス』によるインタビュー」が情報源としていますが、IWJはこの記事をまだ確認していません。

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■IWJ書店新刊入荷! ジャーナリスト田崎基氏の直筆サイン入り!!『ルポ 特殊詐欺』を10冊限定で、IWJ書店から販売いたします!

 3月7日および13日に、岩上安身による連続インタビューに出演された、神奈川新聞報道部デスクの田崎基(たさきもとい)氏の直筆サイン入りの本を、限定10冊で、IWJ書店から販売いたします。

 世間を震撼させている連続広域強盗事件(「ルフィ」事件)発覚の3ヶ月も前に上梓された『ルポ 特殊詐欺』(ちくま新書、2022年11月10日)は、新聞社の報道部に身を置く著者の田崎氏が、綿密な取材にもとづいて書かれたルポルタージュです。

 こちらは、会員限定の商品になります!

『ルポ 特殊詐欺』(田崎基氏直筆サイン入り)
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=471

 この機会に、会員でない方は、ぜひとも、会員登録していただいて、ご購入ください!

 下記のURLから会員登録いただけます。

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 岩上安身は4月6日、田崎氏に3回目のインタビューを行う予定です。これまで2回の岩上安身による田崎氏へのインタビューは、下記から閲覧・ご視聴いただけます!

※「今の特殊詐欺グループは、自転車の車輪がいくつも存在していて、そのハブのスポークが、また別の車輪のハブになっているみたいな円環構造」~岩上安身によるインタビュー第1111回 ゲスト 神奈川新聞報道部デスク・田崎基氏 2023.3.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514596

※背後に「暴力団」が関与し凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」が後押し! 岩上安身によるインタビュー第1112回 ゲスト『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏 第2回 2023.3.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514705

 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230327

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
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