┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~デンマークがガスプロム子会社「ノルドストリーム2 AG」のオペレーターを、ノルドストリーム調査に招待! これまでノルドストリーム爆破事件調査から当事国であるロシアを排除してきた方針に変化? 爆破現場から30km離れた場所で見つかった「小さな杭」は、新たな展開をもたらすのか? ノルウェーはロシア原潜の動きを警戒、海底ガスパイプライン付近の海軍パトロールを強化!「報復の連鎖」を防ぐため、国際社会はノルドストリーム爆破事件の真相を明らかにし、爆破実行者に賠償を求めるべき!
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┠■IWJは創業以来、最大の経済的危機です! 3月24日までの24日間でいただいた3月のご寄付は、121万6400円と月間目標の31%でした! ご寄付をお寄せいただいた皆さまありがとうございました! しかし、3月の月間目標までには残り8日で残り69%、268万円以上が必要です! 毎月、累積赤字が増え続けている状況で、第13期の7ヶ月間の累積の不足分は1655万4500円となりました! 3月こそは少なくとも月間目標額390万円を達成できますよう、また累積の不足分を少しでも減らせますよう、緊急のご支援・ご寄付・カンパのほど、どうぞよろしくお願いします!
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┠■【中継番組表】
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┠■<IWJ取材報告>日・ウクライナ共同声明と中ロ共同声明で明確になった日中両国の考えの違いが日中外交へのもたらす影響について「昨年11月の日中首脳会談で得られた前向きなモメンタムを維持しつつ、主張すべきは主張し、責任ある行動を強く求めていく」と林大臣~3.24林芳正 外務大臣 定例会見
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┠■<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その44)>第三部 権力のはらわた「第八章 塗りかえられたレーニンの肖像 ―一九九一年九月、九三年二月―」(part3)
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┠■<今週の新記事振り返り>
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┠■<今週の日刊IWJガイド振り返り>
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■はじめに~デンマークがガスプロム子会社「ノルドストリーム2 AG」のオペレーターを、ノルドストリーム調査に招待! これまでノルドストリーム爆破事件調査から当事国であるロシアを排除してきた方針に変化? 爆破現場から30km離れた場所で見つかった「小さな杭」は、新たな展開をもたらすのか? ノルウェーはロシア原潜の動きを警戒、海底ガスパイプライン付近の海軍パトロールを強化!「報復の連鎖」を防ぐため、国際社会はノルドストリーム爆破事件の真相を明らかにし、爆破実行者に賠償を求めるべき!
2022年9月26日に起きたドイツとロシアを結ぶ天然ガスパイプライン「ノルドストリーム1、2」の爆破事件に関して、新たな動きがありました。爆破事件を調査しているデンマーク当局が、ガスプロム子会社「ノルドストリーム2 AG」のオペレーターを、ノルドストリーム爆破事件の調査に招待しました。
「ノルドストリーム1、2」の爆破事件については、爆破の位置がスウェーデンとデンマークの排他的経済水域にあることから、これまでスウェーデンとデンマーク両政府、当事国であるドイツの3ケ国が調査を行なってきました。
ロシアももちろん「ノルドストリーム」の当事国ですが、不公平なことに、これまで調査への参加は認められていませんでした。
24日付『RT』によると、デンマーク当局は23日、「ノルドストリーム2」の付近で発見された「謎の物体」について、ロシア国営企業ガスプロム社の子会社である「ノルドストリーム2 AG」のオペレーターが、この「謎の物体」の回収に参加することを許可した、と発表しました。
プーチン大統領は、3月14日、パイプラインが破られた場所から約30km離れた場所で発見された「謎の物体」は、爆破工作で使用された「ある種のアンテナ」であり、「遠隔操作で攻撃を開始した可能性がある」と指摘していました。
※Denmark invites Nord Stream operator to help salvage mystery object(デンマークは謎の物体の引き上げを支援のためにノルドストリームオペレーターを招待)(RT、2023年3月24日)
https://www.rt.com/news/573501-nord-stream-salvage-denmark/
24日付『TASS』によると、プーチン大統領は、ジャーナリストのパベル・ザルビン氏によるインタビューで、ガスパイプラインの最も脆弱な場所であるパイプの接合部近くに「小さな杭」のようなものが見つかっていると述べました。
プーチン大統領「爆発現場から約30キロメートルの距離で、爆発が起こった場所と同じような場所に小さな杭(のような謎の物体)が見つかった。(中略)
ノルドストリームに沿って複数の爆発装置が設置されたようだ。(中略)
一部は作動し、一部は作動しなかった。理由は不明だ」
専門家は、パイプラインの下に仕掛けられた可能性のある爆発装置を、爆発させるための信号を受信するためのアンテナではないかと考えている、と『TASS』は報じました。
※Denmark invites Nord Stream operator to lift object discovered near pipeline(デンマークはパイプラインの近くで発見されたオブジェクトを持ち上げるためにノルドストリームのオペレーターを招待)(TASS、2023年3月24日)
https://tass.com/economy/1593791
デンマークエネルギー庁は23日、海底に突き刺さっているように見える、棒状の、海藻に覆われた「謎の物体」の写真を公開し、「物体は高さ40センチメートル、幅10センチメートルの海用煙ブイ(maritime smoke buoy)である可能性があり、差し迫った安全上のリスクをもたらすものではない」と説明しました。
「ある種のアンテナ」ではないかというプーチン大統領の指摘を否定する発表です。
※Gazprom Invited to Recover Object Found Near Nord Stream Pipeline(ノルドストリームパイプラインの近くで見つかった物体の回収にガスプロムが招待された)(Moscow Times、2023年3月24日)
https://www.themoscowtimes.com/2023/03/24/gazprom-invited-to-recover-object-found-near-nord-stream-pipeline-a80606
「2本のパイプラインの近くで引き起こされた爆発によってパイプラインが大きく損傷した」とスウェーデン当局が2022年10月6日に発表した後、調査は大きく進展していませんでした。
※ノルドストリームのガス漏れ「爆発が原因」スウェーデン当局(NHK、2022年10月7日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221007/k10013851411000.html
2023年にはいって、米国の調査ジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏が「ノルドストリームの破壊工作を計画し実行したのは米国とノルウェーである」としたスクープを2月8日に発表したことを契機として、関係各国に動きが出ています。
2月21日には、ロシア主導の国連安保理会合が開催され、「ノルドストリーム1、2」の爆破事件について協議しました。
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■IWJは創業以来、最大の経済的危機です! 3月24日までの24日間でいただいた3月のご寄付は、121万6400円と月間目標の31%でした! ご寄付をお寄せいただいた皆さまありがとうございました! しかし、3月の月間目標までには残り8日で残り69%、268万円以上が必要です! 毎月、累積赤字が増え続けている状況で、第13期の7ヶ月間の累積の不足分は1655万4500円となりました! 3月こそは少なくとも月間目標額390万円を達成できますよう、また累積の不足分を少しでも減らせますよう、緊急のご支援・ご寄付・カンパのほど、どうぞよろしくお願いします!
いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
IWJの第13期も半期の折り返しを過ぎ、この3月で8ヶ月目に入りました。
3月の1日から24日までの24日間でいただいたご寄付は、91件、121万6400円となっています。これは月間目標額390万円の31%にあたります。ご寄付をお寄せいただいた皆さま、まことにありがとうございます。
しかし、3月の月間目標額達成まで、あと69%、268万3600円が必要です! 毎月のように月間目標額を割り込む月が続き、3月の時点では、月間目標額を含め、第13期の累積不足額は1615万4500円となっております! ぜひ、皆さま、今月こそは、まずは月間目標額を達成できますよう、あと268万3600円のご寄付を、どうぞ緊急のご支援をお願いいたします!
その上でさらに、累積の不足額を少しでも削れるように、引き続き、どうぞご支援をお願いします!
IWJの内部留保も底を尽き、キャッシュフローが不足したため、私、岩上安身が、個人的な私財から、500万円かつ2回にわたってIWJにつなぎ融資しました。
私がこれまでにIWJに貸し付けてまだ未返済の残高は約600万円。これにつなぎ融資1000万円と合計すると、IWJへの私の貸し付け残高は約1600万円にのぼります。
私の貯えなどたかがしれていますから、この先も同様の危機が続けば、私個人の貯えが尽きた時、その時点でIWJは倒れてしまいます。
皆さまにおかれましても、コロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価上昇に悩まされていることとお察しいたします。
しかし、ご寄付が急減してしまうと、たちまちIWJは活動していけなくなってしまいます。IWJの運営は会員の方々の会費(最近の流行語ではサブスク)とご寄付・カンパ(最近の用語でいえばドネーション)の両輪によって成り立っていますが、それが成り立たなくなってしまいます。
2023年、「新たな戦争前夜」を迎えて、私、岩上安身とIWJは、少しでも正確な情報を皆さまにお届けできるように、その結果として、日本が戦争突入という悲劇に見舞われないように、無謀な戦争を断固阻止するために全力で頑張ってゆきたいと思います。
先月、2月における、最も特筆すべきエポックメイキングな出来事は、ピューリッツァー賞を受賞した経歴をもつ、米国屈指の独立調査報道ジャーナリストであるシーモア・ハーシュ氏が、米国が、ノルウェーと協力し、ドイツとロシアを直接つなぐ天然ガスパイプライン・ノルドストリームを爆破したという驚愕のスクープを出したことでしょう。日本の新聞・テレビなどのメインストリームメディアは、一切このスクープを報じませんでした。
IWJは、全文の仮訳を進め、全4回を号外でお送りしました。
※【IWJ号外】ドイツとロシアを結ぶ天然ガスパイプライン・ノルドストリームを爆破したのは、米国だった! ピューリッツァー賞を受賞した米国の最も著名な独立調査報道ジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏が大スクープ!(その1~4)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e3%82%b7%e3%83%bc%e3%83%a2%e3%82%a2%e3%83%bb%e3%83%8f%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a5
私は、ロシア軍がウクライナに侵攻して1年となる2月24日の岸田総理会見で、ハーシュ氏のスクープについて岸田総理に直接、質問しました。
私が「日本政府は、このノルドストリーム爆破疑惑について、独自に検証や調査を行なっているのでしょうか?」と質問したのに対し、岸田総理は、「米政府は完全なるフィクションであるという評価をしております」「ノルウェー外務省もナンセンスと言っています」「多くの国においてこうした記事に関しては、否定的な評価がされている」とはぐらかし、日本政府・日本国総理としての判断を示しませんでした。
※【IWJ代表:岩上安身質問】ノルドストリーム爆破疑惑について、日本は独自に検証や調査を行なっているのか?岸田内閣総理大臣記者会見-令和5年2月24日(Movie IWJ)
https://www.youtube.com/watch?v=9uUrTxr_Mss
※はじめに~岩上安身が岸田総理に対して会見で質問!~(日刊IWJガイド、2023年2月25日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51926#idx-1
このウクライナ紛争は、米国主導の戦争です。
ハーシュ氏のスクープが事実であれば、米国は、同盟国のドイツも多額の出資をしたノルドストリーム・パイプラインを爆破し、ドイツとロシアの仲を引き裂き、ウクライナを戦場にして、欧州とロシアの友好的な関係を完全に破壊し、欧州に天然ガスと石油を高値で売りつけて市場を奪い取ったということになります。
つまり、米国は「敵国」のロシアだけでなく、米国の重要な同盟国であるはずのドイツにも大損害を与えた疑いがあるのです。これは同盟国への重大な背信であり、裏切りです。
IWJでは、独自のIWJ検証レポートで、ノルドストリームの建設の経緯から、完成したもののウクライナ紛争の勃発と制裁によって使用できなくなり、さらに爆破に至るまで、断続的に連載してお伝えしています。この経緯を知ると、ウクライナ紛争以前から、米国はノルドストリームの完成と開通を何としても阻みたいと思っていたという事実が明らかになります。
岸田文雄総理は、1月早々に昨年末閣議決定した「改定版安保3文書」を携えて訪米、バイデン大統領と会談し、日本の軍拡をバイデン大統領から賞賛されて岸田総理は鼻高々でした。
しかし国会での議論と承認がなされなくても、閣議決定し、米国からの承認があれば軍拡のアクセルを踏んでしまう岸田政権は、日本の主権を米国に丸投げしたも同然です。米国を守るために日本が代わりに犠牲となり、日本は米中の「代理戦争」の戦場とされてしまいます。
上記の24日の岸田総理会見で、私は、「米国は誠実な同盟国なのかどうか、疑いの出ている中、日本の安全保障を米国に丸ごと委ねていていいのか」、「有事の際の自衛隊の指揮権まで米国に渡してしまっていいのか」と問いました。
岸田総理は「自衛隊及び米軍は、各々独自の独立した指揮系統に従って行動をする、これはいうまでもないこと」などと、自衛隊の指揮権はあたかも米軍から独立して存在しているかのように述べました。
しかし、この総理の発言は、事実と異なります。従来の幕僚長を事実上廃止し、新たに米軍との「統合司令部」を設置する「安保3文書」の改定は、自衛隊を米軍の司令下におく「2軍」にしてしまうものです。
自衛隊が米軍と司令部を統合してしまい、自身で状況判断するための目と耳(情報衛星他)をもたず、独自に判断する頭(内閣に直結し、米国から独立した司令部)をもたない、そんな日本が、安全保障において、米軍から独立した主権をもつ、といくら岸田総理が口先だけで言っても、自衛隊のおかれたリアルな現実を国民に説明していることにはなりません。
2月28日、衆議院本会議は与党の賛成多数で、「安保3文書」の改定を踏まえ、防衛費を大幅増額した2023年度予算案を可決しました。過去最大の114兆3812億円に上る2023年予算案は、参議院が仮に可決せずとも、3月中に自動成立してしまいます。
日本は、このまま米国追従を続け、米国の単独一極覇権を支えるために、日本自らは世界最悪の財政危機に直面しているというのに、米国の要請に従って、軍拡という重い財政支出を重ねてゆくのはあまりに愚かではないでしょうか!?
そもそも日本が依存している米国は、誠実な、信頼に値する同盟国といえるのでしょうか!?
日本は、米国への依存から脱却をはかり、独立した主権国家として、そもそも「敵」を作らない、多極的な外交姿勢をめざすべきではないでしょうか?
皆さまにはぜひ、マスメディアが真実を伝えない、こうした問題について、IWJが追及を続けてゆくために、どうか、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。
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どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!
岩上安身
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◆中継番組表◆
**2023.3.26 Sun.**
調整中
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◆中継番組表◆
**2023.3.27 Mon.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch5】16:00~「『STOP ESATJ!どうなってるの?東京都の教育行政』―登壇:羽藤由美京都工芸繊維大学名誉教授、大内裕和武蔵大学人文学部教授ほか」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://twitcasting.tv/iwj_ch5
「入試改革を考える会」ほか主催の集会を中継します。これまでIWJが報じてきた教育問題関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%95%99%e8%82%b2%e5%95%8f%e9%a1%8c
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
検察の特別抗告断念を受け、「特別抗告ができるのは、著しく正義に反するということでなければ、あと、憲法違反がなければ、特別抗告の理由はないんです。いくらあがいても恥をかくだけです」と西嶋弁護団長!!~3.20袴田事件弁護団記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514833
東京地裁は憲法25条に「食糧の権利」を認めるも「種子法には国民の食への権利を保障することまでは書いていない」と原告の請求を却下!~3.24 種子法廃止等に関する違憲確認訴訟 判決後の記者会見と報告集会
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514913
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■<IWJ取材報告>日・ウクライナ共同声明と中ロ共同声明で明確になった日中両国の考えの違いが日中外交へのもたらす影響について「昨年11月の日中首脳会談で得られた前向きなモメンタムを維持しつつ、主張すべきは主張し、責任ある行動を強く求めていく」と林大臣~3.24林芳正 外務大臣 定例会見
2023年3月24日、午後4時55分より、東京・外務省にて、林芳正 外務大臣の定例会見が行われました。
冒頭、林大臣より、3月27日から、パスポート、ビザ、各種証明のオンライン申請が始まり、これらの手数料をクレジットカードによってオンラインで支払できるサービスも一部先行して開始される旨の報告がありました(※)。
※パスポートのオンライン申請の利用案内ポスター・パンフレット(外務省HP 2023.3.22)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/pss/page23_004215.html
続いて、各社記者と林大臣との質疑応答となりました。
質問は、3月21日、岸田首相がウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領との会談後に行った共同記者会見、および、そこで発出した共同声明(※)の内容について集中しました。
※日・ウクライナ共同声明(外務省HP 2023.3.22)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/c_see/ua/page4_005819.html
毎日新聞記者から、次のような質問がありました。
毎日新聞記者「岸田首相がキーウを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談した同時期に、中国の習近平国家主席がモスクワを訪問し、中ロ首脳会談を行いました。欧米メディアでは、この2つの動きを並べて報じるなど、ロシアによるウクライナ侵略に対する日中両国の考えの違いが鮮明になったと思います。
そのことをどのように受けとめてますでしょうか。また、中国から招請を受けている大臣の訪中を含め、日中両国の外交への影響について、どのようにお考えか教えてください」。
この質問に、林外務大臣は次のような答弁を行ないました。
林大臣「岸田総理のウクライナ訪問では、ロシアによるウクライナ侵略は、国際秩序の根幹を揺るがす暴挙であり、ウクライナはもちろん、世界のいかなる場所においても、力による一方的な現状変更、これを許してはならないということを、改めて世界に発信することができたというふうに考えております。
一方、習近平国家主席の訪露では、共同記者会見・共同記者発表などの場において、中露首脳から、ロシアのウクライナ領土からの即時撤兵等についての言及はなかったというふうに承知をしております。
ロシアはウクライナに対する攻撃、これを現在も続けているほか、プーチン大統領も併合したウクライナの一部地域は交渉の対象ではない旨述べるなど、和平に向けて歩み寄ろうとする兆しが一切見られないわけでございます。
そもそも国際法違反の侵略を行っているのは、ロシアでありまして、いかなる解決策もこの前提を踏まえなければならないと考えます。
我が国として、ウクライナ情勢をめぐるものを含むロシアと中国の動向を引き続き注視をしております。同時に、中国に対しては、さまざまな機会を通じて引き続き、責任ある対応を強く求めてまいります。
そして、私の訪中についてでございますが、そもそも日中関係については、日中両国さまざまな可能性とともに、数多くの課題や懸案に直面をしております。
同時に、国際社会の情勢の変化の中で、日中両国は、地域と世界の平和と繁栄に対して大きな責任を有しておるわけでございます。
中国との間では、昨年11月の日中首脳会談で得られた前向きなモメンタム、これを維持しながら、主張すべきは主張し、責任ある行動を強く求めつつ、諸懸案を含めて首脳間を初めとする対話をしっかりと重ねて、共通の課題については協力を考えていく。建設的かつ安定的な関係を、日中双方の努力で構築していくということが重要であると考えております。
私の訪中について、秦剛部長、及び王毅主任から改めて招待があったところでございます。引き続き、さまざまな状況を踏まえつつ、具体的な実施時期を調整をしてまいります」。
IWJ記者も、日・ウクライナ共同声明と中ロ共同声明の内容に関する質問を準備して会見に臨んだが、残念ながら指名されず、質問はかないませんでした。
会見の詳細はぜひ全編動画をご視聴ください。
■<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その44)>第三部 権力のはらわた「第八章 塗りかえられたレーニンの肖像 ―一九九一年九月、九三年二月―」(part3)
岩上安身は、1989年から1994年まで、29歳から35歳まで、足かけ6年かけて、崩壊前夜のソ連から、ソ連崩壊後の「民主ロシア」誕生の裏面まで、現地で取材しました。
現地取材をまとめた著書『あらかじめ裏切られた革命』(1996年、講談社、講談社ノンフィクション賞受賞作)は、当時のソ連・ロシアの実態を記録した貴重な資料ですが、残念ながら絶版となっており、入手困難な状況となっております。
ウクライナ紛争の長期化、そして西欧諸国が世界を支配してきた構造、米国による一極支配構造に揺らぎが見え始めた今こそ、改めて1991年のソ連崩壊前後に戻って、歴史を振り返る必要があると思われます。日刊IWJガイドで、『あらかじめ裏切られた革命』の復刻連載を進めていきます。ぜひお読みください。
下記URLから、初回の復刻連載(その1)をお読みいただけます。
※<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その1)>序文「ゴーリキーパークの世界精神」(日刊IWJガイド、2022年11月20日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51557#idx-4
直近の復刻連載は、下記URLからお読みいただけます。
※<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その42)>第三部 権力のはらわた「第八章 塗りかえられたレーニンの肖像 ―一九九一年九月、九三年二月―」(part1)(日刊IWJガイド、2023年3月20日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52027#idx-8
※<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その43)>第三部 権力のはらわた「第八章 塗りかえられたレーニンの肖像 ―一九九一年九月、九三年二月―」(part2)(日刊IWJガイド、2023年3月21日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52031#idx-6
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<II>二十世紀の「偶像の黄昏」
ヴォルコゴーノフ上級大将に会ってみようと思いたったのは、九二年秋の十月革命記念日に開催された改革派の集会の報道に接したときだった。その集会において、ヴォルコゴーノフは今まで秘密にされていたレーニン関係の数々の資料をもとにして、レーニンが実はユダヤ系の人物であったことを公式に明らかにし、彼がまとっていた一切の虚飾の衣装をひきはぐ過激な演説を行なったというのである。
「ソ連」という名称の国が消失し、共産党が解党されて一年あまりになるが、聖なる象徴としてのレーニンは、今なお健在である。赤の広場のレーニン廟には、レーニンの遺体の「ミイラ」が手つかずで安置されており、「参拝者」の姿は絶えることがない。ヴォルコゴーノフの発言は、したがってポスト共産主義の時代に突入してもなお生き延びてきた「現人神」のタブーを侵すものに違いなかった。とりわけ緊張感を覚えたのは、レーニンの出自の暴露である。民族主義に揺さぶられている旧ソ連は、ドラスティックな分裂過程にある。そこに「ユダヤ人問題」というもう一つの、深刻な「民族問題」の剣を投げ込んだらどうなるのか――。
どうやら国民統合のシンボルだったレーニンの取り扱いについて、暗黙のコンセンサスが破れ、何らかの不均衡が生じつつあるらしい。私はただちにモスクワに連絡をとり、取材の約束をとりつけた。エリツィンによって重用され、米露首脳会談における軍縮提案の作成に関わり、また旧ソ連軍の解体に伴うロシア軍編制の重責を担ってもいるヴォルコゴーノフは、当然のことながら日々忙殺されている。九二年十二月中旬から下旬にかけてモスクワに滞在した私は、多事多端なヴォルコゴーノフのスケジュールの間隙を縫いながら三回にわたって彼のオフィスを訪ね、インタビューを行なった。
◆ヴォルコゴーノフ――レーニンを告発する元スターリニスト
「今日、『血にまみれた独裁者』というスターリンの評価は、全世界で定着しています。それに対して、レーニンの評価は今なお定まったとはいえません。私は歴史家として、長らくレーニンやスターリンら、ソ連邦を誕生させた革命指導者の実像を研究してきました。その過程で、かなり以前から、過剰に美化されてきたレーニンと、批判を受けてきたスターリンやトロツキーとの間に実は大差がないことに気がついていました。
さらに加えて、九一年八月のクーデター未遂事件以後、エリツィン政権が押収した共産党やKGBの秘密文書の管理委員会の委員長となってから、過去にまったく公表されることのなかった三千七百二十四点におよぶレーニン関係の秘密文書に目を通す機会に恵まれ、一層、その確信を深めました。レーニンは、自分の権力のことしか念頭になかった、おそろしく酷薄な人物であったと、私ははっきり断言できます。
暴力革命と内戦によって新しく権力を獲得しようとしたボリシェヴィキ指導者は、彼らにとって好ましくない人物に容赦ない弾圧を加えました。内戦の犠牲者は千三百万人にものぼります。この中には戦闘中の死亡者だけでなく、逮捕されて銃殺された者、混乱の中で飢餓や伝染病で亡くなった者も含まれています。こうした悲劇の主宰者がレーニンでした。
ソ連体制のもたらした残酷な悲劇――強制収容所や粛清の指導者はレーニンでした。彼は、独裁を必要悪と考えていた。一九一七年のロシア十月革命によって、彼の率いるボリシェヴィキが権力を掌握した直後、全国各地で騒動が起きました。レーニンは、こういう騒動に加わった一般の人々に対し、徹底的に『赤色テロル』と呼ばれる血なまぐさい暴力的な弾圧措置をとりました。彼は自分の国の国民との戦いに全力をあげたのです。
何十年にもわたって、レーニンが偶像化されてきたことは、悲劇というほかはありません。何かあるたび、誰も彼もが『レーニンの道へ戻ろう』と語ってきました。ゴルバチョフもそうです。『ペレストロイカとは、真のレーニン主義に立ち返ることだ』と、彼は繰り返し唱えました。しかしレーニン主義に本当に戻ったら、それは歴史的行き詰まりの道です。
問題なのは、社会の大多数が今なお偶像化されたレーニンを信じていることです。最近のある世論調査によれば、ロシア国民の六〇~六五パーセントは、まだレーニンを信じているとのことです。その中には非常にファナティックな人物もいる。機会あるごとに、レーニンを含めボリシェヴィキ指導者への批判を展開してきた私のもとには、毎日、五十通ほどの手紙が届きます。私を恐喝する内容のものばかりです。私に対して『死の判決』を下すという手紙や、電話による直接的な脅しもある。
しかし、私は彼らに憎悪を抱いていないし、むしろ逆にとても同情を覚えている。こういう人々は真相を知らないのです。彼らのためにも、私はレーニンの真実を最後まで発表するつもりです。また、そうしなければならないと思っています。
レーニンは肉体的には過去の人物ですが、実のところ、レーニンをどう評価するかは、現在のわが国の最大の難題であるといえるでしょう。レーニンは一九二〇年代にこの国の国家としての運命を決定づけただけでなく、九一年までこの国の主役であり続けました。この国で何事か語るときは誰でも、常に自分の発言を正当化するためにレーニンの言葉を引用したものです。
また、そうでなくては許されませんでした。そうしたレーニンの神話の反復のために、ドグマティックな世代がつくりだされ、我々は愚かなことに世界を共産主義社会へ巻き込もうとしました。革命は世界中に広がりつつあるものだと信じていたし、信じようとしていました。レーニンのおかげで、ソ連は軍事超大国となりましたが、その結果、この国に残ったものは大量の核ミサイルとレーニン全集の二つだけ、というあり様です。このような馬鹿げた国は、世界に二つとありません」
ヴォルコゴーノフの言葉通り、「レーニンという神話」をめぐる論議は、歴史の教科書を書きかえるだけにとどまらない。それは過去の問題ではなく、即そのまま、現在から近未来にかけてのロシア政局の動向に直接的な影響を投げかけることになる。いわゆる「保守派」にとって、その勢力を結集するに際しては、レーニンというシンボルを欠かすことはできない。問題は改革派の姿勢にある。
ペレストロイカの眼目は、ソ連国民統合のシンボルであるレーニンを温存したまま、硬直したシステムを改革することにあった。その改革の不徹底さゆえ、ゴルバチョフは時代に追い越され、エリツィンに主導権を奪われるに至ったことは周知の事実である。そのエリツィン政権がレーニン神話の解体に踏み切ることができるかどうかは、いずれ同政権にとって大きな試金石となるだろう。大統領顧問であるヴォルコゴーノフの大胆なレーニン批判は、したがって歴史家としての彼個人の発言にとどまらず、エリツィン政権の不退転の決意表明の一端として受けとるべきではないか、と私は思っている。
一九二八年生まれのドミトリー・ヴォルコゴーノフは、四十二歳の若さで将軍となり、「心理戦」の専門家として各国を視察し、軍政治総本部次長をつとめるなど、軍人としては一貫してソ連軍のエリートコースを歩んできた。その一方、歴史学と哲学の博士号をもち、二十九冊の著作をものするなど、文人としての活躍も華々しい。九〇年三月にはロシア最高会議の代議員にも選出されている。
もともとは教条的なマルクス・レーニン主義者であったと、自ら認めるヴォルコゴーノフは、一九七八年にスターリンの評伝の執筆を思いたち、特別許可を得て党が管理していた数々の非公開資料を閲覧し、隠されていた歴史の真実を知るに至った。その結果、共産主義の思想とソ連体制への疑念を次第につのらせていき、そのために八五年には、国防省の軍事史研究所の所長に降格される憂き目にあった。その後も保守派からの批判攻勢はやむことなく、九一年にはついにその所長職も辞任せざるを得なくなったが、その直後にクーデター未遂事件が勃発。以後、エリツィン大統領の軍事顧問と、ソ連最高会議歴史文書委員長を務めている。
「今でもまかり通っているレーニンの曲解された伝説に、彼のとった経済政策の問題があります。ペレストロイカは当初、経済活動の一部を自由化し、私的所有を部分的に認めて、経済を活性化しようと目論んだのですが、そのとき盛んにいわれたのは、『レーニンが実行したネップ(新経済政策)に立ち返れ』、というスローガンでした。
しかしレーニンが自ら喜んでネップを導入したというのは、大間違いです。ネップの前、ロシア革命直後の一九一八~二一年初頭にかけてとられたのは、戦時共産主義と呼ばれる体制でした。一つの国家、社会を、軍の兵舎のような一元的規律で統制しようとするシステムです。これはまったく、国民から富と自由とをすべて根こそぎ奪う搾取のシステムでした。
レーニンの考えでは、これによって資本主義よりはるかに高い生産効率が達成されるはずでしたが、現実には完全に裏目に出てしまい、二年もすると国有化された工場は生産がとまり、暴力的な食糧徴発にみまわれた農村は破壊され尽くしてしまいました(*)。だから仕方なく、レーニンは、一九ニ一年から小規模な私的所有を認めたのです。しかし、彼はこのネップの導入をあくまでも社会主義建設の途上の短期的な措置と位置づけ、将来は廃止しようと主張していました」
*「富農の撲滅」というスローガンの下に、レーニンは武装した食糧徴発隊を全国の農村に送り込み、貴重な収穫を問答無用で奪い取ったうえ、少しでも農民が抵抗した場合は容赦なくテロルを行使するように命じた。当然のことながら深刻な飢饉が発生し、農民の反乱が各地で勃発したが、レーニンはそうした抵抗に対して軍を派遣し、すべて武力によってねじふせた。一九二〇年に起きたタンボフ県の反乱の場合は、大軍を動貝して徹底的な弾圧を加え、鎮圧しただけでは終わりにはせず、森の中に逃げ込んだ、女・子供や老人を含む農民達に対して、レーニンはあろうことか、毒ガスを使用して虐殺することまで命じている。
「レーニンは、ネップが始まってから三年後の二四年一月に亡くなりました。そして跡を継いだスターリンがネップを廃止する のですが、もし仮にレーニンがもう少し長生きしていたら、必ずやレーニン自身の手でネップを廃止し、スターリン同様に命令経済システムをつくりあげたことでしょう。しかし、ネップを実行したレーニンを過剰に美化する過ちを犯したのは、ゴルバチョフだけではない。かくいう私自身も間違っていました。ゴルバチョフと同様に、共産主義の命令経済システムは、ネップの方向へ転化させることで、改革できると考えていました。みんなそうです。ゴルバチョフ時代のはじめは、みんなそう考えていたのです。
私は若い頃、スターリニストでした。それもずっと長いこと。私の父親は共産党によって一九三〇年代に粛清され、銃殺されました。母もまた、弾圧されて、流刑地で失意のうちに亡くなりました。それにもかかわらず私は、ひとつの理念、すなわちマルクス・レーニン主義の理念の下で思考し、行動してきました。
むろん、ソ連体制が多くの問題をはらみ、停滞に沈んでいることを理解していなかったわけではありません。ですから、ゴルバチョフが、このシステムを基本的に残したまま変えていこうと提唱したとき、これに賛成したのです。しかし、ペレストロイカが始まってからほどなく、共産主義体制を部分的にいじるだけで改革することは不可能なのだということを、私は嫌というほど思い知らされました。
やがて、徹底した改革を主張する私に対し、圧力が加えられるようになりました。私は軍における政治本部(コミサール)の廃止と、それに代わる政治的に中立な情報機関をつくろうと提唱し、そのため軍内でのポストを失いました。残ったのは国防省軍事史研究所所長として、全十巻の第二次大戦史を編纂する責任者のポストと、その他二、三の格下の仕事だけでした。私はその第二次大戦史を四巻までつくりあげましたが、今度はその内容が『西側寄り』『反ソ的』であるとして、厳しい批判を浴びるはめとなりました。
政治局員や国防省幹部らが集まった会議の席上、ファーリン党中央委書記が私を名指しで批判したとき、同席していた同僚の科学アカデミー会員は誰ひとり私を擁護しようとはしなかった。それを機に、私はゴルバチョフ陣営に見切りをつけ、軍事史研究所の所長も辞めてエリツィン陣営に移ったのです。九一年三月のことでした。
ちなみに現在のエリツィンの改革路線は、基本的に正しいと私は考えていますが、それが成功するかどうかはまた別です。私にもわからない。保守派との闘争はまだまだ続いていますから――」
(次回へ続く)
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投稿日 2023年3月20日
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日刊IWJガイド「検察が『袴田事件』の特別抗告を断念! 事件発生から57年、袴田巌さんにやっと『再審、無罪』への扉が開かれる!!」2023.3.21号~No.3841号
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日刊IWJガイド「総務省『行政文書』の高市元総務大臣に関する記述について、文書作成に関わった3人の官僚が総務省の調査に『捏造との認識はない』と証言!!」2023.3.22号~No.3842号
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会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230322
日刊IWJガイド「本日午後7時『ノルドストリーム』を爆破したのは米国か? 岩上安身によるJOGMEC調査課長 原田大輔氏インタビューを生配信します!」2023.3.23号~No.3843号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52037
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日刊IWJガイド「『ノルドストリーム1、2』を爆破したのは誰か!? 岩上安身によるエネルギー・金属鉱物資源機構・調査課長原田大輔氏インタビュー第4弾!」2023.3.24号~No.3844号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52039
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日刊IWJガイド「エヴァン・ライフ氏の驚愕の記事その4(最終回)/ウクライナ紛争の起源は、1941年6月22日の「バルバロッサ作戦」にあった!」2023.3.25号~No.3845号
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