日刊IWJガイド・非会員版「ガーシー氏を刑事告訴した川上量生氏、対談で立花孝志・前NHK党党首に『権力側・既得権側の代表』と徹底批判され話題に!」2023.3.28号~No.3848号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~ガーシー容疑者実家に家宅捜索! 19億円以上といわれる動画収益の流れの解明が目的か!? 一方、立花孝志前NHK党党首(現政治家女子48党事務局長)とガーシー氏を刑事告訴したドワンゴ創業者の川上量生(かわかみ のぶお)氏の対談がYouTubeでライブ配信! ガーシー氏を刑事告発したのは「3人じゃない」と喋った川上氏に、立花氏が「報道されてない事実を知ってる既得権益側の代表! 権力側、警察とつるんでいる」と徹底批判!

■本日【IWJ号外】を発行します! シーモア・ハーシュ氏の続報!「隠蔽」を仮訳! 副題は「ノルドストリーム・パイプライン破壊の責任を隠し続けるバイデン政権」! ワシントンとベルリンによれば爆破の真実が明らかになるには長い時間がかかる!? その間、真相の追求は捜査当局に任せて報道陣と市民は質問するな!?

■IWJは創業以来、最大の経済的危機です! 3月27日までの27日間でいただいた3月のご寄付は、137万4400円と月間目標の35%でした! ご寄付をお寄せいただいた皆さまありがとうございました! しかし、3月の月間目標までには残り4日で残り65%、252万円以上が必要です! 毎月、累積赤字が増え続けている状況で、第13期の7ヶ月間の累積の不足分は1655万4500円となりました! 3月こそは少なくとも月間目標額390万円を達成できますよう、また累積の不足分を少しでも減らせますよう、緊急のご支援・ご寄付・カンパのほど、どうぞよろしくお願いします!

■【中継番組表】

■<IWJ取材報告><シリーズ特集! 福島第一原発事故から12年、進む事故への危機感と恐怖の記憶の風化! 他方、急激に高まる原発への武力攻撃リスク!>「低効果、遅すぎ、原発回帰、不透明」と「四拍子揃った」問題法案!~3.24 オンライン緊急記者会見:問題だらけの「GX推進法案」は廃案にすべき

■IWJ書店新刊入荷! ジャーナリスト田崎基氏の直筆サイン入り!!『ルポ 特殊詐欺』を10冊限定で、IWJ書店から販売いたします!
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■はじめに~ガーシー容疑者実家に家宅捜索! 19億円以上といわれる動画収益の流れの解明が目的か!? 一方、立花孝志前NHK党党首(現政治家女子48党事務局長)とガーシー氏を刑事告訴したドワンゴ創業者の川上量生(かわかみ のぶお)氏の対談がYouTubeでライブ配信! ガーシー氏を刑事告発したのは「3人じゃない」と喋った川上氏に、立花氏が「報道されてない事実を知ってる既得権益側の代表! 権力側、警察とつるんでいる」と徹底批判!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 参議院を除名された翌日に、常習的脅迫や名誉毀損の容疑で逮捕状が出ているガーシー(東谷義和)容疑者の、兵庫県伊丹市にある実家に、3月24日午前、警視庁の家宅捜索が入りました。

 メディアは一斉に、ドバイにいるガーシー容疑者が、インスタグラムの「ストーリーズ」(24時間で自動消滅するライブ配信機能)で「ホンマにすいません。俺の事はどうなっても良いので、オカンだけはホンマに勘弁してください」と、涙ながらに訴えたと報じました。

※【ガーシー容疑者】親族の自宅に家宅捜索(日テレニュース、2023年3月24日)
https://youtu.be/qvyMsdFQ39s

※ガーシーチャンネル(東谷義和)のインスタグラムアカウント
https://www.instagram.com/gaasyy_ch/

※はじめに~ガーシー氏、議員資格失う! ガーシー元議員の一連の暴露で、最も注目を浴びていたのが、ガーシー元議員にウクライナ美女とのパーティーを暴露された過去のある楽天の三木谷浩史氏! その楽天は300億円の詐欺被害に遭っていた! ホリエモンこと堀江貴文氏が楽天の事業が窮地に追い込まれていると暴露!「ガーシー問題」は「楽天問題」にも飛び火!?(日刊IWJガイド、2023年3月16日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52011#idx-1

※除名されたガーシー前参議院議員に逮捕状、旅券返納要請、国際手配! ガーシー氏を告訴したのは俳優・綾野剛氏、ドワンゴ創業者・川上量生氏、ジュエリーデザイナー・福谷公男氏の3人!(日刊IWJガイド、2023年3月22日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52034#idx-7

 この実家には現在77歳になるガーシー容疑者の母親が一人で暮らしているようですが、この24日の家宅捜索について、26日付け『フライデーデジタル』は、匿名の「全国紙記者」のコメントを、次のように報じています。

 「ガーシー容疑者が動画配信で得た収益は、実質的代表の口座に入ったあと関係者に配分され、そのうちのガーシー容疑者の取り分のほとんどが日本のネット銀行を介して、妹名義の口座に入っていたようです。

 妹は2か月ほど前まで実家に住んでいたため、実家を家宅捜索する理由になったのでしょう。ガーシー容疑者は”母親が関わっているはずがない”と言っていましたが、”妹は関わってない”とは言っていなかった。常習的脅迫などをして得た資金が他人名義の口座に流れていれば、当然警察は見逃すはずがないでしょう」

 その上でこの『フライデーデジタル』の記事で「全国紙記者」は、2022年2月からYouTube配信を始めたガーシー容疑者について、「どこまでの資金が入っていたか分かりませんが、ユーチューブも然り、オンラインサロンでの動画収益は月額約4000円で会員が4万人いるので1億6000万円の月収、年商は19億円以上。ガーシー容疑者の取り分が妹の口座に流れていたとすれば、妹がきちんと確定申告しているかも調べられるでしょう」との見方を示しています。つまり、「きちんと確定申告して」いなかった場合は、脱税の容疑も浮上する、ということになります。

※「おかん思って号泣」はアピールか…ガーシー容疑者”年商19億円超”取り分の多くが「妹の口座」に(FRIDAY DIGITAL、2023年3月26日)
https://friday.kodansha.co.jp/article/302896

 また、26日付け『デイリー新潮』は、「全国紙警視庁詰め記者」のコメントとして、「妹はすでに出国していて、現在は東谷容疑者と同じUAE(アラブ首長国連邦)に滞在しているといいます」とした上で、「当局の狙いは動画で得たお金の流れを解明することです。“犯罪収益”と認定できれば、関連口座の凍結や有料サロン『GASYLE(ガシる)』の収益にもメスを入れることが可能になる」と報じています。

※“ガーシー容疑者”を待ち受ける「海外逃亡」の悲惨な末路 当局「実家捜索」の真の狙いと強制送還の現実味(デイリー新潮、2023年3月26日)
https://www.dailyshincho.jp/article/2023/03261431/?all=1

 一方、警察庁の要請を受けて外務省は23日、ガーシー容疑者に旅券返納命令を出しました。23日付け『読売新聞オンライン』は、「4月13日までの返納を求めており、期限までに応じない場合は旅券が失効する」と報じています。

 この『読売新聞オンライン』の記事によると、「旅券が失効すると、第三国への出国は困難になるとみられる。警察庁は今後、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配するとともに、外交ルートなどを通じて現地(アラブ首長国連邦)当局に身柄の引き渡しを求める方針」とのことです。

※ガーシー前議員、第三国への出国困難か…旅券返納命令に応じなければ失効(読売新聞オンライン、2023年3月23日)
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230323-OYT1T50294/

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■本日【IWJ号外】を発行します! シーモア・ハーシュ氏の続報!「隠蔽」を仮訳! 副題は「ノルドストリーム・パイプライン破壊の責任を隠し続けるバイデン政権」! ワシントンとベルリンによれば爆破の真実が明らかになるには長い時間がかかる!? その間、真相の追求は捜査当局に任せて報道陣と市民は質問するな!?

 米国のバイデン政権によるノルドストリーム爆破を暴露したシーモア・ハーシュ氏が、3月22日、自身のホームページで、このノルドストリーム爆破事件に対する米国政府の姿勢を痛烈に批判する新しい記事を公開しました。

 記事のタイトルは、ずばり「隠蔽(THE COVER-UP)」です。

 副題は「ノルドストリーム・パイプライン破壊の責任を隠し続けるバイデン政権」でバイデン政権の背信的な体質と、見て見ぬふりをしているNATOや日本などの同盟国を痛烈に批判するものとなっています。

※THE COVER-UP(シーモア・ハーシュ氏のホームページ、2023年3月22日)
https://seymourhersh.substack.com/p/the-cover-up?r=28x1t9

 IWJは、ハーシュ氏の全テクストのうち公開された最初の4段落を全訳し、残りの有料部分は、論旨を抄訳する形でご紹介します。

 今回は、その1です。

 「ロシアからドイツへの天然ガス供給量を倍増させる予定だった110億ドルの新パイプライン『ノルドストリーム2』の謎の破壊を昨年9月に命じたのは、ジョー・バイデン大統領であるとする匿名の情報源にもとづくレポートを発表してから6週間が経過した。

 この記事はドイツと西ヨーロッパで人気を博したが、米国では報道管制に近い状態だった。2週間前、ドイツのオラフ・ショルツ首相がワシントンを訪問した後、米国とドイツの情報機関は、パイプラインの破壊にバイデンと米国の工作員が関与しているという報告に対抗するために、『ニューヨーク・タイムズ』とドイツの週刊誌『ディー・ツァイト』に偽のカバーストーリーを提供して、報道管制をさらに拡大しようと試みた」

 続きは、ぜひ号外でお読みください! 会員登録をまだの方は、ぜひ、この機会に会員登録をお願いします!

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■IWJは創業以来、最大の経済的危機です! 3月27日までの27日間でいただいた3月のご寄付は、137万4400円と月間目標の35%でした! ご寄付をお寄せいただいた皆さまありがとうございました! しかし、3月の月間目標までには残り4日で残り65%、252万円以上が必要です! 毎月、累積赤字が増え続けている状況で、第13期の7ヶ月間の累積の不足分は1655万4500円となりました! 3月こそは少なくとも月間目標額390万円を達成できますよう、また累積の不足分を少しでも減らせますよう、緊急のご支援・ご寄付・カンパのほど、どうぞよろしくお願いします!

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 IWJの第13期も半期の折り返しを過ぎ、この3月で8ヶ月目に入りました。

 3月の1日から27日までの27日間でいただいたご寄付は、106件、137万4400円となっています。これは月間目標額390万円の35%にあたります。ご寄付をお寄せいただいた皆さま、まことにありがとうございます。

 しかし、3月の月間目標額達成まで、あと65%、252万5600円が必要です! 毎月のように月間目標額を割り込む月が続き、3月の時点では、月間目標額を含め、第13期の累積不足額は1655万4500円となっております! ぜひ、皆さま、今月こそは、まずは月間目標額を達成できますよう、あと252万5600円のご寄付を、どうぞ緊急のご支援をお願いいたします!

 その上でさらに、累積の不足額を少しでも削れるように、引き続き、どうぞご支援をお願いします!

 IWJの内部留保も底を尽き、キャッシュフローが不足したため、私、岩上安身が、個人的な私財から、IWJにつなぎ融資をいたしました。

 私がこれまでにIWJに貸し付けてまだ未返済の残高は約600万円。これにつなぎ融資1000万円と合計すると、IWJへの私の貸し付け残高は約1600万円にのぼります。

 私の貯えなどたかがしれていますから、この先も同様の危機が続けば、私個人の貯えが尽きた時、その時点でIWJは倒れてしまいます。

 皆さまにおかれましても、コロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価上昇に悩まされていることとお察しいたします。

 しかし、ご寄付が急減してしまうと、たちまちIWJは活動していけなくなってしまいます。IWJの運営は会員の方々の会費(最近の流行語ではサブスク)とご寄付・カンパ(最近の用語でいえばドネーション)の両輪によって成り立っていますが、それが成り立たなくなってしまいます。

 2023年、「新たな戦争前夜」を迎えて、私、岩上安身とIWJは、少しでも正確な情報を皆さまにお届けできるように、その結果として、日本が戦争突入という悲劇に見舞われないように、無謀な戦争を断固阻止するために全力で頑張ってゆきたいと思います。

 先月、2月における、最も特筆すべきエポックメイキングな出来事は、ピューリッツァー賞を受賞した経歴をもつ、米国屈指の独立調査報道ジャーナリストであるシーモア・ハーシュ氏が、米国が、ノルウェーと協力し、ドイツとロシアを直接つなぐ天然ガスパイプライン・ノルドストリームを爆破したという驚愕のスクープを出したことでしょう。日本の新聞・テレビなどのメインストリームメディアは、一切このスクープを報じませんでした。

 IWJは、全文の仮訳を進め、全4回を号外でお送りしました。

※【IWJ号外】ドイツとロシアを結ぶ天然ガスパイプライン・ノルドストリームを爆破したのは、米国だった! ピューリッツァー賞を受賞した米国の最も著名な独立調査報道ジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏が大スクープ!(その1~4)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e3%82%b7%e3%83%bc%e3%83%a2%e3%82%a2%e3%83%bb%e3%83%8f%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a5

 私は、ロシア軍がウクライナに侵攻して1年となる2月24日の岸田総理会見で、ハーシュ氏のスクープについて岸田総理に直接、質問しました。

 私が「日本政府は、このノルドストリーム爆破疑惑について、独自に検証や調査を行なっているのでしょうか?」と質問したのに対し、岸田総理は、「米政府は完全なるフィクションであるという評価をしております」「ノルウェー外務省もナンセンスと言っています」「多くの国においてこうした記事に関しては、否定的な評価がされている」とはぐらかし、日本政府・日本国総理としての判断を示しませんでした。

※【IWJ代表:岩上安身質問】ノルドストリーム爆破疑惑について、日本は独自に検証や調査を行なっているのか?岸田内閣総理大臣記者会見-令和5年2月24日(Movie IWJ)
https://www.youtube.com/watch?v=9uUrTxr_Mss

※はじめに~岩上安身が岸田総理に対して会見で質問!~(日刊IWJガイド、2023年2月25日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51926#idx-1

 このウクライナ紛争は、米国主導の戦争です。

 ハーシュ氏のスクープが事実であれば、米国は、同盟国のドイツも多額の出資をしたノルドストリーム・パイプラインを爆破し、ドイツとロシアの仲を引き裂き、ウクライナを戦場にして、欧州とロシアの友好的な関係を完全に破壊し、欧州に天然ガスと石油を高値で売りつけて市場を奪い取ったということになります。

 つまり、米国は「敵国」のロシアだけでなく、米国の重要な同盟国であるはずのドイツにも大損害を与えた疑いがあるのです。これは同盟国への重大な背信であり、裏切りです。

 IWJでは、独自のIWJ検証レポートで、ノルドストリームの建設の経緯から、完成したもののウクライナ紛争の勃発と制裁によって使用できなくなり、さらに爆破に至るまで、断続的に連載してお伝えしています。この経緯を知ると、ウクライナ紛争以前から、米国はノルドストリームの完成と開通を何としても阻みたいと思っていたという事実が明らかになります。

 岸田文雄総理は、1月早々に昨年末閣議決定した「改定版安保3文書」を携えて訪米、バイデン大統領と会談し、日本の軍拡をバイデン大統領から賞賛されて岸田総理は鼻高々でした。

 しかし国会での議論と承認がなされなくても、閣議決定し、米国からの承認があれば軍拡のアクセルを踏んでしまう岸田政権は、日本の主権を米国に丸投げしたも同然です。米国を守るために日本が代わりに犠牲となり、日本は米中の「代理戦争」の戦場とされてしまいます。

 上記の24日の岸田総理会見で、私は、「米国は誠実な同盟国なのかどうか、疑いの出ている中、日本の安全保障を米国に丸ごと委ねていていいのか」、「有事の際の自衛隊の指揮権まで米国に渡してしまっていいのか」と問いました。

 岸田総理は「自衛隊及び米軍は、各々独自の独立した指揮系統に従って行動をする、これはいうまでもないこと」などと、自衛隊の指揮権はあたかも米軍から独立して存在しているかのように述べました。

 しかし、この総理の発言は、事実と異なります。従来の幕僚長を事実上廃止し、新たに米軍との「統合司令部」を設置する「安保3文書」の改定は、自衛隊を米軍の司令下におく「2軍」にしてしまうものです。

 自衛隊が米軍と司令部を統合してしまい、自身で状況判断するための目と耳(情報衛星他)をもたず、独自に判断する頭(内閣に直結し、米国から独立した司令部)をもたない、そんな日本が、安全保障において、米軍から独立した主権をもつ、といくら岸田総理が口先だけで言っても、自衛隊のおかれたリアルな現実を国民に説明していることにはなりません。

 2月28日、衆議院本会議は与党の賛成多数で、「安保3文書」の改定を踏まえ、防衛費を大幅増額した2023年度予算案を可決しました。過去最大の114兆3812億円に上る2023年予算案は、参議院が仮に可決せずとも、3月中に自動成立してしまいます。

 日本は、このまま米国追従を続け、米国の単独一極覇権を支えるために、日本自らは世界最悪の財政危機に直面しているというのに、米国の要請に従って、軍拡という重い財政支出を重ねてゆくのはあまりに愚かではないでしょうか!?

 そもそも日本が依存している米国は、誠実な、信頼に値する同盟国といえるのでしょうか!?

 日本は、米国への依存から脱却をはかり、独立した主権国家として、そもそも「敵」を作らない、多極的な外交姿勢をめざすべきではないでしょうか?

 皆さまにはぜひ、マスメディアが真実を伝えない、こうした問題について、IWJが追及を続けてゆくために、どうか、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

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みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

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 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

 岩上安身


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◆中継番組表◆

**2023.3.28 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】19:00~「たんぽぽ舎・新ちょぼゼミシリーズ『オルタナティブな日本を目指して』~台湾有事と日米軍事同盟」―登壇:孫崎享氏(元外務省国際情報局長)」
視聴URL:https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 「たんぽぽ舎」主催の、新ちょぼゼミシリーズ「オルタナティブな日本を目指して」を中継します。これまでIWJが報じてきた孫崎享氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/magosakiukeru

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◆中継番組表◆

**2023.3.29 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】15:30~「岩上安身による経済産業研究所 コンサルティングフェロー 藤和彦氏インタビュー」
視聴URL: 調整中

 岩上安身による藤和彦氏インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた藤和彦氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e8%97%a4%e5%92%8c%e5%bd%a6

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「中村哲氏が作った用水路一帯だけが潤っている。開拓された16500hlに及ぶ農業用地はさらに拡大し、現在24000hlに達している」~3.21 映画「荒野に希望の灯をともす」上映会後トーク「中村さんを偲んで」
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514846

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■<IWJ取材報告><シリーズ特集! 福島第一原発事故から12年、進む事故への危機感と恐怖の記憶の風化! 他方、急激に高まる原発への武力攻撃リスク!>「低効果、遅すぎ、原発回帰、不透明」と「四拍子揃った」問題法案!~3.24 オンライン緊急記者会見:問題だらけの「GX推進法案」は廃案にすべき

 原発回帰を進める「GX推進法案」の、衆議院・経済産業委員会での採決も予想された2023年3月24日、「オンライン緊急記者会見:問題だらけの『GX推進法案』は廃案にすべき」が開催されました。主催は国際環境NGO FoE Japanです。

 登壇者は、大島堅一氏(龍谷大学政策学部教授、原子力市民委員会 座長)、松久保肇氏(原子力資料情報室事務局長、経産省・原子力小委員会委員)、桃井貴子氏(気候ネットワーク 東京事務所長)、植田亮氏(Fridays For Future Japan)、芹ケ野瑠奈氏(日本若者協議会)、満田夏花氏(国際環境NGO FoE Japan事務局長)。

 大島氏は、「GX推進法」が謳う「GX推進移行債」「GX推進機構」「カーボンプライシング」(炭素に価格を付ける政策)が、経産省の裁量で運用される問題等を指摘。「化石燃料賦課金」「排出量取引」の設計が現実の排出量削減効果に乏しいなどと批判しました。

 松久保氏も、「経産省がGXを牛耳」って、「脱炭素にならない既存政策」を推進すると批判。「低効果、遅すぎ、原発回帰、不透明」と「四拍子揃った」問題法案としました。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の最新レポートで、原子力やCCS(CO2を地中に貯留する技術)はコストが高く、CO2削減効果が低い一方、太陽光や風力、省エネは安価で削減効果が高いとされ、「原子力に投じる余力はない」としました。

 桃井氏は、「GX推進法」は「大規模排出事業者保護法」「グリーンウォッシュ法」だと欺瞞性を批判。CO2削減率の低いアンモニア混焼やCCSを理由に、火力発電、特に石炭発電を延命するなと指摘。また、経産省の担当者が「CO2削減目標ではなく投資が大事」「明確なゴールは設定せず、企業と対話して政策をつくる」と述べており、「経産省に委ねるGXでは真の脱炭素は進まない」と指摘しました。

 植田氏は、気候変動はすでに「気候危機」と呼ぶべきで、野心的行動が必要だが、GX政策にはそれが見られないと指摘。原発新設やグリーン水素より、技術が確立された太陽光・風力に投資すべきとしました。

 芹ケ野氏は、GX法案は日本の未来を左右する分岐点だが、気候変動問題の解決にならず、「意味のない法案」を作った政府と、賛成する自民党や維新、後押しした企業に「大きな怒りを感じる」と批判。また、「アジア・ゼロエミッション共同体構想」として「意味のないCO2削減対策」をアジア諸国に輸出しようとするのが「許せない」としました。

 満田氏は、「GX推進法案を通してはいけない5つの理由」として、「1. 原子力産業を長期にわたり官民資金で支援 2. 経済産業省への白紙委任 3. 脱炭素基準、環境・人権配慮基準の不在 4. 将来世代を含めた国民が負担し、排出者を利する 5. 資金の流れが不透明、監視、検証ができない」をあげました。

※GX推進法案を通してはならない5つの理由(FoE Japan、2023.3.22)
https://foejapan.org/issue/20230322/12011/

 記者会見と同じ3月24日、立憲民主党は、GX推進法案への反対を決定しました。「GX実現に向けた基本方針」で「次世代革新炉の開発・建設に取り組む」とされる点が、党の基本政策「原子力発電所の新設・増設は行わず」と相容れないのが理由です。

※【コメント】脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進に関する法律案への対応について(立憲民主党、2023年3月24日)
https://cdp-japan.jp/news/20230324_5722

 また、GX推進法案の衆議院・経済産業委員会での採決は3月29日に持ちこされました。その前日、FoE Japanは、下記の院内集会を衆議院議員会館で開催予定です。

※原発GX関連法案の廃案を求める集会
https://foejapan.org/issue/20230316/11958/

 なお、IWJは、「GX脱炭素電源法案」(束ね法案)をはじめとする原発の問題を、シリーズで取り上げています。

※はじめに~<特集! 福島第一原発事故から12年、進む事故への危機感と恐怖の記憶の風化! 他方、急激に高まる原発×戦争リスク!>原発の60年超の運転延長を含む法改正案を閣議決定! この法改正で最悪の部分は経産省が安全規制権限を強奪したところ! IWJは河合弘之弁護士と原子力規制庁に直接取材!(日刊IWJガイド、2023年3月5日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51961#idx-1

 下記記事では、運転期間延長に関する国会での論戦を、詳細に分析しています。ぜひ御覧ください!

※<シリーズ特集! 福島第一原発事故から12年、進む事故への危機感と恐怖の記憶の風化! 他方、急激に高まる原発への武力攻撃リスク!>GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法案は、「第2の安全神話」の始まり! 立憲民主党の辻元清美参議院議員と岸田総理が参議院予算委員会で対決! IWJは、両者の議論のすれ違いを読み解き、政権側の「世界的なエネルギー危機」という原発運転期間延長の根拠が福島原発事故には及ばないことを分析!(日刊IWJガイド、2023.3.7号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51973#idx-6

 また、「束ね法案」の問題点については、以下の記事も、ぜひ御覧いただきたい。

※科学・技術の進歩なしに原発政策を大転換する岸田政権! 骨抜きにされる規制委!!「5つの束ね法案を認めれば再び原発過酷事故が起きる!」~3.17 原発政策の大転換・運転期間延長を許すな!院内集会(学習会+記者会見)2023.3.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514763

■IWJ書店新刊入荷! ジャーナリスト田崎基氏の直筆サイン入り!!『ルポ 特殊詐欺』を10冊限定で、IWJ書店から販売いたします!

 3月7日および13日に、岩上安身による連続インタビューに出演された、神奈川新聞報道部デスクの田崎基(たさきもとい)氏の直筆サイン入りの本を、限定10冊で、IWJ書店から販売いたします。

 世間を震撼させている連続広域強盗事件(「ルフィ」事件)発覚の3ヶ月も前に上梓された『ルポ 特殊詐欺』(ちくま新書、2022年11月10日)は、新聞社の報道部に身を置く著者の田崎氏が、綿密な取材にもとづいて書かれたルポルタージュです。

 こちらは、会員限定の商品になります!

『ルポ 特殊詐欺』(田崎基氏直筆サイン入り)
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=471

 この機会に、会員でない方は、ぜひとも、会員登録していただいて、ご購入ください!

 下記のURLから会員登録いただけます。

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 岩上安身は4月6日、田崎氏に3回目のインタビューを行う予定です。これまで2回の岩上安身による田崎氏へのインタビューは、下記から閲覧・ご視聴いただけます!

※「今の特殊詐欺グループは、自転車の車輪がいくつも存在していて、そのハブのスポークが、また別の車輪のハブになっているみたいな円環構造」~岩上安身によるインタビュー第1111回 ゲスト 神奈川新聞報道部デスク・田崎基氏 2023.3.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514596

※背後に「暴力団」が関与し凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」が後押し! 岩上安身によるインタビュー第1112回 ゲスト『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏 第2回 2023.3.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514705

 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230328

IWJ編集部(岩上安身、木原匡康、尾内達也、前田啓)

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岩上安身サポーターズクラブ事務局
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