┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~『ウォール・ストリート・ジャーナル』がロシア産石油の、対露制裁の上限価格を超えた価格で日本が購入している点を批判! 石油は日本の生命線! 言いがかりともいえるその内容に岸田政権は強く抗議すべきでは!? 他方、サウジアラビア主導のOPECプラスが追加減産決定! 反欧米、ロシア支援の姿勢を鮮明に! OPECプラス加盟20か国はすべてグローバル・サウスの国々! 日本はこれらの国々に9割以上の石油を依存している! 対米追従一本槍で日本はサバイバルできるのか!?
┃
┠■IWJは創業以来、最大の経済的危機に直面しています! 3月の最終日までのご寄付額が確定しました! 3月のご寄付件数は132件、175万5400円でした! 月間目標額390万円の45%に相当します! 毎月、累積赤字が増え続けている状況ですが、4月こそは少なくとも月間目標額390万円を達成できますよう、また累積の不足分を少しでも減らせますよう、緊急のご支援・ご寄付・カンパのほど、どうぞよろしくお願いします!
┃
┠■「がんばれ、IWJ! 将来必ずIWJのまっとうな報道姿勢が評価され、残っていくことを確信しています。世界中に仲間はいるのです」ご寄付者様からメッセージをいただきました! ここに感謝を込めて紹介させていただきます!
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┠■【中継番組表】
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┠■<昨日の岩上安身によるインタビュー報告>背後に「暴力団」が関与し凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」が後押し! ルフィ事件と、高齢者に「集団自決」を求めた成田悠輔氏の発言は同根の大問題! 岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク 田崎基氏インタビュー第3弾を生配信しました!
┃
┠■<IWJ取材報告>3月の地裁判決が示した、採種農家の権利や「食料への権利」への一定の理解を突破口に、控訴審へ!~4.6 種子法廃止違憲訴訟・控訴にあたっての記者会見
┃
┠■<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その46)>第三部 権力のはらわた「第九章 ロシアは独裁者を待っている―― 一九九二年三月 ――」(part1)
┃
┠■背後に「暴力団」が関与し、凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」が後押し! ルフィ事件と、高齢者に「集団自決」を求めた成田悠輔氏の発言は同根の大問題! ~3月発行の「岩上安身のIWJ特報!」は、3月7日収録の「岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! ぜひ「まぐまぐ」からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員に登録を!!
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┠■IWJ書店新刊入荷! ジャーナリスト田崎基氏の直筆サイン入り!!『ルポ 特殊詐欺』を10冊限定で、IWJ書店から販売いたします!
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■はじめに~『ウォール・ストリート・ジャーナル』がロシア産石油の、対露制裁の上限価格を超えた価格で日本が購入している点を批判! 石油は日本の生命線! 言いがかりともいえるその内容に岸田政権は強く抗議すべきでは!? 他方、サウジアラビア主導のOPECプラスが追加減産決定! 反欧米、ロシア支援の姿勢を鮮明に! OPECプラス加盟20か国はすべてグローバル・サウスの国々! 日本はこれらの国々に9割以上の石油を依存している! 対米追従一本槍で日本はサバイバルできるのか!?
おはようございます。IWJ編集部です。
4月2日付『ウォール・ストリート・ジャーナル』(以下『WSJ』が、「日本は米国の同盟国と決別し、上限を超える価格でロシアの石油を購入する」という日本批判の記事を配信しました。
副題は「東京はエネルギー需要を理由に、G7諸国を縛るルールの例外を勝ち取った」というものです。
※Japan Breaks With U.S. Allies, Buys Russian Oil at Prices Above Cap(ウォール・ストリート・ジャーナル、2023年4月2日)
https://www.wsj.com/articles/japan-breaks-with-u-s-allies-buys-russian-oil-at-prices-above-cap-1395accb
表題と副題からも、それが批判的な記事であることは一目瞭然ですが、4月2日付『WSJ』は、次のように報じ、かなり批判的な論調と言えます。
「米国は、ロシア産原油の購入に1バレル60ドルの上限を設けることを支持し、欧州の同盟国を結集させたが、ワシントンのアジアにおける最も近い同盟国の1つが、上限を上回る価格で原油を購入していることが明らかになった。
日本は、ロシアのエネルギーへのアクセスを確保するために必要だと言って、米国にこの例外措置に同意させた。この譲歩は、日本が化石燃料をロシアに依存していることを示すもので、アナリストは、東京がロシアとの戦争でウクライナをより全面的に支援することを躊躇する一因になったと述べている」
米国べったりで、反ロシア、親ウクライナの姿勢を貫いている岸田政権が、「ロシアとの戦争でウクライナをより全面的に支援することを躊躇する一因になった」などと事実無根の言いがかりをつけています。岸田政権・日本政府は、この『WSJ』の言いがかりに対し、速やかに抗議すべきでしょう。
米国や日本を含むG7は2022年12月5日から、ロシア産石油に対する1バレル=60ドルの上限価格を導入しました。
他方、日本の商社も参画する「サハリン2」で生産された石油については、日本のエネルギー安全保障の観点から規制の対象外とされています。
この他にも、EU、豪州などが上限価格措置を適用しています。
2日付『WSJ』の記事を紹介する4日付『SPUTNIK 日本』は、「『ウォール・ストリート・ジャーナル』が日本の財務省による貿易統計のデータをもとに伝えたところによると、日本は1~2月、74万8000バレルのロシア産石油をおよそ69億円で購入(約5200万ドル)。
単純計算すると1バレルあたり70ドル弱で購入したことになり、上限価格を大幅に上回っている。同紙はこの事実を『日本が米国の石油同盟から脱退』『アジアで最も米国に近い同盟国が、上限価格以上で露産石油を買っている』と、日本に対して批判的な論調で伝えている」と、報じています。
※露産石油の上限価格 日本は事実上の「順守破り」 国益優先の例外規定(SPUTNIK 日本、2023年4月4日)
https://sputniknews.jp/20230404/15545196.html
ところが、5日付『SPUTNIK 日本』は、米エネルギー省のデイビッド・ターク副長官がブリーフィングで、「日米両国は長年にわたってエネルギー安全保障のテーマで議論を重ねた末に一種の合意を構築しており、こうした合意の一部は上限価格に関する議論に当初から含まれていた」と報じ、デイビッド・タークエネルギー省副長官が、日本の上限価格超えの価格での購入は、合意済だったと釈明しました。
※日本による上限価格超えの露産原油輸入は米国の了承済み=米エネルギー省(SPUTINIK 日本、2023年4月5日)
https://sputniknews.jp/20230405/15563489.html
4日付『BRICS(※) INFORMATION PORTAL』は、独立系地政学・軍事アナリストのドラゴ・ボスニック氏によるこの問題の分析記事「日本は価格上限を無視し、ロシアの石油に16%多く支払っている」を掲載しました。
※BRICSは、Brazil、Russia、India、China and South Africaの五か国。
※Japan ignoring price cap, paying 16% more for Russian oil(BRICS INFORMATION PORTAL、2023年4月4日)
http://infobrics.org/post/38095/
この分析記事は、「(価格上限超えの価格でロシア産石油を輸入していることは)東京がいかに化石燃料をロシアに依存しているかを端的に示している」としたうえで、次のように本質的な指摘を行っています。
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■IWJは創業以来、最大の経済的危機に直面しています! 3月の最終日までのご寄付額が確定しました! 3月のご寄付件数は132件、175万5400円でした! 月間目標額390万円の45%に相当します! 毎月、累積赤字が増え続けている状況ですが、4月こそは少なくとも月間目標額390万円を達成できますよう、また累積の不足分を少しでも減らせますよう、緊急のご支援・ご寄付・カンパのほど、どうぞよろしくお願いします!
いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
3月の最終日までのご寄付額が、確定しました!
3月のご寄付件数は132件、175万5400円でした。月間目標額390万円の45%に相当します。
厳しい経済状況の中、ご寄付をお寄せくださった皆さま、誠にありがとうございました! しかし、3月は月間目標額の65%、214万4600円が不足となりました。
ぜひ、皆さま、今月4月こそは、まずは月間目標額を達成できますよう、どうぞ緊急のご支援をお願いいたします!
4月は、1日から6日までの6日間でいただいたご寄付は、20件、84万4000円です。これは月間目標額の22%にあたります。
累積の不足額を少しでも削れるように、引き続き、どうぞご支援をお願いします!
IWJの内部留保も底を尽き、キャッシュフローが不足したため、私、岩上安身が、個人的な私財から、IWJにつなぎ融資をいたしました。
私がこれまでにIWJに貸し付けて、まだ未返済の残高は約600万円。これにつなぎ融資1000万円と合計すると、IWJへの私の貸し付け残高は約1600万円にのぼります。
私の貯えなどたかがしれていますから、この先も同様の危機が続けば、私個人の貯えが尽きた時、その時点でIWJは倒れてしまいます。
皆さまにおかれましても、コロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価上昇に悩まされていることとお察しいたします。
しかし、ご寄付が急減してしまうと、たちまちIWJは活動していけなくなってしまいます。IWJの運営は会員の方々の会費(最近の流行語ではサブスク)とご寄付・カンパ(最近の用語でいえばドネーション)の両輪によって成り立っていますが、それが成り立たなくなってしまいます。
2023年、「新たな戦争前夜」を迎えて、私、岩上安身とIWJは、少しでも正確な情報を皆さまにお届けできるように、その結果として、日本が戦争突入という悲劇に見舞われないように、無謀な戦争を断固阻止するために全力で頑張ってゆきたいと思います。
先月、2月における、最も特筆すべきエポックメイキングな出来事は、ピューリッツァー賞を受賞した経歴をもつ、米国屈指の独立調査報道ジャーナリストであるシーモア・ハーシュ氏が、米国が、ノルウェーと協力し、ドイツとロシアを直接つなぐ天然ガスパイプライン・ノルドストリームを爆破したという驚愕のスクープを出したことでしょう。日本の新聞・テレビなどのメインストリーム・メディアは、一切このスクープを報じませんでした。
IWJは、全文の仮訳を進め、全4回を号外でお送りしました。
※【IWJ号外】ドイツとロシアを結ぶ天然ガスパイプライン・ノルドストリームを爆破したのは、米国だった! ピューリッツァー賞を受賞した米国の最も著名な独立調査報道ジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏が大スクープ!(その1~4)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e3%82%b7%e3%83%bc%e3%83%a2%e3%82%a2%e3%83%bb%e3%83%8f%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a5
私は、ロシア軍がウクライナに侵攻して1年となる2月24日の岸田総理会見で、ハーシュ氏のスクープについて岸田総理に直接、質問しました。
私が「日本政府は、このノルドストリーム爆破疑惑について、独自に検証や調査を行なっているのでしょうか?」と質問したのに対し、岸田総理は、「米政府は完全なるフィクションであるという評価をしております」「ノルウェー外務省もナンセンスと言っています」「多くの国においてこうした記事に関しては、否定的な評価がされている」とはぐらかし、日本政府・日本国総理としての独自の判断を示しませんでした。
※【IWJ代表:岩上安身質問】ノルドストリーム爆破疑惑について、日本は独自に検証や調査を行なっているのか?岸田内閣総理大臣記者会見-令和5年2月24日(Movie IWJ)
https://www.youtube.com/watch?v=9uUrTxr_Mss
※はじめに~岩上安身が岸田総理に対して会見で質問!~(日刊IWJガイド、2023年2月25日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51926#idx-1
このウクライナ紛争は、米国主導の戦争です。
ハーシュ氏のスクープが事実であれば、米国は、同盟国のドイツも多額の出資をしたノルドストリーム・パイプラインを爆破し、ドイツとロシアの仲を引き裂き、ウクライナを戦場にして、欧州とロシアの友好的な関係を完全に破壊し、欧州に天然ガスと石油を高値で売りつけて市場を奪い取ったということになります。
つまり、米国は「敵国」のロシアだけでなく、米国の重要な同盟国であるはずのドイツにも大損害を与えた疑いがあるのです。これが真実であるならば、同盟国への重大な背信であり、裏切りです。
IWJでは、独自のIWJ検証レポートで、ノルドストリームの建設を米国政府・議会が何度も妨害してきた経緯から、完成したもののウクライナ紛争の勃発と制裁によって使用できなくなり、さらに爆破に至るまで、断続的に連載してお伝えしています。
この経緯を知ると、ウクライナ紛争以前から、米国はノルドストリームの完成と開通を何としても阻みたいと思っていたという事実が明らかになります。
岸田文雄総理は、1月早々に昨年末閣議決定した「改定版安保3文書」を携えて訪米、バイデン大統領と会談し、日本の軍拡をバイデン大統領から賞賛されて岸田総理は鼻高々でした。
しかし国会での議論と承認がなされなくても、「安保3文書」を閣議決定し、米国からの承認があれば軍拡のアクセルを踏んでしまう岸田政権は、日本の主権を米国に丸投げしたも同然です。米国を守るために日本が代わりに犠牲となり、日本は米中の「代理戦争」の戦場とされてしまいます。
上記の24日の岸田総理会見で、私は、「米国は誠実な同盟国なのかどうか、疑いの出ている中、日本の安全保障を米国に丸ごと委ねていていいのか」、「有事の際の自衛隊の指揮権まで米国に渡してしまっていいのか」と問いました。
岸田総理は「自衛隊及び米軍は、各々独自の独立した指揮系統に従って行動をする、これはいうまでもないこと」などと、自衛隊の指揮権はあたかも米軍から独立して存在しているかのように述べました。
しかし、この総理の発言は、事実と異なります。従来の幕僚長を事実上廃止し、新たに米軍との「統合司令部」を設置する「安保3文書」の改定は、自衛隊を米軍の司令下におく「2軍」にしてしまうものです。
自衛隊が米軍と司令部を統合してしまい、自身で状況判断するための目と耳(情報衛星他)をもたず、独自に判断する頭(内閣に直結し、米国から独立した司令部)をもたない、そんな日本が、安全保障において、米軍から独立した主権をもつ、といくら岸田総理が口先だけで言っても、自衛隊のおかれたリアルな現実を国民に説明していることにはなりません。
3月28日、「安保3文書」の改定を踏まえ、防衛費を大幅増額した2023年度予算案は、政府案どおり成立しました。
※令和5年度予算(財務省)
https://www.mof.go.jp/policy/budget/budger_workflow/budget/fy2023/fy2023.html
日本は、このまま米国追従を続け、米国の単独一極覇権を支えるために、日本自らは世界最悪の財政危機に直面しているというのに、米国の要請に従って、軍拡という重い財政支出を重ねてゆくのはあまりに愚かではないでしょうか!?
そもそも日本が依存している米国は、誠実な、信頼に値する同盟国といえるのでしょうか!?
日本は、米国への依存から脱却をはかり、独立した主権国家として立ち、しかも同時に、エネルギーと食料の自給ができない、資源をもつ他の国々からの海上輸送に頼らなければならない「島国」であるという「宿命」を決して忘れず、国外にそもそも「敵」を作らない、多極的な外交姿勢をめざすべきではないでしょうか?
皆さまにはぜひ、マスメディアが真実を伝えない、こうした問題について、IWJが追及を続けてゆくために、どうか、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。
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店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
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店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ
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どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!
岩上安身
■「がんばれ、IWJ! 将来必ずIWJのまっとうな報道姿勢が評価され、残っていくことを確信しています。世界中に仲間はいるのです」ご寄付者様からメッセージをいただきました! ここに感謝を込めて紹介させていただきます!
ご寄付者様からメッセージをいただきました。
メッセージひとつひとつに、岩上安身が返信を書かせていただきます! ぜひ嬉しい励ましのメッセージ、あるいは、ご質問やご提案などにもお答えしますので、お寄せください! ただし、会員の方で、ご寄付者様からのメッセージのみとさせていただきます!
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IWJさま
いつも本当にご苦労様です! 楽しみなインタビューが続々ですね。そして米国の異常さ、英国が劣化ウラン弾を、すでにチェルノブイリで苦しんできたウクライナで使おうということに対して怒りの声が欧州で巻き起こらない、私も英国大使館へ文句言いに行きたいところです。イラク戦争20年の日と前後してこの行動、本当に許せません。日本メディアは20日、イラクでの劣化ウラン弾による被害を報道したところがあったとききますが、その後出てきた英国のこの行動に対して一切批判糾弾しないところは、もう絶望的な状況だと視聴者は気づいてほしいです。
ところで、ロシア語で字幕がないものもあるかもしれず、申し訳ないのですが、ウクライナでミンスク合意を支持、政権批判をしてきたチャンネルワンの名物記者、ディアナ・パンチェンコをご存じですか?
チャンネルはゼレンスキー内閣に弾圧されて閉鎖に追い込まれましたが、彼女はキエフに暮らし、憎しみだけが増強されるこのウクライナの将来は、これでいいのか、と軍人でも政治家でも映画スターでもない、普通の人たちの声を拾いにドンバスへ向かいます。
そこで見聞きしたことを誠実にレポ、その勇気に感動します。彼女はさらに、投稿を続け、ロシアをつぶせ、憎め、だけで破滅的な行動を続けるウクライナは、戦争が終わったら、西側が永遠にお金を出してくれると思っているのだろうか、私たちはどういう国をつくっていくのか、という至極まっとうな疑問を投げかけています。
英語字幕がついているものも(スマホだとみられるとか)あるようです、ぜひ。ご参考まで。ジョンソンとゼレンスキー政権のずぶずぶの話が出て来たり、見ごたえありです。
がんばれ、IWJ! 将来必ずIWJのまっとうな報道姿勢が評価され、残っていくことを確信しています。世界中に仲間はいるのです:
・アイルランドのEU議員 戦争のチアリーダーたちをぶった切る
※’Ukraine is burning through a generation of men’ – MEP Clare Daly- speech from 15 Mar 2023(ウクライナは男性の世代を焼き尽くしている」-クレア・ダリー欧州議会議員-2023年3月15日のスピーチ VideoParliament Ireland、2023年3月21日)
https://www.youtube.com/watch?v=IhS_7tVv_XQ
:::以下パンチェンコ
・オリジナル―120万回再生 ゼレンスキー体制に閉鎖されたニュースワンの名物記者、ディアナ・パンチェンコ「平和を訴えることは、我が国では突然裏切り行為になった」
※Из Киева на Донбасс | Панченко под обстрелом в Донецке | Как живет Мариуполь.(キエフからドンバスへ|ドネツクで銃撃を受けるパンチェンコ|マリウポルの生き方。ПАНЧЕНКО、2022年12月16日)
https://www.youtube.com/watch?v=-fuy_QbjdKs
・ゼレンスキーは戦争を阻止することができたか?
※ЗЕЛЕНСКИЙ МОГ ПРЕДОТВРАТИТЬ ВОЙНУ? Россия и Украина: что дальше? | Взгляд Панченко(ゼレンスキーは戦争を防ぐことができたのか?ロシアとウクライナ:次に何が起こるか|パンチェンコの視点 ПАНЧЕНКО、2023年3月3日)
https://www.youtube.com/watch?v=vm6IcQDQFww
・パンチェンコ ウクライナは平和を望まず、勝利しか考えず交渉をしないつもり・・・しかし戦後はどうなる? どんなウクライナになるのか? 核兵器使用で得するのはゼレンスキーとアメリカではないか
※ПРОГНОЗЫ О ВОЙНЕ. Что такое ≪Победа≫ для Украины и России? | Взгляд Панченко(戦争に関する予測 ウクライナとロシアにとっての「勝利」とは|パンチェンコの視点 ПАНЧЕНКО、2023年3月10日)
https://www.youtube.com/watch?v=5xcoxG9pgbc
(匿名希望)
=======
匿名希望 様
ありがとうございます。
貴重な情報の提供も、ありがとうございます。
ロシアからではなく、ウクライナから、このようなゼレンスキーの専制権力から知的・精神的に独立し、真実を求め、ウクライナ国内外に発信すべく、ドンバスへ向かうジャーナリストがいることに、まず、こうした活動をしている人がいても大きく取り上げなければ日本の国内、そして世界中の人々に広がっていきません。さっそく翻訳して読んでみたいと思います。
毎日のようにこの日刊で、皆さまにはくどくて申し訳ないですが、活動の継続のためにご支援をお願いしております。
しかし、ご寄付をしてくださることだけがご支援ではなく、こうして、情報をお寄せいただけることも、大変、助かります。
今後とも、どうぞIWJへのご指摘ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
岩上安身
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◆中継番組表◆
**2023.4.7 Fri.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch5】9:00~「野村哲郎 農林水産大臣 記者会見」
視聴URL:https://twitcasting.tv/iwj_ch5
野村哲郎農林水産大臣による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた農林水産大臣関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e8%be%b2%e6%9e%97%e6%b0%b4%e7%94%a3%e5%a4%a7%e8%87%a3
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【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL:https://twitcasting.tv/iwj_areach5
「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee
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【IWJ・エリアCh6・岩手】18:30~「第291回 脱原発盛岡金曜デモ」
視聴URL:https://twitcasting.tv/iwj_areach6
「脱原発盛岡金曜デモ」を中継します。これまでIWJが報じてきた脱原発盛岡金曜デモ関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e8%84%b1%e5%8e%9f%e7%99%ba%e7%9b%9b%e5%b2%a1%e9%87%91%e6%9b%9c%e3%83%87%e3%83%a2
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◆中継番組表◆
**2023.4.8 Sat.**
調整中
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■<昨日の岩上安身によるインタビュー報告>背後に「暴力団」が関与し凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」が後押し! ルフィ事件と、高齢者に「集団自決」を求めた成田悠輔氏の発言は同根の大問題! 岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク 田崎基氏インタビュー第3弾を生配信しました!
岩上安身は昨日6日、『ルポ特殊詐欺』著者で神奈川新聞報道部デスクの田崎基氏に第3弾のインタビューを行いました。このインタビューは、3月7日の1回目、13日の2回目のインタビューの続編です。これまでの2回のインタビューは以下より御覧ください。
※「今の特殊詐欺グループは、自転車の車輪がいくつも存在していて、そのハブのスポークが、また別の車輪のハブになっているみたいな円環構造」~岩上安身によるインタビュー第1111回 ゲスト 神奈川新聞報道部デスク・田崎基氏 2023.3.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514596
※背後に「暴力団」が関与し凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」が後押し! ルフィ事件と、高齢者に「集団自決」を求めた成田悠輔氏の発言は同根の大問題! 岩上安身によるインタビュー第1112回 ゲスト『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏 第2回 2023.3.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514705
昨日のインタビューの前半では、特殊詐欺と暴力団との関わりについて、田崎氏にお話をうかがいました。
「ルフィ」事件では、一連の広域強盗事件の指示役「ルフィ」だと目されている、渡邉優樹容疑者、小島智信容疑者、今村磨人容疑者、藤田聖也容疑者ら、逮捕された4人について、その上にさらに暴力団と関わりのある首謀者(金主)がいるとの話が、週刊誌やネットを中心に報じられています。
これについて田崎氏は、「結局、物証がないというところじゃないか」と述べ、次のように語りました。
「『ルフィ』とされる人たちを逮捕し、携帯を何十台も押収し、やり取りや資金の動きを洗っているんだけど、この方(黒幕とされる暴力団)との資金の動きが途中で途切れていて物証がないと、逮捕できない、(逮捕)令状が出ないことなんじゃないですかね」
しかし、田崎氏の著書『ルポ特殊詐欺』には、「ある捜査関係者は『特殊詐欺を敢行する過程で、「暴力団等」が関与しているのは、ほぼ間違いない』という」との一文もあります。これについて田崎氏は、次のように説明しました。
「暴力団対策を担当している捜査関係者への取材で、『これ、誰がやってんですかね?』という話をしていく中で、結局、暴対法(暴力団対策法)が施行されて、いろんないわゆる古典的なシノギができなくなっていったと。競争入札妨害とか、総会屋みたいな話とか、ノミ行為とか。そういうところから、どんどん駆逐されていったわけですね。
ネットの普及とか、外的な原因もあるんですけど、暴力団の構成員を食べさせていく資金源を得る手法が、どんどん削り取られていった。
『じゃあ、どうなってるんですか? 今』って聞くと、その捜査関係者は、『ここしかないんだ』という言い方をして、私のノートを指差した先に、『トクサギ』と書いてあったということです」
その一方で、田崎氏の著書では、指定暴力団・稲川会や住吉会、神戸山口組のトップが、組員が関与した特殊詐欺事件で使用者責任を問われ、民事訴訟で和解金を支払ったという事例も紹介されています。そして、指定暴力団の多くは、傘下の団体に対し、特殊詐欺への関与をやめるよう、通知を出しているとのこと。
また、「ルフィ」事件についても、渡邊容疑者との関係で名前が報じられている6代目山口組の本流弘道会直系の3次団体、福島連合が関係を否定していることに対し、田崎氏は「聞いている先ですよね」と述べ、「結局、上層部、まさにトップとか2次団体くらいは、やってないよという話なんでしょうけど、ダーッと追って行った下の方は、何らかの形でコミットしている可能性が極めて高い」と語りました。
さらに田崎氏は、関与の方法についても、取材にもとづいて、次のように語りました。
「上がりを直接吸収するということをやると、使用者責任という話になります。
実際に、何億円という賠償があったケースも、暴力団の2次団体、3次団体、その傘下みたいなところの構成員が『受け子』をやっていて、そのお金を横浜市内の事務所に持って行って、計数機にかけて計算をしたと。これが、使用者責任の訴求理由になっているんですね。
それは困るわけです。それをやっちゃうと、ダーッと訴求されて、結局奪い取られて損害賠償請求で払わなきゃいけなくなってしまいますよね。
ですから、関与の方法としては、飛ばしの携帯の提供であるとか、名簿の売買にコミットする、仲介するだけでもお金が発生してくる、という形で、非合法に荒稼ぎできる手法に関して、どんどん暴力団が入り込んでくると思った方がいい、と、捜査関係者は言っていました」
そして田崎氏は、特殊詐欺という犯罪が社会に与える影響について、「一番言いたいこと」だとして、次のように語りました。
「結局、1日1億円、年間で360億円以上の被害というものが出ている。その被害を受けた人は、本当に悲しいし、胸が痛むんだけども、そのお金はどこに行ってしまうのかというと、ほぼほぼ戻ってこない。
その詐欺事件を完成するために費やしているお金が、恐らく被害額の30%から40%くらい。残りの60%から70%くらいは、反社会的な組織の資金に流れて行っているということなんですよね。
結局、そこはもう、追えないわけです。実際に仮想通貨にされたり、闇カジノに流れて行ってる。
ギャンブルをすごくやってしまう人が、この特殊詐欺に関与しているケースが極めて多い。私が取材した中で言うと、『何でそんなことしちゃったんですか?』っていう問いに対して、最初はパチンコや競馬をやっていたけど、だんだんレートが高いものがほしくなって闇カジノに行ってしまう。闇カジノは、お金を貸す人とセットになっていますから、借金がかさんできて、手っ取り早く返すんだったらこれしかないという形で、ツイッターで(闇バイトを)検索してしまったというケースもある。
そういうふうに考えると、グルグルグルグル、ここが、反社会的な構造の中で、お金と人が回り続けている、しかも高速回転していってるということが浮かび上がってくるんですね。
ですから、この特殊詐欺っていう問題が社会に与えている害悪っていうのは、とんでもないところに行っている。さらに関わった人間たちが、さらなる凶悪犯罪に突き進んでるっていう問題が、『ルフィ』事件で明らかになってるし、その前から散々、私、書いてますけど、プラス、グループ内や対立グループによる拉致・監禁、傷害事件の加害者、被害者になるケースもあると。
実際にこれは、起きている事案。抜けようとしたり、被害金をかすめ取って飛んでしまう、持ち逃げしてしまうという人が追い込まれる。
本当に、スパイラル的に起きている回転が、凄まじい勢いで害悪を撒き散らしているということが、一番問題の本質かなと思いますね」
このあと、インタビューでは、「富める高齢者」と「貧困の若年層」の格差が犯罪を生み出しているという、日本の社会構造について、田崎氏にお話をうかがい、IWJ独自の防犯アイディアをご紹介しました。
詳しくは、IWJのYouTubeチャンネルのアーカイブを御覧ください。
※【4/6 15時頃~ライブ配信】岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク 田崎基氏インタビュー第3弾
https://www.youtube.com/watch?v=T1yqCboyuXQ
■<IWJ取材報告>3月の地裁判決が示した、採種農家の権利や「食料への権利」への一定の理解を突破口に、控訴審へ!~4.6 種子法廃止違憲訴訟・控訴にあたっての記者会見
都道府県の管理によって安全・良好な種子生産をする「種子法」の廃止は、憲法上の権利「食料への権利」を侵害し違憲だとして、全国の農家(一般農家・採種農家)と消費者が、国を被告に、同法の復活等を訴えた訴訟は、2023年3月24日、東京地裁で敗訴判決が出されました。
※東京地裁は憲法25条に「食糧の権利」を認めるも「種子法には国民の食への権利を保障することまでは書いていない」と原告の請求を却下!~3.24 種子法廃止等に関する違憲確認訴訟 判決後の記者会見と報告集会 2023.3.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514913
原告側は4月6日、東京高裁に控訴し、同日、弁護団の山田正彦弁護士(元農水相)、古川健三弁護士、田井勝弁護士が、東京都千代田区の司法記者クラブで記者会見を行いました。
概要を説明した田井勝弁護士は、3月の判決の中で、一定の評価すべき点を指摘しました。
判決は、採種農家の原告が、種子法廃止によって「自らの土地が圃場指定される地位」を喪失していることから、「現実かつ具体的な危険または不安が認められる」として、この地位の「確認」を求めた訴えを審議する必要(=確認の利益)を認めました。
さらに、国が主張する、種子法の代わりに作られた県の種子条例により、圃場指定は可能だという点に関しても、「法廃止前と同程度の財政基盤が保障されておらず、ゆえに、同原告に確認の利益があることは変わりない」としました。
また、「食料への権利」については、「憲法25条で保障される余地がある」とも言及されました。しかし結局、「種子法が国民の権利を保障しているとまでは言い切れない」として、訴えは退けられました。
判決では、そのほか、国会での種子法廃止法案の審議時間がわずか10時間であったこと、野党議員の質問に対する政府の返答・資料提出がない中で法案が採決された点も指摘されました。
田井弁護士は、3月の判決は「不当判決」ではあるが、こうした点では「一歩前進」だとしました。
その上で、控訴審では、「国民の権利性」、特に採種農家の権利性が認められるかが「大きな争点」だと訴えました。
古川、山田両弁護士も、様々な観点から控訴審への争点や種子法廃止の問題点を指摘。山田弁護士は、三井化学アグロ株式会社が育成、販売する水稲品種「みつひかり」の種子が、「交配不良により純度低下が確認され」「令和5年は供給できない」とされた例等をあげ、種子法廃止によって種子生産を民間に任せる危険性を指摘しました。
会見について、詳しくは、全編動画を御覧ください。
※3月の地裁判決が示した、採種農家の権利や「食料への権利」への一定の理解を突破口に、控訴審へ!~4.6 種子法廃止違憲訴訟・控訴にあたっての記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515229
■<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その46)>第三部 権力のはらわた「第九章 ロシアは独裁者を待っている―― 一九九二年三月 ――」(part1)
岩上安身は、1989年から1994年まで、29歳から35歳まで、足かけ6年かけて、崩壊前夜のソ連から、ソ連崩壊後の「民主ロシア」誕生の裏面まで、現地で取材しました。
現地取材をまとめた著書『あらかじめ裏切られた革命』(1996年、講談社、講談社ノンフィクション賞受賞作)は、当時のソ連・ロシアの実態を記録した貴重な資料ですが、残念ながら絶版となっており、入手困難な状況となっております。
ウクライナ紛争の長期化、そして西欧諸国が世界を支配してきた構造、米国による一極支配構造に揺らぎが見え始めた今こそ、改めて1991年のソ連崩壊前後に戻って、歴史を振り返る必要があると思われます。日刊IWJガイドで、『あらかじめ裏切られた革命』の復刻連載を進めていきます。ぜひお読みください。
下記URLから、初回の復刻連載(その1)をお読みいただけます。
※<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その1)>序文「ゴーリキーパークの世界精神」(日刊IWJガイド、2022年11月20日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51557#idx-4
直近の復刻連載は、下記URLからお読みいただけます。
※<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その44)>第三部 権力のはらわた「第八章 塗りかえられたレーニンの肖像 ―一九九一年九月、九三年二月―」(part3)(日刊IWJガイド、2023年3月26日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52048#idx-5
※<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その45)>第三部 権力のはらわた「第八章 塗りかえられたレーニンの肖像 ―一九九一年九月、九三年二月―」(part4)(日刊IWJガイド、2023年3月29日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52061#idx-6
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またしても、モスクワ中央のマネージ広場は巨大な群衆によって埋めつくされた。
九二年三月十七日火曜日。このところ毎月のように開催されている反政府集会は、この日も九万人(発表によっては五万人)の市民を集めることに成功した。
当日の夕刻、広場に私が着いたときには、すでに集会は始められていて、立錐の余地もなく市民がひしめきあっていた。広場の端から、モクスワ・ホテル前にしつらえられた演壇までの距離は約百五十メートル。このわずかな距離を、人波をかきわけて進むのに十五分あまりかかる始末だった。 壇上には、右翼と左翼の顔役がずらり並んでいる。
※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!
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■背後に「暴力団」が関与し、凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」が後押し! ルフィ事件と、高齢者に「集団自決」を求めた成田悠輔氏の発言は同根の大問題! ~3月発行の「岩上安身のIWJ特報!」は、3月7日収録の「岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! ぜひ「まぐまぐ」からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員に登録を!!
IWJではメルマガサイト「まぐまぐ」で、「岩上安身によるインタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて「岩上安身のIWJ特報!」として、毎月発行しています。
3月は、3月7日に収録した「岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて、第594号から第596号まで3本の記事を発行しました!
以下、3月発行の、IWJ特報のタイトルと目次です。IWJ会員ではない方も、ぜひご購読ください。
(第594号の目次)
◆今や「老人殺し産業」と化した特殊詐欺!「高齢者集団自決」を煽る経済学者の出現と「ルフィ事件」に共通する不穏な空気!
◆海外から犯罪指令、メッセージは自動消去! スパイ映画の世界が現実となり「ルフィ」の特定すら困難に!?
(第595号の目次)
◆物証が乏しく「突き上げ捜査」も行き詰まる! 捕まるのは末端の人間だけ。組織とのつながりは辿れない!
◆「日当100万円」をうたう闇バイト! 借金を抱えた自衛官、警察官が応募して犯罪に関与した事例も!
◆「UD募集」は「受け子」・「出し子」を集める隠語! 連絡すると「必ず稼げますよ」と優しく誘導される!
◆振り込め詐欺の歴史は20年。集団で電話をかける時代は終わり、足のつかない仕組みが着々と作られていた!
(第596号の目次)
◆「ネットで仕事探し」が一般化、自分の個人情報を添えて応募する。非合法な「闇バイト」と気づいた時には、個人情報を握られ、抜けられない!
◆最初はコインロッカーから別のコインロッカーへ中身を移動させるだけの「運び」のバイトから。エスカレートして『もう辞めたい』と言うと見知らぬ男から、いきなり後ろから殴りつけられ、すぐに電話がかかってきて「どこにいても見張っているぞ、どこにも逃げられないぞ!」と脅される!
◆役割細分化の効果! 犯罪の故意の分断で罪悪感を希薄化!! 加担する人間が増えることで組織は肥大化へ!
◆暴力団の関与には、民事で使用者責任を追及、最高幹部に損害賠償請求! 一方、詐欺組織はピラミッド構造ではなく円環構造! 暴力団の関与はケースバイケース!?
田崎氏には3月13日と4月6日に、続編となる第2弾、第3弾のインタビューを行いました。
※「今の特殊詐欺グループは、自転車の車輪がいくつも存在していて、そのハブのスポークが、また別の車輪のハブになっているみたいな円環構造」~岩上安身によるインタビュー第1111回 ゲスト 神奈川新聞報道部デスク・田崎基氏 2023.3.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514596
※背後に「暴力団」が関与し凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」が後押し! ルフィ事件と、高齢者に「集団自決」を求めた成田悠輔氏の発言は同根の大問題! 岩上安身によるインタビュー第1112回 ゲスト『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏 第2回 2023.3.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514705
※【4/6 15時頃~ライブ配信】岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク 田崎基氏インタビュー第3弾
https://www.youtube.com/watch?v=T1yqCboyuXQ
「岩上安身のIWJ特報!」は、まぐまぐ大賞2022のジャーナリズム部門で1位になりました!
まぐまぐ大賞2022は、2022年にもっとも輝いたメルマガを読者投票とまぐまぐ審査で選出するものです。
「岩上安身のIWJ特報!」は、2021年の「まぐまぐ大賞2021」のジャーナリズム部門でも第2位に選ばれており、昨年ついに1位を獲得しました。
※まぐまぐ大賞2022部門別賞
https://www.mag2.com/events/mag2year/2022/list.html?cid=journalism&aid=77
※「岩上安身のIWJ特報!」ご購読はこちらから(月額税込880円、初月無料)
https://www.mag2.com/m/0001334810
IWJのサイトでは、サポート会員の方に「岩上安身のIWJ特報!」のバックナンバーを公開しています。サポート会員に登録すると岩上安身インタビューなどすべての記事を無制限で御覧いただけます。
※シリーズ:IWJ特報
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■IWJ書店新刊入荷! ジャーナリスト田崎基氏の直筆サイン入り!!『ルポ 特殊詐欺』を10冊限定で、IWJ書店から販売いたします!
3月7日および13日に、岩上安身による連続インタビューに出演された、神奈川新聞報道部デスクの田崎基(たさきもとい)氏の直筆サイン入りの本を、限定10冊で、IWJ書店から販売いたします。
世間を震撼させている連続広域強盗事件(「ルフィ」事件)発覚の3ヶ月も前に上梓された『ルポ 特殊詐欺』(ちくま新書、2022年11月10日)は、新聞社の報道部に身を置く著者の田崎氏が、綿密な取材にもとづいて書かれたルポルタージュです。
こちらは、会員限定の商品になります!
『ルポ 特殊詐欺』(田崎基氏直筆サイン入り)
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=471
この機会に、会員でない方は、ぜひとも、会員登録していただいて、ご購入ください!
下記のURLから会員登録いただけます。
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岩上安身は4月6日、田崎氏に3回目のインタビューを行う予定です。これまで2回の岩上安身による田崎氏へのインタビューは、下記から閲覧・ご視聴いただけます!
※「今の特殊詐欺グループは、自転車の車輪がいくつも存在していて、そのハブのスポークが、また別の車輪のハブになっているみたいな円環構造」~岩上安身によるインタビュー第1111回 ゲスト 神奈川新聞報道部デスク・田崎基氏 2023.3.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514596
※背後に「暴力団」が関与し凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」が後押し! 岩上安身によるインタビュー第1112回 ゲスト『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏 第2回 2023.3.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514705
それでは、本日も1日、よろしくお願いします。
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IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也、木原匡康、前田啓)
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