日刊IWJガイド・非会員版「仏マクロン大統領、EUのフォン・デア・ライエン欧州委員長が訪中! 李強総理は、中国と欧州で手を結ぼうと大胆な提案!」2023.4.8号~No.3859号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~中国が今、世界史を動かしている! 習近平国家主席はフランスのマクロン大統領、欧州連合(EU)のフォン・デア・ライエン欧州委員長と3者会談を行う。李強総理は欧州を米国と切り離して一つの「文明圏」と見なし、中国という文明圏と手を結ぼう、と大胆な提案! 同時に、イランとサウジアラビアの外相が、この同日、中国の北京において会談し、それぞれの国の大使館と領事館を再開することに合意!

■IWJは創業以来、最大の経済的危機に直面しています! 3月の最終日までのご寄付額が確定しました! 3月のご寄付件数は132件、175万5400円でした! 月間目標額390万円の45%に相当します! 毎月、累積赤字が増え続けている状況ですが、4月こそは少なくとも月間目標額390万円を達成できますよう、また累積の不足分を少しでも減らせますよう、緊急のご支援・ご寄付・カンパのほど、どうぞよろしくお願いします!

■【中継番組表】

■坂本龍一氏の逝去について、中国外交部が「哀悼の意」を表明! 坂本氏が生前、小池百合子都知事に「先人が100年をかけて守り育ててきた貴重な神宮の樹々を犠牲にすべきではありません」と手紙! 小池知事の「事業者である明治神宮にも手紙を送られた方がいいんじゃないでしょうか」と心ない答弁によって炎上!

■ごぼうの党・奥野卓志氏が、楽天・三木谷浩史氏の薬物使用を『FLASH』発売前にSNSで言及!「既に有名な話」とも!! YouTubeには「三木谷氏がガーシーに2億円払ったと、ホリエモンが確かな筋から聞いたと言っているけど、1円も受け取っていない」というガーシー氏のかつての動画も!

■<IWJ取材報告>IWJ記者の「有事の国民の飢餓リスク」の質問に対し「備蓄・増産、友好国からの輸入も考えるが、海上封鎖が起こらないよう世界の平和を願って外交的な交渉をやっていく」と野村大臣!!~4.7 野村哲郎 農林水産大臣記者会見

■<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その47)>第三部 権力のはらわた「第九章 ロシアは独裁者を待っている―― 一九九二年三月 ――」(part2)
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■はじめに~中国が今、世界史を動かしている! 習近平国家主席はフランスのマクロン大統領、欧州連合(EU)のフォン・デア・ライエン欧州委員長と3者会談を行う。李強総理は欧州を米国と切り離して一つの「文明圏」と見なし、中国という文明圏と手を結ぼう、と大胆な提案! 同時に、イランとサウジアラビアの外相が、この同日、中国の北京において会談し、それぞれの国の大使館と領事館を再開することに合意!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 中国が今、世界史を動かしています。

 中国の習近平国家主席は、6日午後、北京の人民大会堂でフランスのマクロン大統領、欧州連合(EU)のフォン・デア・ライエン欧州委員長と3者会談を行いました。

 この会談でもっとも注目されたのが、ウクライナ危機への中国の関与の姿勢です。

 7日付『Global Times』は、「習主席は、マクロン大統領との会談で、ウクライナ危機の和平交渉と政治的解決を促進するという中国のコミットメントを再確認し、中国はフランスと共同で、国際社会に対し、理性的であり続け、自制心を発揮し、危機をさらに悪化させる、あるいは制御不能となるような行動を取らないように呼びかける用意があると述べ、また、できるだけ早く平和的な話し合いを再開し、危機の政治的解決を図るよう呼びかけました」と報じています。

※China-France-EU trilateral talks set right course for ties(Global Times、2023年4月7日)
https://www.globaltimes.cn/page/202304/1288674.shtml

 7日付『Global Times』は、習近平氏がマクロン大統領、フォン・デア・ライエン委員長との3者会談で、「ウクライナ危機は中国とEUの間の問題ではないことを強調した」と報じ、次のように習氏の発言を伝えています。

 「中国は、和平交渉の促進において積極的な役割を果たし続ける。中国は、ウクライナ危機の政治的解決に向けたアプローチと計画を提案し、EUの基本的かつ長期的な利益に資する、バランスのとれた、効果的で持続可能な欧州安全保障の枠組みを構築するEUの努力を支持する、と(習近平氏)は述べた」

 フォン・デア・ライエン氏とマクロン氏は、3者会談で、危機に対する欧州の見解も習近平氏と共有したと7日付『Global Times』は報じ、3者は次の見解で一致したと伝えています。

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■IWJは創業以来、最大の経済的危機に直面しています! 3月の最終日までのご寄付額が確定しました! 3月のご寄付件数は132件、175万5400円でした! 月間目標額390万円の45%に相当します! 毎月、累積赤字が増え続けている状況ですが、4月こそは少なくとも月間目標額390万円を達成できますよう、また累積の不足分を少しでも減らせますよう、緊急のご支援・ご寄付・カンパのほど、どうぞよろしくお願いします!

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 3月の最終日までのご寄付額が、確定しました!

 3月のご寄付件数は132件、175万5400円でした。月間目標額390万円の45%に相当します。

 厳しい経済状況の中、ご寄付をお寄せくださった皆さま、誠にありがとうございました! しかし、3月は月間目標額の65%、214万4600円が不足となりました。

 ぜひ、皆さま、今月4月こそは、まずは月間目標額を達成できますよう、どうぞ緊急のご支援をお願いいたします!

 4月は、1日から6日までの6日間でいただいたご寄付は、20件、84万4000円です。これは月間目標額の22%にあたります。

 累積の不足額を少しでも削れるように、引き続き、どうぞご支援をお願いします!

 IWJの内部留保も底を尽き、キャッシュフローが不足したため、私、岩上安身が、個人的な私財から、IWJにつなぎ融資をいたしました。

 私がこれまでにIWJに貸し付けて、まだ未返済の残高は約600万円。これにつなぎ融資1000万円と合計すると、IWJへの私の貸し付け残高は約1600万円にのぼります。

 私の貯えなどたかがしれていますから、この先も同様の危機が続けば、私個人の貯えが尽きた時、その時点でIWJは倒れてしまいます。

 皆さまにおかれましても、コロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価上昇に悩まされていることとお察しいたします。

 しかし、ご寄付が急減してしまうと、たちまちIWJは活動していけなくなってしまいます。IWJの運営は会員の方々の会費(最近の流行語ではサブスク)とご寄付・カンパ(最近の用語でいえばドネーション)の両輪によって成り立っていますが、それが成り立たなくなってしまいます。

 2023年、「新たな戦争前夜」を迎えて、私、岩上安身とIWJは、少しでも正確な情報を皆さまにお届けできるように、その結果として、日本が戦争突入という悲劇に見舞われないように、無謀な戦争を断固阻止するために全力で頑張ってゆきたいと思います。

 日本は、米国への依存から脱却をはかり、独立した主権国家として立つべきです。同時に、エネルギーと食料の自給ができず、資源をもつ他の国々からの海上輸送に頼らなければならない「島国」であるという「宿命」を決して忘れず、国外にそもそも「敵」を作らない、多極的な外交姿勢をめざすべきではないでしょうか?

 皆さまにはぜひ、マスメディアが真実を伝えない、こうした問題について、IWJが追及を続けてゆくために、どうか、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。

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 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!

 また、無料で日刊IWJガイド非会員版を読み、ハイライト動画を御覧になっている無料サポーターの皆さまにおかれましては、有料の一般会員登録をぜひともお願いいたします。

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です。

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みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
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 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

 岩上安身


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◆中継番組表◆

**2023.4.8 Sat.**

調整中

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◆中継番組表◆

**2023.4.9 Sun.**

調整中

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

3月の地裁判決が示した、採種農家の権利や「食料への権利」への一定の理解を突破口に、控訴審へ!~4.6 種子法廃止違憲訴訟・控訴にあたっての記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515229

IWJ記者の「有事の国民の飢餓リスク」の質問に対し「備蓄・増産、友好国からの輸入も考えるが、海上封鎖が起こらないよう世界の平和を願って外交的な交渉をやっていく」と野村大臣!!~4.7 野村哲郎 農林水産大臣記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515258

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■坂本龍一氏の逝去について、中国外交部が「哀悼の意」を表明! 坂本氏が生前、小池百合子都知事に「先人が100年をかけて守り育ててきた貴重な神宮の樹々を犠牲にすべきではありません」と手紙! 小池知事の「事業者である明治神宮にも手紙を送られた方がいいんじゃないでしょうか」と心ない答弁によって炎上!

 「世界のサカモト」、「教授」と呼ばれて親しまれた音楽家、坂本龍一氏が3月28日に亡くなりました。「ラストエンペラー」に出演し、中国の伝統楽器である「二胡(胡弓)」を用いたサウンドトラックを作曲したことも関係しているのでしょうか、安全保障や経済制裁では厳しい話題の多い中国外交部も、心のこもった哀悼の意を表しました。

 中国外交部の毛寧報道官は3日の定例記者会見で、『北京青年報』の記者からの質問に関し、以下のようなコメントをしました。

北京青年報「日本の作曲家、坂本龍一さんが数日前に亡くなった。坂本さんは中国の歴史と文化に深い愛と敬意を持っていた。彼はまた、中国のコロナとの戦いを支援し、(自身の悪化した)健康状態にもかかわらず、中国と日本の間の文化交流イベントに参加した。そのため、彼はすべての年齢層の多くの中国人ファンにフォローされ、好かれている。彼の死去について何かコメントはあるか?」

毛寧報道官「坂本龍一さんのご逝去を悼み、ご遺族の皆様に心よりお悔やみ申し上げる。坂本さんは世界的に有名な作曲家である。深い文化と深い思いやりに満ちた彼の音楽は、多くの人の心を動かしてきた。坂本氏は、日中の人的交流や文化交流の熱心な提唱者であった。中国の要素に導かれた素晴らしい作品を創作した。具体的な行動によって、両国の友好交流に貢献された。

 人々の友情は二国間の関係を後押しする。両国のますます多くの人々が、これまでに達成されたことを土台とし、日中友好の促進に貢献することを願っている」

※Foreign Ministry Spokesperson Mao Ning’s Regular Press Conference on April 3, 2023(中国外交部、2023年4月3日)
https://www.fmprc.gov.cn/eng/xwfw_665399/s2510_665401/2511_665403/202304/t20230403_11053729.html

 IWJのYouTubeアカウントでは、現在、福島第一原発事故の衝撃冷めやらぬ2012年、岩上安身が、脱原発の立場を明らかにし、デモにも参加するなどの活動をしていた「教授」にインタビューした動画を公開しています。現在、期間限定でフルオープンにしていますので、どうぞ御覧ください。

 IWJ会員の方は、公開期限が終了した後も御覧になれます。ぜひ、会員登録して、IWJをお支えください。

※4/3 19時~【追悼・再配信】デモ、原子力問題、マスメディアの偏向、今の日本を語り尽くす ~岩上安身によるインタビュー 第233回 ゲスト 坂本龍一氏
https://www.youtube.com/watch?v=5_YDKp5NDcA&t=1407s

※「坂本龍一」関連のIWJコンテンツ
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%9d%82%e6%9c%ac%e9%be%8d%e4%b8%80

 また、坂本氏は生前、神宮外苑の再開発、外苑の森をつくってきた樹木伐採に対して、「再開発計画を見直すべきだ」とする手紙を小池東京都知事らに送っていました。『日刊ゲンダイ』が報じています。

 『日刊ゲンダイ』によると、坂本氏は闘病生活をおして、小池百合子知事に今年2月、「先人が100年をかけて守り育ててきた貴重な神宮の樹々を犠牲にすべきではありません」などと書いた手紙を送っていました。

※坂本龍一氏“遺言”を岸田政権までスルーする裏事情 神宮外苑「樹木伐採」は“森元首相案件”だから(日刊ゲンダイ、4月6日)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/321134

※坂本龍一氏はがんとの闘いの中から、命懸けで戦後民主主義の危機に警鐘を鳴らし続けた(日刊ゲンダイ、4月6日)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/321104/2

 これに対して、東京新聞の記者に3月17日の記者会見で質問された小池都知事は、以下のように答弁しました。

記者「東京新聞の三宅です。明治神宮の再開発についてお尋ねします。音楽家の坂本龍一さんが知事に手紙を送られたかと思いますが、手紙の感想や今後のご対応について教えてください」

小池都知事「はい、坂本さんが、都や新宿区、また、これはどこですかね。文部科学省、国などに宛てられたと思います。是非事業者である明治神宮にも手紙を送られた方がいいんじゃないでしょうか。様々な想いをお書きいただいて、お伝えいただいたかと思います。事業者からは、次の100年に向けて献木による植樹なども行うということで、緑の量を増やすというふうに聞いております。こうした取組や、まちづくりの意義、しっかり坂本さんはじめ様々な方々、都民の皆さんにも伝わるように情報発信するようにということで、改めて指示をしているところでございます」

※小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和5年3月17日)(東京都、2023年3月17日)
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/governor/governor/kishakaiken/2023/03/17.html

 坂本氏が闘病の床から送った手紙に対し、「事業者である明治神宮にも手紙を送られた方がいいんじゃないでしょうか」という小池都知事の心ない返答によって「大炎上している」と、『日刊ゲンダイ』が報じました。

 「このところ国民的な話題性に欠いてきた東京都の小池知事が大炎上している。

 明治神宮外苑再開発をめぐり、見直しを訴えた音楽家の故・坂本龍一氏に対するナメた態度を蒸し返され、猛反発を買っているのだ。注目が活力源の女帝も珍しく貝になっている」

 4月5日には坂本さんの遺志を継いで神宮外苑再開発に反対する抗議デモが行われています。

※坂本龍一氏の死で小池知事が大炎上 再開発計画見直し「神宮に言え」の冷酷ぶり蒸し返される(日刊ゲンダイ、4月4日)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/321006

 ツイッター上でも大きな話題になっています。望月衣塑子氏は、『Change.org』の「Proteja as arvores de Jingu Gaien! Repensar o plano de desenvolvimento!(神宮外苑の樹木を守れ!開発計画を見直せ)」というネット投票をツイートしました。

望月衣塑子氏「坂本龍一さんの意志を繋いでいくためにも署名を!小池百合子知事は、再開発断念の検討を!

 神宮外苑1000本の樹木を切らないで

 都は現在の野球場とラグビー場は老朽化と、決めつけるが、本当にそうか。野球場とラグビー場の場所をスイッチして建設する意味がどこにあるのか?」

※望月衣塑子@ISOKO_MOCHIZUKI(午後3:16・2023年4月3日)
https://twitter.com/ISOKO_MOCHIZUKI/status/1642772922678013953

ロッシェル・カップ氏「拡散をありがとうございます。

 坂本龍一さんの希望だった神宮外苑再開発計画の見直しが実現されるように努力致します。

 ご指摘の通り、野球場とラグビー場はリノベーションで十分です。場所をスイッチするのは、高層ビルを作るスペースを空けるのが目的です。要するにお金儲けが優先されています」

※ロッシェル・カップ@JICRochelle(午後6:07・2023年4月3日)
https://twitter.com/JICRochelle/status/1642816198332272640

佐藤章氏「『先人が100年かけて守り育てて来た神宮の杜を破壊すべきではない』と故坂本龍一氏。神宮外苑再開発は東京五輪開催以上の利権による最悪暴挙。あの樹々がなくなって無機質なビルがドーンと立っている、そんな神宮外苑にしていいのか! 森喜朗、菅義偉、小池百合子、答えろ!」

※佐藤 章@bSM2TC2coIKWrlM(午後7:43・2023年4月3日)
https://twitter.com/bSM2TC2coIKWrlM/status/1642840308714209286

 上記、『Change.org』の「Proteja as arvores de Jingu Gaien! Repensar o plano de desenvolvimento!(神宮外苑の樹木を守れ!開発計画を見直せ)」は以下から御覧になれます。4月7日午後1時の段階で、17万人を超える方々が賛同しています。

※Proteja as arvores de Jingu Gaien! Repensar o plano de desenvolvimento!
https://www.change.org/p/神宮外苑1000本の樹木を切らないで-再開発計画は見直しを-cc7e59b4-5429-4de2-bd65-8d2e02e47a37

 樹齢100年以上の樹木1000本は、東京都民の共有財産です。IWJも、神宮外苑の再開発問題を連続して取材し続けてきました。ぜひ、御覧ください。

※「神宮外苑」関連のIWJコンテンツ
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%a5%9e%e5%ae%ae%e5%a4%96%e8%8b%91

※「神宮外苑再開発」関連のIWJコンテンツ
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%a5%9e%e5%ae%ae%e5%a4%96%e8%8b%91%e5%86%8d%e9%96%8b%e7%99%ba

■ごぼうの党・奥野卓志氏が、楽天・三木谷浩史氏の薬物使用を『FLASH』発売前にSNSで言及!「既に有名な話」とも!! YouTubeには「三木谷氏がガーシーに2億円払ったと、ホリエモンが確かな筋から聞いたと言っているけど、1円も受け取っていない」というガーシー氏のかつての動画も!

 4月4日発売の『FLASH』が報じた楽天グループの代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏の薬物使用疑惑について、ネット上の一部では、ごぼうの党の奥野卓志(おくの たかし)代表が、「ネタ元」ではないかとささやかれています。

 無料通信アプリLINEの中に、「LINE VOOM」というSNSサービスがあるのですが、そこに投稿している「たかし」というアカウントが、その投稿内容から奥野氏のものであるとわかります。

 その「LINE VOOM」への今年2月9日の投稿で、奥野氏はガーシー氏を「ドバイのお兄ちゃん」と呼び、NHK党(当時)の立花氏についても、「NHK(CIA放送局)の裏金の内部告発を文春に行うなどかなり踏み込んだ真実の暴露を行ってきた方です」と評価しています。

※たかし(LINE VOOM、2023年2月9日)
https://linevoom.line.me/user/_dSu0RPMpdkvRwngDlepR_QFVAPnsr78i4HBNKWw

 そして、3月24日の投稿では、ガーシー氏が参議院を除名されたことを「残念」だとし、次のように権力者批判を論じた上で、三木谷氏の薬物疑惑を暴露しています。

※4月4日発売の『Flash』が、従業員3万2000人超、株主47万人超の一部上場企業楽天社長、三木谷浩史氏に、反社との交際疑惑・薬物使用疑惑・女性パーティー疑惑があると報道! ガーシーに、ウクライナ人女性パーティーと興じていたと暴露され、名誉毀損等でガーシーを刑事告訴した一人ではないかと噂されていた楽天の三木谷氏だが、この『Flash』の報道に対しては、三木谷氏は名誉棄損で民事訴訟を提訴!『Flash』の報道が仮に事実なら、ガーシー氏は一部の「真実」を先行して暴露していたことになるが、YouTubeをBANされ、逮捕まで!? 法の下の平等は!?(日刊IWJガイド、2023年4月6日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52096#idx-4

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■<IWJ取材報告>IWJ記者の「有事の国民の飢餓リスク」の質問に対し「備蓄・増産、友好国からの輸入も考えるが、海上封鎖が起こらないよう世界の平和を願って外交的な交渉をやっていく」と野村大臣!!~4.7 野村哲郎 農林水産大臣記者会見

 4月7日午前9時15分頃より、東京都千代田区の農林水産省にて、野村哲郎農林水産大臣の記者会見が開催されました。

 冒頭、野村大臣からの報告事項はなく、大臣と各社記者との質疑応答となりました。IWJ記者は、前回に続いて「食料安全保障」、特に、有事における国民の「飢餓リスク」について、次のように大臣に質問しました。

 「前回に引き続き、有事の際の国民が飢餓に直面するリスクについてうかがいます。

 現在の日本の食料自給率は38%とされていますが、有事、つまり戦争において海上輸送が封鎖されれば、石油タンカー、食料輸送船が日本に届かなくなり、100%輸入頼みの石油、および、輸入に多くを頼る種子や肥料、飼料などが枯渇し、備蓄が十分になければ国民は飢餓に直面します。

 野村大臣は、4月4日の会見で、『肥料などの原料を備蓄することも考えていかなければならない』とおっしゃいましたが、肥料だけでなく、主食の米を中心に、戦争が数年続いても、国民が飢えないだけの食糧備蓄が必要なはずです。戦争が起こり、海上輸送網がすべて封鎖された場合、日本国民を餓死させないためには、何がなされるべきか。

 まず、十分な備蓄の量と予算について、農水省の考えをお聞かせいただければ、幸いです。よろしくお願いします」

 この質問に対して、野村大臣の答弁は、以下の通りでした。

 「そうならないように、やっぱり、やっていかなきゃいけないんで、有事の際は、そういうことも心配なことのひとつであります。だから、最悪のことを考えながらやっていかなきゃなりませんが、ただ、すべてを国産で賄うということは、今の国内の農地の2倍の面積が必要。まあ、これはもう、御存知の通りです。

 だから、日本だけで国民の胃袋を満たしていくことはできないので、やはり、現実的な備蓄と、それから増産、こういうことも考えていかなきゃなりませんが、やはり、不測の事態においても一定の輸入を確保することは、極めて重要だと思います。

 だから、それを全部敵に回すわけじゃなくて、友好国から輸入していくとか、今、現実もそうなんですよ。例えば、今、ウクライナ、あるいはロシアからの小麦がなかなか入りにくいですが、日本の場合は、カナダから小麦は入れていますから、余り心配することがない。

 それから、肥料の中でも、リンが中国から9割を占めていたんですが、このリンが、中国も自国生産に踏み切っておりまして、リンが入ってこなくなった。どうしたかというと、アフリカのモロッコから、このリンも輸入している。

 そういうような形で、友好国なり、あるいは輸入に対してちゃんとこたえてくれるような国との、やはり、常日頃の、この不測の事態にならないように、なっても、そういう国から輸入させてもらえるようにやっていかなきゃいかぬだろう。

 こういうことも考えておりますが、まず、第一義には、そういうことが、海上封鎖みたいなことが起こらないような、世界の平和を願って、あるいはそういう交渉を、外交的な交渉をやっていかなきゃいけないというふうに思います」。

 野村大臣の回答をお読みいただければおわかりですが、「有事」といいつつ、他国の「有事」を想定しているだけで、日本の有事、すなわち日本が他国と戦争をする状態を日本政府はリアルに想定していません。

 ロシア産・ウクライナ産の小麦の代替となるカナダ産の小麦が入る、などと野村大臣は回答されていますが、戦時には、カナダであろうと米国や豪州からであろうと、日本に近づく輸送船が片っぱしから沈められる可能性が現実にありえるのです。

 有事に際して備えを、といい、防衛費を増税でまかなうと岸田政権は打ち出していますが、戦争が始まるやいなや、ガソリンが尽き、食べ物がなくなって国民が飢えるという現実に、まったく目を向けていません。

 野村大臣は、「世界の平和を願って、そういう外交的な交渉をやっていかなきゃいけない」というならば、御自身が閣僚の一人として署名され、閣議決定した「安保三文書」の中に、北朝鮮だけでなく、中国、ロシアまで、明白に敵対視した記述があることをどうお考えになるのか、重ねておたずねしたいところです。日本の現状を見つめれば、隣国の二大強国を名指しで敵視し、他方で食料の備蓄も不十分、主食の米の自給率の引き上げにも本気ではない、ということでは、いかなる時も国民が飢えないようにしなくてはならない政府の義務を放棄したも同然です。

 「安保三文書」は撤回すべきです。

 詳細については、ぜひ全編動画を御覧ください。

※IWJ記者の「有事の国民の飢餓リスク」の質問に対し「備蓄・増産、友好国からの輸入も考えるが、海上封鎖が起こらないよう世界の平和を願って外交的な交渉をやっていく」と野村大臣!!~4.7 野村哲郎 農林水産大臣記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515258

■<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その47)>第三部 権力のはらわた「第九章 ロシアは独裁者を待っている―― 一九九二年三月 ――」(part2)

 岩上安身は、1989年から1994年まで、29歳から35歳まで、足かけ6年かけて、崩壊前夜のソ連から、ソ連崩壊後の「民主ロシア」誕生の裏面まで、現地で取材しました。

 現地取材をまとめた著書『あらかじめ裏切られた革命』(1996年、講談社、講談社ノンフィクション賞受賞作)は、当時のソ連・ロシアの実態を記録した貴重な資料ですが、残念ながら絶版となっており、入手困難な状況となっております。

 ウクライナ紛争の長期化、そして西欧諸国が世界を支配してきた構造、米国による一極支配構造に揺らぎが見え始めた今こそ、改めて1991年のソ連崩壊前後に戻って、歴史を振り返る必要があると思われます。日刊IWJガイドで、『あらかじめ裏切られた革命』の復刻連載を進めていきます。ぜひお読みください。

 下記URLから、初回の復刻連載(その1)をお読みいただけます。

※<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その1)>序文「ゴーリキーパークの世界精神」(日刊IWJガイド、2022年11月20日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51557#idx-4

 直近の復刻連載は、下記URLからお読みいただけます。

※<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その45)>第三部 権力のはらわた「第八章 塗りかえられたレーニンの肖像 ―一九九一年九月、九三年二月―」(part4)(日刊IWJガイド、2023年3月29日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52061#idx-6

※<岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載(その46)>第三部 権力のはらわた「第九章 ロシアは独裁者を待っている―― 一九九二年三月 ――」(part1)(日刊IWJガイド、2023年4月7日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52098#idx-7
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◆ヤコブレフ――素人の革命が始まる

 「ゴルバチョフ基金」が入居しているビルの一室。「ペレストロイカの設計者兼プロデューサー」は、約束の時間に少し遅れて、不自由な足を軽くひきずりながら入ってきた。上背がないにもかかわらず、非常に大柄に見え、重厚な印象を受ける。存在感の大きさ、というものだろうか。

 一九二三年、ロシアのヤロスラブリ州生まれのヤコブレフは、ヤロスラブリ教育大学を卒業後、一九四四年にソ連共産党に入党。駐カナダ大使や科学アカデミー世界経済国際関係研究所所長を経て、ゴルバチョフがソ連共産党書記長に就任した一九八五年に党中央委のイデオロギー宣伝部長に就任し、党内改革派の代表としてペレストロイカを推進してきた。政治局員候補、政治局員を歴任したが、九〇年の党大会で党内保守派の攻勢にあい、党職を辞任。その後は大統領会議委員、大統領首席顧問としてゴルバチョフを支えてきた。

 現在(九二年三月)は、ゴルバチョフが大統領辞職後に設立した「ゴルバチョフ基金」の副理事長を務める一方、ポポフ・モスクワ市長らと「民主改革運動」を結成し、その指導部のメンバーにも名をつらねている。

――誰の目にも明らかなことですが、九一年十二月に結成されたCISは、わずか三ヶ月余りで崩壊の危機に瀕しています。経済改革はいきづまり、法秩序は失われ、流血の民族紛争はエスカレートする一方です。こうした現在のCIS諸国の惨状を目のあたりにするとき、連邦権力を強引に解体し、CISを発足させた意義とは何であったのか、改めて疑問に思わざるをえません。

 「私もCISというものが、事実上どういうものであるのか、何ヶ月かたった今でもわかりません。その内実、その目的はどのようなものか、理解できないのです。たぶんそれは、あまりプラグマティックなものではないと思う。将来性もないでしょう。そのことは、共同体をなしている国々の指導部も、実はよく理解していると思います。CISに参加する文書に調印した共和国の大部分は、CISというものを、一体となった国家として発展させる気もなかったはずです。

 各共和国の指導部、とりわけイスラム系の国々の特権階級は、この機会をモスクワの統制からの解放の好機と受けとめました。そして、CISに参加する、という手続きを一時的にとって、自分達の目的を達成したのです。おそらく、これらの国々では、あらゆる民主化プロセスが抑圧されることになるでしょう。残念なことですが。

 とはいえ、これからの時代が、各共和国が独自の道を歩む時代になることは避けられません。各共和国にとってそれは楽な道ではないはずです。一、二年もすると、今のロシアから離れていこうとしている各共和国は、経済的な困難という現実の壁に突きあたり、再び求心化に向かう傾向をみせるだろうと私は予測しています。そのときは統制的な計画経済が各共和国を束ねるのではなく、各国が選択した市場経済体制が経済的な結びつきの強化を求めることになるはずです」

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