┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~東京、神奈川、埼玉、千葉、首都圏1都3県の知事が西村新型コロナ大臣に緊急事態宣言発出と特措法改正を要請! 3時間に及ぶ協議の末、飲食店8時までの時短要請と国の財政支援で一致!
┠■【中継番組表】
┠■<年末年始特別配信1>本日午後4時から2019年7月24日収録「イスラエルに肩入れしイランを敵視するトランプ米政権における『ネオコン復活』の象徴・ボルトン大統領補佐官が参院選翌日に来日! 日本政府は選挙直後から『改憲と戦争』に前のめり! ~岩上安身によるインタビュー 第951回 ゲスト パレスチナの平和を考える会事務局長・役重善洋氏 第5弾(前半)」を配信いたします!
┠■<年末年始特別配信2>本日午後6時から「豊臣秀吉の朝鮮出兵、明治時代の韓国併合―― 反復される神功皇后の『三韓征伐』神話、その起源と背景に迫る!~岩上安身によるインタビュー 第813回 ゲスト 国際日本文化研究センター教授・倉本一宏氏」を配信いたします!
┠■<年末年始特別配信3>本日午後8時から「祝1000回記念!21世紀最大のテーマ『覇権をめぐる米中衝突』が現実に!常時臨戦国の『正体』を露わにした米国と属国日本!『朝鮮戦争の正体』が見せる真実!岩上安身によるインタビュー 元外務省情報局長・孫崎享氏 前編(1)」を配信いたします!
┠■今週の新記事紹介
┠■今週の日刊IWJガイド振り返り
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■はじめに~東京、神奈川、埼玉、千葉、首都圏1都3県の知事が西村新型コロナ大臣に緊急事態宣言発出と特措法改正を要請! 3時間に及ぶ協議の末、飲食店8時までの時短要請と国の財政支援で一致!
おはようございます。IWJ編集部です。本日は日曜日につき、1週間の総集編版となります。
深刻な新型コロナウイルス感染拡大を受けて、昨日2日、東京都の小池百合子知事、神奈川県の黒岩祐治知事、埼玉県の大野元裕知事、千葉県の森田健作知事の1都3県の知事が共同で、西村康稔新型コロナ担当大臣を訪問し、国からの緊急事態宣言の発出と、効果のある新型インフルエンザ等対策特別措置法(新型コロナ特措法)改正を求める要請を行いました。
IWJは、正月休みを返上して4知事と西村大臣の会談後の会見を生配信しました!
※東京、神奈川、埼玉、千葉、首都圏1都3県の知事が西村新型コロナ大臣に緊急事態宣言発出と特措法改正を要請! 3時間に及ぶ協議の末、飲食店8時までの時短要請と国の財政支援で一致!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/487207
午後3時半から行われ、4時ごろからとみられていた会見は、西村大臣と4知事の協議が、要請としては異例の3時間以上にも及んだため、午後6時40分ごろからとなりました。
協議では、知事側から感染状況の拡大と医療崩壊直前の危機感を受け、なるべく早い緊急事態宣言の発出と、強制力のある特措法への早急な改正を求めたことに対し、大臣側からは「緊急事態宣言発出について受け止め、検討する」との回答があったとのことです。
その一方、今すぐに行える措置として、飲食店への夜8時までの営業時間短縮要請と夜8時以降の都民、県民への不要不急の外出自粛を要請し、各県から飲食店への時短要請への協力金に充てるため、国から各県への交付金の支給を検討するとのことです。
会見後、囲み取材に応じた神奈川県の黒岩知事は、IWJ記者の「医療崩壊寸前の状況に対して、今すぐできることについては話し合われたのか?」との質問に、次のように答えました。
「医療現場からの生の声というのは、『新しい感染者を減らしてください』と。『そうじゃなきゃ、対応できない』という、悲鳴にも似た声が上がってきているわけです。ですから、こういう議論をしたわけです。
これは医療の問題と切り分けた話ではないということです。医療現場でどんなにベッドを増やして、どんなに頑張っても、この状況の増え方をしてきたら、とてもとても対応できない!」
IWJ記者の問いは1都3県の自治体が、今すぐに、何ができるのか、何をしようとしているのか話し合われたのか、というものでしたが、黒岩知事から返ってきた回答は具体的な対策の話ではなく、ほとんど「悲鳴」のような言葉でした。それほどまでに医療現場は逼迫しており、医療が破綻すれば社会がもたないという崖っぷちの「絶叫」のようにも聞こえました。
実際に、冬のコロナ感染爆発は深刻そのものです。ウイルスの増殖に「正月休戦」などありません。
東京都では昨日2021年1月2日、土曜日としては過去2番目の多さとなる814人の新規感染者を確認したと発表しました。これまでの土曜日の最多は先週の2020年12月26日の949人でした。
また、重症者は前日より6人増え、94人となりました。東京都の重症者用確保病床は220床。医療供給体制は一層、逼迫しました。
※都内の最新感染動向(東京都、2021年1月2日)
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
また、千葉県では1月2日、過去2番目の多さとなる236人の新規感染者が確認された他、神奈川県では382人、埼玉県でも213人の感染が明らかになりました。
※【新型コロナ詳報】千葉県内236人感染、過去2番目 市川のバーガー店、白井の特養でクラスター(千葉日報、2021年1月2日)
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/753408
※<新型コロナ>神奈川で新たに382人感染 相模原市内の7人は飲食店貸し切り会食、クラスターに(東京新聞、2021年1月2日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/77743
※埼玉県213人感染 新型コロナ(NHK、2021年1月2日)
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210102/1000058364.html
NHKが1月2日午後7時13分に報じたところでは、「2日はこれまでに全国で3050人の感染が発表され」、「25人の死亡の発表」があったということです。
※【国内感染】新型コロナ 31人死亡 3059人感染確認(2日22:00)(NHK、2021年1月2日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210102/k10012794231000.html
他方、東京都では1日、新たに新型コロナ感染者4人の死亡を発表しましたが、このうちの1人、12月19日に陽性と診断され、29日に死亡した60代男性について、基礎疾患がなく軽症のため自宅療養中で、30日に療養を解除される予定だったことが明らかにされました。
※新型コロナウイルスに関連した患者の死亡について(第1303報)(東京都福祉保健局、2021年1月1日)
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/hodo/saishin/corona1303.html
※コロナで自宅療養中の都内60代男性が死亡 基礎疾患なし(毎日新聞、2021年1月1日)
https://mainichi.jp/articles/20210101/k00/00m/040/196000c
ここまでくれば、非常事態宣言の発出も必要でしょう。規制に実行力を持たせる特措法の改正も必要です。しかし、それと同等あるいはそれ以上に重要なのは、無症状者を含めた、全国民のPCR検査の徹底です!安倍政権から菅政権へと、頑なに引き継がれたPCR抑制政策を全面転換させなければ、人々は、なによりも自分自身が陽性なのか、陰性なのか、どう行動したらいいのか、いけないのか、その指針がもてません。
菅政権は間違っている!それを今こそ、声を大にして主張するべき時です!
※「変異株」は既に日本国内に侵入! ワクチン期待一点張りの日本政府はPCR検査抑制政策は変わらず!! なぜコロナ対策に失敗し続けるのか!? 岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長・上 昌広医師インタビュー
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/486993
※菅総理会見で岩上安身が「突然変異のウイルスの出現について危機感が足りないのではないか?」と切り込む! ~12/25菅総理記者会見
https://www.youtube.com/watch?v=n67Hf31wLsc&t=364s
※菅総理会見で岩上安身が「突然変異のウイルスの出現について危機感が足りないのではないか?」と切り込む! 「全量検査はやらない」とPCR検査体制強化の必要性を否定した菅総理は、「変異があったことで必ずしもワクチンの効果がなくなるわけではない」と、科学的根拠のない回答! それに対し、尾身会長は変異株に対してワクチンが効かなくなる可能性について「危機管理の要諦として最悪のシナリオは考えておくべき」と回答!
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20201226#idx-1
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
◆中継番組表◆
**2021.1.3 Sun.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【年末年始特別配信】16:00~「イスラエルに肩入れしイランを敵視するトランプ米政権における『ネオコン復活』の象徴・ボルトン大統領補佐官が参院選翌日に来日! 日本政府は選挙直後から『改憲と戦争』に前のめり! ~岩上安身によるインタビュー 第951回 ゲスト パレスチナの平和を考える会事務局長・役重善洋氏 第5弾(前半)」
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
2019年7月に収録した、岩上安身による役重善洋氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた中東問題関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/middle-east
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452366
———————-
【年末年始特別配信】18:00~「豊臣秀吉の朝鮮出兵、明治時代の韓国併合―― 反復される神功皇后の『三韓征伐』神話、その起源と背景に迫る!~岩上安身によるインタビュー 第813回 ゲスト 国際日本文化研究センター教授・倉本一宏氏」
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
2017年11月に収録した、岩上安身による倉本一宏氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた朝鮮侵略関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%9c%9d%e9%ae%ae%e4%be%b5%e7%95%a5
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/405864
———————-
【年末年始特別配信】20:00~「祝1000回記念!21世紀最大のテーマ『覇権をめぐる米中衝突』が現実に!常時臨戦国の『正体』を露わにした米国と属国日本!『朝鮮戦争の正体』が見せる真実!岩上安身によるインタビュー 元外務省情報局長・孫崎享氏 前編(1)」
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
2020年6月に収録した、岩上安身による孫崎享氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた孫崎享氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/magosakiukeru
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/476496
========
◆中継番組表◆
**2021.1.4 Mon.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【年末年始特別配信】16:00~「イスラエルに肩入れしイランを敵視するトランプ米政権における『ネオコン復活』の象徴・ボルトン大統領補佐官が参院選翌日に来日! 日本政府は選挙直後から『改憲と戦争』に前のめり! ~岩上安身によるインタビュー 第951回 ゲスト パレスチナの平和を考える会事務局長・役重善洋氏 第5弾(後半)」
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
2019年7月に収録した、岩上安身による役重善洋氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた役重善洋氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%BD%B9%E9%87%8D%E5%96%84%E6%B4%8B
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452366
———————-
【年末年始特別配信】20:00~「祝1000回記念!21世紀最大のテーマ『覇権をめぐる米中衝突』が現実に!常時臨戦国の『正体』を露わにした米国と属国日本!『朝鮮戦争の正体』が見せる真実!岩上安身によるインタビュー 元外務省情報局長・孫崎享氏 前編(2)」
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
2020年6月に収録した、岩上安身による孫崎享氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた米中関係関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%b1%b3%e4%b8%ad%e9%96%a2%e4%bf%82
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/476496
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
◆昨日アップした記事はこちらです◆
東京、神奈川、埼玉、千葉、首都圏1都3県の知事が西村新型コロナ大臣に緊急事態宣言発出と特措法改正を要請! 3時間に及ぶ協議の末、飲食店8時までの時短要請と国の財政支援で一致!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/487207
◆昨日テキストアップした記事はこちらです◆
五輪聖火リレーのスタート予定地・Jヴィレッジでの違法除染問題で原子力立地本部担当者が出席するも、東電定例会見は会見の体をなさず! 音声は途切れ、映像は度々中断!~8.3東京電力 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/479248
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■<年末年始特別配信1>本日午後4時から「イスラエルに肩入れしイランを敵視するトランプ米政権における『ネオコン復活』の象徴・ボルトン大統領補佐官が参院選翌日に来日! 日本政府は選挙直後から『改憲と戦争』に前のめり! ~岩上安身によるインタビュー 第951回 ゲスト パレスチナの平和を考える会事務局長・役重善洋氏 第5弾(前半)」を配信いたします!
本日午後4時から、2019年7月24日に収録した「イスラエルに肩入れしイランを敵視するトランプ米政権における『ネオコン復活』の象徴・ボルトン大統領補佐官が参院選翌日に来日! 日本政府は選挙直後から『改憲と戦争』に前のめり! ~岩上安身によるインタビュー 第951回 ゲスト パレスチナの平和を考える会事務局長・役重善洋氏 第5弾」を2回にわけ、(前半)を年末年始特別配信いたします。(後半)は、明日配信いたします。
役重善洋氏は『近代日本の植民地主義とジェンタイル・シオニズム』の著者で、このインタビューは役重氏へのインタビューの第5弾になります。
インタビューが行われた2019年、米国は中東のホルムズ海峡を航行する民間船舶を護衛するための有志連合への参加を各国に呼びかけるなど、中東情勢はたいへん緊迫していました。
米トランプ政権内で対イラン強硬派として知られるボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当・当時)が、2019年7月22日に来日し、谷内正太郎国家安全保障局長、岩屋毅防衛相、河野太郎外相(いずれも当時)と相次いで会談しました。
ボルトン氏は岩屋氏に「2国間の同盟を強化する上で、外部からさまざまな挑戦を受ける中、重要な局面を迎えている」と語ったことが伝えられるなど、日本に有志連合への参加をうながすために来日したものと考えられています。
他方、7月4日には、英海兵隊がイランのタンカーをジブラルタル海峡で拿捕しました。英国はイランがEUの対シリア制裁に違反したと主張していますが、英紙ガーディアンは「ボルトン米大統領補佐官が、ジブラルタル海峡でイランのタンカーを拿捕するよう、英政府に勧めた」と報道しました。
イランのザリーフ外相は21日、このガーディアンの報道を受け、「ボルトン大統領補佐官は、自らの怒りを英国にぶちまけ、同国を泥沼に引きずり込もうとしている」とツイートしています。ボルトン氏はイラク戦争の時代からネオコンの代表的なイデオローグとして知られ、トランプ政権において、ついに「ネオコンが復活」したことを示す象徴的な人物でした。
イランを敵視し、イスラエルに一方的に肩入れする米国から、ボルトン氏が英国だけでなく、日本をも戦争の泥沼に引きずり込むために来日したと考える岩上安身は、まず、「なぜ米国はイランを敵対視するのか」と役重氏に問いました。
役重氏はその答えとして、「イスラエルを攻撃する意思と能力を有するという意味では、(イラクの)サダム・フセイン政権がなくなり、残る最後の強敵がイランである」という「イスラエルの都合」を挙げました。
その上で、中東の政治情勢が均衡を欠いている点について、役重氏は次のように説明しました。
「北東アジアとはちょっと状況が違って、イスラエルという国家が成立する段階というか、シオニズム運動が19世紀末に起きてから、1948年にイスラエル国家が成立するまで、一貫してその地域(パレスチナとその周辺)の人々はシオニズム運動に反対し、建国後も周辺諸国は反対してきている。イスラエルの国家としての正当性が、その地域の大半の国から認められずに今日にいたっている。
それはヨルダン川西岸地区とガザ地区をイスラエルが軍事占領しているという話にとどまりません。国家成立の瞬間、国家成立のイデオロギーをめぐる対立ということが根本にあるので、イスラエル側から見たときに、シオニズムの正当性が認められない限りは安心できないというメンタリティがあると思います」。
詳しくはぜひ、本日午後4時からの年末年始特別配信をご視聴ください!
配信は冒頭のみオープンで、その後はIWJ会員の方限定となります。まだIWJ会員へのご登録がお済みでない方は、この機会にぜひ、ご登録をお願いいたします。
———-
【年末年始特別配信・IWJ_Youtube Live】16:00~
イスラエルに肩入れしイランを敵視するトランプ米政権における「ネオコン復活」の象徴・ボルトン大統領補佐官が参院選翌日に来日! 日本政府は選挙直後から「改憲と戦争」に前のめり! ~岩上安身によるインタビュー 第951回 ゲスト パレスチナの平和を考える会事務局長・役重善洋氏 第5弾(前半)
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
———-
※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
■<年末年始特別配信2>本日午後6時から「豊臣秀吉の朝鮮出兵、明治時代の韓国併合―― 反復される神功皇后の『三韓征伐』神話、その起源と背景に迫る!~岩上安身によるインタビュー 第813回 ゲスト 国際日本文化研究センター教授・倉本一宏氏」を配信いたします!
本日午後6時から、2017年11月20日に収録した「豊臣秀吉の朝鮮出兵、明治時代の韓国併合―― 反復される神功皇后の『三韓征伐』神話、その起源と背景に迫る!~岩上安身によるインタビュー 第813回 ゲスト 国際日本文化研究センター教授・倉本一宏氏」を、年末年始特別配信いたします。
このインタビューのテーマは、『日本書紀』に書かれた神功皇后の「三韓征伐」神話。この神話の成立経緯を探り、日本の「神国」思想・「東夷の小帝国」意識とアジア侵略の歴史との関係について、お話をうかがいました。
日本は、戦国時代の合戦や、幕末の動乱、明治維新後のアジア侵略など、「戦争ばかりしている国」というイメージがありますが、倉本氏は「日本は701年に国号を変えて以降、ほとんど戦争をしたことのない国」で、日清戦争から太平洋戦争までの51年が、対外戦争を繰り返した非常に特異な時期だと考えています。
倉本氏はインタビューの中で、「僕は国民の一人として、なぜこの50年だけ戦争をしていたのかが知りたい。そのために古代史から勉強し、やっと古代史の終わりまでいったんです」と語りました。
日清戦争以前に日本(倭国)が対外戦争をしたのは、4世紀の高句麗との戦いと、7世紀の白村江の戦いで、どちらも現在の日本のかたちが成立する前のことです。
高句麗は、中国を統一した大帝国・隋を滅ぼした大国です。4世紀、なぜ倭国は高句麗と戦争をしたのか? 古代の日本と朝鮮との関係、そしてそこから生まれた「三韓征伐」神話と、神話が現代まで与える影響について、岩上安身が倉本氏に詳しくお話をうかがいました。
現代の日韓・日朝関係とヘイトスピーチ問題にもつながり、日本の国際関係、そして「日本」という「国のかたち」の成り立ち自体を考える上で、とても有意義なインタビューです。
詳しくはぜひ、本日午後6時からの年末年始特別配信をご視聴ください!
配信は冒頭のみオープンで、その後はIWJ会員の方限定となります。まだIWJ会員へのご登録がお済みでない方は、この機会にぜひ、ご登録をお願いいたします。
———-
【年末年始特別配信・IWJ_Youtube Live】18:00~
豊臣秀吉の朝鮮出兵、明治時代の韓国併合―― 反復される神功皇后の「三韓征伐」神話、その起源と背景に迫る!~岩上安身によるインタビュー 第813回 ゲスト 国際日本文化研究センター教授・倉本一宏氏
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
———-
※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
■<年末年始特別配信3>本日午後8時から「祝1000回記念!21世紀最大のテーマ『覇権をめぐる米中衝突』が現実に!常時臨戦国の『正体』を露わにした米国と属国日本!『朝鮮戦争の正体』が見せる真実!岩上安身によるインタビュー 元外務省情報局長・孫崎享氏 前編(1)」を配信いたします!
本日午後8時から、2020年6月16日に収録した「祝1000回記念!21世紀最大のテーマ『覇権をめぐる米中衝突』が現実に!常時臨戦国の『正体』を露わにした米国と属国日本!『朝鮮戦争の正体』が見せる真実!岩上安身によるインタビュー 元外務省情報局長・孫崎享氏 前編」を2回にわけ、(1)を年末年始特別配信いたします。(2)は、明日の夜、配信いたします。
孫崎氏は、戦後の日本の体制を決定的にした朝鮮戦争を徹底検証した『朝鮮戦争の正体』を、2020年7月1日に上梓されました。
このインタビューのテーマは、「『米中覇権交代』は20世紀から21世紀のグランドテーマ」。これを受けて孫崎氏は、「超大国の覇権が揺らぎ、2位につける新興国の挑戦を受けるとき、世界大戦が起きる」というジョセフ・ナイの言葉を紹介しました。
孫崎氏は現在と朝鮮戦争の連続性の一つとして、「緊急事態宣言」を挙げます。
「今、安倍政権が緊急事態条項を作ろうとしているのは、米国のために自衛隊を海外に出すのが狙い。これを国会の議論なしで、政令だけでやろうということだ。その先鞭は、朝鮮戦争のために警察予備隊を作ったときにある。国会をすっ飛ばして政令で警察予備隊を作る。その手口を今またやろうとしている」。
さらに孫崎氏は、現在の日本の対米従属体制の成り立ちを、次のように説明しました。
「警察予備隊をつくるときに、朝日新聞記者を100人解雇するなど大規模なレッドパージをやって、判決は『連合国最高司令官の権力は憲法の統治権に優越する』とした。これは狂気の沙汰。判決時はもうサンフランシスコ講和条約のあとで、日本は独立国だった。このとき、日本の憲法よりも米国の支配体制が優越、対米従属体制が確立した。アメリカでは議会が法律を作るが、日本では官僚が法律をつくり、政治家は質疑をするだけ。議員が法律を作っていないという意味で、民主主義が確立していない」。
この続きはぜひ、本日午後8時からの年末年始特別配信をご視聴ください!
配信は冒頭のみオープンで、その後はIWJ会員の方限定となります。まだIWJ会員へのご登録がお済みでない方は、この機会にぜひ、ご登録をお願いいたします。
———-
【年末年始特別配信・IWJ_Youtube Live】20:00~
祝1000回記念!21世紀最大のテーマ「覇権をめぐる米中衝突」が現実に!常時臨戦国の「正体」を露わにした米国と属国日本!「朝鮮戦争の正体」が見せる真実!岩上安身によるインタビュー 元外務省情報局長・孫崎享氏 前編(1)
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
———-
※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
■今週の新記事紹介
※井上信治 科学技術担当大臣より出された3項目の要望。変化を強いる動きに誠実に対応する日本学術会議~12.24日本学術会議 記者会見 ―内容:「日本学術会議のより良い役割発揮に向けて」の今後の検討・進め方について
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/486906
※「植松聖死刑囚の特異性ばかりが取り沙汰されているが、その考えはどこで育まれたのか? 事件と施設、社会は無関係ではない」――11.29 津久井やまゆり園事件は終わらない ~障害者施設の虐待について考える~
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/485560
※「桜を見る会」は税金で安倍晋三後援会を慰労!? その前夜祭の参加費は格安で、その差額部分は有権者の買収!? ~岩上安身によるインタビュー 第967回 ゲスト 日本共産党・田村智子参議院議員
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/460681
※「本当は、小池知事、菅総理が年末年始の炊出し支援に参加し、生活保護サービスのチラシを配ってもらえれば一番注目される!」~12.28 希望のまち東京をつくる会代表 宇都宮健児氏による、東京都への要望書提出と記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/487000
※判決は「誤解」!? 12月4日、大飯原発3・4号炉稼働許可取消を命じた大阪地裁判決で、自ら作成した「地震動審査ガイド」が争点になったことについての委員長の見解~原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/486061
※かつて60年代に首都圏の渋滞緩和のため計画決定された遺物を「大深度法」でゴリ押しさせてはならない!~12.18 NEXCO東日本 東京外かく環状道路(関越~東名)工事現場付近での地表面陥没についての記者ブリーフィング
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/486629
※「変異株」は既に日本国内に侵入! ワクチン期待一点張りの日本政府はPCR検査抑制政策は変わらず!! なぜコロナ対策に失敗し続けるのか!? 岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長・上 昌広医師インタビュー
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/486993
※東電、Jヴィレッジ(福島県楢葉町)の除染作業について、「富岡労働基準監督署への報告概要」を発表! 8月17日以来、約4か月ぶりに原子力立地本部の担当者が会見!~12.7東京電力 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/485958
※「社内調査については現在のところ予定していない」!? 柏崎刈羽原発で地元同意がなくても燃料装荷するとの報道を受けた、社内での事実調査・確認の結果についてIWJ記者が迫る!~10.5東京電力 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/482313
※日本学術会議任命拒否問題 菅総理はナチスの授権法の代わりに憲法15条を悪用して独裁を行なっている! その先には軍事研究への誘導がある! 岩上安身によるインタビュー 第1012回 ゲスト立命館大学大学院法務研究科教授・松宮孝明氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/482679
※日本学術会議任命拒否問題 憲法15条を授権法の代わりに悪用し独裁を行う菅総理!! 岩上安身によるインタビュー第1016回 ゲスト 立命館大学大学院法務研究科教授 松宮孝明氏 後編
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/483403
■今週の日刊IWJガイド振り返り
※日刊IWJガイド・日曜版「英国型変異株コロナウイルスを国内であらたに2人確認! 政府は28日から全世界からの新規入国を停止へ! 26日、東京都で新型コロナ新規感染者が過去最多の949人!」2020.12.27号~No.3027号
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48024
※日刊IWJガイド「コロナ禍過去最悪の危機的状況で迎える2020年年末、28日本日午後5時より『岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長上昌広医師インタビュー』を生配信!」2020.12.28号~No.3028号
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48026
※日刊IWJガイド「急死した立憲民主党の羽田雄一郎参院議員が、新型コロナウイルスに感染していた!!」2020.12.29号~No.3029号
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48032
※日刊IWJガイド「結局コロナ感染を抑制できずに年末の休みを迎える日本! 空港の検疫では、南アフリカで発見された第2の変異株の感染者も確認され、もはや四面楚歌!?」2020.12.30号~No.3030号
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48036
※日刊IWJガイド「同時多発突然変異によってコロナ禍が深刻になり、実体経済に悪影響が出ているにもかかわらす、株価はバブル期ピークの1989年の水準近くに! 他方で年を越せない人々のために年越し大人食堂が開かれる年の瀬!」2020.12.31号~No.3031号
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48038
※日刊IWJガイド「2020年大晦日東京都の新規感染者が1337人でついに初の千人超え! 全国では4千人超え! 年末年始に感染爆発の日本列島!その責任は過ったPCR検査抑制政策を続ける菅政権にあり! 2021年は菅政権に政策転換させるべく 、国民が決起して迫るべき! 菅政権が拒むならば、現政権を倒して政権交代して、政策転換を!」2021.01.01号~No.3032号
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48045
※日刊IWJガイド「全国の新型コロナウイルス新規感染者は3247人!! 東京都は783人!! 米ニューヨークとフロリダで新規感染者が最多に! 変異株が中国とブラジルでも確認された!」2021.01.02号~No.3033号
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48047
それでは、本日も1日よろしくお願いします。
※新型コロナウイルスの「変異種」は、「変異株」に統一いたしました。(2021年1月20日)
IWJ編集部(岩上安身、城石裕幸、塩澤由子)