日刊IWJガイド・非会員版「増殖するコロナウイルスに正月休みはない! 東京都で2021年1月3日、日曜としては最多の816人の新型コロナ新規感染者を確認! 重症者も緊急事態宣言解除後最多の101人!」2021.01.04号~No.3035号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
■はじめに~増殖するコロナウイルスに正月休みはない! 東京都で2021年1月3日、日曜としては最多の816人の新型コロナ新規感染者を確認! 重症者も緊急事態宣言解除後最多の101人! 経済への影響を恐れて緊急事態宣言を出せない政府! 感染拡大による医療崩壊を恐れる首都圏知事と対立!? 感染拡大を止め、安全と安心を確保して経済を活性化するためには公費による無症状者を含む全国民へのPCR検査の実施と陽性者の隔離徹底しかないはず! 民間検査活用が進まないのは感染研の利権のため!?
■未承認中国製の従来型新型コロナワクチンは欧米の遺伝子ワクチンより安全か!? 国内ですでに富裕層や政権ブレーンが接種済み!?
■【中継番組表】
■<年末年始特別配信1>本日午後4時から「イスラエルに肩入れしイランを敵視するトランプ米政権における『ネオコン復活』の象徴・ボルトン大統領補佐官が参院選翌日に来日! 日本政府は選挙直後から『改憲と戦争』に前のめり! ~岩上安身によるインタビュー 第951回 ゲスト パレスチナの平和を考える会事務局長・役重善洋氏 第5弾(後半)」を配信いたします!
■<年末年始特別配信2>本日午後8時から「祝1000回記念!21世紀最大のテーマ『覇権をめぐる米中衝突』が現実に!常時臨戦国の『正体』を露わにした米国と属国日本!『朝鮮戦争の正体』が見せる真実!岩上安身によるインタビュー 元外務省情報局長・孫崎享氏 前編(2)」を配信いたします!
■<お知らせ>12月23日に収録した「新型コロナウイルスの突然変異によってワクチン期待の『株価バブル』は弾けるのか!? 先進諸国経済と成長に向かう中国経済の落差! 岩上安身によるインタビュー 第1025回 ゲスト 中国通エコノミスト・田代秀敏氏 第4弾!」を会員向けサイトにアップしました!
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■はじめに~増殖するコロナウイルスに正月休みはない! 東京都で2021年1月3日、日曜としては最多の816人の新型コロナ新規感染者を確認! 重症者も緊急事態宣言解除後最多の101人! 経済への影響を恐れて緊急事態宣言を出せない政府! 感染拡大による医療崩壊を恐れる首都圏知事と対立!? 感染拡大を止め、安全と安心を確保して経済を活性化するためには公費による無症状者を含む全国民へのPCR検査の実施と陽性者の隔離徹底しかないはず! 民間検査活用が進まないのは感染研の利権のため!?

 おはようございます。IWJ編集部です。

 年末年始、恐れていた事態が現実のものとなりました。昨日3日で三が日は終わりましたが、増殖するコロナウイルスに、正月休みはありません!

 東京都は昨日2021年1月3日、新型コロナウイルスの新たな感染者が、日曜日としては最多となる816人確認されたと発表。さらに重症者について、前日の94人よりさらに増え、緊急事態宣言解除後最多となる101人と発表しました。

※都内の最新感染動向(2021年1月3日)
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/

 年末年始で医療機関や保健所も休み、検査数そのものが減少している中での「日曜日としては過去最多」です。この数字は重くみる必要があります。正月三が日が明け、地方から多くの人々が大都市へ戻り、通常の社会活動が再開する本日4日月曜日以降、新規感染者がどこまで増えるのか、重症者が何人になり、確保病床数が間に合うのかなど、非常に気がかりです。

 昨日のこの日刊IWJガイドでもお伝えしましたが、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の4知事は2日、深刻な新型コロナウイルス感染拡大を受け、西村康稔新型コロナ担当大臣に緊急事態宣言の発出を要請しました。

 これを受けた西村大臣は、緊急事態宣言発出の検討を表明した上で、各都県に、飲食店の午後8時までの営業時間短縮や、住民の夜8時以降の外出自粛要請を求め、時短要請に応じた飲食業者への補助にあてるための政府から各都県への支援を検討すると表明しました。

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 上氏は、これまでも岩上安身による過去3回のインタビューで繰り返し、感染研などの利権に疑問を呈し、民間検査会社や大学施設の活用を訴えてきました。ぜひ、以下のURLから御覧ください。

※パンデミック前夜!? 日本人の間で感染爆発!? 2月13日からフェイズが変わった!「不要な」水際対策で「ダイヤモンド・プリンセス」が犠牲に!~岩上安身によるインタビュー 第984回 ゲスト 医療ガバナンス研究所理事長・上昌広氏 2020.2.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/467819

※新型コロナウイルス感染症対策専門家会議は帝国陸海軍体質の「情報非開示」と「自前主義」のせいで民間検査が進まない!? 岩上安身によるインタビュー 第987回 ゲスト 医療ガバナンス研究所理事長・医学博士 上昌広氏 第2弾 2020.3.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/469463

※PCR検査をしなかったことが感染の蔓延を招いたのは明らか! 緊急事態宣言の全国拡大は不適切で無責任! ~ 4.21 岩上安身によるインタビュー 第991回 ゲスト 医療ガバナンス研究所理事長上昌広医師 第3弾 2020.4.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473266

 また、感染研と731部隊に関するIWJ検証レポートも、ぜひあわせてご一読ください。

※【IWJ検証レポート!】新型コロナウイルス対策の政府専門家会議を牛耳り、検査過少路線をミスリードする「国立感染症研究所」の闇を切る! 起源はあの731部隊と一体化した伝染病研究所だった!(前編:戦前・戦中) 2020.3.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/470899

※【IWJ検証レポート!】新型コロナ対策の政府専門家会議を牛耳り、検査過少路線へとミスリードする「国立感染症研究所」の闇を切る!731幹部の生き残りは米軍とともに戦後も人体実験を行っていた!(後編:戦後) 2020.3.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/471195

■未承認中国製の従来型新型コロナワクチンは欧米の遺伝子ワクチンより安全か!? 国内ですでに富裕層や政権ブレーンが接種済み!?

 毎日新聞が元旦の朝刊で、日本の一部富裕層が国内で中国製の未承認新型コロナワクチンを接種していると報じました。

※<コロナで変わる世界>国内富裕層が未承認コロナワクチンを先行接種 中国人ブローカー持ち込み(毎日新聞、2021年1月1日)
https://mainichi.jp/articles/20201231/k00/00m/040/137000c

 毎日の記事では、品川の匿名のクリニックで、大手IT企業社長夫妻が中国人男性から「中国の国有製薬会社、中国医薬集団(シノファーム)製」の日本国内未承認ワクチンを1万円で購入し、その場で接種する様子が克明にルポされています。

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 IWJがこれまでに報じてきた、新型コロナウイルスワクチンに関する記事は、以下のURLを御覧ください。

※バイデン氏勝利宣言とファイザーのワクチン開発情報で株価史上最高、その後急落! その裏のファイザー会長驚愕の行動とは!? 敗北認めないトランプ氏で危惧される社会不安!! 分断とフェイクニュースの悪循環!! 日本も他人事では済まされない! 2020.11.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/485187

※コロナワクチンスピード認可・接種への動き加速と、人々の間に高まるワクチン忌避、女子1万メートル東京五輪代表の新谷仁美選手ら五輪選手も「接種拒否」を次々と表明!(前編) 2020.12.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/486167

※日本政府が英アストラゼネカ社の新型コロナウイルス用ワクチン1億2000万回分の購入契約締結を発表! しかし同社の臨床試験は、深刻な有害反応の報告で中断! 4日後に再開したが、重篤な後遺症を残す可能性もある難病という情報も!! 2020.12.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/486289

※第3波の重症者数は第2波の2倍以上! 「改正予防接種法」が成立! 新型コロナウイルスワクチン接種無料化の一方で、副反応など健康被害の企業は免責され、国が負担!? 政府にまともに責任を取る覚悟などあるのか!? 2020.12.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/486607

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◆中継番組表◆

**2021.1.4 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【年末年始特別配信】16:00~「イスラエルに肩入れしイランを敵視するトランプ米政権における『ネオコン復活』の象徴・ボルトン大統領補佐官が参院選翌日に来日! 日本政府は選挙直後から『改憲と戦争』に前のめり! ~岩上安身によるインタビュー 第951回 ゲスト パレスチナの平和を考える会事務局長・役重善洋氏 第5弾(後半)」
視聴URL:https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 2019年7月に収録した、岩上安身による役重善洋氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた役重善洋氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%BD%B9%E9%87%8D%E5%96%84%E6%B4%8B

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452366

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【年末年始特別配信】20:00~「祝1000回記念!21世紀最大のテーマ『覇権をめぐる米中衝突』が現実に!常時臨戦国の『正体』を露わにした米国と属国日本!『朝鮮戦争の正体』が見せる真実!岩上安身によるインタビュー 元外務省情報局長・孫崎享氏 前編(2)」
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 2020年6月に収録した、岩上安身による孫崎享氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた米中関係関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%b1%b3%e4%b8%ad%e9%96%a2%e4%bf%82

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/476496

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◆中継番組表◆

**2021.1.5 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【録画配信・IWJ_YouTube Live】 16:00~「桜を見る会における安倍晋三元総理の公職選挙法及び政治資金規正法違反不起訴処分について記者会見」
視聴URL:https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 2021年1月4日に収録の記者会見を録画配信する予定です。これまでIWJが報じてきた「桜を見る会」関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%A1%9C%E3%82%92%E8%A6%8B%E3%82%8B%E4%BC%9A

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【年末年始特別配信・IWJ_YouTube Live】18:00~「【シリーズ『パレスチナの民族浄化』を読む第3弾!】~『大災厄(ナクバ)』の日70年を目前に米大使館がエルサレムに移転!ガザでは今日もイスラエルが非武装の市民を殺戮している!~岩上安身によるインタビュー 第870回 ゲスト 東京経済大学 早尾貴紀准教授(1)」
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 2017年5月に収録した、岩上安身による早尾貴紀東京経済大学准教授インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきたパレスチナ関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/palestina

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/421128

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【年末年始特別配信】20:00~「祝1000回記念!21世紀最大のテーマ『覇権をめぐる米中衝突』が現実に!常時臨戦国の『正体』を露わにした米国と属国日本!『朝鮮戦争の正体』が見せる真実!岩上安身によるインタビュー 元外務省情報局長・孫崎享氏 前編(3)」
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 2020年6月に収録した、岩上安身による孫崎享氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた米中関係関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%b1%b3%e4%b8%ad%e9%96%a2%e4%bf%82

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/476496

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◆昨日テキストアップした記事はこちらです◆

新型コロナウイルスの突然変異によってワクチン期待の「株価バブル」は弾けるのか!? 先進諸国経済と成長に向かう中国経済の落差! 岩上安身によるインタビュー 第1025回 ゲスト 中国通エコノミスト・田代秀敏氏 第4弾!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/486865

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■<年末年始特別配信1>本日午後4時から「イスラエルに肩入れしイランを敵視するトランプ米政権における『ネオコン復活』の象徴・ボルトン大統領補佐官が参院選翌日に来日! 日本政府は選挙直後から『改憲と戦争』に前のめり! ~岩上安身によるインタビュー 第951回 ゲスト パレスチナの平和を考える会事務局長・役重善洋氏 第5弾(後半)」を配信いたします!

 今年の年末年始はコロナ禍で外出を控え、ご自宅で静かに過ごされる方々も多いのではないでしょうか。そんなご自宅での「静かな年末年始」にお楽しみいただける、IWJの「年末年始特別配信」シリーズを本日もお届けいたします。 

 本日の1本目は、昨日に引き続き、2019年7月24日に収録した「イスラエルに肩入れしイランを敵視するトランプ米政権における『ネオコン復活』の象徴・ボルトン大統領補佐官が参院選翌日に来日! 日本政府は選挙直後から『改憲と戦争』に前のめり! ~岩上安身によるインタビュー 第951回 ゲスト パレスチナの平和を考える会事務局長・役重善洋氏 第5弾」の(後半)です。

 岩上安身は大著『近代日本の植民地主義とジェンタイル・シオニズム』の著者で、パレスチナの平和を考える会事務局長の役重善洋氏に、インタビューを行ってきました。このインタビューは役重氏へのインタビューの第5弾になります。

 このほかの岩上安身による役重氏へのインタビューは、以下のURLで御覧いただけます。

※安倍総理は「ジェンタイル・シオニスト」!? 米国の「イスラエルびいき」の背後にある「ジェンタイル・シオニズム」とは!? ~岩上安身によるインタビュー 第890回 ゲスト 「パレスチナの平和を考える会」事務局長・役重善洋氏 第1弾 2018.7.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/428159

※米国によるイスラエル「偏愛」の歴史的起源!「ユダヤ人帰還論」!? 誤解された「オスロ合意」の真実とは!?~岩上安身によるインタビュー 第909回 ゲスト 『近代日本の植民地主義とジェンタイル・シオニズム』著者・パレスチナの平和を考える会事務局長 役重善洋氏 第2弾 2018.8.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/430069

※新疑惑イスラエルゲート!? トランプ陣営が安保理で「イスラエルの入植地批判決議を行わせない」ようにロシアへ協力要請!? ~岩上安身によるインタビュー 第947回 ゲスト 『近代日本の植民地主義とジェンタイル・シオニズム』著者・役重善洋氏 第3弾 2018.10.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/433638

※キリスト教国家米国がなぜシオニズムを熱狂的に支持するのか!? ヨーロッパ・キリスト教国民国家の「建国」が生み出し、パレスチナに押しつけた「他者」イスラエル~6.25 岩上安身によるインタビュー 第950回 ゲスト 『近代日本の植民地主義とジェンタイル・シオニズム』著者・パレスチナの平和を考える会事務局長 役重善洋氏 第4弾 2019.6.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/451520

※トランプ政権によるイスラエルのパレスチナ入植「合法化」!? は大統領選へ向けたシオニストへのアピール!? ~岩上安身によるインタビュー 第971回 ゲスト 『近代日本の植民地主義とジェンタイル・シオニズム』著者・パレスチナの平和を考える会事務局長・役重善洋氏 第6弾 2019.11.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/462056

 第5弾となるこのインタビューが行われたのは2019年7月でした。トランプ政権の米国は2019年5月、イラン核合意から一方的に離脱。イラン産原油の禁輸を発表します。

 米国とイランの対立が先鋭化する中、2019年5月12日に、UAE(アラブ首長国連邦)沖で、サウジアラビア船籍の原油タンカーなど4隻が、何者かの攻撃を受けました。

 さらに6月13日には、オマーン湾で日本企業が運航するパナマ船籍のタンカーなどが攻撃を受けました。

 米国はこれらの攻撃をイランの仕業であると一方的に非難。そうした最中、6月20日には、ホルムズ海峡に近い空域で、イラン革命防衛隊が米国の無人偵察機を撃墜しました。

 一方、7月4日に英領ジブラルタル沖で、イラン産原油をシリアに輸送していた疑いで、パナマ船籍のタンカーが英国海兵隊によって拿捕されました。これに報復するかのように、7月19日には、ホルムズ海峡で英国籍タンカー2隻がイラン革命防衛隊によって拿捕されました。

 こうした中東での緊迫した状況の中、米国はホルムズ海峡を航行する民間船舶を護衛するとの名目で、各国に有志連合への参加を呼びかけ、英国、オーストラリア、バーレーン、サウジアラビア、UAE、アルバニアなどが参加しました。

 日本は結果的に、有志連合には参加しませんでしたが、米トランプ政権内で対イラン強硬派として知られるボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当・当時)が、2019年7月22日に来日し、谷内正太郎国家安全保障局長、岩屋毅防衛相、河野太郎外相(いずれも当時)と相次いで会談したことから、ボルトン氏は日本に有志連合への参加をうながすために来日したものと考えられています。

 中東における米国とイランの対立について、役重氏はインタビューの中で、次のように説明しています。

 「(米国が肩入れする)イスラエルを攻撃する意思と能力を有するという意味では、(イラクの)サダム・フセイン政権がなくなり、残る最後の強敵がイラン」

 「イスラエルという国家が成立する段階というか、シオニズム運動が19世紀末に起きてから、1948年にイスラエル国家が成立するまで、一貫してその地域(パレスチナとその周辺)の人々はシオニズム運動に反対し、建国後も周辺諸国は反対してきている。イスラエルの国家としての正当性が、その地域の大半の国から認められずに今日に至っている。

 「国家成立の瞬間、国家成立のイデオロギーをめぐる対立ということが根本にあるので、イスラエル側から見たときに、シオニズムの正当性が認められない限りは安心できないというメンタリティがあると思います」。

 詳しくはぜひ、本日午後4時からの年末年始特別配信をご視聴ください!

 配信は冒頭のみオープンで、その後はIWJ会員の方限定となります。まだIWJ会員へのご登録がお済みでない方は、この機会にぜひ、ご登録をお願いいたします。

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【年末年始特別配信】16:00~
「イスラエルに肩入れしイランを敵視するトランプ米政権における『ネオコン復活』の象徴・ボルトン大統領補佐官が参院選翌日に来日! 日本政府は選挙直後から『改憲と戦争』に前のめり! ~岩上安身によるインタビュー 第951回 ゲスト パレスチナの平和を考える会事務局長・役重善洋氏 第5弾(後半)」
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

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■<年末年始特別配信2>本日午後8時から「祝1000回記念! 21世紀最大のテーマ『覇権をめぐる米中衝突』が現実に! 常時臨戦国の『正体』を露わにした米国と属国日本! 『朝鮮戦争の正体』が見せる真実! 岩上安身によるインタビュー 元外務省情報局長・孫崎享氏 前編(2)」を配信いたします!

 IWJの「年末年始特別配信」シリーズ、本日の2本目は、昨日に引き続き、2020年6月16日に収録した「祝1000回記念!21世紀最大のテーマ『覇権をめぐる米中衝突』が現実に!常時臨戦国の『正体』を露わにした米国と属国日本!『朝鮮戦争の正体』が見せる真実!岩上安身によるインタビュー 元外務省情報局長・孫崎享氏 前編」の(2)を、午後8時から配信します。

 インタビューの中で孫崎氏は、コロナ後の世界のパワーバランスについて次のように指摘しています。

 「中国の経済力が圧倒的に強く、技術力でもアメリカを追い越すという認識を持って、これからの我々の政策を考えないといけない。今の日本はまったく算盤勘定ができず、意味のわからない感情論で動いている。日本は中国とうまく付き合わないと未来はない。日本(の製品)が売れる可能性はアメリカにはなくて、中国しかない。算盤勘定のできる人がちゃんと中国だと言わないといけないのに、無根拠なネトウヨ的な言説がまかり通っている」。

 また、アメリカ大統領選挙の影響について、孫崎氏は次のように予測しました。

 「バイデン陣営が勝てば、グローバリズムと軍産複合体の復権につながる。トランプのようにアメリカの企業が大事という視点からは米中対立が必要だが、グローバリズムの視点から見れば、中国は最大市場だから仲良くしたい。バイデンが勝てば中国との対立が減じると思う」

 その上で、米中戦争のリスクについて、孫崎氏はこう述べました。

 「第2次世界大戦のあとの熱戦が再び来るかといえば、米中の熱戦はありえない。ただし、アメリカは戦争しないとだめな国なので、代理戦争のかたちで日本やほかの国が戦場になる可能性もある。

 アメリカが戦争を常に必要とする国になったのは朝鮮戦争が発端。1953年のアイゼンハワー発言、『軍産共同体が不当な影響力を持つことを警戒しなければならない』は、まさに朝鮮戦争の際の米国のことを指している。朝鮮戦争を契機に軍需産業が伸びた。今は、中国と日本、中国とベトナムを戦わせるといった流れになっている。日本を使って中国と戦わせるという考え方を持っている可能性はあると思う」。

 詳しくはぜひ、本日午後8時からの年末年始特別配信をご視聴ください!

 配信は冒頭のみオープンで、その後はIWJ会員の方限定となります。まだIWJ会員へのご登録がお済みでない方は、この機会にぜひ、ご登録をお願いいたします。

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【年末年始特別配信】20:00~
「祝1000回記念!21世紀最大のテーマ『覇権をめぐる米中衝突』が現実に!常時臨戦国の『正体』を露わにした米国と属国日本!『朝鮮戦争の正体』が見せる真実!岩上安身によるインタビュー 元外務省情報局長・孫崎享氏 前編(2)」
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■<お知らせ>12月23日に収録した「新型コロナウイルスの突然変異によってワクチン期待の『株価バブル』は弾けるのか!? 先進諸国経済と成長に向かう中国経済の落差! 岩上安身によるインタビュー 第1025回 ゲスト 中国通エコノミスト・田代秀敏氏 第4弾!」をアップしました!

 たいへん長らくお待たせしておりましたが、昨年12月23日に収録・生配信した「新型コロナウイルスの突然変異によってワクチン期待の『株価バブル』は弾けるのか!? 先進諸国経済と成長に向かう中国経済の落差! 岩上安身によるインタビュー 第1025回 ゲスト 中国通エコノミスト・田代秀敏氏 第4弾!」の全編動画を、昨日IWJのサイトにアップいたしました。

 このインタビューでは、治験もそこそこにスピード認可されたコロナワクチンの大規模接種が始まったばかりの英国で出現し、瞬く間に世界を席巻しつつある新型コロナウイルス変異株のもたらす影響について、田代氏の見解をうかがいました。

 サポート会員の方は、すべての全編映像を無期限で御覧いただけます! 一般会員の方は、記事公開後2ヶ月間以内のみ無料で御覧いただけます。ぜひ、この機会にIWJ会員へのご登録をお願いいたします。

※新型コロナウイルスの突然変異によってワクチン期待の「株価バブル」は弾けるのか!? 先進諸国経済と成長に向かう中国経済の落差! 岩上安身によるインタビュー 第1025回 ゲスト 中国通エコノミスト・田代秀敏氏 第4弾! 2020.12.23
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 このインタビューは、11月16日の第1回、11月20日の第2回、12月2日の第3回に続く、インタビュー第4弾です。第1回、第2回インタビューでは、新型コロナウイルス・パンデミックを世界に先駆けて抑制した中国が、主要国の中で唯一経済プラス成長を堅持していることを、種々の実例とともにお話しいただきました。

 第3回のインタビューでは、秋の第3波から「初めてのコロナの冬」に突入しつつある日本の「不都合な実態」についてうかがいました。田代氏は、東京五輪で外国人観光客をほぼノーチェックで入れるという狂気、隠された東京都民の貧困、コロナによる女性の自殺増などについて論じ、非科学的な政府のコロナ対策を「インパール作戦」と酷評しました。

 これまでの3回のインタビューも、ぜひあわせてご視聴ください。

※コロナ再来に欧米日市場が乱高下!人民幣相場はドルに対して急上昇!急速に進化する「中国の現実」と加速する米中逆転のシナリオ!? 岩上安身によるインタビュー 第1019回 ゲスト 中国通エコノミスト 田代秀敏氏 2020.11.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/484870

※コロナ再来に欧米日市場が乱高下!人民幣相場はドルに対して急上昇!急速に進化する「中国の現実」と 加速する米中逆転のシナリオ!? 岩上安身によるインタビュー 第1021回 ゲスト 中国通エコノミスト 田代秀敏氏 2020.11.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/485078

※米国の政権移行期の空白を突いて 中国は包囲網を突破!? バイデン政権で「ワシントン・コンセンサス」へ回帰する米国の未来は復活か、没落か! 岩上安身によるインタビュー 第1023回 ゲスト 中国通エコノミスト・田代秀敏氏 第3弾 2020.12.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/485714

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

※新型コロナウイルスの「変異種」は、「変異株」に統一いたしました。(2021年1月20日)

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20210104

IWJ編集部(岩上安身、城石裕幸、塩澤由子)