┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~同時多発突然変異によってコロナ禍が深刻になり、実体経済に悪影響が出ているにもかかわらす、株価はバブル期ピークの1989年の水準近くに! 他方で年を越せない人々のために年越し大人食堂が開かれる年の瀬!
┠■【中継番組表】
┠■<撮りおろし初配信>本日午後8時より、「福島原発事故『汚染水』を政府が『海洋放出』する根拠『トリチウム安全神話』は『インチキ』だ!! 生態系全部を汚染する恐るべき実像!! 岩上安身による北海道がんセンター名誉院長 西尾正道氏インタビュー(後編)」を撮りおろし初配信します!
┠■<年末年始特別配信>行き詰まる資本主義は、新たなフロンティアとして「戦争」を創出!? 本日午後4時より、「機能不全に陥った資本主義 『フロンティア』なき時代、私達はどのような社会を作るべきか ~岩上安身によるインタビュー 第511回 ゲスト 日本大学国際関係学部教授 水野和夫氏」を配信いたします!
┠■<今、注目の岩上安身によるインタビュー>菅政権は、安倍政権の野望や危険性も継承! 改憲で緊急事態条項が通れば「国民に『お前らの財産没収します!』なんてこともできます!」と明石順平弁護士が危惧!~岩上安身によるインタビュー 第937回 ゲスト 『データが語る日本財政の未来』著者 明石順平弁護士
┠■北朝鮮のミサイル基地攻撃は韓国にとっては自国領土への攻撃! 12月の「岩上安身のIWJ特報!」は「自民党が強く求める『敵基地攻撃能力』が『抑止力』と思い込むのは、日本を破滅に導く妄想である! 岩上安身によるインタビュー第1008回 ゲスト 早稲田大学教授 水島朝穂氏」をフルテキスト化し、注釈をつけて発行します!「岩上安身のIWJ特報!」は、「まぐまぐ大賞2020」のジャーナリズム部門2位をいただきました! ぜひ、まぐまぐでのメルマガ登録をお願いします! IWJサポート会員の方は無料でバックナンバーが読み放題! この機会にぜひ、サポート会員へのご登録をお願いします!
┠■IWJは現在、かつてないほどの経済的なピンチに直面しています! 代表の岩上安身は自身の全報酬の70%カットを決断しました! 岩上安身は睡眠時無呼吸症候群、左足骨折に加え、胃痙攣とも戦いながら、満身創痍でIWJの陣頭指揮を執っています! このピンチを乗り超えるために、2020年年末最後の日まで、IWJ有料会員のご登録、緊急のご寄付・カンパによるご支援を呼びかけさせていただきます! 何とぞよろしくお願いいたします!
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■はじめに~同時多発突然変異によってコロナ禍が深刻になり、実体経済に悪影響が出ているにもかかわらす、株価はバブル期ピークの1989年の水準近くに! 他方で年を越せない人々のために年越し大人食堂が開かれる年の瀬!
おはようございます。IWJ編集部です。
本日は大晦日、いよいよ2020年も今日でおわり、明日からは新しい年、2021年となります。しかし、晴れやかな気持ちで新年を迎えられない方がほとんどだと思われます。
なにより、コロナ禍。今年はコロナに振り回される1年でした。
昨日、IWJスタッフのひとりから、子どもが通う小学校の関係者から新型コロナウイルスの感染者が確認されたと報告がありました。スタッフ自身は濃厚接触者には当たらないものの、岩上安身をはじめIWJスタッフ一同は、心配するとともに、コロナの脅威は遠ざかることなく身近にあることを改めて痛感させられました。
そのうえ変異株の出現で、危機感はさらに高まっています。しかも変異株は複数存在しており、それぞれが世界で急速に広まりつつあります。
12月30日、厚生労働省は「変異ウイルスに係る水際対策強化について」発表を行ないました。
発表資料によると、政府は30日より1ヵ月間、いわゆる水際対策を強化し、変異株の感染者が確認されたアイルランド、イスラエル、イタリア、オーストラリア、オランダ、デンマーク、フランス、ベルギーからの入国者と帰国者に対しても、出国前72時間以内の検査証明書の提示を求めることになりました。また、空港内で検査を受け、結果が陰性の場合も入国後14日間は自宅等での待機を求め、公共交通機関を使用しないよう求めていくとのことです。
また、31日からはカナダを、1月1日からはスイス、スウェーデン、スペイン、ノルウェー、リヒテンシュタインも対象国に加えるとのことです。
※変異ウイルスに係る水際対策強化について(厚生労働省、2020年12月30日)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html
なお、30日の厚生労働省の発表によると、29日に確認された日本全国の感染者数は3,595人。30日の東京都の発表によると1日の感染者数は944人とのことです。
※新型コロナウイルスに関連した患者等の発生について(12月29日各自治体公表資料集計分)(厚生労働省、2020年12月30日)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15824.html
※新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(第1295報)(東京都、2020年12月30日)
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/hodo/saishin/corona1295.html
東京都の1日の最大感染者数は、26日の949人ですから、依然として「上り坂」の途中にいることがわかります。これまでIWJが懸念を示し、報じてきた通り、12月上旬から中旬の緩みが、年末年始に出ていると思われます。「経済重視、人命軽視」で人の移動を進め、油断を誘った政府や自治体は、いったいどう責任を取るのでしょうか。
※維新の失政で医療逼迫の大阪では全国一斉「GoTo」キャンペーン一時停止の中、「ミナミで買い物!応援キャンペーン」を絶賛開催中!? IWJ記者の取材に大阪市経済戦略局の担当者は「もともとリスクの低い店舗が対象」と居直りの主張!(日刊IWJガイド、2020年12月18日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/47985#idx-2
他方、株式市場はバブル期以来の高値を付けて、好調のまま今年の最後の取引を終えました。
時事ドットコムニュースは30日付の記事で、「大納会を迎えた30日の東京株式市場は、日経平均株価の終値が前日比123円98銭安の2万7444円17銭となり、大納会としてはバブル経済の最盛期だった1989年(3万8915円87銭)以来、31年ぶりの高値を付けた」と報じています。
※大納会株価、31年ぶり高値 2万7444円、コロナで乱高下(時事ドットコムニュース、2020年12月30日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020123000598&g=eco
しかし株価は実体経済とかけ離れており、人々の暮らしは悪化の一途を辿っています。
もともと2019年10月の消費増税により日本の経済は悪化、それにコロナ禍が拍車をかけている状態ですから、実体経済は最悪です。中には職や住まいを失って、年越しすら危ぶまれる方も大勢います。
こうした方々を支援するため、年末年始には、民間団体による食料配布や生活相談が各地で行なわれます。
12月29日、30日、1月2日には歌舞伎町の大久保公園で「年越し支援コロナ被害相談村」が開催されます。
12月31日には池袋で、1月1日と3日には四ツ谷で、「年越しおとな食堂及び緊急相談会」が、新型コロナ災害緊急アクション主催、一般社団法人つくろい東京ファンド、認定NPO法人ビックイシュー基金、NPO法人POSSE、反貧困ネットワークの共催により実施されます。
※年越し大人食堂(年末年始緊急相談会)(新型コロナ災害緊急アクション、2020年12月22日)
https://corona-kinkyu-action.com/2020/12/21/toshikoshi-otona-syokudo/
※なんとか年越しを…「コロナ被害相談村」を都内で開催 <主な生活支援・相談情報あり>(東京新聞、2020年12月29日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/77177
今年9月には安倍総理に代わって菅義偉官房長官が新総理大臣に就任しましたが、菅総理は「自助、共助、公助」という言葉を口にし、政府の責任である「公助」の役割を自助や共助より後に置いています。
富裕層を優遇した政策ばかりを行なってきた安倍政権を「継承する」とも言ってきたのですから不思議はありませんが、コロナ拡大を招くGoToキャンペーンなどを強く推進する一方で、コロナ対策や景気対策の失敗の責任は取らないのですから、ただひたすら有害な政権であると言わざるを得ません。
明日から始まる2021年には開催延期となった東京五輪も控えています。開催不能との見立てもありますが、菅政権はまだ諦めていません。すでに問題が山積している2021年ですが、IWJは来年も権力を鋭い目で監視し、情報をお伝えしていきます。
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◆中継番組表◆
**2020.12.31 Thu.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【年末年始特別配信・IWJ_Youtube Live】16:00~「機能不全に陥った資本主義 『フロンティア』なき時代、私達はどのような社会を作るべきか ~岩上安身によるインタビュー 第511回 ゲスト 日本大学国際関係学部教授 水野和夫氏」
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
2015年1月に収録した、岩上安身による水野和夫氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた金融資本主義関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e9%87%91%e8%9e%8d%e8%b3%87%e6%9c%ac%e4%b8%bb%e7%be%a9
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/228274
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【撮りおろし初配信・IWJ_Youtube Live】20:00~「福島原発事故『汚染水』を政府が『海洋放出』する根拠『トリチウム安全神話』は『インチキ』だ!! 生態系全部を汚染する恐るべき実像!! 岩上安身による北海道がんセンター名誉院長 西尾正道氏インタビュー(後編)」
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
11月13日に収録した、岩上安身による西尾正道氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきたトリチウム関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/tritium
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◆中継番組表◆
**2021.1.1 Fri.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【年末年始特別配信・IWJ_Youtube Live】17:00~「『天は人の下に人を造る』元祖『ヘイトスピーカー』で元祖『新自由主義者』の福沢諭吉の実像に迫る ~岩上安身によるインタビュー 第521回 ゲスト 帯広畜産大学教授・杉田聡氏」
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
2015年3月に収録した、岩上安身による杉田聡氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた福沢諭吉関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%a6%8f%e6%b2%a2%e8%ab%ad%e5%90%89
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/240836
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【IWJ・エリアCh6・岩手】18:30~「第238回 脱原発盛岡金曜デモ」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach6
脱原発盛岡金曜デモを中継します。これまでIWJが報じてきた脱原発盛岡金曜デモ関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e8%84%b1%e5%8e%9f%e7%99%ba%e7%9b%9b%e5%b2%a1%e9%87%91%e6%9b%9c%e3%83%87%e3%83%a2
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【年末年始特別配信・IWJ_Youtube Live】20:00~「『神社』は7世紀後半につくられた!「古事記」「日本書紀」、そしてアマテラスの起源・・・『国家神道』のルーツを探る! 岩上安身によるインタビュー 第705回 ゲスト 島根大学名誉教授・井上寛司氏(古代編)(前半)」
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
2016年11月に収録した、岩上安身による井上寛司氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた国家神道関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%9b%bd%e5%ae%b6%e7%a5%9e%e9%81%93
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/346982
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
かつて60年代に首都圏の渋滞緩和のため計画決定された遺物を「大深度法」でゴリ押しさせてはならない!~12.18 NEXCO東日本 東京外かく環状道路(関越~東名)工事現場付近での地表面陥没についての記者ブリーフィング
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/486629
「変異株」は既に日本国内に侵入! ワクチン期待一点張りの日本政府はPCR検査抑制政策は変わらず!! なぜコロナ対策に失敗し続けるのか!? 岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長・上 昌広医師インタビュー
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/486993
東電、Jヴィレッジ(福島県楢葉町)の除染作業について、「富岡労働基準監督署への報告概要」を発表! 8月17日以来、約4か月ぶりに原子力立地本部の担当者が会見!~12.7東京電力 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/485958
「社内調査については現在のところ予定していない」!? 柏崎刈羽原発で地元同意がなくても燃料装荷するとの報道を受けた、社内での事実調査・確認の結果についてIWJ記者が迫る!~10.5東京電力 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/482313
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■<撮りおろし初配信>本日午後8時より、「福島原発事故『汚染水』を政府が『海洋放出』する根拠『トリチウム安全神話』は『インチキ』だ!! 生態系全部を汚染する恐るべき実像!! 岩上安身による北海道がんセンター名誉院長 西尾正道氏インタビュー(後編)」を撮りおろし初配信します!
本日午後8時からは、昨日の前編に引き続き、11月13日に行った岩上安身による西尾正道・北海道がんセンター名誉院長へのインタビュー録画の後編を、初めて配信します。
西尾氏は、長年、癌の放射線治療に携わってきた知見や、チェルノブイリ訪問などの豊富な経験をふまえて、インタビューの前編では、福島原発事故をはじめ、原発が日本人の生命・健康・生活に与える重大な影響を具体的に指摘しました。
また、政府と東京電力が進める、東京電力福島第一原発の事故によって放射能汚染された「トリチウム水」の「海洋放出」の話題の中で、西尾氏は、政府や専門家が口にする「トリチウム安全安心神話」は「嘘」であると明確に否定しました。
本日配信する後編では、はじめに「日本のトリチウム飲料水基準」について、お話をうかがいます。日常生活に関わる身近な話題ですが、なんと日本における飲料水中のトリチウムに関する基準値は、WHO指標の6倍、米国の81倍とのことで、この数値を紹介しながら岩上安身も驚きを隠せませんでした。
さらに、「生態系内部に蓄積!トリチウムが放つ放射線がDNAを損傷」、「癌、白血病、アルツハイマー病…原発が招く健康被害!」、「事故を起こさなくても原発は危険!通常運転だけでも健康被害が発生」、「拙速な海洋放出など不要!トリチウム除去の新技術」、「騙されてはいけない!政府や御用メディアが広める『フェイクサイエンス』」といったテーマで、たっぷり2時間、西尾氏にお話をうかがいます。
詳しくは、午後8時からの配信を、ぜひご視聴ください。
こちらは冒頭のみオープンで、その後はIWJ会員の方限定で配信いたします。まだIWJ会員へのご登録がお済みでない方は、この機会にぜひ、会員へのご登録をお願いいたします!
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【撮りおろし初配信・IWJ_Youtube Live】20:00~
「福島原発事故『汚染水』を政府が『海洋放出』する根拠『トリチウム安全神話』は『インチキ』だ!! 生態系全部を汚染する恐るべき実像!! 岩上安身による北海道がんセンター名誉院長 西尾正道氏インタビュー(後編)」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
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※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
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岩上安身による西尾正道氏へのこれまでのインタビュー等は、以下で御覧いただけます。
※人類と細菌・ウイルスの戦いは永遠のテーマ!N95マスクでもコロナウイルスは完全にブロックできない!? ~2.20岩上安身によるインタビュー 第985回 ゲスト 北海道がんセンター名誉院長 西尾正道氏 2020.2.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/468098
※「動物実験では遺伝子組み換え作物で若くして腫瘍発症。人間も同じに」遺伝子組み換え技術で生まれた子宮頸がんワクチンの危険性~岩上安身によるインタビュー 第539回 ゲスト 西尾正道氏 第三弾・前編 2015.5.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/244874
※ガンを作り、高値で抗がん剤を売りつける農薬、遺伝子組み換え、放射能、ワクチン…企業利益のためにリスクが隠ぺいされる日本~岩上安身によるインタビュー 第539回 ゲスト 西尾正道氏 第三弾・後編 2015.5.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/245504
※「TPPの最大の狙いは医療」日本を襲う医療費高騰と、すでに見舞われている危険な農薬・化学物質汚染の実態に迫る ~岩上安身によるインタビュー 第537回 ゲスト 西尾正道氏 第二弾 2015.5.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/244873
※農薬大国・日本の現実 ネオニコチノイド系農薬で、発達障害が急増する!? ~岩上安身によるインタビュー 第528回 ゲスト 西尾正道氏、黒田洋一郎氏 2015.4.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/242962
※「内部被曝の影響は、これから出てくる」 放射線治療の第一人者が語る、被曝問題の隠された真実~岩上安身によるインタビュー 第517回 ゲスト 西尾正道氏 第一弾 2015.2.19
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/233698
※【IWJブログ・特別寄稿】『健康被害に関するICRPの理論の問題点』(北海道がんセンター名誉院長 西尾正道) 2015.3.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/238989
また、西尾正道氏は12月22日に参議院議員会館で、講演と資源エネルギー庁などの省庁の担当者に対するヒアリングを行い、IWJが中継しました。以下で御覧いただけます。
※内部被曝の危険性!! 政府対応の「インチキ」徹底追及!! そして「海洋放出」を決めるのは誰か!? 放射能汚染水「海洋放出」の実害~トリチウムは危険~ 院内ヒアリング集会 ―講演:西尾正道氏(北海道がんセンター名誉院長) 2020.12.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/486775
■<年末年始特別配信>行き詰まる資本主義は、新たなフロンティアとして「戦争」を創出!? 本日午後4時より、「機能不全に陥った資本主義 『フロンティア』なき時代、私達はどのような社会を作るべきか ~岩上安身によるインタビュー 第511回 ゲスト 日本大学国際関係学部教授 水野和夫氏」を配信いたします!
いよいよ2020年も今日で終わりです。
来年はいったいどんな年になる? と思いを巡らせても、新たな局面を迎えたばかりのコロナ禍や、動きも話しもせず見ているばかりの日本政府、バイデン氏の新大統領就任による米国の変化、そして冷え込む米中の関係に巻き込まれる日本…と先行きが見通せないことばかりです。
米中が唐突に軍事衝突して「物理的」な戦争を始めることはないとしても、米中経済戦争が既に始まっており、バイデン新大統領の下で大きく改善される見込みはありません。日本はただ振り回されるばかりなのでしょうか。
日本も他国も、コロナ禍で消費が冷え込み失業者は増える一方ですが、株価は高騰するなど不思議な現象が起きています。2020年は、これまでの常識で「景気が良い、悪い」と一概に言えなくなっていることや、需要と供給に応じて自然とバランスがとれ、発展・成長のために欠かせないと言われた「資本主義」が機能しなくなっていることを多くの人々が実感させられた1年だったと言えるでしょう。
しかし資本主義の機能不全は、最近始まったわけではありません。
約6年前となる2015年1月、岩上安身は、この先資本主義はどうなるのか? もし資本主義が終焉するなら、私達はどのような経済モデルを構築すべきなのか? といった疑問を携え、元三菱UFJモルガン・スタンレー証券のチーフエコノミストで、現在は法政大学法学部教授を務める水野和夫氏にインタビューを行いました。
水野氏は、「ソ連の崩壊による冷戦終結以後、民主国家が資本主義体制を採用するということは、自明の前提となっている」、「その資本主義が、終焉を迎えつつある」と主張。インタビューの前年、2014年に刊行した『資本主義の終焉と歴史の危機』(集英社新書)はベストセラーとなりました。
水野氏は、先進資本主義諸国における利子率の異様な低下に、資本主義の終焉を読み取ります。資本を投下し、利潤を得て資本を自己増殖させることが資本主義の基本的な性質である以上、利潤率が極端に低いこと、すなわち、資本が自己増殖しないことは、資本主義が資本主義として機能していないことを意味する、というわけです。
では、なぜ資本主義は自己増殖の運動をやめ、その役割を終えようとしているのでしょうか?その理由として水野氏は、「地理的・物的空間」において「フロンティア」が消滅し、その代わりとして米国の投資家が作り上げた「電子・金融空間」も、リーマン・ショックをきっかけに縮小に転じたことを挙げます。
「フロンティア」が消滅した今、それでもなお、「成長」の旗を振って資本の自己増殖運動を駆動させようとすれば、資本は、大多数の中産階級や一般の労働者から無理やり富を搾取する方向に動くでしょう。あるいは、武器輸出三原則の事実上の緩和などに見られるように、「戦争」を新たなフロンティアとして創出しようとするかもしれません。
詳しくは、午後4時からの配信を、ぜひご視聴ください。
こちらは冒頭のみオープンで、その後はIWJ会員の方限定で配信いたします。まだIWJ会員へのご登録がお済みでない方は、この機会にぜひ、会員へのご登録をお願いいたします!
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【年末年始特別配信・IWJ_Youtube Live】16:00~
機能不全に陥った資本主義 「フロンティア」なき時代、私達はどのような社会を作るべきか ~岩上安身によるインタビュー 第511回 ゲスト 日本大学国際関係学部教授 水野和夫氏
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
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※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
■<今、注目の岩上安身によるインタビュー>菅政権は、安倍政権の野望や危険性も継承! 改憲で緊急事態条項が通れば「国民に『お前らの財産没収します!』なんてこともできます!」と明石順平弁護士が危惧!~岩上安身によるインタビュー 第937回 ゲスト 『データが語る日本財政の未来』著者 明石順平弁護士
2020年、日本の国政における最も大きな出来事と言えば、7年8ヶ月もの長期政権となった安倍政権が終わり、官房長官を務めていた菅義偉氏が新総理に就任したことでしょう。ほかに何か、これといって成し遂げた成果はありませんでした。
他方、安倍政権時代から続く、米国による軍国化圧力への屈服は目に見えるものになってきており、敵基地攻撃論への執着や、軍事研究推進のための露払いとも言われる「日本学術会議の任命拒否問題」が噴出しました。
※自民党が強く求める「敵基地攻撃能力」が「抑止力」と思い込むのは、日本を破滅に導く妄想である!岩上安身によるインタビュー第1008回 ゲスト 早稲田大学教授 水島朝穂氏(2020年8月26日)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/480088
※日本学術会議任命拒否問題(1)菅総理はナチスの授権法の代わりに憲法15条を悪用して独裁を行なっている! その先には軍事研究への誘導がある! 岩上安身によるインタビュー 第1012回 ゲスト立命館大学大学院法務研究科教授・松宮孝明氏(2020年10月13日)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/482679
※日本学術会議任命拒否問題憲法15条を授権法の代わりに悪用し独裁を行う菅総理!! 岩上安身によるインタビュー第1016回 ゲスト 立命館大学大学院法務研究科教授 松宮孝明氏 後編(2020年10月27日)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/483403
※「政治権力は真ん中から腐る」2013年以降の中央省庁人事の官邸支配から始まった権力暴走! 任命拒否された岡田正則教授が語る事件の背景から違憲性まで~11.5緊急学習会「日本学術会議任命問題を考える」(2020年11月5日)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/484129
今年9月の菅政権発足直後、憲法改正への弾みをつけるため、高い支持率を背景に解散・総選挙を行なうべきという声が自民党議員から聞こえてきました。菅政権が抱える危険性は安倍政権のそれを継承しており、憲法改正の野望も、決して過ぎ去った過去のものではありません。
昨年4月にも、当時の安倍総理が消費税減税を訴えて衆議院を解散し、衆参ダブル選で圧勝、改憲勢力で衆参それぞれ3分の2以上の議席を占め、改憲を発議しようとしているのではないかというシナリオが永田町で流布していました。
※【特別寄稿】安倍官邸が狙う!?「消費減税」という壮大な「ちゃぶ台返し」!! 衆参W選圧勝!! そして緊急事態条項を含む改憲へ!! ~永田町の闇の底からのディープレポート 2019.4.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/446899
そこで岩上安身は、2019年4月26日に『データが語る日本財政の未来』著者・明石順平弁護士にインタビューを行い、財政問題に詳しい弁護士である明石氏が、緊急事態条項創設という目前に迫る危機についてどのように考えているのか、お話をうかがいました。
改憲の発議に至れば、9条改正ばかりに目が向く中、こっそりと緊急事態条項が改憲案に加えられるという、最悪の事態が考えられます。
緊急事態条項は、自民党憲法改正推進本部が2018年3月に条文の形でまとめた、改憲4項目のうちの一つです。この新案の緊急事態条項は、2012年発表の自民党改憲草案における同条項と比べ、一見すると簡素で落ち着いた条文のように見えます。
しかし、新案の緊急事態条項は、緊急事態の宣言、事前または事後の国会の承認、緊急事態宣言解除の手続きが規定されずに、「国会による法律の制定を待ついとまがない」時は、内閣が「政令を制定することができる」というもので、旧案よりもはるかに危険になったといえます。
明石氏はインタビュー中、あまりにも危険な新案の緊急事態条項を警戒し、「危なくなったら逃げるしかない」、「緊急事態条項が通りそうになったら、本当に(日本から)出ますね。私は真っ先にやられると思いますから」と、胸の内を明かしました。さらに、次のように危険性を指摘しました。
「政令が全権委任法のような無敵の政令を制定して、事後に国会の承認を得させれば、無敵ですよね。前のやつ(旧案)よりも簡単ですよね」
ナチスも実は国家緊急権と全権委任法の2段階で全権力を掌握したことを、明石氏は指摘しました。
また、「簡単」で「無敵」の緊急事態条項を使えば、内閣が何でもやりたい放題をできる国になってしまいます。明石氏は、「そんな国になったら、円の通貨としての価値は保てないでしょう。むちゃくちゃですから、そんな国の通貨は誰も信用しないですよ。だから我々は、ものすごく貧乏になります」と、日本の未来を危惧しました。
また、緊急事態条項を手にした内閣がどんなことをするのか、明石氏はこう推測します。
「消費税増税なんてまどろっこしいことをしないで、『借金が超貯まっちゃったんで、お前らの財産没収します!』なんてこともできますからね」
2019年4月に発表された新札への切り替えについて「預金封鎖の準備行為ではないか」と指摘する人がいることについても、「私はおっしゃる通りだと思います。『(福沢)諭吉(現1万円札)は今後、使えないので、(渋沢)栄一(新1万円札)が欲しい人は持ってきて。はい預金封鎖、没収』。日本はこれを過去にやっていますからね」
敗戦後の日本は、1946年2月に金融緊急措置令を発して、流通している紙幣をすべて預金させて封鎖。そして日本銀行券預入令で新通貨を発行しました。金融緊急措置令も日本銀行券預入令も明治憲法下の緊急勅令であり、こうした荒療治によって戦時国債の乱発で膨れ上がった借金を返済したのです。
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※改憲で緊急事態条項が通れば「国民に『お前らの財産没収します!』なんてこともできます!」と明石順平弁護士が危惧!~岩上安身によるインタビュー 第937回 ゲスト 『データが語る日本財政の未来』著者 明石順平弁護士 第3弾(2019年4月26日)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/447524
■北朝鮮のミサイル基地攻撃は韓国にとっては自国領土への攻撃! 12月の「岩上安身のIWJ特報!」は「自民党が強く求める『敵基地攻撃能力』が『抑止力』と思い込むのは、日本を破滅に導く妄想である! 岩上安身によるインタビュー第1008回 ゲスト 早稲田大学教授 水島朝穂氏」をフルテキスト化し、注釈をつけて発行します!「岩上安身のIWJ特報!」は、「まぐまぐ大賞2020」のジャーナリズム部門2位をいただきました! ぜひ、まぐまぐでのメルマガ登録をお願いします! IWJサポート会員の方は無料でバックナンバーが読み放題! この機会にぜひ、サポート会員へのご登録をお願いします!
IWJでは毎月、「岩上安身によるインタビュー」をフルテキスト化し、詳細な注釈をつけて、メルマガサイト「まぐまぐ」で「岩上安身のIWJ特報!」として発行しています。
12月は11月に引き続き、今年8月26日に収録した、「自民党が強く求める『敵基地攻撃能力』が『抑止力』と思い込むのは、日本を破滅に導く妄想である! 岩上安身によるインタビュー第1008回 ゲスト 早稲田大学教授 水島朝穂氏」を発行します!
29日に第494号(その8)と第495号(その9)を、30日に第496号(その10)と第497号(その11)を発行しました。
今年6月15日、河野太郎防衛大臣(当時)は、突然「イージス・アショア」計画の停止を発表し、19日には政府が計画を撤回しました。
水島教授によると、2017年に当時の安倍総理がトランプ米大統領からイージス・アショアを買わされ、自民党国防部会では知らされていなかった防衛大臣経験者らが激怒したとのこと。
さらに、当初2018年には850億円とされていた導入単価がどんどん高騰し、4500億円にまで膨れ上がったことから、防衛省内でも軋轢が強くなり、計画は中止になったということです。
そして、それと入れ替わるように自民党から出てきたのが「敵基地攻撃論(策源地攻撃能力保有論)」なのです。
自民党内には、小野寺五典元防衛相を座長に「敵基地攻撃能力」の保有に関する検討チームが設置され、当時の安倍総理も会見で「現行憲法の範囲内で、そして、専守防衛という考え方の下、議論を行っていくわけでありますが、たとえば相手の能力がどんどん上がっていく中において、今までの議論の中に閉じ籠もっていていいのかという考え方の下に、自民党の国防部会等から提案が出されています。我々も、そういうものも受け止めていかなければいけないと考えているのです」と答えています。
水島教授はコロナ禍で「究極の不要不急の議論」である敵基地攻撃能力論が出てきたことについて、「人々が惨事に直面して思考ができない時に、これに便乗してどんどん進めてしまう」「『コロナ便乗型改憲』の中の、一変形」ではないかと指摘しています。
一方、日本が「敵基地」という時の「仮想敵国」は、北朝鮮とされていますが、これについても水島教授は重要な指摘をしています。
水島教授によると、韓国の国防省機関紙「国防日報」が2015年、当時の中谷元防衛大臣と韓・日国防長官会談を行った際、「韓国の韓民救(ハン・ミング)国防長官(当時)は中谷防衛大臣が北朝鮮ミサイル基地に対する攻撃可能性に言及したことに対し『北朝鮮は大韓民国領土』『北朝鮮ミサイル基地攻撃時に我々との事前協議と同意が必要である』と力説した」と報じたとのこと。
これについて水島教授は「韓国との事前協議なしにもできなきゃ、同意なしにもできないという、二重の縛りがある」と述べ、これらなしに北朝鮮を攻撃した場合は「韓国に対する攻撃になります」と、断言しました。
水島教授は「安倍政権の最悪なところは、(敵基地攻撃能力保有論が)日本の安全保障だけじゃなく、アジア全体に、非常にマイナスな発信をしている。韓国に『日本は攻めてくるのか?』というメッセージになる」と指摘しました。
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そしてこのたび、「岩上安身のIWJ特報!」が、「まぐまぐ」読者の投票により「今年いちばん読みたい・読んでもらいたいメルマガ」を決める「まぐまぐ大賞2020」で、ジャーナリズム部門の2位をいただきました!
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■IWJは現在、かつてないほどの経済的なピンチに直面しています! 代表の岩上安身は自身の全報酬の70%カットを決断しました! 岩上安身は睡眠時無呼吸症候群、左足骨折に加え、胃痙攣とも戦いながら、満身創痍でIWJの陣頭指揮を執っています! このピンチを乗り超えるために、2020年年末最後の日まで、IWJ有料会員のご登録、緊急のご寄付・カンパによるご支援を呼びかけさせていただきます! 何とぞよろしくお願いいたします!
いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。岩上安身とIWJスタッフ一同、心より感謝申し上げます。
連日お伝えしているように、岩上安身は現在、睡眠時無呼吸症候群、左足の骨折に加え、激しい胃痛と闘病しながらIWJの陣頭指揮を執っています。
胃の痛みは胃カメラ検査、レントゲン検査と血液検査の結果、胃壁に糜爛(びらん=ただれ)があることが確認され、いったんは「慢性胃炎」と診断され、薬が処方されましたが、この薬だけでは胃の痛みはおさまりませんでした。結局、胃炎とは別に、激しいストレスによる神経性の胃痙攣が起きていると診断され、胃痙攣を止めるために、胃腸の蠕動運動を止めてしまう強力な別の薬を処方され、どうにか胃の痛みをおさえこみました。
その後も、何度か、この強い胃痙攣の症状や下痢の症状は出ており、処方薬を飲んでも、すぐに症状が鎮静しない場合もあり、まだ完治したとは到底いえない状況です。
また、血液検査の結果、医師からいくつか気になる点があると指摘され、23日には造影剤を投与してのCT検査を受けました。胴体を輪切りにして、内臓全体を診る検査です。検査の結果、さらに年明けに大腸ファイバー検査を行うことが決まりました。
岩上安身は満身創痍ですが、それでも岩上安身が、陣頭に立って進まなければ、IWJも前進することができません! 皆様からの応援や励ましが何よりの力となり、クスリとなります! どうぞ、岩上安身とIWJへの応援をよろしくお願いします!
IWJは今年8月1日に、第11期をスタートしました。IWJはかねてより、活動費の半分を会員の皆様からの会費で、もう半分を皆様からのご寄付・カンパによって支えられて活動しています。今期も、事業規模を縮小して必要最低限の予算を組んでおり、皆様からのご寄付・カンパは、毎月、月額450万円あれば収支のバランスが取れる見通しでした。
しかし、8月、9月、10月、11月と、1年の3分の1となる4ヶ月が経過した時点で、4ヶ月の合計目標額1800万円に対し、ご寄付・カンパの総額は1002万6540円にとどまっています。この4ヶ月で不足となった金額は、797万3460円にもなります!
1年の3分の1が経過して797万円の不足ですから、このままでは1年でこの3倍、2391万円もの赤字となってしまいます。そんな赤字を出しても、経営を続けていける余力が、IWJの財政を一人で底支えしている岩上安身個人にはありません。
新型コロナウイルスに翻弄された2020年も、いよいよ押し詰まってまいりました。12月1日から17日までの17日間でご寄付・カンパは117件、約190万いただきました! 本当にありがとうございます! 1ヶ月の目標金額である450万円にはまだ260万円足りません!
このIWJ始まって以来の財政危機に対処するため、支出をさらに削らなくてはなりません。代表の岩上安身は、まず、コストをカットするならば自ら率先垂範するべきと、自らの全報酬をさらに削ることを決断しました。
前々期の第9期と前期の第10期、そして今期第11期と3期連続して自身の全報酬を50%カットしてきました(第8期の全報酬を100%としての比較)。
しかしここで、さらに一段と全報酬を削り、70%削減することを決めました。30%にまで減らした全報酬の具体的な金額は、明らかにすることはしませんが、IWJでフルタイムで働き、残業もする一般のスタッフの給与よりも下回る金額です。一部に誤解があるようですが、削減したのは「本給」が別にあった上で、重ねてもらえる「役員手当」のようなものをカットしたのではありません。IWJから受け取る全額面額を70%カットしたということです。
しかし、今期のIWJの予想される赤字額は、岩上安身の報酬の70%削減だけでどうにか埋まるような金額ではありません。我々の支出削減の努力、そしてIWJを支えてくれる市民の皆様のご支援、ご協力が、どうしても必要です!
今後は今よりも事業規模を縮小し、経費を削減しながら、何としてもこれまでと同様、ジャーナリズム本来の志をまっとうした活動を継続し、できれば新たなネット環境にも適応する新しい技術にも挑戦し、独立市民メディアとしての使命を果たしていきたいと強く願っています。
先日からお知らせしていますように、IWJでは現在、生き残りをかけて、全配信チャンネルをYouTubeへ移行する計画を進めています。そのために、LiveUという配信のための中継機器を、まずは1台導入しました。今後は野外での中継や電波状況の悪い場所からの中継でもYouTube Liveで配信できるように、現在セッティングと検証を重ねています。
また、現在まだIWJ会員でない方へ向けて、非会員の方でも記事や動画を単品で購入できるように、IWJサイト上で販売を行なってきました。これについては、手作業でのご入金の確認、必要な情報のご連絡などで、特に週末を挟んでのご注文などでは、ご入金いただいてから数日お待たせしてしまう場合もありました。
こうしたご不便を解消するためにも、IWJではnoteというプラットフォームを使って、記事の単品販売を行うことになりました。
こちらにつきましては、近日中に詳しいご案内をいたしますので、しばらくお待ちください。
IWJは政治的に権力におもねらず、大資本にも組み伏せられない、独立した自由な市民のためのインターネット報道メディアとして、時代の変化にあわせて柔軟な改革を進め、敏感に果断に対応していくことで生き延びていきたいと考えています。どうか、IWJの生き残りをかけた取り組みにご理解をいただき、ご支援をよろしくお願いいたします!
コロナ禍の状況下で、誰もが経済的に苦しい状況であると思います。そんなただ中で皆様にご寄付・カンパのお願いをするのは非常に心苦しいことではありますが、特定のスポンサーに頼らない独立市民メディアであるIWJが、権力と御用マスコミの監視をする「ウォッチ・ドッグ」としての活動を継続していくためには、市民の皆様の会費とご寄付・カンパによるご支援が欠かせません!
会員登録と、ご寄付・カンパによる緊急のご支援とを、スタッフ一同、皆様に心からお願いする次第です。どうかよろしくお願いいたします!
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それでは、皆様、良いお年をお迎えください。
※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
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※新型コロナウイルスの「変異種」は、「変異株」に統一いたしました。(2021年1月20日)
IWJ編集部(岩上安身、仲川正紀、塩澤由子)
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
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