8月26日、岩上安身は、早稲田大学教授・水島朝穂氏にインタビューを行なった。1996年より早稲田大学法学学術院(法学部、大学院法学研究科)教授の水島朝穂氏は、これまで「全国憲法研究会」代表や「憲法再生フォーラム」代表も務められてきた憲法の専門家。
これまでIWJでは、水島教授が登壇したシンポジウや2016年の岩上安身によるインタビューで「緊急事態条項」に関して話をうかがっている。
水島教授は、「敵基地攻撃能力」の保有は、表向きは北朝鮮を敵国と見立てているが、実際には中国やロシアを「敵」と名指しすることに他ならないと指摘し、それは、際限なき軍拡を招き、東アジア地域のパワーバランスを不安定にする危険性があると警告している。