日刊IWJガイド・非会員版「オミクロン第6波真っ只中! 倉持呼吸器内科の倉持仁医師は『油断しないで』と警告!17日、岩上安身による上昌広医師へのインタビュー決定」2022.1.16号~No.3412号


┏━━【目次】━━━━━━━━━

■はじめに〜日本も新型コロナウイルスオミクロン株の第6波真っ只中へ! インターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁医師は「現場はまだ余裕があるけれども、コロナウイルスは狡猾なウイルス、オミクロン株についてはまだわかっていないことも多い。感染が拡大すれば医療逼迫を招き、社会活動にも制約が出る、油断しないで」と警告!1月17日(月)、この蔓延するオミクロン株について、岩上安身は、医療ガバナンス研究所の上昌広医師にインタビューを行います!

■2022年もIWJはピンチです! 新年早々ですが、皆さまへ緊急のお願いです!! 「改憲により、国家緊急権(緊急事態条項)という万能の魔法の杖を国家に渡してはならない!」と総選挙前から訴え続けてきましたが、昨年10月の総選挙で、改憲勢力に改憲発議可能な3分の2以上の議席を占められてしまいました!! この問題を追及し続けてきたIWJは、経済的に大ピンチに! 今期スタートの昨年8月から5ヶ月目の昨年12月末までの不足金額は、355万7262円! どうか、年をまたいで、本年1月ももう一段の緊急のご支援をよろしくお願いします!!

■【中継番組表】

■<本日のタイムリー再配信>本日夜7時30分より、岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長 上昌広医師インタビュー「デルタ株拡大、『第5波』のなかで迎える東京五輪の開催決行 懸念される日本の脆弱な検査体制とワクチン接種の遅れ」をお送りします!ぜひ御覧ください。

■<IWJ取材報告1>在日米軍によるコロナ市中感染についてのIWJ記者の質問に「日米地位協定に検疫の問題は入っていない。在日米軍を特別扱いするな」と批判! 福島党首は党首選に立候補を表明!~1.12社会民主党 福島瑞穂党首 定例会見

■<IWJ取材報告2>「思想や価値観の押し付け!」岡山県が進める「家庭教育応援条例案」に疑問の声! 市民グループが2万2000超の反対署名を県議会に提出!!~1.12いらないよ!岡山県家庭教育応援条例 署名提出記者会見

■<IWJ取材報告3>「高裁は証人尋問と現場検証をすべき!」東電の旧経営陣3被告に対する福島原発事故・刑事裁判の控訴審第2回公判に向け海渡弁護士らがメディアに訴え!~1.14 東電刑事裁判・控訴審第2回公判期日についての記者レク

■<新記事紹介>「政治的プロセス待てない」! 米軍・自衛隊の暴走を共同通信スクープ! 台湾有事で南西諸島に米軍拠点の作戦立案! 自衛隊幹部が「自衛隊に住民避難させる余力ない」! 棄民前提の「ミサイルホイホイ」計画!!

■<今週の新記事振り返り>

■<今週の日刊IWJガイド振り返り>

■<今週のタイムリー再配信 振り返り>タイムリー再配信から2ヶ月間限定で一般会員様がご視聴いただけるコンテンツをご紹介します!

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■はじめに〜日本も新型コロナウイルスオミクロン株の第6波真っ只中へ! インターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁医師は「現場はまだ余裕があるけれども、コロナウイルスは狡猾なウイルス、オミクロン株についてはまだわかっていないことも多い。感染が拡大すれば医療逼迫を招き、社会活動にも制約が出る、油断しないで」と警告!1月17日(月)、この蔓延するオミクロン株について、岩上安身は、医療ガバナンス研究所の上昌広医師にインタビューを行います!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 オミクロン株を中心とする感染拡大が止まりません。

 昨日、1月15日の日本全国の感染者数は、2万5000人を超えました。一昨日、14日の感染者数も2万2045人であったため、2日連続で2万人を超えたことになります。

 東京都の新規感染者数は、4561人で、1人の死亡が確認されました。重症者数は4人で、病床使用率は、一昨日14日時点で16.6%でした。

 また、大阪府、沖縄県、広島県、兵庫県の4県では、過去最多の感染者数を確認しました。

※全国の新規感染2万5000人超―東京4561人、病床使用率16.6%に : 大阪3692人、沖縄1829人、広島1212人など過去最多【都道府県別コロナ感染者数】1月15日夕更新(2022年1月15日、nippon.com)
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00901/

 大阪府の新規感染者数は3692人となり、最多だった2021年9月1日の3004人を上回りました。先週の土曜日、8日の感染者数が891人であったことから、1週間で4倍の以上の増加となります。

 他にも、愛知県、福岡県では、爆発的に感染が拡大しています。15日の愛知県の感染者数は、1480人となりました。1週間前の8日の感染者398人と比較すると、1週間で3.7倍の増加となっています。また、1000人と超えるのは3日連続で、1400人を超えるのは、昨年9月4以来となります。愛知県の大村知事は、14日に愛知県内の感染者数が増えづつけていることに伴い、県内の感染状況のレベルを「厳重警戒」に引き上げると発表しています。

※【国内感染】新型コロナ感染 全国で2万人超 1万人超から2日で(2022年1月14日、NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220114/k10013431221000.html

※2022年1月14日 臨時知事記者会見(2022年1月14日、愛知県Youtube)
https://www.youtube.com/watch?v=a8NotglFumo
 
 そんな中、政府は14日、オミクロン株の対策として、同株の濃厚接触者に求めていた自宅・宿泊施設での待機期間を変更することを明らかにしました。後藤厚生労働大臣は、「オミクロン株の潜伏期間は3日のケースが最も多く、10日を超えることは極めて稀である」と述べた上で、「このためオミクロン株の濃厚接触者の待機期間を14日から10日に短くすることといたします」と、従来の14日から10日に短縮することを明らかにしました。

 また、医療従事者などのエッセンシャルワーカーについては、待機から6日目にPCR検査などを行い、陰性であれば、解除を認める方針であることも明らかにしました。

 新型コロナウイルスの第6波が訪れる中、日々不安な気持ちでお過ごしの方も多いことと思います。オミクロン株はあまり重症化しないという話をよく耳にしますが、本当なのでしょうか。

 栃木県でコロナパンデミックの初期から、コロナ患者の治療にあたってきたインターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁医師は、『voicy』というインターネットラジオのアカウントで、オミクロン株の感染拡大を受ける現場の状況を語っています。

※ここから先は【中略】とさせていただきます。ご覧になりたい場合は、ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、ご支援ください! 会員へのご登録はこちらからお願いいたします。

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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【中略】

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 長引くコロナ禍ですが、今しばらく感染に気をつけて生活したほうが良いようです。

 明日17日は、岩上安身が医療ガバナンス研究所理事長上昌広医師にインタビューを行います。ぜひ、こちらも御覧ください。
 

■2022年もIWJはピンチです! 新年早々ですが、皆さまへ緊急のお願いです!!「改憲により、国家緊急権(緊急事態条項)という万能の魔法の杖を国家に渡してはならない!」と総選挙前から訴え続けてきましたが、昨年10月の総選挙で、改憲勢力に改憲発議可能な3分の2以上の議席を占められてしまいました!! この問題を追及し続けてきたIWJは、経済的に大ピンチに! 今期スタートの昨年8月から5ヶ月目の昨年12月末までの不足金額は、355万7262円! どうか、年をまたいで、本年1月ももう一段の緊急のご支援をよろしくお願いします!!

 IWJ代表の岩上安身です。

 IWJでは、今期第12期の年間の予算の見通しとして、支出をぎりぎりまでにしぼりにしぼった上で、ご寄付・カンパの目標額を月額420万円(年間5040万円)とさせていただきました。

 今期第12期は昨年8月から始まり、12月で5ヶ月目を終えました。しかしながら、8月は月間目標額を87万900円下回り、9月は185万2600円下回り、10月は153万290円下回り、11月は202万5900円下回りました。

 12月は31日までに、今期に入って初めて、何とか月間の目標額に達することができました。私、岩上安身からの連日のお願いに応え、ご寄付をくださった皆さまのお陰です。皆さま、本当にありがとうございます!

 しかしながら、8月から12月までの5ヶ月間の累計の不足分は、まだなお355万7262円となっております。この不足額を抱えたままの2022年への不安な越年となってしまいました。

 年明けは1月1日から13日までの13日間で、74件、75万3100円のご寄付・カンパをいただいています。ご寄付をくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。

 しかし1月のご寄付・カンパが、折り返しも近づいた13日時点で月間目標額の18%にとどまっているのは、正直、不安や焦りを覚えます。これでは、今月も月間目標額に達せず、トータルの赤字幅がまた増えていってしまいそうです! このペースで進んでいくとIWJは、今期の途中で活動を極端に縮小せざるをえなくなるかもしれません!

 すでにお伝えしている通り、私、岩上安身は、キャッシュフローが足りなかったIWJに対して1093万円を貸し込んでおり、まだ1円も返済されていません。会社から報酬も受けとっていません。前期に続き、今期もただ働きが続いています。私は富裕層でもなんでもなく、40年間働いてきて乏しい貯えがわずかにあるだけの、もともとは一介のフリーランス、自営業者に過ぎません。

 個人が1000万円を超えるお金を会社に貸す、というのは大変なことです。第12期のスタートにあたって、前期の第11期の途中から無報酬で働いてもおりましたが、8月から始まった第12期も、1年間にもわたって無報酬で働き続けています。

 これ以上は、私、岩上安身個人の力だけではいかんともしがたい苦しい状況です。私1人の力や、無報酬のため細る一方の私の貯えでは、あと355万7262円もの不足分を穴埋めすることはできません! 2期連続で、会社から1円も報酬を受けとらずにただ働きを続けるということは、個人として、経済的、物理的、精神的にも、きわめて厳しいものがあります!

 どうか会員の皆さまのお力で、IWJをお支えください!

 IWJの会員数は現在3373人です。そのうちサポート会員は1174人です。(2021年12月30日現在)本当に心苦しいお願いではありますが、会員の皆さま全員が1054円ずつカンパしてくださるか、サポート会員の皆さまが1人3030円ずつカンパしてくださったならば、なんとかこの赤字は埋められます!

 伏してお願いいたします! どうか皆さまのお力で、この窮状をお助け願います!

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 コロナ禍は、日本のすべてを直撃しています! IWJも例外ではありません!

 同じように皆さまもそれぞれ、コロナ禍で厳しい状況に直面されていることと拝察いたします。こうした状況で皆さまに、会員登録のお願いとご寄付・カンパを繰り返しお願いすることは、心苦しいことではあります。

 しかし、どうしても声を大にして、お伝えしなければならないことがあります!

 緊急事態条項の導入と米国による中国との戦争に、日本が巻き込まれる現実的な懸念が迫っているからです!

 2022年に入り、一段と急速に米中の対立は軍事的な色彩を帯びるようになってきました。日本でも「台湾有事」ならば沖縄や鹿児島が戦場に入ることは「当然」であるという情報が、自衛隊制服組からしきりに流され、しかも、住民保護や避難は自衛隊の任務ではなく、とてもできない、などという声も同時に漏れ伝えられています。戦争準備を現実に着々と進んめてきているというのに、国民の保護や避難のための対策や、被害が出た時の想定や対処は、自衛隊はもちろんのこと、政府も自治体も、まったく手をつけていないのです。

 「戦争となれば、南西諸島や九州は当然、戦域になる」と、自衛隊トップの河野克俊元統合幕僚長は2021年9月2日に、南日本新聞の取材に答えて明言しています。もうそれから4ヶ月も経っていますが、政府も自衛隊も何もできていません。

※「台湾有事なら沖縄・鹿児島も戦域に。これは軍事的常識」 河野前統幕長 対中抑止へ「正面切って議論を」(南日本新聞、2021年9月2日)
https://373news.com/_news/storyid/143030/

 住民の避難などの対策を立て始めると、戦争反対の声が高まるため、国民に何も知らせず、何の避難対策も打っていないのです。これでは国民はだましうちにあうようなものです! 国民のための政府ではなく、米軍の傀儡として動くだけの政府であることは明白です!

 こうした現実は、既存の新聞、テレビなどのマスメディアに頼っていては、まったく見えてきません。意図的に、国民に現状から目をそらせるような情報操作ばかり行われています! IWJは、国民をないがしろにして戦争準備を進める政府にこれでいいのか! と声を上げ続けてきています!

 こうしたことがIWJに可能なのは、特定のスポンサーをもたないことで、何者にも縛られず、忖度せずに真実をお伝えしてゆく、独立メディアだからです! 特定の政党や、特定の政治団体などから、隠れ資金を受け取ったことなど、IWJは1度もありません! 市民の皆さまに直接、真実をお届けすることができるのは市民の皆さまから直接の、会費、ご寄付・カンパによるお支えがあってこそです!

 非会員の方はまず、一般会員になっていただき、さらに一般会員の皆さまには、サポート会員になっていただけるよう、ぜひご検討いただきたいと存じます!

 その会費と、ご寄付・カンパによって支えられてはじめて、IWJは、市民の皆さまのために役立つ、真の独立市民メディアとしてその活動を継続し、その使命を果たすことが可能となります。

 マスメディアが報じない事実と真実を報道し、売国的な権力への批判を続け、主権者である日本国民が声をあげ続けることができるようにすることが、今、絶対に必要なことであり、それが我々IWJの使命であると自負しています。本年、2022年は、本当に日本の分水嶺の年となります!

 決して負けられないこの戦いに、私は、IWJのスタッフを率いて全力で立ち向かいたいと腹をくくっています! 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたくIWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 自民・公明・維新・国民の従米改憲勢力によって、憲法に「緊急事態条項」が書き加えられるのは、本当にすぐそこまで迫っています。

 自民党は改憲4項目を示していますが、その中の「緊急事態条項」こそが改憲の「本丸」なのです。IWJは、2012年に自民党が最初の憲法改正草案を出した時点から、約10年間もその点を指摘し、批判し続けてきました。

 実際に私は、梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士と対談を重ねて、それを共著『前夜』としてまとめ、自民党の「緊急事態条項」を含む憲法改憲草案の危険性を徹底的に記しています。

※【増補改訂版・岩上安身サイン入り】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く(IWJ書店)
https://onl.tw/bTT5q4T

※前夜 ~日本国憲法と自民党改憲案を読み解く(配信記事)
https://onl.tw/TNrR5Re

 以下のURLに緊急事態条項の特集記事を掲載しています。すべてフルオープンで公開しておりますのでぜひ御覧になり、また拡散もお願いします!

※これこそ「ナチスの手口」!9条を含めすべての現行憲法秩序を眠らせ、日本改造を行う「緊急事態条項」 この上ない危険性!!(HP特集記事)
https://onl.tw/KrAQB7g

 しかし、ここまで緊急事態条項の必要性を正面に掲げるようになっても、改憲勢力は「災害のため」というカムフラージュを相変わらず口にして平然と国民を欺き、マスメディアも、緊急事態条項の中身の検討、その危険性については、まったく触れません。

 はっきりと言いきります。

 緊急事態条項は、「台湾有事」という言葉でしきりに安倍元総理らが煽り立てている、米国と中国との戦争に日本を参戦させること見すえてのものです。

 この緊急事態条項によって、日本に戦時独裁体制を築き、国民の反対を強権発動で抑え込んで米国の傀儡国として、米本土を守るため、日本国民を犠牲にする無謀な戦争に突っ込むための仕掛けです。

 問題は、それだけではすみません。戦争には莫大なカネ(戦費)がかかるのです。

 景気の回復やコロナ対策どころか、膨大な戦費調達で無制限に国債を増発して国の借金がどうにもならなくなったら、国家緊急権をもって、国民に対して大増税を強行するという腹づもりも、この緊急事態条項導入の裏側には隠されているはずです。

 1946年、第二次大戦の敗戦の翌年、日本政府は国民に強制的に買わせた戦時国債がインフレで価値がなくなっている時、国家緊急権(緊急勅令)を発令して、新円切り替えと預金封鎖という強硬策を行い、その上で「一回限り」という言い訳つきで全国民から財産を没収し、(最高税率90%!)インフレのために価値のなくなった戦時国債の形ばかりの返済にあてて、表向きデフォルトをまぬがれた「前科」があるのです。

※(再掲)改憲で緊急事態条項が通れば「国民に『お前らの財産没収します!』なんてこともできます!」と明石順平弁護士が危惧!~岩上安身によるインタビュー 第937回 ゲスト 『データが語る日本財政の未来』著者 明石順平弁護士 第3弾
https://onl.tw/Lt1N5Jw

※【エッセンス版】改憲で緊急事態条項が通れば「国民に『お前らの財産没収します!』なんてこともできます!」と明石順平弁護士が危惧!岩上安身によるインタビュー 第937回 ゲスト 明石順平弁護士 第3弾
https://onl.tw/7aPS1sP

※【矢野財務事務次官寄稿『このままでは国家は破綻する』について識者は語る・切り抜き5】岩上安身による弁護士 宇都宮健児氏、エコノミスト 田代秀敏氏インタビュー
https://onl.tw/wLkTg8Q

 その恐ろしい「財産税」のために、新円切り換えと同時に緊急勅令(=国家緊急権)を用いて、全国民の預金封鎖を行うという荒業まで用いたのでした。

 国家緊急権は、国家が、国民の意志とは無関係に超法規的な強大な権力をふるえるようになる、「悪魔の魔法の杖」の如きものです。

 国家緊急権という万能の「魔法の杖」を国家に渡さないように、IWJはこれまでもずっと、この問題に警鐘を鳴らし続けてきました! しかしこの問題は、マスコミではタブー扱いになっています。

 選挙後も、「改憲」の話は出ても、「緊急事態条項」については大きく取り上げたり、コミットしないよう、各政党の政治家も、御用記者クラブメディアも、慎重にふるまっています。口裏もあわせずして、大手メディアがことごとく、「緊急事態条項」については黙り続ける、こんな芸当がどうしてできるのでしょうか?

 多くの国民は、緊急事態条項について、マスコミが取り上げず、世間の話題にもならないため、その危険性に気づかず、眠るように忘れさせられてゆくのです。

 その点の危うさを、IWJはずっと「炭鉱のカナリア」のように、近づく危機を1人でも多くの方に知らせるべく、叫び続けています!

 戦後憲法は、明治憲法に書き込まれていた、この危険な国家緊急権を取り除きましたが、自民党をはじめとする現在の改憲勢力は、再び憲法に書き入れようとしています。

 もしも書き込まれれば、どうなるのでしょうか。暴力的な愚行を一度やらかした政府です。二度とやらないなどと誰が保証できるのでしょうか。

 こうして、マスコミが沈黙し続けている自民党改憲案の危険性を訴え続けているIWJが、今、活動費が足りずに沈没しかけています! 市民の皆さんからの緊急のご支援がどうしても必要です!

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします。

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

岩上安身拝

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◆中継番組表◆

**2022.1.16 Sun.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【タイムリー再配信 1049・IWJ_YouTube Live】19:30~「デルタ株拡大、『第5波』のなかで迎える東京五輪の開催決行 懸念される日本の脆弱な検査体制とワクチン接種の遅れ~岩上安身によるインタビュー 第1046回 ゲスト 医療ガバナンス研究所理事長・上昌広医師」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 2021年7月に収録した、岩上安身による上昌広氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた新型コロナウイルス関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%96%b0%e5%9e%8b%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e3%82%a6%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%82%b9

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494484

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◆中継番組表2◆

**2022.1.17 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】19:00~「岩上安身による上昌広医師インタビュー」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 岩上安身による上昌広氏インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた上昌広氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e4%b8%8a%e6%98%8c%e5%ba%83

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「風邪のような症状の全員、PCR検査受けられないと、感染拡大止まらないのでは?」IWJ記者の質問に「感染拡大懸念地域は、無症状でも無料で検査受けられるよう対応している」と回答~1.14後藤茂之厚生労働大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501109

母国へ里帰り出産の外国人労働者は再入国可能だが生まれた子は入国不可!「『人道上の特段の事例』とは何か?」との追及に「個別の事情を勘案しつつ、必要かつ適切な対応を継続していく」~1.14林芳正 外務大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501098

対ナチス・ドイツ戦勝76周年の戦勝記念日に行われたプーチン大統領の演説は、日本でどう報じられたのか。つくられた「ロシアの強権的な独裁者プーチン」のイメージ〜「ウクライナ危機」の背景(その1)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501141

核保有5か国共同声明!「核戦争に勝者おらず」は米ソ共同宣言再利用だが、「いかなる戦争も防止」等は採用せず!? 中国は米英豪「AUKUS」に対抗し「核兵器先制不使用」見直し!? 核を使用する戦争のハードルは下がる一方!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501151

「思想や価値観の押し付け!」岡山県が進める「家庭教育応援条例案」に疑問の声! 市民グループが2万2000超の反対署名を県議会に提出!!~1.12いらないよ!岡山県家庭教育応援条例 署名提出記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501131

「高裁は証人尋問と現場検証をすべき!」東電の旧経営陣3被告に対する福島原発事故・刑事裁判の控訴審第2回公判に向け海渡弁護士らがメディアに訴え!~1.14 東電刑事裁判・控訴審第2回公判期日についての記者レク
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501106

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■<本日のタイムリー再配信>本日夜7時30分より、岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長 上昌広医師インタビュー「デルタ株拡大、『第5波』のなかで迎える東京五輪の開催決行 懸念される日本の脆弱な検査体制とワクチン接種の遅れ」をお送りします!ぜひ御覧ください。

 日本でもオミクロン株が猛威を奮っています。1月15日は1日あたりの新規感染者数が***人と、過去最多を記録しました。

 本日は午後7時30分より、2021年7月19日(月)に行われた岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長 上昌広医師インタビュー「デルタ株拡大、『第5波』のなかで迎える東京五輪の開催決行 懸念される日本の脆弱な検査体制とワクチン接種の遅れ」をお送りします。7月19日の新規感染者数は2328人でしたが、ゆっくりと新規感染者数が増えつつあり、デルタ株の感染爆発が懸念されていました。このインタビューの4日後、23日には東京五輪が始まり、1ヶ月後、8月20日に過去最多となる新規感染者数は2万5992人を記録したのです。

※日本国内の感染者数(NHKまとめ)(NHK、2022年1月15日閲覧)
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data-all/

 上医師は、冒頭、日本で第5波となる感染が拡大し、世界でも再び感染が拡大する中で、東京五輪が強行開催されようとしていることについて以下のように述べました。

上医師「五輪をやっちゃいけないとは言いません。リスクがあってもやる、ということはありえますから。しかし、リスクを正確に知った上でやらないと。ずっと前から、今の時期に流行することはわかっていたんですから」

 IOCのトーマス・バッハ会長の言動に批判が集まっている件について、上医師は、日本人はもっとちゃんとバッハ会長に対して言わなければいけないと言いました。

上医師「日本人は大人の対応をしないといけません。東京は会場を提供している立場です。バッハ会長に、五輪を延期したらリスクは随分減ると言わなきゃいけない。日本はIOCの奴隷だと世界は見ています。日本人は菅総理を叩いているが、バッハに抗議しないといけません。

 本当に国際感覚が欠如しています。日本がオリンピックをやめろとか延期しろとか、バッハに言わないといけないですね。正式に秋の開催を提案した文書を出せば、世界中のメディアが取り上げたと思います。『日本人は12歳』です」

 「日本人は12歳」とは、日本人はまるで子どものようだという意味のマッカーサーのセリフです。

 インドで最初に検出され、英国、欧州、米国、そして日本でも急速に増加しているデルタ株について、日本やアジアで感染が少ない理由「ファクターX」が突破されつつあると上医師は指摘しました。

上医師「デルタ株で注目すべきは、アジアで欧米並みの感染を起こしていることですね。インドが欧米並みの感染爆発を起こしました。今、南アジア、東南アジアでも同じことが起こっている。これが東アジアでどうなるのか」

 これまで、東南アジア、東アジア、オセアニアなどでは、コロナ感染が欧米に比べてはるかに少ないのですが、その理由はわかっていません。そのため、「ファクターX」と呼ばれてきました。デルタ株はこの「ファクターX」を突破する可能性があると上医師は述べました。

上医師「南アジア、東南アジアなどではすでにファクターXは突破されています。東アジアでは中国、台湾は水際で成功しましたけれど、日本や韓国がどうなるかはまだわかりません」

 五輪組織員会は日本における7月の「感染拡大は想定外」だと述べていますが、実は上医師は1月27日に行われた岩上安身によるインタビューで、夏、ちょうど東京五輪の頃に大流行すると予測し、的中させました。

※世界累計感染者1億人超! もはや検査抑制・ワクチン頼みの菅政権は対処不能!? 抗体回避し再感染力持つ恐れあるコロナ変異株が世界で続々発生! 『第2次パンデミック』到来! ~岩上安身によるインタビュー 第1029回 ゲスト 医療ガバナンス研究所理事長・上昌広医師 2021.1.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/488854

上医師「1月の段階で、北半球・南半球で同時に流行したんですね。これは季節性以外には説明しにくいな、と。コロナはそもそも夏の風邪です。6月ぐらいに流行ります。春に世界中同じように流行したので、季節性だろうと考えていました。少なくとも(2021年の)3月には想定できたはずです」

 季節変動性をもつ新型コロナウイルスの感染を抑制するのは、科学的な知見にもとづいた感染対策だと上医師はいいます。感染対策をきちんとすれば、ピークを下げることができるのです。韓国は日本と同じ時期に流行していますが、感染対策が日本とはまったく違うので、かなり感染を少なく抑えることに成功しています。上医師は、日本の感染対策は観測を放棄している、と嘆きました。

上医師「科学は観測にもとづくものです。日本は観測を放棄したんですね。観測、つまり、PCR検査です。濃厚接触者だとか、クラスター対策だとか、観測をしないで思いつきでやっています。モデル研究といいますが、モデルは未知のものには当てはまらないんです」

 また、厚生労働省のPCR検査抑制政策については、上医師は昨年からずっと問題にして来ました。15日の日刊でもお伝えしたように、日本の100万人あたりPCR検査数は世界144位なのです。7月当時、政府は選手村で毎日検査を実施するとしましたが、それは抗原検査でした。

岩上「選手村ですが、毎日抗原検査をしていると。そこで陽性になるとPCR検査、という順なんですね。なぜ最初からPCR検査をしないのでしょうか」

上医師「抗原検査はクリニックなどで、その場でわかるのが便利です。PCRははるかに精密で感度が高いんですが、結果が出るまでに時間がかかります。ただし、抗原検査は無症状の人にはガクンと感度が落ちます。半分しか検出できません。選手村では無症状の人が多いでしょうから、抗原検査ではだめですね。世界と違うことをやっています。間違ってきたことを正せないんです。

 スクリーニングは高感度でやらないといけないのですが、厚労省は、抗原検査の在庫を抱えています。抗原検査の試料が余っているんじゃないですか。消化しているんだと思いますよ」

 間違った政策をいつまでもそのまま踏襲し続け、さらに事態を悪化させるお役所仕事の成れの果てというべきでしょうか。今も政府はPCR検査ではなく抗原検査に力を入れています。軽症または無症状が多いとされるオミクロン株の検出に抗原検査は有効なのか、疑問です。

上医師「アスリートは心肺機能が大事ですから、コロナにかかりたくないんです。私のところにも相談が来ますが、PCR検査をしてほしいという選手の声を踏みにじっています。抗原検査で半分見逃しているなかで、1名陽性者が出るなら、もっと水面下にいるはずだとだれでも思いますよね。最初から精度の高いPCR検査を毎日やっていれば、全然、違ったはずです。

 ボランティアや運営スタッフなど、いろんな人が出入りします。58人というのは抗原検査で出た数だから、実際はもっと多いはず。誰が見ても氷山の一角です。この時期はコロナが流行するので、今後もっと増えると思います。もうすでにかなりの人がかかっていると思います。政府はもう怖くてPCRできないでしょう。こうなると、重症者が出るまで、蓋をし続けるんでしょうね」

 実際、東京は感染が急拡大していましたが、PCR検査と抗原検査をあわせても1日あたりの検査数は8000件弱(7日間移動平均)とほとんど増えていませんでした。いたずらに陽性率が上がっていくばかりで、7月18日の陽性率は8.9%でした。ちなみに、1月14日の東京の陽性率は13.7%です。

※都内の最新感染動向(東京都、2022年1月14日)
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp

 日本では「3密」「飲食」が危険だと言われて来ましたが、上医師はすでに最新の研究(2021年春)では非常に細かく長時間空中に滞留する「エアロゾル」による空気感染が重視されている、と指摘していました。

 咳やくしゃみで発生する「飛沫」の直径は0.02~0.05mm程度ですが、エアロゾルの直径はその10分の1。最大で3時間程度、感染性を維持しながら空中を浮遊し、長距離を移動するといいます。

上医師「屋外飲みですが、公園である程度距離をとって普通の声量で話している分にはあまりリスクはないと思いますよ。常に換気されている状態で外気で希釈されますから。

 犬の散歩とかジョギングでもマスクをする意味はあまりないと思います。むしろ、これから熱中症リスクの方が心配です。屋外で感染した事例は非常に少ないんです。中国の研究では数千件の中に1件あっただけでした」

 現在では、ようやく、換気の重要性がきちんと認識されるようになりました。
 
 上医師は、日本の感染症対策を差配して来たのは、行政官、テクノクラートであって、本当の意味での専門家ではなかったその結果が今であり、テクノクラートの質で負けたのだと指摘しました。日本人が本気でこの状況を変えたいと思い、声をあげなければ、いつまでもこのまま負け続けるのだということです。岸田政権に変わって初めて、感染の大波がやってきつつあります。

 「風邪」とほとんど見分けのつかないオミクロン株の症状、味覚障害もほとんど起こらないと言われています。精度が高く、無症状者も検出可能なPCR検査でなければ、多くの感染者を補足し損なうのではないでしょうか。オミクロン株の感染爆発の中で私たちはどうしたら良いのでしょうか。

 17日月曜日には、岩上安身が上医師にインタビューを行う予定です。オミクロン株に関して医師に詳しくお話をうかがいたいと思います。ぜひ、御覧ください。

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【タイムリー再配信 1049・IWJ_YouTube Live】19:30~「デルタ株拡大、『第5波』のなかで迎える東京五輪の開催決行 懸念される日本の脆弱な検査体制とワクチン接種の遅れ~岩上安身によるインタビュー 第1046回 ゲスト 医療ガバナンス研究所理事長・上昌広医師」
[配信ページURL] https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

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[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494484

■<IWJ取材報告1>在日米軍によるコロナ市中感染についてのIWJ記者の質問に「日米地位協定に検疫の問題は入っていない。在日米軍を特別扱いするな」と批判! 福島党首は党首選に立候補を表明!~1.12社会民主党 福島瑞穂党首 定例会見

 1月12日、東京都千代田区の参議院議員会館で、社会民主党・福島瑞穂党首による定例記者会見が行われました。

 社民党はこの日、常任幹事会を開催し、今年7月に行われる参議院議員選挙に立候補する第1次公認候補を発表しました。いずれも比例代表で、現党首で現職の福島瑞穂・参議院議員と副党首で新人の大椿裕子氏の2名。今後随時公認候補を擁立する構えだということです。

 また、任期満了に伴う党首選挙は1月14日に告示され、候補者が1名の場合はその日に当選を確認し、当選証書が授与されます。福島瑞穂・現党首は「愛する社民党の先頭で党首として頑張り抜きたい」と立候補を表明、他に立候補者が出る可能性は少なく、引き続き社民党を主導する見込みです。

 さらに福島氏は、IWJ記者の米軍関係者によるとみられるコロナ感染の市中拡大と日米地位協定のあり方についての質問に答えて「在日米軍を特別扱いするな、(コロナの)水際対策の中で同じようにやるべきだ」と述べ「日米地位協定の中に検疫の問題は入っていなかった。検疫の問題をきっちり入れてやっていきたい」と語りました。

 詳しくは、ぜひ全編動画を御覧ください。

※在日米軍によるコロナ市中感染についてのIWJ記者の質問に「日米地位協定に検疫の問題は入っていない。在日米軍を特別扱いするな」と批判! 福島党首は党首選に立候補を表明!~1.12社会民主党 福島瑞穂党首 定例会見
URL:https://www.youtube.com/watch?v=leZxac4YGos

■<IWJ取材報告2>「思想や価値観の押し付け!」岡山県が進める「家庭教育応援条例案」に疑問の声! 市民グループが2万2000超の反対署名を県議会に提出!!~1.12いらないよ!岡山県家庭教育応援条例 署名提出記者会見

 1月12日、岡山県議会で自民党岡山県議団により提案され、制定への動きが進んでいる「県家庭教育応援条例(仮称)案」に対し、その成立に反対する市民グループが制定しないように求める要望書と2万2345名分の反対署名を神宝謙一岡山県議会議長と関係の常任委員長宛てに提出し、会見を開きました。

 岡山県条例素案は自民党県議団の有志がつくり、2021年4月に県議会の委員会に示しました。

※岡山県家庭教育応援条例(仮称)素案(岡山県)
https://www.pref.okayama.jp/uploaded/life/750772_6893323_misc.pdf

 前文の理念は「子どもたちのため、すべての保護者が安心して家庭教育を行うことができるよう社会全体で応援する『家庭教育県岡山』を目指す」とされています。条例の目的としては「保護者が親として学び、成長していくこと」「子どもが将来親になるために学ぶこと」をうながすためとし、保護者には就学前から子どもに愛情をもって接し、自らが親として成長する努力を求めていました。

 素案について県議会はパブリックコメントを募集し、自治体を含めて計511件の意見が寄せられました。「子どもは将来親になるためだけに学ぶのではない」「家庭のあり方をおしつけるものだ」など、相当数の反対意見がありました。

※岡山県家庭教育応援条例(仮称)素案に対する県民意見等の募集結果(岡山県議会 2021年11月15日)
https://www.pref.okayama.jp/uploaded/life/717408_6486168_misc.pdf

 岡山弁護士会(則武透会長)も2021年9月にこの素案に対し「公権力が自ら、『親としての学び』と称して、条例をもって『家庭教育の内容』や『親として成長するために必要なこと』の学習支援の方法の開発や普及を図ることや、学校、地域、事業者を巻き込む形で、『親としての学び』の機会の提供を推し進めて行くことは、尊重されるべき私的領域への公権力による過度な干渉」などとする反対声明を出しました。

※(2021.09.09)岡山県家庭教育応援条例(仮称)素案に反対する会長声明(岡山弁護士会)
https://www.okaben.or.jp/news/3463/

 これらを受けた県議会は素案を大幅に修正。2021年12月の常任委員会で修正案を示しました。たとえば、「子どもが将来親になるために」学ぶという条文は「親になる選択をした場合のために」と変更。また、努力義務から「子どもに愛情を持って接し」「親として成長していく」などの記述を削除しました。

 しかし市民グループの「いらないよ!岡山県家庭教育応援条例」と賛同者はいまだ条例の内容について、「家庭教育への応援ではなく、思想や価値観の押し付けが条例案の本質」「困難を抱える子どもや家庭を支援するどころか排除をしている」と指摘し、反対しています。

 詳しくは、ぜひ会見動画を御覧ください。

※「思想や価値観の押し付け!」岡山県が進める「家庭教育応援条例案」に疑問の声! 市民グループが2万2000超の反対署名を県議会に提出!!~1.12いらないよ!岡山県家庭教育応援条例 署名提出記者会見
(URL)https://www.youtube.com/watch?v=1Um8GR4koq4

■<IWJ取材報告3>「高裁は証人尋問と現場検証をすべき!」東電の旧経営陣3被告に対する福島原発事故・刑事裁判の控訴審第2回公判に向け海渡弁護士らがメディアに訴え!~1.14 東電刑事裁判・控訴審第2回公判期日についての記者レク

 1月14日、東京都千代田区の参議院議員会館で、東電刑事裁判の控訴審第2回公判期日を前にして、被害者代理人の海渡雄一弁護士らが公判の性格や争点について解説を行いました。

 東電刑事裁判は、2012年6月、福島県の住民グループなどが、東京電力福島第一原発事故について、東電旧経営陣などの刑事責任を問い、検察に告訴したことに始まりました。

 告訴を受けた東京地検は、2013年9月に全員(当時40人余り)不起訴処分としました。住民グループは改めて旧経営陣6人に絞り、検察審査会に審査申し立てをした結果、2014年7月、検察審査会は勝俣恒久元会長ら3人を「起訴すべき」と議決。2015年1月に東京地検は改めて3人を不起訴処分にしました。

 これに対し検察審査会は2015年7月、3人を「起訴すべき」と2回目の議決を行い、翌8月に裁判所は久保内浩嗣弁護士ら指定弁護士を選任。2016年2月、指定弁護士は3人を業務上過失致死傷罪で起訴し、2017年6月、東京地裁で初公判が開かれ、2019年9月に旧経営陣3人全員に無罪判決が下されました。

 判決を受けて、久保内弁護士らは2019年9月に控訴を決定し、無罪判決から約2年後の2021年11月、第一回公判が開かれました。

 海渡弁護士は、「東京高裁は証人尋問と現場検証をすべき」と主張しました。海渡弁護士は、一般論として「刑事事件の控訴審では新たな証拠調べは行わない」としながらも、最高裁に係属している4つの民事訴訟では、3対1で国が負けていること、東京地裁で7月に東電株主代表訴訟の判決が控えており、高裁は証拠調べも現場検証も行わないで判決を出すことに慎重なはずであることを指摘し、「市民とメディアの声が強ければ、裁判所は証拠調べをするだろう」と抱負を語りました。

 詳しくは、ぜひ全編動画を御覧ください。

※「高裁は証人尋問と現場検証をすべき!」東電の旧経営陣3被告に対する福島原発事故・刑事裁判の控訴審第2回公判に向け海渡弁護士らがメディアに訴え!~1.14 東電刑事裁判・控訴審第2回公判期日についての記者レク
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501106

■<新記事紹介>「政治的プロセス待てない」! 米軍・自衛隊の暴走を共同通信スクープ! 台湾有事で南西諸島に米軍拠点の作戦立案! 自衛隊幹部が「自衛隊に住民避難させる余力ない」! 棄民前提の「ミサイルホイホイ」計画!!

 昨年の12月23日、共同通信が「台湾有事」で米軍が南西諸島を軍事拠点化するとの日米共同作戦をスクープ、次いで沖縄タイムスなど各社が詳細を報じました。

 沖縄タイムスは「海兵隊は相手(中国軍)の反撃をかわすため、拠点となる島を変えながら攻撃を続ける」と報道。まさに南西諸島を「捨て石」にし、中国からのミサイル攻撃を日本の領土に吸収させてゆく「ミサイルホイホイ」計画そのものです。

 しかも「日米間の政治的プロセスを待てない」と迫る米軍に自衛隊が「押し切られた」と報じられ、日米の制服組=軍部が暴走する様子が見てとれ、背筋が凍るようです。

 衝撃的なのは、自衛隊幹部による「自衛隊に住民を避難させる余力はない」との言葉です。米軍と米本土を守るために活動する自衛隊に、南西諸島約161万人、そして日本列島全土の住民を、避難させたり守る意志も余力もない事実を、明らかにしました。

 岩上安身の取材に対し、元外務省情報局長・孫崎享氏が「米軍は台湾で中国軍に勝つ見込みはない」、元内閣官房副長官補・柳澤協二氏が「米軍の作戦は拒否できる、でも…」と語った貴重な証言を含めて、ぜひ下記の記事を御覧ください。

※「政治的プロセス待てない」! 米軍・自衛隊の暴走を共同通信スクープ! 台湾有事で南西諸島に米軍拠点の作戦立案! 自衛隊幹部が「自衛隊に住民避難させる余力ない」! 棄民前提の「ミサイルホイホイ」計画!!
(URL)https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501179

■<今週の新記事振り返り>

EUでは脱炭素社会へ向けて再び原発が注目されはじめている!日本で原発は、核抑止力のために他ならない!~1.7 原発反対八王子行動 2022.1.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500908

2022年初頭、ロシア軍がウクライナ侵攻!? ロシアと米・NATO間で緊張高まる! バイデンvsプーチン会談も平行線! 東の「台湾有事」、西の「ウクライナ有事」、いずれも第3次世界大戦直結の可能性! 2022.1.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500947

【特別寄稿】維新副代表の吉村洋文・大阪府知事会見で露呈した維新の正体! コロナ対策、IR、政治献金、辺野古埋め立て、国会議員文通費、どれも「改革政党」は看板倒れで第二自民党安倍派のような政権補完勢力!! 2022.1.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500985

感染者急増で医療負荷を懸念! ワクチンや治療薬など国内のオミクロン対策強化を表明!「オミクロン株に関する科学的知見を収集しつつ、国民の命を守ることを第一に取り組んでいく」~1.11後藤茂之 厚生労働大臣 定例会見 2022.1.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500965

法の支配・立憲主義、緊急事態条項、そして9条加憲論を包括的に解説!!~1.10学習会「緊急事態条項改憲論と9条『加憲』(自衛隊明記論)の何が問題か~その内容と危険性~」―講演:清水雅彦氏(日本体育大学スポーツマネジメント学部教授) 2022.1.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500940

岸防衛大臣、レールガンの本格研究に着手を明言!「米国防権限法に関連経費が盛り込まれた。米国は開発を中止していない」と主張するが、経費は「関連技術の保存のため」と書かれていた!!~1.11岸信夫 防衛大臣 定例会見 2022.1.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500969

「大阪ではケチな補正予算が通り、介護・給付金などさまざまなものが止まったまま!」~1.10 れいわ新選組 合同街頭演説 ―弁士:大石晃子衆議院議員 、八幡愛氏(次期参院選 大阪府選挙区 公認候補予定者) 2022.1.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500938

「単なる記載ミスといい、訂正で簡単に終わらせようとする国会議員は不必要!」~1.12 日本維新の会・池下卓衆議院議員違法寄付受領疑惑に伴う告発状の提出後 記者会見 2022.1.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501030

在日米軍によるコロナ市中感染についてのIWJ記者の質問に「日米地位協定に検疫の問題は入っていない。在日米軍を特別扱いするな」と批判! 福島党首は党首選に立候補を表明!~1.12社会民主党 福島瑞穂党首 定例会見 2022.1.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501034

「Choose Life Projectへの支出は公党として違法ではないが適切ではなかった」と表明! IWJ記者の質問に「第三者委員会を設ける予定はない。福山前幹事長の会見は、本人の判断」と西村幹事長~1.12立憲民主党 西村智奈美幹事長 定例会見 2022.1.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501027

IWJ検証レポート~アリソン・レポートの衝撃(その1)「米国は科学技術の覇権を握っていない」グレアム・アリソンが政権移行のメモをレポート「偉大なるライバル」(技術編)で「10年で中国は米国を抜く」 2022.1.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501076

「検察官に国家公務員法の延長規定が適用されるなんてありえなかった。解釈を変更したならその過程の文書があって当然!」~1.13 黒川元検事長に関する追加の情報公開訴訟提起後の記者会見 2022.1.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501065

「風邪のような症状の全員、PCR検査受けられないと、感染拡大止まらないのでは?」IWJ記者の質問に「感染拡大懸念地域は、無症状でも無料で検査受けられるよう対応している」と回答~1.14後藤茂之厚生労働大臣 定例会見 2022.1.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501109

母国へ里帰り出産の外国人労働者は再入国可能だが生まれた子は入国不可!「『人道上の特段の事例』とは何か?」との追及に「個別の事情を勘案しつつ、必要かつ適切な対応を継続していく」~1.14林芳正 外務大臣 定例会見 2022.1.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501098

対ナチス・ドイツ戦勝76周年の戦勝記念日に行われたプーチン大統領の演説は、日本でどう報じられたのか。つくられた「ロシアの強権的な独裁者プーチン」のイメージ〜「ウクライナ危機」の背景(その1) 2022.1.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501141

核保有5か国共同声明!「核戦争に勝者おらず」は米ソ共同宣言再利用だが、「いかなる戦争も防止」等は採用せず!? 中国は米英豪「AUKUS」に対抗し「核兵器先制不使用」見直し!? 核を使用する戦争のハードルは下がる一方! 2022.1.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501151

「思想や価値観の押し付け!」岡山県が進める「家庭教育応援条例案」に疑問の声! 市民グループが2万2000超の反対署名を県議会に提出!!~1.12いらないよ!岡山県家庭教育応援条例 署名提出記者会見 2022.1.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501131

「高裁は証人尋問と現場検証をすべき!」東電の旧経営陣3被告に対する福島原発事故・刑事裁判の控訴審第2回公判に向け海渡弁護士らがメディアに訴え!~1.14 東電刑事裁判・控訴審第2回公判期日についての記者レク 2022.1.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501106

■<今週の日刊IWJガイド振り返り>

日刊IWJガイド「日本でもオミクロン株の比率46%に急拡大! 第6波のピークは早ければ1月20日過ぎ!? 侮らず、感染予防にお気をつけください」2022.1.9号~No.3405号
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220109

日刊IWJガイド「オミクロン株の症状は風邪とよく似ており、感染拡大予防には体調管理を徹底することが必要!」2022.1.10号~No.3406号
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220110

日刊IWJガイド「東の『台湾有事』危機と並ぶ、西の『ウクライナ戦争』危機!『紛争のリスクは現実のものとなっている』戦争の危険性が迫る!」2022.1.11号~No.3407号
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220111

日刊IWJガイド「岸田総理がオミクロン株対策の基本方針を表明! しかし在日米軍は『不可欠な場合以外の外出を認めない』『日米間で議論する』だけの弱腰!」2022.1.12号~No.3408号
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220112

日刊IWJガイド「維新の会が党改憲原案に緊急事態条項の創設を盛り込む方向!『ゆ党』としての本性をあらわにしはじめた!」2022.1.13号~No.3409号
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220113

日刊IWJガイド「13日の新規感染者、東京3124人、大阪2400人超、沖縄過去最多1817人!! 千葉ではオミクロン感染と見られる女性が死亡!」2022.1.14号~No.3410号
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220114

日刊IWJガイド「メディアはCLP問題を<政党による情報操作>という深刻な問題として追求を! スポンサーに沿った報道しかできないという大問題に跳ね返る!」2022.1.15号~No.3411号
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220115

■<今週のタイムリー再配信 振り返り>タイムリー再配信から2ヶ月間限定で一般会員様がご視聴いただけるコンテンツをご紹介します!

タイムリー再配信 1046・IWJ_YouTube Live】
ウクライナ危機は「米国によるユーラシア不安定化のステップ」 イングドール氏が警告、東に舵を切れ! 「ワシントンの奴隷国である限り破壊と低迷があるだけ」〜岩上安身によるインタビュー 第480回 ゲスト F・ウィリアム・イングドール氏 第1弾
[配信ページURL] https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/fellow/archives/204610

【タイムリー再配信 1047・IWJ_YouTube Live】
ウクライナ危機は「米国によるユーラシア不安定化のステップ」 イングドール氏が警告、東に舵を切れ! 「ワシントンの奴隷国である限り破壊と低迷があるだけ」~岩上安身によるインタビュー 第480回 ゲスト F・ウィリアム・イングドール氏 第2弾
[配信ページURL] https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/204610

【タイムリー再配信 1048・IWJ_YouTube Live】
「ロシア=プーチン、プーチン=悪魔」?単純化された「西側」の構図に異論~岩上安身によるインタビュー 第459回 ゲスト ライプチヒ大学リヒター・シュテフィ教授
[配信ページURL] https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/169482

【戦争前夜! 地政学上の要衝ウクライナにはびこる反ユダヤ主義の歴史 シリーズ特集 1(18世紀まで) ・IWJ_YouTube Live】
ウクライナ極右と反ユダヤ主義 〜岩上安身によるインタビュー 第411回 ゲスト 大阪大学助教・赤尾光春氏
[配信ページURL] https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/130775

【戦争前夜! 地政学上の要衝ウクライナにはびこる反ユダヤ主義の歴史 シリーズ特集 2(19世紀から20世紀まで)・IWJ_YouTube Live】
「諸悪の根源はユダヤ人!?」 氾濫する歪んだユダヤ人イメージ ~岩上安身によるインタビュー 第412回 ゲスト 大阪大学助教・赤尾光春氏
[配信ページURL] https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/169482

【戦争前夜! 地政学上の要衝ウクライナにはびこる反ユダヤ主義の歴史 シリーズ特集 3(ソ連邦崩壊後)・IWJ_YouTube Live】
動乱のウクライナ ~岩上安身によるインタビュー 第413回 ゲスト 大阪大学助教・赤尾光春氏
[配信ページURL] https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/134763

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220116

 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、渡会裕、富樫航、六反田千恵)

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