【号外第36弾】ウクライナの「紛争」が全面的な「戦争」へとエスカレートしかねない危機的転換点! バイデン米大統領がウクライナへの供与を承認した高機動ロケットシステム「ハイマース」に対し、スコット・リッター氏が「NATOとロシアとの直接紛争拡大につながる」と懸念!プーチン大統領は長距離ミサイル提供なら対抗措置を取ると警告!! ウクライナのアレストビッチ大統領顧問はハイマースでのクリミア攻撃を示唆!「クリミアはまだ我々のものだ!!」
元国連大量破壊兵器廃棄特別委員会主任査察官のスコット・リッター氏が4日付けのYouTube動画で、米国がウクライナに供与することを明らかにしたM142高機動ロケットシステム「ハイマース(High Mobility Artillery Rocket Systems)」の危険性について語っています。
- Scott Ritter 2-Minute Topic: Danger of Artillery Buildup(U.S.Tour of Duty、2022年6月4日)
バイデン米大統領は1日、ウクライナにハイマースを供与することを表明しましたが、同時にウクライナがロシア国内を攻撃する可能性を懸念し、射程80キロのロケット砲との兵器パッケージに限定していると発表しています。いかにも全面戦争へとエスカレートしないように、米国は必要な配慮を行っていると言わんばかりです。
- 米のウクライナへの新たな兵器供与は火に油注ぐ-ロシアが警告(ブルームバーグ、2022年6月2日)
しかし、前述の動画でスコット・リッター氏は、ハイマースについて「射程70キロの270ミリ砲と射程300キロのアタックスと呼ばれる大型ロケットを搭載することができる」と指摘し、次のように述べています。
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