4人の参考人がいずれも、さらなる議論が必要だと認めた! 共産党山添拓議員は「このまま国民投票法を発議する、それ自体が憲法違反だ」と訴え!~6・2改憲手続法の参議院憲法審査会 参考人質疑 報告集会 2021.6.2

記事公開日:2021.6.3取材地: テキスト動画
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(取材、文・渡会裕)

 2021年6月2日、東京都千代田区の星陵会館で、この日参議院で行われた参議院憲法審査会参考人質疑に出席した参考人らが、報告集会を開いた。

 この日の参議院憲法審査会に出席した、日本共産党の山添拓参議院議員は、参考人質疑について「4人の参考人がいずれも、さらなる議論が必要だと認めた」と述べた。

 さらに山添議員は「とりわけ、CM規制、最低投票率、国民投票運動、そうした積み残しとなっている課題があり、しかもそれが中心的な課題だ」「国民投票法を改正するというのであれば、そこを除外した改正というのはあり得ないはず」「このまま国民投票法を発議、改憲発議をするという事になろうものならそれ自体が憲法違反だ」と述べた。また、与党推薦の参考人、近畿大学の上田健介教授から「熟議になっていないという事がわかった」との意見が出たことも、披露した。

■全編動画

  • 日時 2021年6月2日(水)16:00~18:05
  • 場所 星陵会館(東京都千代田区)
  • 詳細 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会 サイト内告知
  • 主催 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会、9条改憲NO!全国市民アクション
  • 参考人 福田護弁護士、飯島滋明名古屋学院大学教授
  • 発言 各立憲野党議員、市民団体など

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