立命館大学法務研究科教授・松宮孝明氏が、現内閣による恣意的な解釈の暴走が、全権委任法への道へつながると批判!~5.3 生かそう憲法 守ろう 9条 5・3 憲法集会 in 京都 2021.5.3

記事公開日:2021.5.6取材地: テキスト動画
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(文・IWJ編集部)

 2021年5月3日午後、憲法9条京都の会、安倍9条改憲NO! 全国市民アクション・京都が共同主催する「生かそう憲法 守ろう 9条 5・3 憲法集会 in 京都」が開催された。企画運営は「 5・3 憲法集会実行委員会」である。京都市丸山公園の中にある円山音楽堂で開催される予定であったが、コロナの感染拡大にともなって、急遽一部オンラインでの開催となった。

 今回のスローガンは「国はコロナ対策に全力を尽くせ! 軍備拡大よりいのち・くらしを守れ! 日本も核兵器禁止条約を批准しよう! 嘘、腐敗のないまともな政治へ!」である。

 動画では8分ごろから、社会民主党、日本共産党、みどりの党、立憲民主党、各政党のメッセージが代読された。

 続いて、25分ごろから、岩上安身のインタビューにもご登壇いただいた立命館大学法務研究科教授である松宮孝明氏のご講演「日本学術会議任命拒否問題と憲法」が行われた。

 松宮教授は日本学術会議の任命拒否問題とコロナ対策の失敗は、専門家の意見の軽視という「同根の問題」であると指摘し、日本学術会議の任命拒否は、軍事研究への抵抗を排除するための布石であると述べている。日本学術会議がどのような組織なのかを解説し、学問の自由の意味について論じた。現内閣による恣意的な解釈の暴走が、全権委任法への道へつながっており、法治国家の根幹を脅かしていると警鐘を鳴らしている。

 1時間24分ごろから、憲法9条京都の会の世話人で弁護士の小笠原伸児氏から「菅政権下での改憲動向」について報告があった。国民の監視体制を強化しようとしている安倍・菅内閣はきわめて危険だと警鐘を鳴らしている。学術会議任命拒否に見られるように、菅総理には権力を一手に掌握したいという思いがきわめて強く、こうした内閣は打倒していかなければならないと主張した。

 小笠原氏は菅内閣が行ってきた様々な政策をあげ、「菅内閣は国民一人一人の命や暮らしのことなど全く考えていない」、「このような内閣は許しがたい」とするどく批判している。

 小笠原氏は、衆議院憲法審査会における国民投票法の改正に危険性にも触れ、「これまでの私たちの運動で、改憲への策動を留めてきた」、「あきらめてはいけない」とし、さらなる運動の強化を求めた。

 詳細は是非、全編動画で御覧ください。

■全編動画

  • 日時 2021年5月3日(月)13:00~
  • 場所 京都教育文化センターホール(東京都千代田区)
  • 主催 憲法9条京都の会、安倍9条改憲NO!全国市民アクション・京都(詳細)

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