2021年2月10日(水)午後2時半から、九条の会東京連絡会の主催により、東京・豊島区のとしま区民センターにて、「九条の会東京連絡会2月懇談会」が開催された。
このたびは、総がかり行動実行委員会共同代表であり、九条の会事務局員でもある、高田健氏を講師に、「安倍・菅政権を葬り去るために」と題した講演が行われた。
高田氏は講演を次のように切り出した。
「菅内閣は非常に今、厳しい。森さん(森喜朗 東京五輪・パラリンピック組織委員会会長)は無茶苦茶ところがある。それだけではなくて、コロナ対策にしても、菅内閣はいまだにきちんとした方針を出せていないし、これだけ政治が行き詰まっていれば、菅内閣は退陣せざるを得ない。
菅内閣が成立して5ヶ月足らずだが、ちょっと前は大変な支持率だった。その支持率も30%台まで来ている。内閣としてはもたない『危険水域』になってきている」
そして、次のように言葉を継いだ。
「だが、ここまで内閣支持率が悪いのに、その分、野党の支持率が上がるということではない。皆さんもそう考えていると思う。(中略)今日のお話全体を通じて、あるいは議論の中で、そういうことにも一定の回答が出ればいいかなと思っている」
高田氏の講演は、約1時間かけて行われ、講演後、参加者と高田氏との質疑応答が行われた。
高田氏の講演の詳細については、全編動画でご確認ください。