戦争させない・9条壊すな!総掛かり行動実行委員会は、イベント計画当時、緊急事態宣言がいつ解除されるのか不明な中、30分だけでも、とウィメンズアクションを開催を決定した。
5月27日JR有楽町駅前には約50名が集まり、コロナに対する安倍政権の対応に疑問を問いかけた。
街頭呼びかけは、途中、「憲法9条守り中国に侵略されよう!」と記したプラカードを持った男性に阻まれ、他の男性参加者らが追い出すという慌ただしい状況に苛まれたが、女性たちは演説を続けた。
ウィメンズアクションの運営に携わる女性は、以前、安倍政権の支持率が20%台に落ちた過去に触れるも、不支持率が64%に達したことはなかったと話す。緊急事態宣言下で市民が外に出ないよう互いを監視し合うような風潮を形成したうえ、支援金の給付をためらう行動から「安倍政権はいやだという民意が半数以上に至った」と怒りをつのらせた。
また、黒川検事長の賭博について国公労連の職員として参加した女性は、自らの訓告処分を受けた過去を告白し、「賭博をしたわけではなく、懲戒処分になるようなことをしたわけでもないのに、なぜかしら同じ訓告処分となったことに対して怒りを覚えています」と話す。今後も、黒川検事長に対する訓告処分の妥当性に声を上げ、活動していくと語った。