2013年2月23日(土)19時より、札幌市の「かでる2・7」で「宍戸慈さんお話会『ウクライナと福島のいま』」が開かれた。主催は東日本大震災市民支援ネットワーク・札幌 むすびば。福島の原発事故当時、郡山市のコミュニティラジオのDJを担当していたラジオ・パーソナリティの宍戸慈(ししど・ちか)氏は、昨年11月、ウクライナへの視察旅行を行った。この日は、その様子を報告をし、福島の今後へのヒントを提供した。
特集 TPP問題
日本時間2月23日未明、安倍総理とオバマ大統領による日米首脳会談が行われた。安倍総理は会談後の記者会見で、TPP=環太平洋経済連携協定について「『聖域なき関税撤廃』が前提ではないとの認識に立った」と表明した。ところが、首脳会談の後に発表された共同声明には「全ての物品が交渉の対象とされる」との記載がある。これは、例外を求めた「聖域なき関税撤廃を前提とする限りTPP交渉参加に反対する」という自民党の方針と著しく矛盾をきたしている。安倍総理は、帰国後、与党である自民党と公明党からの一任を受けたうえでTPP交渉参加に向け「早い段階で決断したい」と述べたが、言葉上でのごまかし重ねて米国の言いなりになっただけとの批判は免れようがない。
2013年2月20日(水)21時から、岩上安身が、東京MXテレビ「ニッポン・ダンディ」に、水曜レギュラーとして出演した。以下、実況ツイートのまとめに加筆・修正をしたものを掲載します。※本IWJブログには、動画付きの元記事はありません。ご了承ください。
2013年2月23日(土)、東京・新宿で「子どもたちを被曝から守ろう! 2.23新宿デモ」が行われ、新宿駅周辺を歩き福島の子供たちを疎開させようなど行き交う人に向けアピールした。
2013年2月23日(土)13時30分から、愛媛県西予市の宇和文化会館において「原発から脱却し地域経済の再生を 村田武氏講演」が開かれた。愛媛大学社会連携推進機構 教授の村田武氏が、「再生可能エネルギーと地域経済再生」をテーマに掲げて講演し、「地域経済の再生には、食料とエネルギーの自給を考える取り組みが必要である」と語った。
2013年2月21日(木)、東京都豊島区の立教大学池袋キャンパスで、立教大学経済学部教授の郭洋春氏へのインタビューが行われた。
郭教授は、開発経済学・アジア経済論の専門家であり、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)について、その先行モデルである米韓FTAを通して、その危険性を以前から訴えてきた。今回のインタビューでも、以下に示すような米韓FTAの問題点を挙げながら、この異常な制度について、解説を行った。
2013年2月23日(土)12時30分より、青森県青森市のアピオあおもりで、映画「福島 六ヶ所 未来への伝言」の上映会が開かれた。本作の監督で、六ヶ所村で長らく核燃料サイクル施設反対運動を取材してきた島田恵氏が、上映前に挨拶をした。また、この映画に曲を提供した加藤登紀子氏からのビデオメッセージも流された。
2013年2月22日(金)18時30分より、石川県金沢市で「どいね☆原発vol.34 金沢駅鼓門スタンディングデモ」が行われた。主催は「どいね☆原発」で、「どいね」とは金沢弁で「それってどうなの?」という意味。スピーチやシュプレヒコールは行われず、チラシ配り、シールアンケートなど、対話重視のアクションに徹した。今回は主催者発表で35人が参加。
2013年2月22日(金)20時より、東京都千代田区の自由民主党本部前で、「自民党本部前抗議行動」が行われた。個人の呼びかけにより招集され、原発を推進した責任政党として、過去の政策の総括を求めた。スピーチをした女性のひとりは、「政党でなく、人間のひとりとして考えて下さい」などと訴えた。
2013年2月22日(金)11時(日本時間・20時)より、イギリス・ロンドンの日本大使館前および東京電力ロンドンオフィス前で、JANUK主催「原発反対 再稼働反対 日本の運動への連帯を表明する在ロンドン行動」が行われた。参加者たちは「No More Fukushima」などとシュプレヒコールをし、通行人にチラシを配布した。現地IWJスタッフによるインタビューも、数多く行われた。
2013年2月22日(金)15時から、東京都新宿区の東京都庁で「猪瀬直樹東京都知事 定例記者会見」が開かれた。猪瀬知事は「鉄道会社の資産に対する適正課税の総仕上げ」とした、東京メトロの駅舎関連施設の課税調査を実施することを明かした。また、保育所待機児童の対策について、東京都が独自で進める認証保育所や東京スマート保育を用いて解消していけるとの認識を示した。
2013年2月22日(金)、東京都千代田区の首相官邸前および国会正門前で、「大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議」が行われた。日中、検察庁及び東京電力本店を包囲した福島原発告訴団のメンバーが、抗議行動に参加。福島原発告訴団の佐藤かずよし氏が署名提出について報告した。内容は、東電・原子力安全委員会・保安院などの強制捜査、起訴を実施してほしいというものであり、当事者の責任を追及するものだ。原発事故に対する世論の風化を感じる中、「抗議行動が続いていることが勇気につながる」と、福島からの参加者らは思い思いの心中を語った。
2013年2月22日(金)19時より、愛知県名古屋市中区の中部経済産業局・中部環境事務所前で、「全原発即刻廃炉!名古屋金曜抗議行動 中部経済産業局・中部環境事務所前」が行われた。主催は「月イチNAGOYA脱原発デモ」で、10数名が参加。人通りはそれほど多くない暗闇のなか、ドラムのリズムにあわせ、「再稼働反対」のシュプレヒコールが、終始鳴り響いた。
2013年2月22日(金)18時より、大阪府大阪市北区で「2月22日 関西電力本店前抗議」が行われた。主催はTwitNoNukes大阪。コールの途中で主催の男性のひとりは、「参加されてる方は年配の方も多いと思います。寒さで体調不良になる前に、みんで身体を動かしましょう」と体操を促した。怒りの抗議のなかの、和やかな話術に、会場では笑いも起きた。