2013年3月11日(月)15時30分から、文化放送「夕やけ寺ちゃん活動中」のラジオ生放送が、孫崎享氏をスペシャルゲストに迎えて行なわれた。岩上安身は「脱原発から2年で考える除染問題の現状」をテーマに、土壌汚染の問題を解説。また、TPP参加により、公害が深刻化する中国から、汚染された食糧が輸入される可能性について指摘した。
(IWJテキストスタッフ・富山/奥松)
2013年3月11日(月)15時30分から、文化放送「夕やけ寺ちゃん活動中」のラジオ生放送が、孫崎享氏をスペシャルゲストに迎えて行なわれた。岩上安身は「脱原発から2年で考える除染問題の現状」をテーマに、土壌汚染の問題を解説。また、TPP参加により、公害が深刻化する中国から、汚染された食糧が輸入される可能性について指摘した。
■ハイライト
「今日の夕刊読み比べ」では、東日本大震災から丸2年を迎え、未だ2668人が行方不明、避難者数は約31万5000人であると、復興の遅れを伝える夕刊フジの記事に対して、岩上は「莫大な復興予算が、防衛予算や関係のない公共事業に流用され、被災者の方々が入居する住宅すら完成していない。考えられないことである」と憤った。
続いて、福島第一原発事故による避難やストレスによって、体調悪化など起こして死亡したケースを、「原発関連死」と定義し、事故は未だ収束していない、と伝える東京新聞の記事に対しては、岩上が理事を務める内部被曝研究会での話を挙げ、「生物は、被曝したら、微生物であろうと影響が出ることはわかっている。人間だけがストレスによって具合が悪くなるという話はおかしい。物理的な放射線被曝による影響と考えるべき」と述べた。
「ニュース本音と建前」のコーナーでは、「脱原発から2年で考える除染問題の現状」をテーマに取り上げた。
(…会員ページにつづく)