原子力規制庁 定例ブリーフィング 2013.3.1
3月1日、東京都港区の原子力規制庁で、森本英香次長が定例会見を行い、新安全基準へのパブコメやピアレビュー会合などについての質問に答えた。森本次長は、計4300件のパブコメが集まったことを発表し、今後目を通した上で有識者会合に回し、必要とあれば評価書に反映させる意向を示した。
3月1日、東京都港区の原子力規制庁で、森本英香次長が定例会見を行い、新安全基準へのパブコメやピアレビュー会合などについての質問に答えた。森本次長は、計4300件のパブコメが集まったことを発表し、今後目を通した上で有識者会合に回し、必要とあれば評価書に反映させる意向を示した。
2013年3月1日(金)18時より、東京都八王子市で「原発反対八王子行動」が行われた。主催は八王子市の市民放射能測定室「ハカルワカル広場」の有志。パレードは子安公園を出発し、JR八王子駅南口、東京電力八王子支社前、京王八王子駅前を通り、船森公園まで、1時間弱のコース。参加者たちは「自然エネルギーで暮らそう」の横断幕とともに、シュプレヒコールをしながら街を練り歩いた。
2013年3月1日(金)18時より、愛媛県松山市の愛媛県庁前で「大飯原発止めろ!伊方再稼働阻止!愛媛県庁前抗議行動」が行われた。主催は原発さよなら四国ネットワーク。あいにくの雨にもかかわらず10数名が集まり、参加者達は代わる代わるスピーチをしたり、「伊方原発いますぐ廃炉」「再稼働反対」などのシュプレヒコールを挙げた。
2013年3月1日(金)18時より、茨城県水戸市の日本原電茨城総合事務所前で、「第29回原電いばらき抗議アクション!」が行われた。主催は『東海第二原発再稼働反対と廃炉を求める有志の会』。スピーチをした男性のひとりは、「チェルノブイリの事例を見れば、子ども達はもう手遅れなのではないか?と心配してしまう。そんな中、国会は新たな安全神話を作ろうとしている」と強く批判し、参加者達もシュプレヒコールを挙げた。
2013年3月1日(金)18時30分より、石川県金沢市で「どいね☆原発vol.35 金沢駅鼓門スタンディングデモ」が行われた。主催は「どいね☆原発」で、「どいね」とは金沢弁で「それってどうなの?」という意味。スピーチやシュプレヒコールは行われず、歌を歌ったり、チラシ配り、シールアンケートなど、街行く人との対話重視のアクションに徹した。
2013年3月1日(金)12時、東京都千代田区の経済産業省において、茂木敏充経済産業大臣の定例記者会見が開かれた。冒頭、茂木大臣が、「総合資源エネルギー調査会総合部会」について説明した。この中で、部会の下に位置する基本問題委員会で行っていたエネルギー基本計画の検討を、部会本体で検討するように「格上げ」するとした。格上げの理由については、「エネルギーの安定供給や、エネルギーコストの低減という観点を踏まえたエネルギー政策を、よりしっかりとつくっていくため」と説明した。
2013年3月1日(金)18時より、兵庫県神戸市中央区の関西電力神戸支店 神戸営業所前で、「オキュパイ関電 神戸支店前」が行われた。主催は原発ゼロ!核兵器ゼロ!ZEROこねっとで、今回が35回目。雨のなか約70名が集まった。初めて参加したという男性は、「マスコミは中国の大気汚染のニュースはやるのに、国内の放射能を報道しないのはおかしい」と疑問を呈した。
2013年3月1日(金)18時より、岩手県盛岡市役所付近で「第30回 脱原発盛岡金曜デモ」が行われた。主催は「盛岡でもデモし隊」で、冷たい雨の降りしきる中、52名の参加者が集まった。鳴り物とともに「子どもを守ろう」「大人が守ろう」「再処理反対」などのシュプレヒコールをしながら、市内を練り歩いた。
2013年3月1日(金)18時より、福島県郡山市のJR郡山駅 西口広場で「原発いらない金曜日 in 郡山」が行われた。主催は「原発いらない福島の女たち」。参加者は10名弱。スピーチをした男性のひとりは、放射能によるぶらぶら病の症状などを説明し、「東電と国が放射能をばらまいた罪は反省してもしきれない」と通行人に訴えた。
2013年3月1日(金)17時より、北海道札幌市中央区の電源開発 北海道支社前で、「大間原発工事再開反対抗議」が行われた。 主催は北海道反原発連合で、気温1.1度、ちらつく雪の中19名が参加した。スピーチやシュプレヒコールなど、声を張り上げることはなく、プラカードや旗を掲げながら「私たちは大間原発の建設中止を訴えています」などと通行人に呼びかけ、チラシを配ったりした。
2013年3月1日(金)、東京電力本店で、記者会見が行われた。
Webに掲載するプラントデータに、故障した計器のデータはの記載しないように変更した。2/25に発表していた体調不良から心肺停止した作業員は、死亡したことが報告された。また、本日ダンプカー運転手が体調不良を訴え入院治療にあたっている。
2013年3月1日(金)12時、東京都千代田区の財務省において、麻生太郎副総理(財務大臣兼金融担当大臣)の定例記者会見が開かれた。冒頭、麻生副総理は、アジア開発銀行(ADB)の黒田東彦総裁が、日銀の新総裁候補として国会に提示されたことに伴い、3月18日でADB総裁職を辞任する意向を表明したことについて触れ、「アジア太平洋地域の成長と貧困削減に卓越した指導力を発揮した」とこれまでの働きぶりを評価した。その上で、「黒田氏には、日本の金融政策の舵取りに、類いまれな資質を大いに発揮していただきたい」と期待感を示した。
2013年3月1日(金)、東京都新宿区の東京都庁で、猪瀬直樹東京都知事の定例記者会見が開かれた。猪瀬知事は、オリンピック招致活動にかかわる予算について、「細かい予算の事は知りません」と発言。経済界からの寄付と協賛金を考えれば、他の候補都市よりも予算が少ない事を強調した。
2013年3月1日(金)、東京都千代田区の環境省(中央合同庁舎第5号館)で、石原伸晃環境・原子力防災担当大臣の定例会見が開かれた。石原大臣は、指定廃棄物の最終処分場選定を巡り、前政権下で栃木県矢板市と茨城県高萩市を候補地に挙げていたことを「乱暴なプロセス」と苦言を呈した。
2013年3月1日(金)11時から、東京都千代田区の法務省で、谷垣禎一法務大臣の定例会見が開かれた。谷垣大臣は、人権侵犯事件の件数が過去最高を記録したことを受け、とりわけ子どもの人権問題に関し、これまでの人権啓発活動および人権救済活動の取り組みを緩めず、一層積極的に取り組んでいくとの姿勢を示した。
特集 地球温暖化と原発ルネッサンス
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IWJ特報第101~104号「地球温暖化と原発ルネッサンス~横浜国立大学・伊藤公則教授インタビュー」
2013年2月28日(木)15時から、神奈川県横浜市の横浜国立大学総合研究棟S103会議室で、岩上安身による「伊藤公紀氏インタビュー 第二弾」が行われた。横浜国立大学教授の伊藤公紀氏は『シリーズ地球と人間の環境を考える01地球温暖化 埋まってきたジグソーパズル』(日本評論社2003年)、『これだけ知っていれば安心 放射能と原発の疑問50』(同2011)、渡辺正氏との共著『地球温暖化論のウソとワナ』(KKベストセラーズ2008)などの著書がある。前回に引き続き、地球温暖化のCO2還元説をめぐる環境への影響とされる証拠を一通り否定した後、太陽活動が地球の気候変動に及ぼす影響の多元的な要因、総合的視点の必要性について述べた。
2013年2月28日(木)18時30分、大阪市北区の大阪弁護士会館において、「ブラック企業の見分け方と対処法」と題するシンポジウムが開催された。このシンポジウムは大阪弁護士会が主催したもので、NPO法人POSSE(ポッセ)代表の今野晴貴(こんのはるき)氏が、第一部で基調講演を行った。
今野氏は、「ブラック企業」の特徴や手口、問題解決に向けた課題などについて語った。第二部では、「過労死をなくすために」と題する報告が行われ、「全国過労死を考える家族の会」の代表世話人を務める寺西笑子(えみこ)氏が、過労死遺族の立場から、過労死根絶への思いを語ったほか、大阪弁護士会所属の和田香(かおり)弁護士と岩城穣(ゆたか)弁護士が、「過労死企業名の公表を求める裁判」の概要や、過労死を防止するための法整備の必要性などについて報告した。