2013年4月24日(水)のふくしま集団疎開裁判・仙台高裁の判決後の文科省アクションが2013年4月26日、行われた。
弁護団の柳原弁護士は、当日、記者会見をしたが、よく判決文を分析できるほど時間がなかった。
一日以上経ったがあらためて報告したいと話し、裁判結果の矛盾点を挙げた。判決文の中に、福島県・郡山市の子どもたちの生命・健康は現在、ただちに不可逆的な悪影響を及ぼすものではないと、原発事故当時、政府が使った「ただちに」という言葉が再び使われたと、柳原弁護士は怒りを見せた。
「『収束宣言』を撤回させ、損害の全面賠償と福島の未来を勝ち取る」官邸前抗議と政府への申入れを終えた人々は、東電へ移動し、申入れを行った。申入れ内容は11項目であったが、4時間にわたり東電社員との話し合いが行われた。
「敦賀原発の『活断層』認定をひっくり返さないで下さい」。
2013年4月26日(金)、原子力規制を監視する市民の会の呼びかけで、規制庁前で抗議行動が行われた。
現在、規制委員会のもとで、敦賀原発や大飯原発の活断層問題をめぐる評価会合が山場を迎えている。抗議に参加した市民らは、抗議の中で、電力事業者の意見に押されることなく、規制の立場を貫く姿勢を強く求めた。
「3.11でわかったことがある。私たちは、エネルギー・デモクラシーだけは手に入れてなかった」。チェルノブイリ原発事故から27年が経った2013年4月26日、国会周辺で、首都圏反原発連合主催、「大飯原発を停止せよ!抗議行動」が行われた。ドイツ文学者の池田香代子氏は、「アメリカと、アメリカに繋がる『頂点』に位置する人々の手に、『エネルギー・デモクラシー』は握られたままだった。今度こそ、エネルギー・デモクラシーを私たちの手に握ろう」と訴えた。
2013年4月23日(火)、官邸前で抗議行動を行った福島県の人々は、議員会館に移動し、13時から、文科省、環境省、経産省、農水省に申入れ書の提出を行った。
「原発事故収束宣言」を行った政府に対し、人々は「収束宣言撤回」を要請。しかし、経産省は「今後、『事故収束』という言葉を使わないようにする」と回答するに留まった。
2013年4月26日(金)18時より、福島県郡山市のJR郡山駅 西口広場で「原発いらない金曜日 in 郡山」が行われた。主催は原金郡山連合。スピーチをした男性の一人は、「郡山市は、ホットスポットとして名高い開成山公園で、昨年5月5日に子ども祭りをし、今年も予定している。子ども達の命を犠牲にして復興をアピールしようとしている」と厳しく批判した。
2013年4月26日(金)、長野県茅野市のかんてんぐらで、「かんてんぐら○満月LIVE」が行われた。夢のコミュニティースペース実行委員会が主催し、シンガーソングライターの美咲氏と、二胡演奏者の野田裕子氏が出演した。会場のかんてんぐらは、諏訪地方特有の板蔵を改築したコミュニティスペースで、ドラムをバックにした力強い歌や、ノスタルジックな二胡の音色が、満月の夜に鳴り響いた。
2013年4月26日(金)19時より、愛知県名古屋市中区で「全原発即刻廃炉!名古屋金曜抗議行動 中部経済産業局・中部環境事務所前」が行われた。主催は、月イチNAGOYA脱原発デモ。参加者は10名弱であったが、「原発いらない、今すぐ止めろ」というシンプルなシュプレヒコールを、今週も粘り強く上げ続けた。
2013年4月26日(金)18時より、愛知県名古屋市東区の関西電力東海支社前で、「大飯原発を停止せよ!関西電力支社前アクション@名古屋」が行われた。主催は「ナゴヤaction!原発ゼロ」。参加者達は鳴りものなどに合わせ、「諦めないぞ、しつこく言うぞ脱原発」などと、粘り強いシュプレヒコールを挙げ続けた。
2013年4月26日(金)、北海道札幌市中央区の北海道庁前で、「北海道庁北門前反原発抗議行動」が行われた。
2013年4月26日(金)18時より、愛媛県松山市の愛媛県庁前で、「伊方原発をとめよう!愛媛県庁前抗議行動」が行われた。主催は原発さよなら四国ネットワークで、今回が40回目。約20名が参加した。男性の一人は、歌手中島みゆきの「ファイト」をアカペラで歌い、「周りに笑われようと、我々の歩みは止めない」と、参加者たちを励ました。
2013年4月26日(金)18時30分より、石川県金沢市のJR金沢駅前で「どいね☆げんぱつvol.42 金沢駅東口鼓門」が行われた。主催は「どいね☆原発」で、「どいね」とは金沢弁で「それってどうなの?」という意味。スピーチやシュプレヒコールは行われず、横断幕や歌で静かに原発反対をアピールした。恒例のシール投票では、またも原発反対が大きく上回った。
2013年4月26日(金)18時より、千葉県柏市のJR柏駅東口ダブルデッキで、「第34回柏駅東口金曜行動」が行われた。主催は、東葛連合金曜日集会。首都圏有数のホットスポットとして知られる地域で、スピーチをした女性は、「公共施設と違い、自宅は自分で除染するしかない。市役所に行けば、放射能測定器を借りれるのを皆さんご存知ですか?」などと、通行人に周知を行った。
2013年4月26日(金)18時より、兵庫県神戸市中央区の関西電力神戸支店 神戸営業所前で、「オキュパイ関電 神戸支店前」が行われた。主催は原発ゼロ!核兵器ゼロ!ZEROこねっとで、今回が43回目。スピーチをした男性は、「昨日は8年前、JR福知山線の事故があった日。原発事故と共通してるのはやはり、企業、政府、マスコミによる情報の隠蔽」などと批判した。
2013年4月26日(金)、岩手県盛岡市の内丸緑地公園から、「第38回 脱原発盛岡金曜デモ」が行われた。主催は、盛岡でもデモし隊で、52名が参加した。若干の雨に見舞われたものの、ちょうど桜が開花した市内を、「再稼働反対」などのシュプレヒコールを挙げながら、練り歩いた。
2013年4月26日(金)17時より、京都市下京区の関西電力京都支店前で、「関電京都支店前スタンディングアピール」が行われた。主催はバイバイ原発・京都。参加者達は狭い歩道に一列に並び、アコーディオンやボンゴなどの楽器に合わせ「子どもが一番大事でしょ 大人が守らにゃどうすんの?」などと、リズミカルにシュプレヒコールを繰り返した。
2013年4月26日(金)18時30分より、青森市のJR青森駅前で、青森駅前「原発なくそう!核燃いらない!あおもり金曜日行動」が行われた。主催は、同実行委員会。参加者達は各々マイクリレーで、原発と核廃棄物の危険性や、第五福竜丸の事件、毎週金曜日の抗議が青森だけでなく全国で行われていることなどを、街行く人々に周知アピールをした。
2013年4月26日(金)17時より、北海道札幌市中央区の電源開発北海道支社前で、「大間原発工事再開反対抗議」が行われた。主催は北海道反原発連合。約10名の参加者達は、プラカードや反核の旗などを掲げながら、拡声器などは使わず肉声で、通行人に大間原発建設再開の中止を訴えた。