「安倍総理の会見をみて、理を情で流していこうというのがはっきりわかって嫌な気持ちになった」
第10回目となる「集団的自衛権を考える超党派の議員と市民の勉強会」が5月28日、参議院議員会館で開かれた。この日、講師として迎えられたのは東京新聞論説委員兼編集委員の半田滋氏だ。
半田氏は安倍総理が会見で「紛争国から逃れようとする母子の絵が書かれたパネル」などを使って集団的自衛権の必要性を訴えたことを、「首相が情に訴えかけて国のかたちを変えるのはいかがなものか」と批判し、安倍総理の用いるロジックが適切かどうか、一つひとつの事例を検証した。
特集 戦争の代償と歴史認識
前回お届けした「第1部~南京大虐殺編」では、作家でNHK経営委員である百田尚樹氏などによる歴史修正主義的な発言を取り上げ、それと能川氏が提示する一次資料を照らし合わせながら、彼らの発言が「嘘」であることを証明していった。
「第2部~従軍慰安婦編」では、再度歴史修正主義者の発言をひとつひとつ分析して、彼らに特有の思考パターンを析出するとともに、従軍慰安婦問題に関する政府の答弁書の欺瞞を徹底的に追及する。
2014年5月30日(金)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。福島第一原発凍土遮水壁の実施計画認可の前に行う工事について、「着手は妨げない」との旨を東電側に伝えたことが報告された。
凍土遮水壁の凍結管そのものといった安全に係わる部分の工事は、規制庁による実施計画の認可が必要だが、準備工事等は、規制庁から認可を受ける前に着手しても良いことが承認された。これを受け、東電は週明けの6月2日から工事を開始する予定を発表している。
原子力規制委員会の委員を務める島崎邦彦委員長代理は、今年2014年9月に任期を終え、同じく委員を務める大島賢三氏とともに退任することになる。
島崎氏は、原発敷地内破砕帯の調査の委員会を取り仕切ってきた。しかし、電力会社などからは、島崎氏の対応が厳しすぎるとも言われ、原発推進派からは煙たい存在だった。
2014年5月30日(金)18時より、札幌市の北海道庁北門前で北海道反原発連合による「道庁北門前反原発抗議行動」が行われた。
2014年5月30日(金)、名古屋市東区の関西電力東海支社前で「大飯原発・高浜原発再稼働反対!関西電力支社前抗議アクション@名古屋」が行われた。名古屋市では6月1日(日)にもマツリゴトdayと題したイベントが白川公園で行われる。
2014年5月30日(金)18時より、神戸市の関西電力神戸支店前での抗議行動(関電神戸支店前行動)が開催された。今回で100回目を迎え、原発なくさナイト「第100夜」と銘打たれ、三宮駅前でアピールイベントも行った。
2014年5月30日(金)18時より、東京・八王子市で金曜恒例の「原発反対八王子行動」(金八デモ)が行われた。
2014年5月30日(金)、茨城県水戸市の日本原電茨城総合事務所前で89回目となる「原電いばらき抗議アクション」が行われた。
2014年5月30日(金)18時より、愛媛県松山市の愛媛県庁前で「伊方原発をとめよう!県庁前抗議行動」が行われた。
2014年5月30日(金)18時過ぎより、岩手県盛岡市の大通り商店街前で脱原発アピール行動「脱原発盛岡金曜の街へ繰り出してあれこれしよう♪」が行われた。
毎金曜日にデモを行っている「盛岡でもデモし隊」は、月末にデモに代えてスピーチやチラシ配布を行っている。
2014年5月30日(金)18時より、福島県郡山市の郡山駅西口広場で金曜抗議行動「原発いらない金曜日 in 郡山」が行われた。