沖縄県名護市辺野古沖で進む基地建設のための海底ボーリング調査着工に反対する海上でのカヌー隊などによる抗議は、8月23日(土)も続けられた。
安倍総理がゴルフをしながら2週間もの長期の夏休みを満喫している間、広島や京都などの地域では多数の死傷者を出す大災害に見舞われていた。
近畿北部を中心に16日以降、局地的に豪雨となり、京都府福知山市で24時間の雨量が303.5ミリの観測史上最多を記録した。
特集 3.11
サウス・カロライナ大学のティモシー・ムソー教授は、「チェルノブイリ+福島研究イニシアティブ」の中心人物として活動し、2000年からウクライナで動植物に対する放射線の影響についての研究を開始した。2011年7月からは福島でも継続的に調査を行っている。
8月21日、ムソー教授は岩上安身のインタビューに応じ、今年に入ってからの成果を中心に、動植物への放射線被曝の実態と、そこから示唆される人間への影響まで、貴重な知見を語った。
8月22日(金)19時より、山口県光市の光市地域づくり支援センターで、元山口県岩国市長の井原勝介氏が「草莽塾・光」と題して首長・行政と議会の役割を論じた。「草莽塾・光」は月1度程度のペースで開催される予定。
福島県鮫川村に環境省が建設した指定廃棄物の仮設焼却炉を巡り、共有地権者の一人が福島地裁へ申し立てていた操業差し止め仮処分手続きの第1回審尋(しんじん)が、8月22日(金)、福島地裁郡山支部で行われた。これに先立ち、地裁支部前で申立てを行った堀川宗則氏、代理人・坂本博之弁護士らが集会を行い、また審尋後に郡山市役所内で記者会見を行った。堀川氏は同意書を偽造されたとして刑事告訴も行っており、この日は福島地方検察庁郡山支部へ意見書の提出も行った。
毎週金曜、岩手県盛岡市で脱原発デモを行っている「盛岡でもデモし隊」が、8月22日(金)には岩手県公会堂で「放射能汚染の今、食べ物どうなの?」と題して第1回学習会を開き、「三陸の海を放射能から守る岩手の会」世話人の永田文夫氏が講演した。
8月22日(金)18時より、札幌市で111回目となる「北海道庁北門前反原発抗議行動」が行われた。インド・タラプール原発を描くドキュメンタリー映画「ハイ・パワー:大いなる力」の監督プラディープ・インドゥルカー氏も訪れ、日本とインドの脱原発運動の連帯を訴えた。
北海道では23日18時半より札幌エルプラザで、24日には余市郡仁木市で「ハイ・パワー:大いなる力」の上映会が行われる。時おり雨足の強まる中で抗議が続けられたが、天候不良のため19時過ぎに予定より早く終了した。
8月22日(金)18時より、茨城県水戸市の原電茨城総合事務所前で100回目まで後1回となった金曜行動「原電いばらき抗議アクション」が行われた。
8月22日(金)18時より、愛媛県松山市の愛媛県庁前で「伊方原発をとめよう!愛媛県庁前抗議行動」が行われた。この日、愛媛県では愛媛県知事選挙・松山市長選挙がダブル選挙として11月16日投開票となることが決まった。
8月22日(金)18時より、福島県郡山市の郡山駅西口広場で金曜行動「原発いらない金曜日 in 郡山」が行われた。
8月22日(金)17時半より、青森市の青森駅前公園で金曜恒例の「原発なくそう!核燃いらない!あおもり金曜日行動」が行われた。青森市では、23日、桜井南相馬市長やISEP(環境エネルギー政策研究所)松原弘直氏などを講師に招いて青森市主催の再生可能エネルギーフォーラムが行われる。
2014年8月22日(金)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。北陸電力志賀原発について、審査申請の概要説明を26日の審査会号で事業者から受ける予定だと発表された。
2014年8月21日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。サブドレン浄化装置の性能検証試験を行い、セシウム、トリチウム、全βの分析結果は翌22日に発表されることが報告された。漁業関係者への説明実施予定は、いまだ決まっていないという。