【大義なき解散総選挙】「卑怯だ!」選挙公約に「集団的自衛権」の文字がない!? 国民安保法制懇が緊急会見、安倍総理の「逃げの姿勢」を痛烈に非難 2014.12.1
「集団的自衛権」を選挙公約にきっちり書き込んで、選挙戦を堂々と戦っていく――。
11月18日、衆院解散の決定を表明した記者会見の場で、こう断言した安倍総理。しかし、いざ公表された自民党の選挙公約の中に、「集団的自衛権」の文字は見当たらない。「国民を刺激したくない」「争点にしたくない」という気持ちの表れか。
それでも選挙で勝利を収めれば、自民党は「信任を得た」と勝ちどきをあげるのだろう。国民不在のまま、「白紙委任状態」で憲法が破壊されてゆこうとしている。そんな中、衆院選公示日前日の12月1日、安倍政権の解釈改憲に異を唱える「国民安保法制懇」が緊急記者会見を開き、緊急声明を発表した。
会見者は元防衛官僚の柳澤協二氏、憲法学者で慶應義塾大学名誉教授の小林節氏、法学者で東京大学名誉教授の樋口陽一氏。





















