特集 百人百話
須賀川市在住。52歳。夫、夫の両親、母親、子ども5人の10人家族。穀物菜食レストラン経営。原発の危険性を考えると、末娘だけでも県外に避難させたい。けれど危機意識の差により、舅姑から心配し過ぎと言われ果たせずにいる。地元農家でも、責任をもって出荷できないと歎く有機農家の一方で、出荷の可否に一喜一憂する農家もある。そうした現実を前に、何より自分たちの土地が汚染されてしまったことに、悲しみと怒りを感じる。
2011年11月17日(木)、東京電力本店で、政府・東京電力事故対策統合本部 合同記者会見(16:30~、3:30′)が行われた。
ロードマップの七回目の更新について、「東京電力福島第一原子力発電所第・事故の収束に向けた道筋」の進捗 状況及び「原子力被災者への対応に関する当面の取組」(11月17日)について の説明。東電相沢副社長は、6つの課題目標達成し、ステップ2終了に向けて全力あげて取り組んでいると発表した。
2011年11月17日(木)、東京電力本店で、記者会見(11:00~、0:24′)が行われた。
2号機格納容器ガス管理システムの、ガス分析結果に誤りがあり、15%低め評価していた。使用しているGe半導体測定機の補正係数の設定ミスが原因。また建屋の現場損壊状況確認した結果、水素ガスは3から4号機に流入し、4号機4階で着火爆発したとみている。
2011年11月17日(木)11時から、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。
特集 百人百話
郡山でコミュニティFM放送を経営。53歳。妻と子どもの 3人家族。事故でネットはダウンしたが、放送を続けた。災害時に必要な生活情報は足で稼ぐしかないと、あちこちに出かけるうちに、パーソナリティが各所の情報とともに局に集まってきた。原発への考え方が変わったのは妻の妊娠を知ったとき。10年後の子どもの健康を願い、妻子を避難させることにした。復興の前に、安全、健康があるべき。すべての人が幸せになる道を考えたい。
特集 百人百話
いわき市在住。出身は兵庫県。53歳。自営業(自然エネルギー)。母親と2人暮らし。阪神淡路大震災に遭遇したのを機に、悔いのない生き方をしようと思うようになった。たまたま転勤先となった福島が気に入り、8年前にいわきで独立開業した。仕事がら東電社員には知り合いも多く、事故直後にはすぐに逃げろと連絡も受けた。故郷に戻ることも考えたが、自分を信頼し受け入れてくれたこの地で、自分のできることをしようと留まることにした。
2011年11月16日(水)、東京電力本社で、記者会見(18:00~、1:08′)が行われた。
3号機原子炉建屋地下一階ロボットによる現場調査結果まとまったので結果と動画を公開する。雰囲気線量の最高は高さ40cmで870mSv/hだった。また、レール個所に溜っている水を確認したところ、レール表面で1300mSv/hを確認した。
2011年11月16日(水)17時から、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。
2011年11月16日(水)、東京電力本店で、記者会見(11:00~、0:20′)が行われた。
ステップ2以降の使用済み燃料取り出しについて、細野大臣、枝野大臣から2年以内と新たな目標提示され、達成するべく努力したい、期間見通しはまだ持っていないと回答した。
※2015年3月3日テキスト更新しました!
チェルノブイリ原発事故後、低線量被曝の影響を調査し続けてきたイタリア人フォトジャーナリストのピエルパオロ・ミッティカ氏が、『原発事故20年―チェルノブイリの現在』(2011年10月、柏書房)を日本で出版した。
ミッティカ氏は、2011年11月15日に岩上安身のインタビューに応じ、ベラルーシやウクライナで多くの子どもたちが被曝による健康被害を受けていることを指摘。さらに、IAEAなどの原子力推進機関によって、そうした健康被害が隠蔽され続けていることを強く訴えた。
2011年11月15日(火)、東京電力本店で、記者会見(18:00~、0:30′)が行われた。
6号機の冷却用海水の取水路に砂が溜っており、除去するため原子炉と使用済み燃料プールの冷却を約10時間停止する。熱電対温度計の指示値に20℃の誤差を見込んでいることについて質問が挙がった。Xe濃度常時監視機器は設備設計制作進めている段階だが、できるだけ早くつけたいと発表した。
2011年11月15日(火)16時15分から、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。