2011年12月22日(木)に行われた、第41回「日本の司法を正す会」の模様。
2011年12月22日(木)に行われた、第41回「日本の司法を正す会」の模様。
■ハイライト
まず、暴力団から依頼された案件を弁護することについて、青木氏から川村弁護士に質問がなされた。
川村氏は「暴力団からの依頼を弁護士が受けられるかどうかという点については、日弁連の中で相当議論されている。民事介入暴力対策特別委員会(民暴)は条例で言うところの事業者に弁護士があたらない理由はなく、暴力団の勢力拡張に繋がる案件ならば受けられないとの考えを示している。
最近の風潮からして、各弁護士会が、依頼を受けるべきではないとのお触れを各会員に出すのではないか」と答え、少なくとも民事訴訟の分野では、「暴力団が組織として、あるいは個人として訴えを起こされたとき、弁護士がつかなくなる可能性がある」ことを否定しなかった。
(…会員ページにつづく)