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2011年12月21日(水)13時、東京都千代田区の文部科学省(中央合同庁舎7号館東館)において、「原子力損害賠償紛争審査会」の第19回会議が開かれた。今回の会議では、
「ステップ2の終了について」「避難指示区域の見直しについて」「双葉郡の避難者へのアンケート調査結果について」を議題とし、様々な議論を行った。
( IWJテキストスタッフ・久保元)
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2011年12月21日(水)13時、東京都千代田区の文部科学省(中央合同庁舎7号館東館)において、「原子力損害賠償紛争審査会」の第19回会議が開かれた。今回の会議では、
「ステップ2の終了について」「避難指示区域の見直しについて」「双葉郡の避難者へのアンケート調査結果について」を議題とし、様々な議論を行った。
議題にある「ステップ2」とは、政府が掲げる「福島第一原発事故の収束に向けた道筋」において、原子炉が「冷温停止状態」にあることや、原子炉圧力容器や格納容器内の温度がおおむね100℃以下であることなどを定めた判断基準のことである。
「ステップ2の終了」とは、この基準をクリアし、政府が「発電所の事故そのものは収束に至ったと判断」したことを意味するもので、これにより、政府の公式見解として、福島第一原発やその周辺地域の危険性が緩和されたことになるため、今後求められる避難指示区域の見直しをどのように実施していくのか、議論を行った。
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