ワシントン大行進から50年 「東京大行進」で、差別撤廃を ~反レイシズム東京会議~ワシントン大行進から50周年 東京大行進に向けて 2013.8.10

記事公開日:2013.8.10取材地: テキスト動画

 「東京大行進」が、ワシントン大行進の50周年をつないでいく――。

 1963年、米国で、人種差別撤廃を求めるワシントン大行進が行われた。ワシントン大行進は、キング牧師が20万人以上の参加者の前で、「I have a dream」と演説したことで有名である。それから50年を迎える今年、差別撤廃を訴える「東京大行進」が、9月22日に新宿中央公園の水の広場から催される予定だ。


在特会、原爆の日に核武装推進デモ ~広島での排外行動とそれに対する抗議 2013.8.6

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 広島が68回目の原爆の日を迎えた6日、市の中心部で、在特会(在日特権を許さない市民の会)らが、日本の核武装推進などを訴えるデモ行進を行った。この日は、東京などから「レイシストしばき隊」らのカウンター勢力も駆けつけ、在特会らのデモに対して反対の声を上げた。


「小泉元首相の訪朝による拉致被害者の明確化」と「日韓ワールドカップ共催」は排外主義思想が激化したターニングポイント ~新大久保アゲインスト レイシズム サッカーと愛国 フットボール vs レイシズム 2013.7.11

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 「観客席に座っている時は差別主義者、敵を憎むということ。それがレイシズムとごっちゃになりやすい」――。新大久保のネイキッドロフトで、7月11日(木)、サッカーとレイシズムをテーマにしたトークセッションが開かれた。

 現在、新大久保や鶴橋などで、「在特会」などを中心とした排外主義者が在日の人々に対し、ヘイトスピーチを叫ぶデモが頻繁に行われている。一方で、排外差別デモに対して「差別はやめろ」と声を上げる「レイシストしばき隊」などがカウンターデモを展開している。排外差別デモに対するカウンター側の人間の一人であり、サッカーと関わりが深い清義明氏が今回のイベントを主催、司会を務めた。


鈴木邦男氏「日の丸が泣いている」 ~日本外国特派員協会主催 鈴木邦男 一水会最高顧問&有田芳生 参議院議員 記者会見 2013.7.9

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 2013年7月9日(火)12時30分から、東京都千代田区にある日本外国特派員協会で、鈴木邦男氏(一水会最高顧問)と有田芳生氏(参議院議員)が記者会見を開き、東京・大久保や大阪・鶴橋などで展開されている、在日コリアンの排除を掲げる憎悪表現(ヘイトスピーチ)デモについて語った。有田氏は「世論の力や安倍首相の発言でデモの肥大化に歯止めがかかったが、終息させるには、さらなる一手が必要」と話した。


排外差別主義者のデモ、コリアタウンを通らないコースへ変更 ~新大久保での排外デモとそれに対する抗議 2013.6.30

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 排外主義者が行う在日の方への差別デモが、2013年6月30日、新宿で行われた。今まで、新大久保のコリアタウンを通るコースを、彼らがデモを行うときの毎度のコースとしていた。

 しかし、今回コースを変更してコリアタウンを通らずにデモを行った。一方、排外差別主義者のデモに対して抗議の声を上げる人々は、大通りの沿道を埋め尽くすほどの人数が集まり、排外主義者に対して「レイシスト反対」「帰れ」などのコールを行った。


「被害者にかわって対抗言論を行使するのは『民主主義社会のあるべき姿』」 ~新大久保・排外デモ暴行事件、152人の弁護団による刑事告訴後の記者会見 2013.6.24

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 「警視総監、よく聞いて下さい。甘い捜査をやるようであれば、検察審査会に申立てをし、国民の名において捜査を断罪します」

 6月16日、新大久保で行われた排外デモ中に、2件の暴行事件が起きた。排外デモの参加者が沿道の市民(NさんとKさん)に対して、蹴る、倒すなどの暴行を加えたのである。24日、この2つの暴行事件に対して全国152人の弁護士が名を連ね、告訴人代理人として新宿警察署に刑事告訴した。同日開かれた記者会見に参加した弁護士の一人、梓澤和幸弁護士は冒頭、強い口調でこのように語った。


新大久保でのデモとそれに対する抗議 2013.5.19

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 2013年5月19日(日)、東京・新宿区新大久保で排外デモとそれに対する抗議行動が行われた。


民主党・有田議員、在特会を提訴する意向を明かす ~岩上安身によるインタビュー 第304回 ゲスト 有田芳生議員 2013.5.16

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 民主党の有田芳生(ありた・よしふ)参議院議員が、東京都新宿区の新大久保などで排外差別デモを行なっている在特会(在日特権を許さない市民の会)などに対して、訴えを起こす意向を初めて示した。16日行われた岩上安身によるインタビューの中で明らかにした。


ヘイトスピーチで院内集会「『表現の自由』の国際基準、“他人の人権を侵害することは許されない”」 ~差別主義者・排外主義者によるデモに抗議する 第2回国会集会 2013.5.7

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 「他人の人権を侵害してまで、『表現の自由』は保障されない」。

 差別主義者・排外主義者によるデモに抗議する国会集会の第二回目が開かれ、スピーカーの一人である師岡康子氏はこう語った。


排外差別デモに対し、カウンター側から多くの「差別反対、在特帰れ」コール ~新大久保でのデモとそれに対する抗議 2013.4.21

記事公開日:2013.4.21取材地: 動画

 21日、排外差別デモが新大久保で行われた。デモ側のコール内容は、前回までと変わらず、「殺せ」や「有田芳生をさらし首にしろ」など、過激なヘイトスピートを使用。しかし、デモコースの沿道には、デモに反対する人々が多く集まり、「差別主義者は帰れ」などのコール、「仲良くしましょう」と書かれたプラカードなどを掲げ、「差別反対」の意志を示した。


【IWJブログ】「排外差別デモ団体幹部、暴行や脅迫等の罪で立て続けに逮捕 21日の排外デモ中止へ 2013.4.21

記事公開日:2013.4.21 テキスト

 「行動する保守」を自称する団体、「神鷲皇國會」の幹部が、立て続けに逮捕された。

 新大久保や鶴橋で連続して行われている、排外差別デモにも加わっていた、関西地方を中心に活動する団体である。幹部の逮捕を受け、同会は4月18日付けで解散した。


【IWJブログ】「わたしの友だちに手を出すな!」友だち守る団、5倍以上の数でカウンター 京都差別街宣・取材報告 2013.4.20

記事公開日:2013.4.20 テキスト

 「わたしの友だちに手をだすな!」

 東京、新大久保駅などで行われている差別デモとカウンターの抗議行動を、IWJは最近、重点的に取材し、報じている。同様のデモは、大阪・鶴橋などでも行われていた。2013年4月20日、京都の烏丸御池、四条河原町で、「在特会による街宣と、それに対するカウンターの抗議行動」が行われたことに合わせ、IWJは東京から記者を派遣し、生中継でお伝えした。この日の模様を、報告する。


京都での排外街宣とそれに対する抗議 2013.4.20

記事公開日:2013.4.20取材地: 動画

 2013年4月20日(土)、京都市内で「在日特権を許さない市民の会」(在特会)京都支部による街頭宣伝とそれに対抗する抗議行動が行われた。


「TPP、ACTA反対!21条を守れ!」—インターネットを解放せよ!木曜官邸前抗議 2013.4.18

記事公開日:2013.4.18取材地: 動画

特集TPP問題

 2013年4月18日、首相官邸前ではTPP反対の抗議運動が行われた。この日の抗議行動では、表現の自由に大きく関わる、憲法21条やヘイトスピーチ規制法について取り上げた。


「レイシズムを潰せ」セーブ機能を失った日本社会に法規制は必要か ~トークイベント「新大久保からレイシズムをぶっつぶせ」 2013.4.11

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 「ヘイトスピーチの法規制に反対していたが、議論の末、消極的賛成派になった」。

 2013年4月11日(木)、ネイキッドロフトで行われたトークイベント、「新大久保からレイシズムをぶっつぶせ」で、司会を務めたコラムニスト・松沢呉一氏はこのように述べた。


排外差別デモで問われるべき罪とは? 「被害者は告訴も可能」 ~自民党改憲案についての鼎談 第5弾 2013.4.9

記事公開日:2013.4.9取材地: テキスト動画独自

特集 憲法改正前夜

※3月13日テキストを追加しました!

 2013年4月9日、都内で行われた自民党の憲法改正案についての鼎談の第5弾では、「在日特権を許さない市民の会(在特会)」のヘイトスピーチ(差別的発言)デモをめぐって、法的な視点から議論が交わされた。

 東京の新大久保や大阪の鶴橋などで展開されている、在日コリアンが対象の排外デモは、事態が深刻さを増しているのに警察の対応は十分ではない、というのが、梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士、岩上安身の共通見解だ。

 この鼎談から1年半近くが経過した2014年9月26日。外国人特派員協会での記者会見で、松島みどり法務大臣(当時)が口にした、「個人や団体を特定した行動でないと、そういう形(取り締りなど)は、なかなか難しい」との言葉が象徴するように、今の日本の法律では、名誉棄損罪や侮辱罪でヘイトスピーカーに罪を問うことは難しいのか──。


【第81号】 ― 岩上安身のIWJ特報!IWJルポルタージュ「『射殺せよ!』と叫ぶデモが吹き荒れたあとの街で」(後編) 2013.4.7

記事公開日:2013.4.8 テキスト独自

 前編の発行から約一ヶ月。

 この間、新大久保や大阪・鶴橋で行われている差別・排外デモへの関心はますます高まっている。永田町では、民主党・有田芳生議員の呼びかけによって、この問題を扱った院内集会が開かれた。有田議員は、差別デモについて、「新大久保、鶴橋で行われたシュプレヒコールやプラカ―ドなどは、表現の自由から一線を超えている」と、問題視。「法務委員会に所属する参議院議員として、国会でも発信していく」と、この問題に取り組んでいく意気込みを示した。


岩上安身「在特会はオウムにも似ている」 『水晶の夜』再びか。新大久保の今 ~緊急特番 新大久保で今、何が起きているか~「殺せ」と叫ぶ排外デモと、「仲良くしようぜ」というカウンター抗議の交錯 2013.4.6

記事公開日:2013.4.6取材地: テキスト動画独自

 日本一の歓楽街・新宿歌舞伎町の横を、東西に走る職安通り。その向こう側に広がる大久保のコリアンタウンでは、今、排外デモの過激化により不穏な空気が漂っている。この状況を問題視したIWJは、2013年4月6日(土)、緊急特番を編成。安田浩一氏、木野トシキ氏らをスタジオに招いて討議を行った。外部との情報共有をシャットアウトして、妄信的に行動する在特会らに対し、岩上安身は「在特会はオウムにも似ている」と形容し、安田氏は「一歩間違えれば『水晶の夜』になりかねない」と警鐘を鳴らした。また、木野氏らによるカウンター行動には、希望を見い出す声も聞かれた。


【IWJブログ】反差別訴える市民、排外デモ隊を終始包囲 2013.4.3

記事公開日:2013.4.4取材地: テキスト動画

 韓国の李明博前大統領が竹島に上陸した昨年8月から、新大久保では在日韓国人・朝鮮人をターゲットにした排外デモが多発している。3月31日、「特定アジア粉砕新大久保排害カーニバル!!」と題した排外デモが行われ、IWJではデモ隊とカウンター抗議それぞれに密着し、双方の参加者らのインタビューを交えながら、3つのマルチチャンネルで配信。反差別を訴える市民が、排外デモ隊を終始包囲する模様を追った。

 デモが始まる前からコース周辺には、警察や機動隊、護送車が続々と集結。同時に、差別反対を訴える市民らも、昼の12時過ぎにはアピール行動を開始した。「仲良くしようぜ」「LOVE新大久保」と書かれたハート形の風船を配布し、観光などで訪れている市民に対し、数時間後に始まるデモの周知と、差別反対のメッセージを届けた。


反差別訴える市民、排外デモ隊を終始包囲-新大久保での排外デモとそれに対する抗議 2013.3.31

記事公開日:2013.3.31取材地: 動画

 2013年3月31日、新大久保で、「特定アジア粉砕新大久保排害カーニバル!!」と題した排外デモが行われた。主催は、新日友会という「行動する保守」団体。同会代表の中井ケイノスケ氏は、デモ出発前の集会で、「もう『殺せ』などのコールはいらない」とし、過激なコールやヘイトスピーチを控えるよう参加者に呼びかけた。

 デモスタート地点である新宿大久保公園からすぐの職安通りには、差別反対を訴える市民が集結。多くの市民がデモ隊に並走し、スタート地点からゴール地点まで、「レイシスト帰れ」、「日本の恥」と抗議の声を上げ続けた。

※IWJは取材チームを組み、デモが吹き荒れた新大久保の街に住む「当事者たち」の声を聞き取り、ルポルタージュにまとめました。その第一弾をまぐまぐと、ニコニコのブロマガ(epub対応)で発行しました。現在第二弾を発行予定です。「まぐまぐ」ご購読はこちらから、ニコニコのブロマガご購読はこちらから。

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