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平野博文文部科学大臣 定例記者会見 2012.2.17
2012年2月17日(金)、文部科学省会見室で行われた「平野博文文部科学大臣 定例記者会見」の模様。
今回の会見は二部構成で行われ、第一部はオープン、第二部は記者クラブ会員のみの参加に限られた。IWJは記者クラブに属していないため、第一部のみを中継した。
16日、放射線審議会において厚生労働省の食品中の放射性物質の基準値に関する答申が出された。大臣は、「経済的・社会的な要因を配慮して、合理的に達成できるうる限り被ばく線量を低くしていくという、国際的な考え方がバックグラウンドにあり、その上での答申だ」と所感を述べ、「厚生労働省は適切に設定し、運用すると理解している」と述べた。
乳幼児用食品新基準に対する、文科省前抗議活動 2102.2.3
2012年2月3日(金)、昨日の第125回放射線審議会において「乳幼児食品の放射性セシウム基準値が50Bq/kgから100Bq/kgに引き上げられる答申案がまとめられた」ことに抗議して、早速一部の市民が立ち上がった。
当初はたったの3名という少人数でのアクションだったが、何の事前告知も無く急遽IWJで生中継した視聴者数は終了間際には100名近くとなり、ライブチャットでもたくさんの応援メッセージが寄せられた。
第125回 文部科学省 放射線審議会 2012.2.2
2012月2月2日に行われた、第125回 文部科学省 放射線審議会の模様。
食品の放射性セシウムの新基準値案を審議していた放射線審議会(会長:丹羽太貫京都大名誉教授)は、乳児用食品と牛乳について50Bq/kgを100Bq/kgに緩めてもよいとする答申案をまとめ、次回、最終案を厚労省に提出することとなった。
災害廃棄物受け入れに対する知識を深める勉強会【足立こどもを守る会主催】 2012.1.21
2012年1月21日(土)、足立区渕江住区センターにて行われた、足立こどもを守る会主催「災害廃棄物受け入れに対する知識を深める勉強会」の模様。危機管理ジャーナリストの新井哉氏を講師に迎え、「宮城県女川町の災害廃棄物受入れに関しての足立区の住民説明会」に備え、放射能汚染の可能性のある瓦礫焼却の問題点について知識を深めた。
バンダジェフスキー論文の翻訳者が語る、「原発×戦争×健康被害」リスク~岩上安身によるインタビュー 第177回 ゲスト 茨城大学名誉教授・久保田護氏 2011.12.26
特集 3.11から11年!『ウクライナ侵攻危機』で、IWJが警告し続けてきた『原発×戦争リスク』が明らかに!
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原発事故には、放射能の拡散による健康被害とともに、戦争のリスクも付随する――。
放射性セシウムの心筋に対する影響を指摘した、ユーリ・バンダジェフスキー『放射性セシウムが人体に与える医学的生物学的影響~チェルノブイリ原発事故被曝の病理データ』(2011年12月、合同出版)の翻訳者で、「チェルノブイリの子ども救おう会」の代表として、ベラルーシの子どもたちの体内の放射能を減らす活動を行っている茨城大学名誉教授・久保田護氏は、2011年12月26日に岩上安身のインタビューに応じ、原発が持つ多面的なリスクについて改めて語った。
「セシウムは雨どいで濃縮する。福島では、阿武隈川は雨どいにあたる」? 岩上安身によるインタビュー 第175回 ゲスト 山内知也氏 2011.12.18
「原子力ムラの入村資格は『放射能は安全だ』と堂々と言えること。私は入れてもらえなかった」――。
2011年12月18日、兵庫県神戸市の神戸大学で、岩上安身が山内和也氏にインタビューを行なった。山内氏は専門である放射線計測学の知見と、汚染調査の経験を踏まえて、放射能汚染、放射性物質の濃縮、除染、がれき処理など、さまざまな問題について語り、未来を見据えた独自の見解を披露した。
【記者会見】衆議院議員 阿部知子氏、参議院議員 川田龍平氏〜 乳児用粉ミルクからセシウムが検出された件について 厚生労働大臣への申し入れ 2011.12.8
※動画のご視聴は会員限定となります。
2011年12月8日 乳児用粉ミルクからセシウムが検出された件について、衆議院議員 阿部知子氏(社民党)、参議院議員 川田龍平氏(みんなの党)が厚生労働大臣への申し入れを行った際の記者会見です。
【記者会見】衆議院議員 阿部知子氏、参議院議員 川田龍平氏〜 乳児用粉ミルクからセシウムが検出された件について 厚生労働大臣への申し入れ 2011.12.8
2011年12月8日 乳児用粉ミルクからセシウムが検出された件について、衆議院議員 阿部知子氏(社民党)、参議院議員 川田龍平氏(みんなの党)が厚生労働大臣への申し入れを行った際の記者会見です。
【第 9号】岩上安身のIWJ特報!東京都内三ヶ所で初のストロンチウム検出! 2011.11.21
(計測した3ヶ所の、セシウムとストロンチウムの検査報告書PDFのリンクを貼り忘れがありましたので、改めて訂正版を再送いたします。)
第2号(10月9日)、第3号(10月12日)でお伝えしたとおり、福島第一原発から245kmも離れた、神奈川県横浜市港北区のマンション屋上の堆積物から、ストロンチウム90が195Bq/kg検出された。
屋上でサンプルを採取し、民間の検査機関に分析を依頼したのは、そのマンションの住人であるAさん。工学博士号をもち、首都圏某大学に准教授として勤務する環境工学の専門家でもある。
【第3号】岩上安身のIWJ特報!スクープ!首都圏で初のストロンチウム検出!vol.2 2011.10.12
前号でお伝えした通り、神奈川県横浜市港北区のマンション屋上で採取された堆積物から、危険な放射性核種であるストロンチウムが1kgあたり195ベクレル(195Bq/kg)検出された。3.11発災以降、高濃度のストロンチウムが首都圏で検出されたのは初めてのことである。
東京電力 記者会見 19:00 2011.5.3
2011年05月03日(火)、東京電力本社で、記者会見(19:00~、1:10′)が行われた。
敷地内の土壌分析結果4/4分の分析結果、グランドでPu U Am Cm 核種が検出されている。
海底土の4/29日のサンプリング結果、2通常レベルより2桁高いレベルでセシウムが検出された。蓄積状況は不明確だが大気経由の蓄積と海洋放出や漏洩などが原因として考えられると発表した。海の表面から沈殿した可能性、また海洋からの拡散物が土の中に混じった影響も考えられ、今後もサンプリングを実施し魚介類の影響も見極めたい考えを示した。
東京電力 記者会見 09:30 2011.4.19
2011年04月19日(火)、東京電力本社で、『高いレベルの放射性廃液の移送』に関する記者会見(09:30~)が行われた。
原子炉に冷却のために注水した水が、高レベル汚染水として2号機タービン建屋に25000m3溜っており、漏洩防止のため、他の場所、プロセス主建屋へ移送することを発表した。移送量は1万m3。1日あたり480m3を想定している。
※映像記録はありません
東京電力 記者会見 19:00 2011.4.13
2011年04月13日(水)、東京電力本社で、記者会見(19:00~、1:20′)が行われた。
4月11日の地震により、原子炉への注水が中止したことへの対策として、電源の多重化を実施している。また、柏崎で微量なセシウムを測定し、福島第一原発の影響ではないかと考えていることを明らかにした。
「原子炉圧力容器に穴が開き、冷却水が漏れ続けている」小出助教、メルトダウンの可能性を指摘~岩上安身によるインタビュー 第111回 ゲスト 小出裕章氏(京大原子炉実験所助教 ※収録当時)中編 2011.4.10
2011年4月10日、京大原子炉実験所の小出裕章助教に2度目のインタビューを行った。小出助教は、原子炉の仕組みの説明から、4月10日時点までの福島原発の経過や現状について語った。放射能漏れや被ばくを少しでも改善する策についても述べたが、その危険性についても話し、また東電の怠慢の可能性についても触れた。
最悪のシナリオとして再臨界からのメルトダウン、水蒸気爆発を想定して、それぞれについても詳細に説明を加えた。さらに原発の経済性、生産性はまったく見合わないと語り、安全面以外でも原発は不利益ばかりだと述べた。
東京電力 記者会見 18:40 2011.4.4
2011年04月04日(月)、東京電力本社で、記者会見(18:40~、1:11′)が行われた。
冒頭、広報から「海水から放射性物質が検出された。三日間サンプリング調査をした所、ヨウ素131、セシウム134、セシウム137を検出。」、という発表があった。また、高レベル水処理の際の仮設タンクやメガフロート、パージ船等が間に合わない為、集中廃棄物処理施設内の低レベル水と、5,6号機の低レベルの地下水の海洋への放出を、保安検査官が立ち会って行うとの説明。テルル129のプログラミングミスの対策は、第三者の専門家・国の研究機関(JEA・日本原子力研究開発機構)の意見を取り入れる。が、会見迄それだと時間がかかる為、ヨウ素131、セシウム134、セシウム137のデータについては判断容易な為、すみやかに公表すると会見した。
東京電力 記者会見 00:55 2011.3.28
2011年03月28日(月)、東京電力本社で、記者会見(00:55~、0:38′)が行われた。
いままでの核種分析結果で、セシウム134をヨウ素134と見誤っていたと発表した。他の核種コバルト56やヨウ素131もセシウム134をご認識していた。また、溜まり水に含まれる核種は、いろいろなケース考えられるが、原子炉の中の燃料が起源である可能性も考えなければならないと思うと述べた。しかし、燃料棒の損傷について定量的なことははっきり言えないと回答した。
保安院会見 11:00 2011.3.27
2011/03/27(日)11時00分ごろから、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。
2号機タービン建屋地下階の溜り水の表面の線量は1000mSv/hを超えていることがわかった。核種分析の結果、Co-56(鉄の放射化)の他、ヨウ素、セシウムなど核分裂反応生成物が検出されており、原子炉由来の可能性が高いことを明らかにした。はっきりしたことは更なる分析調査が必要と述べた。
保安院会見 10:25 2011.3.22
2011/03/22(火)10時25分から、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。
東京電力が3月21日14時30分に、福島第一1~4号機の放水口から約100の地点で海水サンプリングを行い、核種分析した結果、コバルト、放射性ヨウ素、セシウムが検出されたことが明らかになった。告示濃度基準を越えたもの I-131,Cs-134,Cs-137の3核種である。
原子力安全保安院はこの結果に対し、とりあえずの考え方として、濃度基準は超えたが、発電所から半径20kmは避難措置をとっており、この海洋地域の核種は、直ちに人体への影響にはならないという考えを示した。
まだ一か所のみの分析なので適正な結果とはいえず、文科省が海洋モニタリング調査を開始し、東京電力も引き続き調査を行う予定だと発表した。