保安院会見 10:25 2011.3.22

記事公開日:2011.3.22取材地: テキスト動画
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 2011/03/22(火)10時25分から、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。

 東京電力が3月21日14時30分に、福島第一1~4号機の放水口から約100の地点で海水サンプリングを行い、核種分析した結果、コバルト、放射性ヨウ素、セシウムが検出されたことが明らかになった。告示濃度基準を越えたもの I-131,Cs-134,Cs-137の3核種である。

 原子力安全保安院はこの結果に対し、とりあえずの考え方として、濃度基準は超えたが、発電所から半径20kmは避難措置をとっており、この海洋地域の核種は、直ちに人体への影響にはならないという考えを示した。

 まだ一か所のみの分析なので適正な結果とはいえず、文科省が海洋モニタリング調査を開始し、東京電力も引き続き調査を行う予定だと発表した。


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