(計測した3ヶ所の、セシウムとストロンチウムの検査報告書PDFのリンクを貼り忘れがありましたので、改めて訂正版を再送いたします。)
第2号(10月9日)、第3号(10月12日)でお伝えしたとおり、福島第一原発から245kmも離れた、神奈川県横浜市港北区のマンション屋上の堆積物から、ストロンチウム90が195Bq/kg検出された。
屋上でサンプルを採取し、民間の検査機関に分析を依頼したのは、そのマンションの住人であるAさん。工学博士号をもち、首都圏某大学に准教授として勤務する環境工学の専門家でもある。
その後、横浜市も追試を行うことを決め、同じマンション屋上の堆積物と、新横浜駅周辺の2ヶ所の堆積物のサンプルを、同じ民間検査機関に分析を依頼した。その結果、新横浜の土木事務所周辺の側溝堆積物(セシウム134と137合算値3万9012Bq)から、ストロンチウム(89と90合算で)129Bq/kg、横浜アリーナ裏の公園噴水の堆積物(セシウム合算値3万1570Bq)から59Bq/kgが検出されたことを、10月14日に行われた記者レクで発表した。
なお、Aさんの住む横浜市港北区のマンション屋上の堆積物については、ストロンチウムが検出されたことは認めたものの、その数値については公表しなかった。
(続く)
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