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汚染水、1日あたり600トン増加していることが発覚~東京電力定例記者会見 2015.12.21
護岸に設置した地下水ドレンから汲上げた地下水の汚染度、塩分濃度が高く、水処理に向かない水を直接建屋に移送しているため、汚染水そのものは1日あたり約600トン程度増加していたことが分かった
1号機原子炉建屋内、空間線量7Sv/hのところも~東京電力定例記者会見 2015.12.17
1号機原子炉格納容器内部を調査するための現状調査の結果、X-53ペネとよばれる、格納容器内への出入口の候補の一つ付近で空間線量が7Sv/hと非常に高いことが分かった。
サブドレン効果により地下水流入量は200トン/日まで減少と経産省は評価~東京電力定例会見 2015.12.14
サブドレンの稼働により建屋への地下水流入量は一日あたり200トン程度に減少したと経産省が評価していることが分かった。
トレンチ滞留水、放射能濃度が一年で4000倍に上昇~東京電力定例会見 2015.12.10
建屋間のトレンチダクトの滞留水が、1年前にはセシウムの濃度121Bq/Lだったのが、482,000Bq/Lへ上昇していると発表した。原因はまだ分かっていない。原因調査も難しい場所であり、今後の対応を東京電力で検討している。
地下水観測孔でセシウム上昇。測定時の汚染混入が原因か?~東京電力定例会見 2015.12.7
2-3号機間の護岸エリアの地下水観測孔No.2-6で、セシウム134,137、コバルト60の観測値が過去最高を更新した。しかし、その前日までと翌日以降の測定値は最高値の100分の1程度に留まっており、測定時の汚染混入が原因と東電はみている。
一般作業着着用可能エリアを拡大。その判断基準に疑問も~東京電力定例記者会見 2015.12.3
東京電力は、福島第一原子力発電所構内で、タイベックではなく一般作業服での立入りを可能とするエリアを拡大した。当初は構内駐車場や構内バス停と建屋間の移動はタイベックを着用しなくても良いようにする。作業者の負担が減り、環境改善の一つとして期待できるものである。
作業者けが発生、左手中指を骨折~東京電力定例会見 2015.11.30
協力企業作業者が左手中指を骨折するけがが発生した。福島第一原子力発電所構内ER室で中指を骨折と診断、いわき市内の病院に緊急搬送されたが、医師による正式な診断結果はまだでていない。
2号機原子炉建屋、全面解体する方針を決定~東京電力定例会見 2015.11.26
2号機原子炉建屋から、使用済燃料プール内燃料、溶融燃料デブリを取り出すため、建屋解体方針を検討していた東京電力は、オペフロより上部全面を解体する方針を決めた。実際の解体は2016年度第2四半期頃から開始する予定。
雑固体廃棄物焼却設備、コールド試験を開始、年明け後はホット試験の予定~東京電力定例会見 2015.11.24
使用済タイベックや伐採木などの廃棄物を焼却する”雑固体廃棄物焼却設備”の建設工事が進み、明日11月25日から汚染のない模擬廃棄物を使ったコールド試験を始めることがわかった。設備の機能や性能の確認を行う予定。
工事用ピンで地中の高圧ケーブルを地絡、電源盤から発煙~東京電力定例会見 2015.11.19
作業工程上の問題により地中に敷設した6.9KV高圧線を地絡させる事故が発生したが、作業者のけがやプラントの異常はなかった。地絡により一部の設備は予備系電源で動作させている。
汚染水処理装置”淡水化装置”のパイプ継目から汚染水漏えい~東京電力定例記者会見 2015.11.16
汚染水を淡水化する水処理設備のパイプ継手から汚染水が約300リットル漏えいしたことがわかった。堰内にとどまり外部への影響はなく、既に回収済みだという。原因調査のため、RO-2はしばらく停止する。
1号機地下階へのダクトからの地下水流入停止~東電定例会見 2015.11.12
1号機地下階コントロールケーブルダクトからの地下水流入が停止していることが分かった。サブドレンの運用開始に伴う、建屋周辺の地下水水位の低下によるものとみられている。
地下水ドレンのトリチウム濃度が運用目標を超える~東京電力定例会見 2015.11.9
地下水ドレンからくみ上げた地下水のトリチウム濃度が、依然として高いままであることがわかった。10月26採水の分析結果4000~6000Bq/Lであり、そのままでは浄化できないことから、2号機タービン建屋へ戻し滞留するということだ。
2号機建屋内で汚染水が約225リットル漏洩。場所はまだ特定できず~東京電力定例会見 2015.11.5
2号機タービン建屋内で滞留水を移送する配管部分から約225リットルの汚染水が漏洩したすべて建屋内にとどまっている。原因を特定するまで問題の配管は使用停止するが、現場の雰囲気線量は毎時550マイクロシーベルトと高く、調査は簡単ではない。
高性能多核種除去設備の空気抜き配管から、汚染水50リットルが堰内に漏えい~東京電力定例記者会見 2015.11.2
高性能ALPS(多核種除去設備)の空気抜き配管から、汚染水約50リットルが漏えいした。全て堰内に留まり外部への流出はないという。原因調査のため、高性能ALPSは処理運転を停止することになる。
汚染水貯蔵タンク、増設工程は数字で示せないが「不足ないように準備していく」と増田CDO~東京電力中長期ロードマップの進捗会見 2015.10.29
発生した汚染水を漏らさないように溜めるタンクの総容量について、福島第一原発の廃炉に関する最高責任者の増田尚宏CDOは「余裕はないが溢れさせないように、足りなくならないように仕事を進める」とし、リプレイスの工程を示すことは出来ないとの見解を示した。
第2四半期で過去最高の経常損益~東京電力2015年第2四半期決算会見・廣瀬社長会見 2015.10.29
東京電力は第2四半期で過去最高の経常損益を達成した。販売電力量、売上高は前年同期比より減ったが、原油価格など燃料費の低下が大きく、結果として前年同期比150%の3651億円を確保した。
1-2号機間排気筒の2度目の点検実施、見た目で破断の進行はないと東電は判断~東京電力定例会見 2015.10.26
ベント時にガスを放出した1,2号機間の排気筒の、カメラ撮影による点検を終え、鉄塔斜材の破断部分に優位な変化は無いと東京電力は判断した。下部橋脚部は最大2Sv/hを測定し、立ち入り禁止状態に変わりはない。
3号機PCV内部調査で内部の汚染水を採水、分析結果が出るのは一か月後~東京電力定例記者会見 2015.10.22
3号機PCV(格納容器)内の調査が始まり、カメラによる内部の映像撮影、滞留水の採水に成功した。撮影できた範囲内では内部の損傷は無かったが、極狭い範囲しか調査できていないため全容は不明だ。滞留水の分析結果は、詳細に分析するため一か月程度要するという。
塩ビ配管が破断し、RO装置から淡水化処理後の水が漏えい~東京電力定例記者会見 2015.10.19
RO濃縮淡水化装置(RO-2)の、予備用配管が破断し、淡水化処理後の水が席内に漏えいした。漏えい量は約1トン。すべて回収済み。原因を調査しているが、配管が破断したことから劣化や作業場のミスなども考えられ、対策が待たれる。