2号機原子炉建屋から、使用済燃料プール内燃料、溶融燃料デブリを取り出すため、建屋解体方針を検討していた東京電力は、オペフロより上部全面を解体する方針を決めた。実際の解体は2016年度第2四半期頃から開始する予定。
2号機原子炉建屋から、使用済燃料プール内燃料、溶融燃料デブリを取り出すため、建屋解体方針を検討していた東京電力は、オペフロより上部全面を解体する方針を決めた。実際の解体は2016年度第2四半期頃から開始する予定。
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震災時に水素爆発を起こさず建屋が保たれている2号機から、使用済燃料プール内に残存している燃料、炉心から溶融した燃料デブリを取り出すため、東京電力は建屋の解体方針を検討していた。検討のための判断ポイント(HP1)に達したことから、東京電力は、2号機はオペフロより上部全面を解体する方針を決めた。
全面を解体することにより、大型クレーンを利用した作業も可能になる。解体範囲は大きくなるが、一部だけを解体して燃料取り出しを行うより、作業時間が減らせ作業者への被ばく線量も減らせるという。
今後解体の詳細を検討、規制庁への実施計画申請認可を後、2016年度の第2四半期ごろから実際の解体工事を始める予定だ。その先は、燃料取り扱い機の設置など行い、2020年度ごろからプール燃料を取り出すことを計画している。
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以下、東京電力ホームページより、リンクを表示
中長期ロードマップの進捗状況/2015年11月26日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第24回事務局会議)
廃炉・汚染水対策現地調整会議/2015年11月25日(第27回)
2015年11月26日
2015年11月25日
2015年11月26日
2015年11月25日
2015年11月24日
2015年11月25日
2015年11月26日