高性能ALPS(多核種除去設備)の空気抜き配管から、汚染水約50リットルが漏えいした。全て堰内に留まり外部への流出はないという。原因調査のため、高性能ALPSは処理運転を停止することになる。
高性能ALPS(多核種除去設備)の空気抜き配管から、汚染水約50リットルが漏えいした。全て堰内に留まり外部への流出はないという。原因調査のため、高性能ALPSは処理運転を停止することになる。
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11月2日に高性能ALPSで、フィルタの前後に掛かる圧力アラームが発令した。同装置は二重化されており、水の流れを多系統に切り替えた際、ベント配管と呼ぶ空気抜きの配管から水の漏えいを社員が発見した。
すぐに装置を停止し、漏えいが止まったことを確認したが、約50リットル漏洩した。漏えい水は全て堰内に留まり、外部の環境への影響はないという。
漏えいした水の分析結果、セシウム137が4300Bq/L、全βが230000Bq/Lであった。これはストロンチウムの除去処理を行った後の汚染水であるため、さほど影響はないと東電は判断している。
東京電力は問題のあった高性能ALPSの処理運転を停止し、漏えいの原因を調査する予定だ。また、漏えい個所が地上から3m程度の高さの箇所で起こったため、漏えい水の回収のほか、漏えい個所付近のふき取り除染も行っている。担当作業者の被ばくが懸念される。被ばく量は現在集計中だと東京電力は説明している。
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