東京電力は、福島第一原子力発電所構内で、タイベックではなく一般作業服での立入りを可能とするエリアを拡大した。当初は構内駐車場や構内バス停と建屋間の移動はタイベックを着用しなくても良いようにする。作業者の負担が減り、環境改善の一つとして期待できるものである。
東京電力は、福島第一原子力発電所構内で、タイベックではなく一般作業服での立入りを可能とするエリアを拡大した。当初は構内駐車場や構内バス停と建屋間の移動はタイベックを着用しなくても良いようにする。作業者の負担が減り、環境改善の一つとして期待できるものである。
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東京電力は福島第一原子力発電所構内の作業環境の改善として、通常の作業服のみでの立入りの可能とするエリアを順次増やしている。12月8日より一般作業着着用可能エリアを拡大し、新たに建設中の雑固体廃棄物焼却施設や、企業棟の周辺のエリアを拡大設定することを発表した。
これは、タイベックの着用が必須でないということで、タイベックの着用を禁止するものではない。
今回の拡大は、主に構内バス停や構内駐車場と建屋間の移動時に、一般作業着でも良いようにするものだという。作業者の負担が減り、環境改善の一つとして期待できるものである。
タイベック着用を不要とした根拠として、東京電力はフェイシング工事が進みダストの飛散量が減った事、除染が進み空間線量が減ったことなどを総合的に判断し、東京電力が「自信をもって大丈夫だというところから一般作業着可能としている」という。社内ルールであり数字としての基準があるわけではない。
一応の基準として東京電力の広報・川村氏は、厚生労働省の除染電離則を挙げている。だが、今回の拡大エリアは除染作業エリアではないため単純に適用できるものではない。
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以下、東京電力ホームページより、リンクを表示
2015年12月3日
2015年12月2日
2015年12月1日
2015年12月2日
2015年12月1日
2015年12月2日