1号機地下階コントロールケーブルダクトからの地下水流入が停止していることが分かった。サブドレンの運用開始に伴う、建屋周辺の地下水水位の低下によるものとみられている。
1号機地下階コントロールケーブルダクトからの地下水流入が停止していることが分かった。サブドレンの運用開始に伴う、建屋周辺の地下水水位の低下によるものとみられている。
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1号機タービン建屋の地下階にある、コントロールケーブルダクトと呼ぶ開口部から流入していた地下水の流入が停止していることが分かった。サブドレン運用開始により建屋周辺地下水水位が低下し、ダクトの標高より下がったためと見られる。サブドレン運用により期待されていた地下水水位低下の効果が現れたと東京電力は見ている。これにより、建屋の地下に地下水が流れ込み汚染水となる量を抑制できるはずだ。
対象のダクトは2013年8月30日に点検した時に、6,7か所の地下水が流入しているダクトなどが見つかった。それらは止水工事を行い、地下水の流入に対して止水している。しかし、コントロールケーブルダクトの開口部は、止水工事するための作業エリアが狭く、被ばくに対する作業者の安全のため止水工事ができない状態だった。
その後、年に一回の頻度で、建屋一階の床面に穴をあけ、地下階にビデオカメラ差し入れ状況を調査している。直近では9月1日に調査しており、その時には流入を確認している。その後、サブドレンの運用開始に伴い改めて状況を調査し、流入が止まっていることを確認した。これまでの調査で地下水流入が確認出来た箇所は止水工事などを行っており、地下水流入はこれで止まったことになる。
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2015年11月12日
2015年11月11日
2015年11月10日
2015年11月12日
2015年11月11日
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