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「怒りではなく、意志の力で」――原発再稼働を推進する安倍政権に対し市民らが抗議~川内原発再稼働反対! 1213 反原発☆渋谷大行進 2014.12.13
「2011年の福島事故直後のデモでは、怒りによって皆が動いていましたが、怒りはそう長くは続かないので、意志の力でやっていかなければ、と考えています」
首都圏反原発連合主催による「川内原発再稼働反対! 1213 反原発☆渋谷大行進」が12月13日(土)、午後2時10分より行われた。2014年最後の大規模デモとなるこのイベントでは、首都圏のみならず、全国で反原発活動を続ける市民らが一同に会することとなった。参加者らは、代々木公園けやき並木渋谷側から渋谷駅前の雑踏へ至り、再び代々木公園へ戻る道をたどった。
原発再稼働は国富の喪失「福井地裁判決に学ぶ」――川内・玄海原発再稼働を阻止するために、弁護士らが提言 2014.11.15
※テキストを加筆しました(2014年12月1日)
「九州玄海訴訟北九州学習会 福井地裁判決に学ぶ」が11月15日(土)13時半より、福岡県北九州市小倉南区の小倉南生涯学習センターで行われ、大飯原発差し止めを争い福井地裁で住民側が勝訴した2014年5月の判決について、北九州第一法律事務所の池上遊弁護士が解説した。佐賀中央法律事務所の稲村蓉子弁護士は、原発避難計画の問題点について説明した。
もっと知ろう つながろう 川内原発反対運動 2014.11.15
「原発さよなら四国ネットワーク」が主催して、11月15日(土)13時半より愛媛県松山市の愛媛県男女共同参画センターで集会「もっと知ろう つながろう 川内原発反対運動」が開かれた。鹿児島の九州電力川内原発の再稼働一番乗りが見込まれる中、鹿児島で川内原発反対運動を続けている梅北優香氏と杉原洋氏を招いて、現地の反対運動のこれまでとこれからについて話を聞いた。
一点集中した鹿児島県の川内原発再稼働「同意」に対する抗議の声 ~再稼働反対! 首相官邸前抗議 2014.11.7
首都圏反原発連合主催による125回目の首相官邸前抗議が11月7日、首相官邸前および国会議事堂正門前で開催された。
この日、鹿児島県議会では、本会議にて再稼働を求める陳情書を賛成多数で採択。その後開かれた記者会見で伊藤祐一郎鹿児島県知事は、「やむをえないと判断した」と述べ、原発再稼働への同意を表明した。
川内原発の立地自治体である薩摩川内市の川内原発再稼働同意に続き、これで新規制基準に基づく再稼働に必要な「地元同意」が初めて得られたことになる。
川内原子力発電所異議申立てに関する審理は「非公開」 ~2014年度 第38回原子力規制委員会 2014.11.12
2014年11月12日(水)10時30分から、2014年度第38回原子力規制委員会が開催された。鹿児島県の市民らによる川内原子力発電所1、2号炉の設置変更許可に対する異議申立てについて、委員会は、議事運営要領に則り、審理、資料、議事録を非公開とすることを了承した。
鹿児島県の市民らによる川内原発の異議申し立て、規制委は対処の議論へ ~原子力規制庁定例ブリーフィング 2014.11.11
2014年11月11日(火曜)14時から、原子力規制庁で米谷仁・総務課長による定例ブリーフィングが行われた。鹿児島県の市民らによる川内原子力発電所に対する異議申し立てがあり、設置変更許可処分取消の対処について、明日12日の委員会で議論する予定であることが報告された。
川内原発、市民による異議申立ての緊急行動に規制委、敷居を上げて手続きをより大変なものにしようとする姿勢が浮き彫りに 2014.11.7
「未来に『脱原発』をつなぐ最後のチャンスではないでしょうか」
川内原発再稼働をめぐり、11月7日(金)15時から、市民らは原子力規制委員会へ異議申立ての緊急行動を行い、16時30分より、衆議院第二議員会館で報告記者会見が開かれた。
「鹿児島薩摩・川内原発建設反対連絡協議会」会長・鳥原良子氏、「原発避難計画を考える水俣の会」代表・永野隆文氏、福岡核問題研究会・北岡逸人氏ほか、異議申立ての緊急行動参加者がそれぞれ発言した。
同日、鹿児島県議会臨時本会議にて、議会と県知事が再稼働への同意を表明した。
川内原発再稼働の県の「同意」を前に市民らが責任転嫁を繰り返す知事・県議会の推進派を批判 2014.11.5
「我が国の無責任体制を粉砕するのは、県民、国民の力しかないと思うんですよ」
11月5日(水)、鹿児島県議会臨時本会議が開会し、三日間の会期の末に県議会としての判断が示される見通しとなっている。県議会開会にあわせ、鹿児島県庁の前には、川内原発の再稼働に反対するグループのメンバーおよそ50人が集まり、報告集会が開かれた。
10月28日に行われた薩摩川内市議会と同様の拙速な議論を牽制し、批判する声が響くなか、IWJは集会に参加した市民に、臨時本会議を傍聴しての感想や、抗議運動の見通しについて聞いた。
「やむを得ない」ついに鹿児島県知事が川内原発再稼働に同意を表明 市民団体は「避難計画は、実効性がない」と緊急抗議声明を発表 ~伊藤鹿児島県知事 記者会見(報告ツイートまとめ) 2014.11.7
鹿児島県議会が7日、臨時会の本会議で、川内原発再稼働を求める陳情を賛成多数で採択。その後、伊藤知事は記者会見を開いた。知事は薩摩川内市の岩切市長と同じく、再稼働を認めながらも「同意」という言葉遣いを避けた。
以下、会見の模様を報告する。
反原発かごしまネット代表・向原氏「県民の土地から恣意的に排除する事態は呆れたもの」鹿児島県庁舎前、座り込み抗議者インタビュー(聞き手:IWJ記者) 2014.11.5
「負けるはずないと思っているんです。世論が後押しするのですから」
10月30日(木)、川内原発再稼働に反対する市民たちによって、鹿児島県庁前にテントが立ち上げられた。この日、テント前で集会が行われ、参加者らは240時間の座り込みを宣言した。他方、県当局は、職員50人、施工業者50人を動員して、テント周辺、車道と歩道の境界にフェンスを設置し、抗議活動を妨害する手段に出た。
鹿児島県庁前でのインタビュー 2014.11.6
11月6日(木)13時頃より、鹿児島市の鹿児島県庁前で、IWJ記者による集会参加者へのインタビューが行われた。
「川内原発再稼働の『地元同意』を絶対に強行するな」~鹿児島県東京事務所へ緊急要請行動 2014.11.4
「審査の前提が崩れている」「避難計画は違法状態にある」「30km圏内の自治体を地元同意に含めるべき」――。
11月4日(火) 14時から、都道府県会館・鹿児島県東京事務所にて、川内原発再稼働反対を訴える緊急要請行動が行われた。
「川内原発再稼働への『地元同意』を絶対に強行しないでください」と題された要請書は、11月5日から7日まで開かれる鹿児島県臨時議会で「同意」を表明するとみられる伊藤祐一郎・鹿児島県知事に宛てたものだ。
「仮に再稼働しても、ひっくり返すことは可能」――若い世代の反原発運動の中心、天文館ATOMS代表・鮫島亮二氏インタビュー 2014.10.31
「川内原発再稼働が決まったら、この運営の方法、いわば鹿児島方式が全国に広まってしまうのではないか」――。
10月29日(水)、鹿児島県日置市にて川内原発再稼働に関する手続きの一環として、住民説明会が行われた。運営側の不備や、説明不足を指摘する声が鳴り止まぬなか、質疑応答を打ち切る形で会は幕を閉じた。
一夜明けた10月30日(木)、IWJは、鹿児島市内の若い世代による反原発運動の中心、天文館ATOMS代表の鮫島亮二氏にインタビューした。
「闘いだとしても、争いにしてはいけない」新しい世代の市民運動のあり方を模索する鹿児島市在住のラッパー・泰尊氏インタビュー 2014.10.29
「喧嘩をしに来たわけではありません。話をしにきているんです」
10月29日、鹿児島県日置市で開催された、川内原発再稼働に係る住民説明会は、怒号と紛糾のうちに終始した。平日の夕方から始まるこの説明会に参加することができたのは、限られた者だけだ。より多くの住民へ、より生活者の目線に立った説明責任を問いかける声は、閉会後もやむことがなかった。
この日、説明会が開始する前にも、再稼働に反対する市民らは、説明会場前で抗議行動を行っていた。
違法な避難計画のまま、再稼働に同意しないことを求める要請後の記者会見 2014.11.4
2014年11月4日(火)、鹿児島市の鹿児島県庁で、市民団体が違法な避難計画のまま川内原発の再稼働に同意しないことを求める要請書を提出、その後、記者会見が開かれた。
川内原発再稼働へ向けた、宮沢経産相の鹿児島県庁訪問に対する抗議行動 2014.11.3
11月3日(月)15時30分より、鹿児島県庁玄関前にて、川内原発再稼働へ向けた、宮沢経産相の鹿児島県庁訪問に対する抗議行動が行われた。
「『国が責任を持つ』など、詭弁でしかない」川内原発再稼働反対を唱え続けてきた薩摩川内市議会議員・佃昌樹氏(社民党)インタビュー 2014.10.29
川内原発の再稼働をめぐり、拙速な議論への批判、市長の姿勢に対する抗議の声が市庁舎前でこだまする10月28日、薩摩川内市議会にて、川内原発再稼働への同意が決定した。
それから一夜明けた29日、IWJは薩摩川内市議会議員・佃昌樹氏(社民党)へ聞き取り取材を行った。