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返ってきた言葉は「原発事故が起きないように、がんばる」だった 〜菅元首相、「最悪」への対応を他人任せにする電力会社に苦言 2013.12.9
衆院議員の菅直人氏による講演会「福島第1原発事故 総理大臣として考えたこと〜大間原発を止めるには」が、2013年12月9日(月)、北海道の函館市民会館小ホールで開かれた。
3.11当時、首相の立場で対峙した福島の原発事故には「背筋が寒くなる思いがした」と明かした菅氏は、「有事の折の原発は、火力発電所とは桁違いの危険性に包まれる」と強調。「福島の事故は、東京の強制避難区域入りを意味する『最悪シナリオ』を、ほんの紙一重のところで回避できたに過ぎない。もう少し事態が深刻化していたら、東京にも強制避難命令が出ていた」と明かした。
菅氏は、この日の講演で、「原発の安全性を過信していた、かつての自分が恥ずかしい」と、自責の念も口にしており、さらにまた、小泉純一郎元首相による「原発ゼロ」発言を讃える意向も表明している。
津波の前から始まっていたメルトダウン ~講師 元東電・原子炉技術者 木村俊雄氏 2013.12.7
「地震発生から1分20秒後には、冷却水の流れが完全に停止していた」──。
2013年12月7日、岡山市のろうきんビルで、東京電力の原子炉技術者であった木村俊雄氏を招き、講演会「津波の前から始まっていたメルトダウン」が行われた。
木村氏は、福島第一原発の「過渡現象記録装置」による膨大なデータを解析した結果、地震による自動停止直後に、本来あるべき炉心の水の流れがなくなっていたことを指摘。炉心につながる小さな配管が、地震で破損した可能性があり、結果として、津波到達の前に、気泡が核燃料に張り付き、燃料破損をもたらす危険な状態「ドライアウト」に陥っていた可能性がある、という。木村氏は、今後、こうした見解を国会議員にも訴えていく予定。
第67回原電いばらき抗議アクション 2013.12.6
2013年12月6日(金)18時より、茨城県水戸市の日本原電茨城総合事務所前で「第67回原電いばらき抗議アクション」が行われた。
「明日の委員会でIAEAのIRRS(総合的規制評価サービス)のレビュー受入を検討」~原子力規制庁定例ブリーフィング 2013.12.3
2013年12月3日(火)14時から、森本英香原子力規制庁次長の定例ブリーフィングが行われた。旧保安院の時に受けたIAEA(国際原子力機関)のIRRS(総合規制評価サービス)に対するレビューを受け入れるかどうかを明日の委員会の議題とすることが分かった。
全国スラップ訴訟止めよう!シンポジウム 2013.11.23
2013年11月23日(土・祝)13時より、東京・新宿区の早稲田大学早稲田キャンパスで「11・23全国スラップ訴訟止めよう!シンポジウム」が開かれた。
スラップ訴訟(SLAPP訴訟)とは何かについてフリージャーナリスト・烏賀陽弘道氏が基調講演を行ったのに続き、沖縄・東村高江の米軍ヘリパッドの反対運動、山口・上関原発反対運動、経産省前テントひろばに対する訴訟の被告などが報告を行った。政府や企業などが威圧・恫喝の目的で住民相手に起こすスラップ訴訟は、言論の自由を侵害するものとして、米国では提訴の抑止・被害防止を定めた法律を持つ州も多い。
第65回原電いばらき抗議アクション 2013.11.22
2013年11月22日(金)18時より、茨城県水戸市の日本原電茨城総合事務所前で「第65回原電いばらき抗議アクション」が行われた。
第64回原電いばらき抗議アクション 2013.11.15
2013年11月15日(金)18時より、茨城県水戸市の日本原電茨城総合事務所前で「第64回原電いばらき抗議アクション」が行われた。
第63回原電いばらき抗議アクション 2013.11.8
2013年11月8日(金)18時より、茨城県水戸市の日本原電茨城総合事務所前で「第63回原電いばらき抗議アクション」が行われた。
原子力規制委、もんじゅに厳重注意「過去に類をみない違反」 2013.11.6
11月6日、規制委は、高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)がテロなどから核物質を防護するための規定を遵守しなかったとし、日本原子力研究開発機構に対し、文書で厳重注意するとともに、再発防止を求めることを決定した。
東電定例会見「シルトフェンスをスクリューに巻きこんだ船はそのまま係留中」 2013.11.6
2013年11月6日(水)17時30分ごろから東電定例記者会見が行われた。シルトフェンスをスクリューに巻きこんだ船はそのまま係留し、状況を調査していることが発表された
第62回原電いばらき抗議アクション 2013.11.1
2013年11月1日(金)18時より、茨城県水戸市の日本原電茨城総合事務所前で「第62回原電いばらき抗議アクション」が行われた。
「優先順位をつけリスクの高いところから手をつけている。個々に全ては対応できない」原子力規制庁定例ブリーフィング 2013.10.29
東電福島第一原発構内の、外洋へつながる排水路の中で高い値の全ベータが検出されたことから、放射性物質の海洋流出の可能性が疑われている。これについて規制庁は、10月29日に開かれた定例ブリーフィングで、「全体のリスクを考え、優先順位をつけリスクの高いところから手をつけている」と語った。
「田中俊一委員長が東電廣瀬社長と直接面会、汚染水・廃炉対応について話し合う方針決まる」第28回原子力規制委員会 2013.10.23
原子力規制委員会は、東電から提出された汚染水対策などに関する報告書を評価した結果、規制委の意図が伝わっていないと判断した。規制委員長が直接東電社長と面会し、福島第一原発における汚染水対応・廃炉対応について話し合うことが、10月23日に開かれた第28回原子力規制委員会で決まった。
「台風の状況がかなりであったので一概には言えないが、規制委員会としても考えることは考えないといけないと考えている」 ~原子力規制庁定例ブリーフィング 2013.10.22
貯水タンク堰内の溢水が相次ぐ中、東電の現場管理能力はもちろん、規制庁の監督能力は十分なものなのか。10月22日に行われた原子力規制庁定例ブリーフィングでは、記者から、規制機関としての責任を問う声が多く上がった。
第60回原電いばらき抗議アクション 2013.10.18
2013年10月18日(金)18時より、茨城県水戸市の日本原電茨城総合事務所前で「第60回原電いばらき抗議アクション」が行われた。
第59回原電いばらき抗議アクション 2013.10.11
2013年10月11日(金)18時より、茨城県水戸市の日本原電茨城総合事務所前で「第59回原電いばらき抗議アクション」が行われた。
「特定原子力施設の事象を杓子定規にINES評価するのはいかがなものか」 ~第26回原子力規制委員会
2013年10月9日(水)10時半より、東京・六本木の原子力規制庁で第26回原子力規制委員会が行われた。特定原子力施設で発生した事象を、通常の発電施設と同様に杓子定規にINES評価し数値を与えるのは議論の余地がある。
マスメディアの“終焉”と報道―権力と向き合う『リーク』と調査報道を考える ~ジャーナリズムフェスタ2013 2013.10.6
2013年10月6日(日)13時半、大阪市中央区のエル・おおさか(大阪府労働会館)において、「ジャーナリズムフェスタ2013」と題するシンポジウムが開かれた。このシンポジウムは、2009年の初開催以来、2010年の第2回開催を経て、今回で3回目の開催。今回は、「マスメディアの“終焉”と報道―権力と向き合う『リーク』と調査報道を考える―」をテーマに、青木理氏(ジャーナリスト)、高田昌幸氏(高知新聞記者)、今西憲之氏(ジャーナリスト)、石丸次郎氏(アジアプレス)がパネリストとして登壇し、モデレータを務める合田創氏 (自由ジャーナリストクラブ)の進行により、活発に意見を交換した。