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川内原発1、2号炉、新規制基準適合性審査の審査書案が承認される~2014年度 第17回原子力規制委員会 2014.7.16
2014年7月16日10時30分より、2014年度第17回原子力規制委員会が開催された。九州電力川内原発1、2号炉に対する、新規制基準適合性審査の、設置変更許可申請書に関する審査書案が了承され、今後1か月の期限で科学的・技術意見募集いわゆるパブコメの募集が行われる。
福島第一、1号機建屋カバー解体時にダスト飛散防止策を徹底すると発表したが効果は不明~東電定例会見 2014.7.17
2014年7月17日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発1号機建屋カバーの解体時にダスト飛散防止策と監視を徹底し、作業開始前に通達協定を結んでいる自治体へ知らせ、緊急時には報道・マスコミに一斉通報メールで知らせる方針が示された。
川内原発審査書案、16日の委員会で議論~規制庁定例ブリーフィング 2014.7.15
2014年7月15日(火)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。優先審査対象として審査書案の作成が進められている九州電力川内原発の審査書案は、明日午前中の定例規制委員会の議題になることが判明した。
タンク増設工事現場で電源ケーブルを誤って切断、一部が停電していたことが発覚~東電定例会見 2014.7.14
2014年7月14日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。図面のない電源ケーブルを未使用と誤判断して切断してしまい、メタクラで地絡警報が発生し、運動場の照明などが停電していることが判明した。
凍土式遮水壁工事現場を初公開~福島第一原発入構取材 第八弾 2014.7.8
特集 福島第一原発入構取材
2014年7月8日、第八回目の福島第一原発現場取材が行われた。一部が完成して運用を開始する直前の「新事務棟」および「凍土遮水壁の工事現場」が報道陣に初公開された。
ストレスによる鼻血は医学的に「ありえない」北海道がんセンター名誉院長・西尾正道氏が政府見解を徹底批判 2014.7.12
西尾正道・北海道がんセンター名誉院長を講師に迎え、2014年7月12日、一橋大学社会学部主催による「人間環境論」公開講演会 「放射線健康被害を含めた日本人の健康をどう守るか」が開催された。
39年間、がんの放射線治療に携わってきた西尾氏は、冒頭、放射線の「光の世界」を追って長年仕事をしてきたが、福島原発事故後の3年前からは、放射線の「陰の世界」の勉強を始めることになった、と振り返った。
7.13 芦浜のたたかい50周年記念行事 芦浜原発を止めた町 50年の歴史から知ること学ぶこと 2014.7.13
2014年7月13日(日)、三重県総合文化センター フレンテみえ 多目的ホールにて、「7.13 芦浜のたたかい50周年記念行事 芦浜原発を止めた町 50年の歴史から知ること学ぶこと」が開催された。
このイベントは、かつて三重県にあった原発建設計画が、50年を経た現在まで行われなかった記念行事として開催されたもので、その歴史を学ぶために、講演とリレートークが行われた。
【IWJブログ・特別寄稿】山本太郎氏など、日本の「反原発運動」がシェーナウ電力「電力革命児」賞を授賞(ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程・斎藤幸平) 2014.7.12
ドイツとスイスの国境に位置するシェーナウは人口が数千人規模の小さな町であるが、市民による電力発電のパイオニアであるシェーナウ電力(EWS)によって、ドイツ国内のみならず、ヨーロッパ中で幅広く知られている。日本でも福島の原発事故後に、映画『シェーナウの想い』上映企画が全国で組まれ、『原発をやめる100の理由—エコ電力で起業したドイツ・シェーナウ村と私たち』(築地書館、2012年)の翻訳が刊行されたことで、チェルノブイリの事故の後に、原発に依存するドイツの大手電力会社に抗して立ち上がった一般の市民たちによるシェーナウ電力の取り組みを知っている人も少なくないかもしれない。
中越沖地震7周年、福島を忘れない!原発ハイロ新潟県民集会 ―上岡直見氏講演「原発事故!ヒバクなしの避難計画は立てられるか」ほか 2014.7.12
柏崎刈羽原発事故をもたらした2007年中越沖地震から7年を前に、2014年7月12日(土)13時半より、新潟県柏崎市の柏崎市産業文化会館で「中越沖地震7周年、福島を忘れない!原発ハイロ新潟県民集会」が行われた。
交通流シミュレーションなどを元に原発事故における避難の問題を検証している上岡直見氏(環境経済研究所代表)が講演を行い、現在進められている避難計画の内実を論じた。また、柏崎刈羽原発差止訴訟弁護団の和田光弘団長が大飯原発差止福井地裁判決の内容を踏まえて、柏崎刈羽原発差止裁判に対してもつ意味を報告した。
審査結果の説明責任はあるが、「再稼働の理解を得る責任はない」~規制庁定例ブリーフィング 2014.7.11
2014年7月11日(金)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。九州電力川内原発の適合性審査合格を示す”審査書案”について、規制庁は現在「読みこんでいるところ」だとし、元々委員会で議論する日程は確定していないと状況を説明した。
発足から100日の状況・成果を報告~東電「廃炉推進カンパニーによる記者会見」 2014.7.10
2014年7月10日17時30分から、東京電力で廃炉推進カンパニーによる会見が開かれた。カンパニー発足から100日が経過したことから、この間の取り組みや、凍結遮水、台風対策等の質疑が続いた。
福島第一、海水配管トレンチ接続部が2ヶ月経っても凍結できず「抜本的な対策が必要」~第16回原子力規制委員会 2014.7.9
第16回目となる原子力規制委員会が7月9日(水)に行なわれた。
今回の規制委員会では、福島第一原子力発電所2、3号機の高濃度汚染水が滞留する海側トレンチからの漏えいについて、議題にあがった。
「過去最強クラス」の台風に安倍政権の備えは? 記者クラブ以外参加禁止の古屋防災担当大臣会見で、質問者はゼロ 2014.7.8
「過去最強クラス」の台風8号が、沖縄本島に接近している。7月8日現在、沖縄県宮古島地方に暴風・波浪・高波、沖縄本島に暴風・波浪の特別警報が発表されている。古屋圭司防災担当大臣は、同日午前11時より内閣府で行われた閣議後記者会見で、今後大雨の特別警報が発令される可能性を示唆し、警戒の徹底を呼びかけた。
IWJも会見に参加したが、「警察庁記者クラブ」のルールに則り、質問は制限された。以下、報告ツイートとともに、事の顛末をお伝えしたい。
【IWJルポルタージュ】原発銀座を襲った「数十年に一度の大豪雨」 インフラの崩壊で発覚した“新規制基準の穴”
命の心配を呼びかけるほどの大雨が、原発銀座を襲ったーー。
気象庁は2013年9月16日、四国から東北地方にかけて記録的な猛威をふるった台風18号に伴い、京都、滋賀、福井に対し、大雨特別警報を発表。「直ちに命を守る行動を取ってください」と、最大限の注意を呼びかけた。該当地区での雨は15日未明から降り始め、翌16日の午前5時30分までの総雨量は、福井県小浜市で333.5ミリ、滋賀県大津市で300ミリ、京都府京北町で280ミリに達した。「数十年に一度」の規模の豪雨だった。
川内原発の審査書案「技術的な確認や精査を行なっている」 ~規制庁定例ブリーフィング 2014.7.1
原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが、7月8日(火)に行なわれた。
会見では、記者より「明日行なわれる規制委員会において、川内原発の審査書案が出せなかったのはなぜか」との質問が出された。
福島第一、2号機海水配管トレンチの凍結止水、いまだ完成せず~東電定例会見 2014.7.7
2014年7月7日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発2号機海水配管トレンチの凍結止水工事は、いまだに凍結できていないため完了していないが、東電は3号機海水配管トレンチの凍結止水や、凍土式遮水壁はうまく凍結できると想定している。
野呂美加さん講演会 ー子どもの未来のために私たちができることー 2014.7.6
2014年7月6日(日)14時より、愛媛県松山市の愛媛県男女共同参画センターで子どもたちの未来を守る愛媛の会主催による野呂美加氏(チェルノブイリへのかけはし代表)講演会「子どもの未来のために私たちができること」が行われた。
小出裕章さんが再び語る 東電福島原発「事件」後を生きる ~再稼働・原発輸出攻撃にどう向き合うか~ 2014.7.5
2014年7月5日(土)13時より、京都市上京区の同志社大学今出川キャンパスでシンポジウム「小出裕章さんが再び語る 東電福島原発「事件」後を生きる ~再稼働・原発輸出攻撃にどう向き合うか~」が行われた。
第1部の小出裕章氏による基調講演に続いて、第2部でメディア論の浅野健一氏や学生・市民の代表を加え原発と報道に関してパネル討論が行われた。