地域: 京都府
「なぜ、違うものを許せないのか」 〜「今なぜ、ハンナ・アーレントを読むのか」矢野久美子氏講演会 2014.5.15
「アーレントは、世界の空間がなくなった時代を『暗い時代』と呼んだ。同胞愛、信仰の暖かさ、同情心が生まれ、人々は論争を避け、可能な限り対立を避けようとする、奇妙な非現実世界が生まれ、世界のリアリティがなくなると主張した」──。
2014年5月15日、京都市上京区の同志社大学烏丸キャンパスにて、シリーズ「グローバル・ジャスティス」の第43回「今なぜ、ハンナ・アーレントを読むのか」が行われた。映画『ハンナ・アーレント』が話題になっている中、アーレント研究の第一人者であるフェリス女学院大学教授の矢野久美子氏が、ナチス・ドイツの全体主義や人類の悪について思索し続けたアーレントについて、わかりやすく語った。
「世界では、低線量被曝の危険性は常識」 〜ドイツ国際会議参加報告講演会 高松勇氏ほか 2014.5.11
「日本政府や福島県立医大は、証拠を残さない。あとから健康被害が出たとしても、原発事故との因果関係がわからないようにする。これが日本の医療政策だ。福島県の県民健康調査も非常に意図的で、国際的なデータと比較できないようにしている」と高松勇医師は語った。
続いて講演をした守田氏は、「ベラルーシの街の印象は、生活感がなく、若い人たちも街も美しすぎて、実像が見えてこないこと」と話し、「京都のデモの写真が、とても気に入られた。世界の人々は、福島の原発事故を経験した日本人はこれからどうするのか、とても心配していた。また、日本の脱原発デモの情報は、世界には報道されていないようだ」と話した。
合法化で「『恥ずかしい行為』から『消費活動』に」 〜オーストラリアにおける売買春をめぐる議論とその歴史 2014.5.8
「女性を買う権利が公になっているオーストラリア。日本にも多くの共通点がある」──。
2014年5月8日、京都市上京区の同志社大学烏丸キャンパスにて、シリーズ「グローバル・ジャスティス」の第42回目となる「オーストラリアにおける売買春をめぐる議論とその歴史」の講演が行われた。ゲストスピーカーのキャロライン・ノーマ氏(ロイヤル・メルボルン工科大学講師)は、1980年代から1990年代にかけて、オーストラリアの主要な州で売買春が合法化され、それが社会にどのような影響を与えているのかを解説した。
5.6ロックアクション@京都 2014.5.6
特集 秘密保護法
2014年5月6日(火)、特定秘密保護法の廃止を求め「5.6ロックアクション@京都」が開催され、三条大橋西詰河川敷から円山公園までデモ行進を行った。
憲法記念日 奉納ライブ 鞍馬寺 ―長野たかし氏、森川あやこ氏 2014.5.3
特集 憲法改正
憲法記念日の5月3日(土)、京都市左京区の鞍馬寺奉納舞台で、「憲法記念日 奉納ライブ 鞍馬寺」が開催され、「遠い世界に」の「五つの赤い風船」元メンバー長野たかし・森川あやこ夫妻がフォークライブを行った。
集団的自衛権は「攻撃権」、積極的平和主義は「積極的好戦主義」だ 〜5.3憲法集会 in 京都 2014.5.3
特集 憲法改正
「今年、10月10日に発表されるノーベル平和賞の候補に『日本人』が推薦された。敗戦から立ち上がったすべての日本人が、70年の長きにわたり、憲法9条を守ってきた。みんなで発表の日を待ちましょう」──。集会では、菅原文太氏からの、このようなメッセージが読み上げられた。
憲法記念日の2014年5月3日、京都市の円山公園野外音楽堂で「生かそう憲法 守ろう9条 5.3憲法集会 in 京都」が行われた。「平和おどり」の演舞、シンガーソングライターの豊田勇造氏が憲法9条をテーマにした曲を披露したライブ、若者と憲法がテーマの「若者の主張」など、盛りだくさんのプログラムの中、記念講演では、岡野八代氏(同志社大学教授)、出口治男氏(元京都弁護士会会長)らが、集団的自衛権の行使容認を押し通そうとする安倍政権を糾弾した。
京都にも沖縄にもどこにも米軍基地はいらない!Xバンドレーダー基地建設着工反対!京丹後現地集会 2014.4.20
特集 Xバンドレーダー
米軍レーダー基地の建設が計画されている京都府京丹後市丹後町宇川地区で、2014年4月20日(日)、これに反対して「京都にも沖縄にもどこにも米軍基地はいらない!Xバンドレーダー基地建設着工反対!京丹後現地集会」が行われた。
Xバンドレーダー「運用開始は年末、米軍人は20名」 ~防衛省説明、アジア情勢次第で予定の「前倒し」も 2014.4.17
2014年4月17日、京都府京丹後市の峰山小学校で、防衛省による航空自衛隊経ヶ岬分屯基地への米軍TPY-2レーダー(Xバンドレーダー)配備計画に関する住民説明会が、京丹後市の主催で行われた。
夜間にもかかわらず、米軍基地ができることに不安を抱える地元住民が大勢参加。年末にはレーダーの運用が開始されることや、京丹後市に入ってくる米軍人・軍属の具体的な人数などについては、この日以前に、基地と隣接する集落(丹後町宇川)で開かれた説明会でも発表されている既知の情報であるため、参加した市民の間に特に驚いた表情は見られなかったが、質疑応答では、軍人・軍属による事件や事故を心配する声が、かなり上がった。
革新は生き残れるかPart5 ―台頭するドイツ左翼に学ぶ 2014.4.12
2014年4月12日(土)14時より、京都市・下京いきいき市民活動センターで「革新は生き残れるかPart5 ―台頭するドイツ左翼に学ぶ」が行なわれた。
旧東ドイツに長期の滞在経験を持ち、『台頭するドイツ左翼』を著した星乃治彦・福岡大学教授(ドイツ現代史)が、ナチスが政権を取った1930年代から、冷戦下の東ドイツ、そして2007年に社会民主党左派と民主社会党が合併してできた「左翼党」まで、ドイツの左翼政党の流れを解説し、現代日本の革新勢力のあり方について議論が行なわれた。
【京都府知事選】尾崎望候補選対事務所 開票時の模様 2014.4.6
特集 京都府知事選挙2014
京都府知事選挙投開票日の2014年4月6日(日)、尾崎望候補=無所属新人・共産党推薦=の選挙事務所から開票時の模様を中継した。
【京都府知事選】京都市役所前でゲリラ企画 選挙ライブ「KYOTO GETUP STANDUP」 2014.4.5
特集 京都府知事選挙2014
2014年4月5日(土)18時半より京都府知事選挙を前に、京都市役所前で選挙ライブ “KYOTO GETUP STANDUP” が行われた。最後の訴えにまわる尾崎望候補のスピーチに続いて、京丹後市経ヶ岬米軍基地や原発再稼働、ダンス規制問題、レイシズム、セクシャル・マイノリティ差別問題を訴えるライブやフリースピーチが行われた。
【京都府知事選】尾崎望候補 街頭演説 2014.4.5
特集 京都府知事選挙2014
京都府知事選挙投票日を翌日に控えた2014年4月5日(土)、尾崎望候補が、14時半より京都市中京区・四条烏丸で、また20時前、選挙戦最後の演説を三条河原町で行った。
【京都府知事選】山田啓二候補 街頭演説 2014.4.5
特集 京都府知事選挙2014
京都府知事選挙、選挙期間最終日の2014年4月5日(土)、京都市の三条河原町・四条河原町で山田啓二候補が街頭演説を行った。応援演説には門川京都市長の他、三条河原町では民主党国会議員、四条河原町では自民党の国会議員がマイクを持ち支持を訴えた。また、山田候補移動後の三条河原町では民主党の国会議員が応援演説を続けた。
沖縄・辺野古への新基地建設に反対し、普天間基地の撤去を求める京都行動 2014.4.5
2014年4月5日(土)17時半より、京都市中京区・三条河原町で毎週土曜日に沖縄・辺野古への米軍基地移設に反対して行われている「京都行動」の模様を取材した。この日は、京都府知事選挙の選挙期間最終日ということもあり、拡声器の使用を控えビラまきとともにバナーの制作などが行われた。
【京都府知事選】山田啓二候補 総決起大会 2014.4.2
特集 京都府知事選挙2014
2014年4月2日(水)14時から、京都市中京区の京都ホテルオークラで、京都府知事選の山田啓二候補の総決起大会が開かれ、自民党、公明党、民主党、各種団体関係者らが集まった。