地域: 兵庫県
辛淑玉さんとともに考えよう 平和と人権―レイシズム問題を中心に ―鼎談 泥憲和さん×李信恵さん 2014.8.30

8月30日(土)、神戸市中央区にある兵庫県保険医協会で非核の政府を求める兵庫の会・市民学習会「辛淑玉さんとともに考えよう 平和と人権―レイシズム問題を中心に」が開かれた。このうち後半の鼎談を配信した。
繰り替えされる在日韓国・朝鮮人を標的としたヘイトスピーチ(差別扇動)やレイシズム(人種主義)を乗り越えるべく、のりこえねっとを共同で設立した辛淑玉氏が、関西でカウンター(対抗)行動を最早期から行ってきた泥憲和氏と、名誉を傷つけられたとして在特会やインターネットサイト保守速報などに対し損害賠償を求める訴えを起こしたフリーライターの李信恵氏とともに、現代日本のレイシズムやそれに対抗する行動のありのままを語った。
山本宗補写真展「戦後はまだ…~刻まれた加害と被害の記憶」 ―トーク 山田悦子氏・山本宗補氏 2014.8.23

兵庫県姫路市の姫路市民会館で、フォトジャーナリスト山本宗補(やまもと・むねすけ)氏が70人の戦争体験者を撮影した写真展「戦後はまだ…~刻まれた加害と被害の記憶」が開催され、最終日の8月23日(土)、日本答責会議の山田悦子氏のトーク・イベントと山本宗補氏本人のトーク・イベントが行われた。山本氏の写真集『戦後はまだ…』の写真展は現在、日本各地を巡回しながら開催されている。
【シリア邦人拘束事件3】安否危惧される日本人男性 クライアントは一刻も早く説明責任をはたすべき 岩上安身による緊急インタビュー 第449回 ゲスト 中田考氏 2014.8.18

特集 中東
内戦が続くシリア北部の都市アレッポで、イスラム武装集団「IS(=イスラム国)」に日本人男性が拘束されるという事件が発生した。You Tubeに公開された2分弱の動画では、この日本人男性に対して尋問する様子が映し出されている。
原爆被害は過去のことではない〜岩上安身によるインタビュー 第448回 ゲスト 東神戸診療所・郷地秀夫所長 後編 2014.8.16

原爆症は過去のことではない。東神戸診療所所長の郷地秀夫氏はそう考える。投下から何十年を経ても、原爆被害は未解明の部分が大きい。現時点の医学的通説で、すべてを語ることができないはずだ――。
郷地氏は、原爆症認定を求める訴訟の支援を通じ、この問いに向き合ってきた。被爆者の診断を35年続けてきた経験を持ち、「原告の陳述書を何度も読み、直接会ってお話を聴くうちに、この人たちは、どう考えても、原爆症であると確信した」と語る郷地氏の言葉は重い。
8月16日、郷地氏は東神戸診療所で岩上安身のインタビューに応じ、3.11後に被爆者が置かれた状況、戦争被害の補償に対する国の姿勢を中心に語り、原爆によって破壊されたものを取り戻すための戦いが、今も続くことを訴えた。
福島での鼻血 「被曝じゃない」と言い切れるのか〜岩上安身によるインタビュー 第447回 ゲスト 東神戸診療所・郷地秀夫所長 2014.7.25

福島での鼻血は、放射線被曝によるものなのか。漫画「美味しんぼ」でその描写がされたとき、「根拠がない」「風評被害の原因となる」との批判が巻き起こったことは記憶に新しい。
しかし、そう言い切ってはいけない、と東神戸診療所所長・郷地秀夫氏は声をあげる。「放射線の影響がまったく関係ないと否定できないかぎりは、可能性があることを前提する必要がある」。7月12日には、福島においても、放射線被曝による影響で鼻血が出る可能性があることを示唆する論文を発表。注目を集めた。
神戸三宮マルイ前アクション 2014.8.10

2014年8月10日(日)17時より、神戸市三宮の神戸マルイ前で月例の「神戸三宮マルイ前アクション」が行われた。
九州電力川内原発の設置変更許可申請書に対する原子力規制委員会のパブリック・コメント(パブコメ)締切りが金曜15日に迫っていることを受けて、歌などのパフォーマンスで道行く人にパブコメ提出を呼びかけた。
核戦争を防止する兵庫県医師の会 第33回総会記念講演 「アーサー・ビナードが語る ピカドンが教えてくれたこと」 2014.7.27

2014年7月27日(日)、兵庫県保険医協会にて、「核戦争を防止する兵庫県医師の会」主催の第33回総会記念講演、「アーサー・ビナードが語る ピカドンが教えてくれたこと」が行われた。
神戸三宮マルイ前アクション 2014.7.20

2014年7月20日(日)16時より、神戸市中央区三宮の神戸マルイ前で月例の「さよなら原発神戸アクション」による「神戸三宮マルイ前アクション」が行われた。原子力規制委員会が16日に九州電力川内原発に対する新規制基準適合性審査書案を了承したことを受け、原発再稼働についてシール投票を行った。
県立こども病院「患者・家族アンケート」結果と県への申し入れについての記者発表 2014.7.17

兵庫県が神戸市須磨区の兵庫県立こども病院を神戸市のポートアイランド2期地区へ移転させようとしていることに対して、これに抗議してきた「こども病院連絡会」が、移転に関し患者やその家族などに対して行ったアンケートの結果を公表し、2014年7月17日(木)16時より記者会見を行った。
近畿弁護士会連合会 人権擁護委員会夏期研修会 「今、改めて生活保護と扶養義務のあり方を考える」 2014.7.12

2014年7月12日(土)13時半より、神戸市中央区・神戸クリスタルタワーで近畿弁護士会連合会人権擁護委員会夏期研修会「今、改めて生活保護と扶養義務のあり方を考える」が行われた。
生活保護バッシング報道などを経て成立し7月より施行された改正生活保護法と扶養義務強化の問題について、社会保障法に詳しい筑波大学教授・本澤巳代子氏や支援活動を行ってきたパネリストらが議論した。
原発事故賠償ひょうご訴訟 裁判所前の様子&報告集会 2014.7.8

2014年7月8日(火)、神戸地方裁判所で、原発事故賠償ひょうご訴訟の第一次訴訟第3回口頭弁論と第二次訴訟第1回口頭弁論が行われた。第一次の原告は福島県から兵庫県に避難している18世帯54人、第二次の原告は福島県と宮城県からの11世帯29人。映像は兵庫1CHで配信された、原発事故賠償ひょうご訴訟原告団による報告集会の模様。
「東電は破綻させ、資源エネルギー庁は解散を」 ~大島堅一氏、上原公子氏、国民の主権意識の覚醒を強調 2014.6.28

2014年6月28日、神戸市中央区のあすてっぷKOBEで開催された「原発ゼロ社会への道 兵庫フォーラム」では、脱原発に向けて「市民の力」を喚起する講演が行われた。
スピーカーは、立命館大学教授の大島堅一氏と元国立市長で脱原発をめざす首長会議事務局長の上原公子氏の2人。大島氏は、脱原発の方策を探る民間シンクタンク「原子力市民委員会」で部会長を務めており、同委員会が4月に公表した、日本に「原発ゼロ社会」を実現させるための具体的提言集「脱原子力政策大綱」の内容をベースに、福島第一原発事故を巡る東京電力の責任追及を、国民がもっと厳しく行うことが大切、と力説した。
安倍総理が酔う「血の同盟」 論理矛盾と誤解に満ちた政府の集団的自衛権 ~柳澤協二・元内閣官房副長官補が緊急講演 2014.6.13

特集 集団的自衛権
「5月15日の安倍総理の会見から、何だか胡散臭いね、という空気が広まっていると感じる。そういう中で公明党が今、岐路に立たされているが、これで閣議決定したって、そうすんなりと事が進むはずはない」──。
2014年6月13日(金)、神戸市のあすてっぷKOBEで「集団的自衛行使問題緊急学習講演会『日本は戦争する国にはなりません』ってホント?」が行われた。防衛官僚として、また、内閣官房副長官補として安全保障の問題に長らく関わってきた柳澤協二氏(国際地政学研究所理事長)が、「安倍政権の安保政策~何を目指すのか、日本のためになるのか」と題して講演を行った。講演で柳澤氏は、安倍政権の進める集団的自衛権行使容認の問題点を詳細に論じた。
柳澤氏は、集団的自衛権の行使を巡る安倍総理の記者会見について、「突っ込みどころ満載」と評し、1972年の政府見解を盛り込んだ自衛権発動の新3要件の矛盾や、集団的自衛権にまつわる誤解や都合の良い想定を、次々に指摘していった。
連続シンポジウム 神戸市政を市民の目線から考える「阪神・淡路大震災20年と神戸市政」 2014.6.7

2014年6月7日(土)13時半より、神戸市産業振興センターで連続シンポジウム「神戸市政を市民の目線から考える」第1回「阪神・淡路大震災20年と神戸市政」が行われた。阪神・淡路大震災からの神戸市の19年を振り返り、この間の災害を契機とした開発主義的な復興政策の問題について北野正一氏(兵庫県立大学名誉教授)・広原盛明氏(京都府立大学元学長)らが報告した。シンポジウムは年内に計3回行われる予定。
オキュパイ関電 神戸支店前&三宮パレード 2014.6.6

2014年6月6日(金)18時より、神戸市の関西電力神戸支店前で101回目の「オキュパイ関電神戸支店前」(関電神戸支店前行動)が行われた。雨の中60名が参加した。
「渡辺氏は罪を犯した」――政治資金オンブズマン共同代表・上脇博之神戸学院大学教授が、渡辺喜美・前みんなの党代表を刑事告発! 岩上安身が告発趣旨を直撃インタビュー~岩上安身によるインタビュー 第426回 ゲスト 上脇博之氏 2014.5.31

化粧品大手DHCの吉田嘉明会長から計8億円を借入れた問題で4月7日にみんなの党代表を辞任した渡辺喜美衆議院議員に対し、この借入れが政治資金規正法違反にあたるとして、政治資金オンブズマン共同代表で神戸学院大学教授の上脇博之氏が、6月2日、東京地検特捜部に対して刑事告発を行った。
岩上安身は5月31日、神戸に飛び、告発状を提出する直前の上脇氏を直撃インタビュー。これまでの事実関係の経緯をふり返るとともに、今回の告発の趣旨について話を聞いた。
「エネルギー基本計画、狙いは東電救済」 ~「原発のコストと日本のエネルギー政策」大島堅一氏 講演 2014.5.31

「再生可能エネルギーこそ『純国産』であり、温室効果ガスも出ないのに、エネルギー基本計画は、そこに一切触れていない」──。
2014年5月31日、神戸市中央区の兵庫県保険医協会で行われた学習会「原発のコストと日本のエネルギー政策」で、原発のコスト研究で知られる大島堅一氏(立命館大学教授)が登壇。先頃、閣議決定された、原発再稼働を進める方針が明記された「エネルギー基本計画」の問題点をあぶり出した。
























