2023年に自民党の「安定的な皇位継承の確保に関する懇談会」会長に就任した麻生氏は、今年6月11日の麻生派会合で、「何としても、今国会において、皇室典範の改正を成し遂げたい」と表明した。
その後、麻生氏は、今年6月25日に、国民民主党の玉木雄一郎代表から皇室典範改正法案への賛同を得、6月30日には、日本維新の会の藤田文武共同代表を説得して、法案は閣議決定され、国会へ提出された。
さらに高市早苗総理が外遊中の7月1日、麻生派の森英介衆院議長は与野党7党の代表を集め、皇室典範改正案を「最優先で取り組んでほしい」と伝え、国会審議の最優先事項となった。
これについて、高森氏は、「高市総理は、皇室について関心が薄い。皇室の大切さを、あまりわかっていない。だから、彼女の中では、議員定数とか副首都法案と横並びだった」と苦言を呈した。
「皇室典範というのは、重みが全然違う。そういう面では、皇室典範を優先したのは、私は筋道が通っていたと思う」との考えを示した高森氏は、「ただ、中身は(女性・女系天皇とは)正反対の方に行ってしまった」と述べた。
7月10日に衆議院議院運営委員会で審議が始まった皇室典範改正案は、たった3時間の審議を経て、同日、同委員会で採決・可決されると、同日中に衆議院本会議を通過した。
7月15日に参議院「皇室典範等の一部を改正する法律案特別委員会」に付託された同法案は、7月15日から質疑が行われ、16日に同特別委員会で可決、翌17日の参院本会議で、野党第1党である立憲民主党などの反対にもかかわらず、成立した。
高森氏は、「(国民統合の象徴である皇室の)皇室典範の改正で、こんなに反対を出してしまったということは、政府・与党にとっては、大きな汚点です」と断じた。
動画公開まで今しばらくお待ちください。
■【2】エッセンス版


































